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ブログ管理会社も「何が秘密かは秘密」精神

「春と修羅☆」から一部転載。
ブログを書く者にとっては無縁ではない内容なので、参考になる。もっとも、私の場合は、ブログ閉鎖はべつに気にもならない。その気になればまた新しいブログをどこかで立ち上げるだけのことだ。もっとも、今使っているパソコンの老朽化もかなり進んでいるので、これが壊れたら自動的に引退である。これまで言うべきことは言ってきたから、「自分は言うべき時に言わなかった」と、後で良心に恥ずることはない。
下記記事の「◎日新聞」が朝日か中日か毎日かは知らないが、どうせ共同通信やらネット記事やらから拾ってきた内容で紙面をでっちあげている新聞が、著作権を云々するなど可笑しくて片腹痛いわ。そうした抗議に怯えて、結果的にネット弾圧に手を貸すブログ管理会社も哀れなものである。

「尚、削除基準に関する個別の回答は行っておりませんので、
返信いただきましても回答できかねます。」

だそうである。「何が秘密かは秘密」の特定秘密保護法式のやり方はすでに始まっているようだ。



(以下引用)



どのように通告が来るのか、勘違いしてましたので
訂正とみなさまにも気を付けていただきたいので記事にします。
今後も何かありましたらご報告はさせていただきます。

ブログの記事削除通告はアメプロの規約ですので仕方ありません。
できる限り許可はとってましたが・・・・

メッセージ閉じてましたので、気づきませんでしたが
マイページのお知らせに表示されたのはメッセージに来たものでした。

権利者からとありますがこの記事にリンクしたのはほとんど○日新聞です。
それと今度は記事自体消滅、下書きにもありませんでした。
以前は下書きとして記事は残ってました。

みんな楽しくhappyさんも○日から通告受け削除されました。
関連記事です。

あの方にブログ記事削除の要請が◎◎新聞から

○日新聞は記事にする場合気を付けてお使いください。

なおコメント欄は開けておきます。
でメッセージ欄閉じてますのでこちらに非公開と言う事でのご連絡もできますので
よろしくお願いいたします。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
以下通告の内容です。

Amebaカスタマーサービスです。

お客様のブログにて著作権侵害となる内容の掲載があり、
権利者より申し出があったため、削除を行いました。


■記事タイトル
関電、歴代首相7人に年2千万円献金 元副社長が証言
漏れてるのは汚染水だけではありません☆県警、反対住民の情報漏らす

また隠されたがれき撤去で大量飛散☆
下村ノート★官邸VS.東電、緊迫の3・15克明ノート
吉田調書☆チャイナシンドロームまで告げられてた陽の目を見た歴史的資料

その他権利を得ずに掲載している内容がある場合には、
早急に削除や修正対応をお願いいたします。
同様の違反行為が確認できた場合には、
記事・画像の削除やアカウントの削除を行う場合があります。

また、改善いただけない場合には、退会措置をとらせてい
ただく場合もございますのであらかじめご了承ください。
尚、削除基準に関する個別の回答は行っておりませんので、
返信いただきましても回答できかねます。

【利用規約】
http://helps.ameba.jp/rules/post_104.html

【ペナルティについて】
http://helps.ameba.jp/faq/penalty/

【著作権の考え方】

http://helps.ameba.jp/trouble/copyright.html


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「愛敵」という思想の困難さ

「シンジの”ほにゃらら”讃歌」から抜粋転載。
「HUNTER×HUNTER」という漫画(およびアニメ)における、メルエムというキメラアント(蟻と、人間その他の生物のキメラ)の総帥(王)の死について書かれた文章の一部であるが、その文脈は度外視して、この部分にはユダヤ教とキリスト教の最大の相違が明確に書かれているかと思う。トルストイも言っているが、「愛敵」という思想はキリスト教の深奥であり、それが可能になれば、地上のあらゆる争闘は絶滅することになる。
実際には、キリスト教徒を自称する連中も、この「愛敵」の思想を持つ者はほとんどいないのはご存知の通りだ。そして、ユダヤ教となれば、「ユダヤ教徒以外は皆敵であり、家畜同然だ」という思想が根幹にあることはよく知られている。それを疑う者は旧約聖書を読めばよい。べつに門外不出のタルムードなど探すにも及ばない。ユダヤ教が旧約聖書をその思想の根幹に置く限り、彼らは世界の敵とならざるを得ない。(ガザにおける虐殺は、相手がイスラム教徒でなく、キリスト教徒であったとしても成立可能なのである。そのことを世界は知らねばならない。)
さて、メルエムは人間の悪辣な策謀により死に至るのだが、最後に彼はすべてを許し、コムギという名の人間の少女の手に抱かれて死んでいく。その死の姿は実に神々しく、「シンジ」氏が、メルエムはイエスである、と述べたのも頷ける。(私はアニメでしか知らないのだが。)
はたして人類は、このメルエムのように敵を許し、敵の一族を愛することができるだろうか。


(以下引用)




スピノザはキリスト教において重要なことは二つしかないという。それは神への愛と隣人愛である。そして神への愛を証明するのは隣人愛しかないという(神学政治論)。では隣人愛とはなんだろうか。隣近所の人を、知人や友人、家族を愛せということだろうか。辻学「隣人愛のはじまり」はそういう考えを根底からひっくり返す。 ー イエスは隣人愛に批判的だったというのだ。

それを如実に示すのがルカによる福音書の有名な良きサマリア人の話だ。

ある日ユダヤ教の律法学者がイエスを試そうと論争を挑む。「永遠の命を受け継ぐにはどうすればよいでしょうか」。イエスは冷ややかに「律法には何とかかれていますか」と質問をかえす。律法学者は「神を愛し、隣人を愛すことです」と答える。もともと隣人愛の教えはユダヤ教から来ている。

あなたの隣人をあなた自身のように愛しなさいーレビ記19・18

イエスはいかにもめんどくさそうに「ああ、あなたの言ったことはあってるよ」と律法学者を追い払おうとするが、律法学者は食い下がり「では、私の隣人とは誰ですか?」と聞くとついにイエスはブチ切れるのだ!

道ばたに強盗に襲われ半死半生の人が倒れている。そこをユダヤ教の祭司が通りかかったが、無視して行ってしまった。もう一人ユダヤ人がそばを通りかかったが彼も無視して通り過ぎた。だが、通りすがりのサマリア人だけは倒れた人を介抱してやり、宿屋に泊めその代金まで支払った。この三人の中でいったい誰が倒れた人の隣人か?と問うイエス。律法学者はしぶしぶ「その人を助けた人です」と答える。

なぜイエスはサマリア人という具体的な民族をあげたのか。当時サマリア人はユダヤ人に蔑視され差別の対象となっていた人たちだからだ。

ユダヤ人と「隣人関係」にあるとは思えないサマリア人が、民族の垣根を越え、ユダヤ教の掟が命じる隣人愛を実践するという皮肉。「この三人の中で、誰が追いはぎに襲われた人の隣人になったと思うか」というイエスの反問の前で、「わたしの隣人とは誰ですか」という律法学者の問いが持つ無意味さが露呈する。どのような人間が「隣人」として愛する対象になるのかという律法学者の問いに対してイエスは「隣人」の範囲を限定するという前提そのものを拒むー辻学「隣人愛のはじまり」

ユダヤ教徒は隣人愛を説きながら現実にはサマリア人を、収税人を、娼婦を徹底的に差別していた。イエスにとってユダヤ教の隣人愛とは、愛の範囲を限定する許し難い考えでしかなかったのだ。そこでイエスは隣人愛を批判し、隣人愛の範囲性を打ち砕く究極の思想を説く。それが「汝の敵を愛せ」という思想ー「愛敵」である。

あなたがたも聞いているとおり、「隣人を愛し、敵を憎め」と命じられている。しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。ーマタイ5・43ー44

愛敵はまさに隣人愛の範囲性を木っ端微塵に打ち砕く。イエスにとって愛する対象を限定することは馬鹿げたことでしかない。自分の友人や家族を愛することは悪人でもできることではないか。愛の範囲性を無化する愛敵という破壊的な思想。しかし愛敵とは果たして可能なのだろうか。マーティン・ルーサー・キングは愛敵を「おそらくイエスの訓戒の中で「汝の敵を愛せよ」という命令に従うこと以上にむずかしいことはないであろう」という。

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ヤハヴェが命じれば善、「リン将軍」が命じれば悪

「逝きし世の面影」から、ほぼ記事全文を転載。
長文なので私の前説は省略するが、非常に面白い内容である。
正義の観念というものが「内」と「外」では異なるのはよく見られるが、宗教の場合はこれが極端な表れをするわけだ。最後に書かれている、「リン将軍」という実験は、この事実を実に明確に示した素晴らしい実験だと思う。こうした記録というものは、学校などで多くの子供に伝えるといい(そうすれば、偏りの無い心を持った子供が育つ)と思うのだが、そうすると逆に、「偏向教育」だ、という非難が起こるのだろうなあ。(サイモン・ヴィーゼル・センターがすぐさま嗅ぎ付けて。w)まあ、学校教育では「自ら考える力」を持つ子供を育てるような社会教育はまず無理だろう。


(以下引用)



『度重なるイスラエルのガザ侵攻の理不尽』

マレーシア機が撃墜された7月17日の夜にイスラエル軍がガザに侵攻してハマスとの間で本格的な地上戦に突入したが、これは5年半前の2008年12月末から2009年1月中頃まで続いていた大規模侵攻の再来である。
しかし今回のイスラエル軍の侵攻ですが、前回とは違い出口がまったく見えないのです。解決策が無いのですから前回以上に戦闘が長引くのは確実な情勢である。
(5年半前08~09年にガザに侵攻して1,166人を虐殺している。対してイスラエル側の死者は13人だった)
常に『100倍返し』を信条とするイスラエル軍ですが今回は5年半前の4倍の損害を出している。
田中龍作ジャーナルでは、
『特筆すべきは戦死したイスラエル兵士の年齢が若いことだ。IDF(イスラエル軍)や「エルサレムポスト」などによると、戦死した兵士の年齢は18~23歳が目立つ。経験が浅ければ死ぬ確率も高くなる。』
『イスラエル軍も消耗しているのではないだろうか。』と書いている。
周りを完全に封鎖されて7年間も経っている。屋根の無い監獄であるガザに閉じ込められたパレスチナ人ですが閉塞感や絶望感は想像を絶する。最早人間としての我慢の限界に達しているのでしょう。

『全ての不幸(殺戮と破壊)は旧約聖書に由来している』

2000年以上前に書かれた『旧約聖書』の記述をほとんど唯一の根拠として、欧米の白人系ユダヤ教徒(アシュケナジー)によって中東のパレスチナの地に人工的に建国された宗教国家が、『イスラエル』と言う名の紀元前の古代国家と同名であるが、勿論数千年前のアラブ人のセム族のユダヤ人国家とは何の関係も無い。
この『ユダヤ教』という宗教によって作られた『国家』(イスラエル)ほど、パスカルの『人間は宗教的信念をもってするときほど、喜び勇んで、徹底的に、悪を行うことはない。』という言葉の正しさを証明して見せているものはない。
現在ガザで行われている悲惨で愚かな蛮行の出発点、根本原因とは何か。?
それは、猛烈に不愉快な『一つの神』を持つ一部族の『カルト』だったユダヤ教と、そのカルトの教義を記した『旧約聖書』にその原因の本質があった。

『旧約聖書とは何か』

旧約聖書とはユダヤ教の教典で有るばかりでなく、欧米世界で最も影響力が有るキリスト教の教典でも有る。
キリストの事跡を書いた新約聖書はパージ数にして少なくパンフレット程度であり中身が薄い。分厚い書物であるいわゆるバイブル(聖書)の大部分はユダヤ教の経典の旧約聖書なのです。
2000年以上も骨肉の醜い争いをしているユダヤ教とキリスト教の違いとは、イエス・キリストの存在を認めるか認めないかだけ。これは信じる宗教の中身は同じだが池田大作の権力の有る無しで何十年も大喧嘩している創価学会と日蓮正宗(本山)との関係と同じである。
『旧約聖書』の、病的ともいえる悪行を為す残忍な鬼畜のような『神』(ヤハウェ)の存在抜きにして今のイスラエルの蛮行を説明するのは難しい。
『偽書』
人類の歴史には出処の怪しげな文章が突然に見つかり、発見者の立場を強力に支持するような重要な情報をもたらしてくれる。
しかし、入念に、時には勇敢に調べてみると、その文章は贋作で有る事が判明する。
でっちあげをする側の動機は非常に判り易く、旧約聖書の申命記がその典型と言えるだろう。
この文章は、エルサレムの神殿に隠されていたところを、紀元前7世紀にヨシア王によって発見された事になっている。
宗教改革闘争のさなかにあったヨシア王は、自分の考えを全て支持してくれる新しい聖書の部分(申命記)を奇跡的に発見したと言うわけだ。

(旧約聖書・申命記 7章1-4)
『お前たちの神がこれらの民をお前たちに与え、それをお前たちが征服するときは、彼らを徹底的に破壊するのだ。
彼らを相手にしてはならない。憐れみも掛けてはいけない。』 

旧約聖書の『ミカ書』は『正義を行い、慈しみを愛せ』と教えている。
『出エジプト記』には、『殺してはならない』と書いて有る。
『レビ記』には、『自分自身を愛するように隣人を愛せ』と書いて有るし、『福音書』には『汝の敵を愛せ』と教えている。
このように良き教えが沢山書かれていると人々に信じられている『聖書』の教えを奉じる者達が、どれほどまでに多くの血の海を作ってきたかも聖書には書かれているのである。
『ヨシュア記』や『民数記』の後半には、カナン(パレスチナ)全域で行われた大量殺戮の事が記されている。
町という町で、男ばかりか女子供、はては家畜までが皆殺しにされるという出来事が、さも嬉しそうにすばらしい事として書かれているのだから驚きだ。基本的に無茶苦茶なのである。
エリコの町は『聖戦』の為に跡形も無く破壊された。
『ヨシュア記』には、
『息の有る者はことごとく滅ぼし尽くした。イスラエルの神、主の命じられた通りであった』
この大量殺人の理由はただ一つ、殺した側(ユダヤ人)のこんな言い分だけた。
『遥か昔に、神は我等の先祖に約束された。息子に割礼をほどこし、一定の儀式を執り行うならば、この土地を我等に下さると』。

(士師記 21章10-24)
そうして彼らは1万2千の兵士をヤベッシュ・ギリアッドに送り、女子供も含め、そこの住民を皆殺しにしろと命令した。
『これがお前たちがやることだ』彼らは言った。『すべての男たちと処女でないすべての女たちを殺せ』。

(エゼキエル書9章5-7)
それから私は神が他の男たちに言うのを聞いた、『町まで彼について行け。そして額に印が無い者たちはすべて殺すのだ。情け容赦するな。皆殺しにするのだ・・年寄り、女子供もすべてだ。しかし、印ある者には触るな。この寺院からお前たちの仕事を始めよ。』
彼らはまず70人の指導者たちを殺した。『寺院を汚せ!』神が命令した。
『庭を死体で埋め尽くせ。さあ行け!』そうして彼らは町中に入って行き、言われた通りのことをした。

(民数記第31章18節)
『民数記』は、神がモーゼにどのようにミディアン人を攻撃するように仕向けたかを述べている。
彼の兵達は、あっという間に全ての男を虐殺し、ミディアン人の全ての町を焼き払ったが、女と子供は殺さなかった。
部下の兵達がこの様に慈悲深い自制をはたらかせた事をモーゼは激怒し、全ての男児と、処女でない全ての女を殺せと命じた。
『女のうち、未だ男と寝ず、男を知らない娘は、貴方達の為に生かしておくが良い。』

(ヨシュア記第6章21節)
モーゼの時代に始まった民族浄化は『ヨシュア記』において血まみれの成果をもたらす。
『ヨシュアはエリコを攻めた。崩れ落ちる城壁・・・エリコの戦いにおける古のヨシュアにかなうものなんて無い』
いにしえのヨシュアは、イスラエルの民が『男も女も、若者も老人も、また牛、羊、ロバに至るまで町に有るものはことごとく剣にかけて滅ぼし尽くすまで、休む事が無かった』。

聖書の物語における『神』と言う人格は、約束の地(パレスチナ)の占領に伴う大虐殺や民族殲滅について、何らかの疑念や罪の意識を感じていた形跡は全く無い。

『申命記』第20章における神の命令は、情けの欠片も無くあけすけである。
彼(神)は自分自身にとって必要な地に住んでいる人間と遠くはなれたところに住んでいる人間とを明確に区別した。
後者は平和的に降伏するように勧告しなければならない。
もし拒絶すれば、男は殺し、女は繁殖の為につれさられた。

この比較的人道的な扱いと対照的に、あまりにも不運な事に、すでに約束された生存圏(レーベンスラウム)に定住してしまっている民族に対しては、一体どんなことが用意されていたのか読んでみると、
『あなたの神、主の嗣業として与えられれる諸国の民に属する町々で息の有る者は、一人も生かしておいてはならない。ヘト人、アモリ人、カナン人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人は、あなたの神、主が命じられたように必ず滅ぼし尽くさねばならない。』

『旧約聖書は人間の尊厳に対する侮辱』

宗教があっても無くても、善いことをする善人はいるし、悪い事をする悪人もいるだろう。
しかし、善人が悪事を為すには『宗教』が必要である。
人間は、宗教的な確信を持って行っているとき以上に、完璧かつ快活に悪を為す事は無い。
旧約聖書で自らは『神』を名乗っている人格(ヤハウェイ )はユダヤ人にとっては『神』かもしれないが、ユダヤ人以外の別の民族にとっては神ではなく極悪な『魔物』か凶暴、残忍な『鬼畜』と解釈されても致し方ない性格を持ている。
もしオウム真理教が理想国家を建設し、半世紀にわたって超大国アメリカ合衆国の対外軍事援助総額の半分以上を独占して成長すれば、今日のパレスチナの悲劇は誰にでも当然予想された範囲内の事柄であろう。

『現代イスラエルの道徳観(宗教観)』

信者(内集団)だけに都合のいい神様で、人殺しを合理化する宗教は、歴史が有るか無いか、信者が多いか少ない等の違いがあっても、間違いなく(オウム真理教と同じような)破壊的カルト宗教でしょう。
旧約聖書の略奪や集団強姦や虐殺や民族絶滅を合理化するトンデモナイ鬼畜のような残虐な神は、大昔の架空の話で現在のイスラエルやイスラエル人とは全く関係ない』との意見も有るでしょうが、それでは今のイスラエル人の宗教教育(道徳教育)とはどのようなもので有るだろうか。?

『神は妄想である』宗教との決別 リチャード・ドーキンス(著)によると、
イスラエルの心理学者、ジョージ・タマリンの驚嘆すべき研究として下記の記述がある。
タマリンは、イスラエルの8歳から14歳までの生徒1000人以上に、『ヨシュア記』のエリコの戦いについての、下記の記述を紹介した。

ヨシュアは民に命じた。
『鬨(とき)の声を上げよ。主は貴方達にこの町を与えられた。町とその中に有るものは、ことごとく滅ぼし尽くして主に捧げよ。』
・・・『金、銀、鉄器、はすべて主に捧げる聖なるものであるから、主の宝物倉に納めよ。』
・・・『彼等は、男も女も、若者も老人も、また牛、羊、ロバに至るまで町に有るものはことごとく剣にかけて滅ぼし尽くした』
・・・『彼らはその後、町とその中のすべてのものを焼き払い、金、銀、銅器。鉄器だけを主の宝物倉に納めた』

タマリンは、その後子供達に単純な道徳的な質問を行った。
『あなたは、ヨシュアとイスラエルの人々は正しい振る舞いをしたと思いますか?』
その答えは驚くべきものでA(全面的な是認)が66%の絶対多数。
B(部分的な是認)8%の少なさで、C(全面的な不同意)26%との二極分化した回答が帰ってきた。
次に示すのは全面是認(A)グループの典型的な三つの回答であるが、ヨシュアによる大虐殺を正当化するために挙げた理由は、何れも皆宗教的なものであった。

(1)
『私の意見では、イスラエルの人々は正しく振る舞いました。
理由はこうです。神は彼らにこの土地を約束し、征服する許可を与えました。もし彼等がこういうやり方で振舞わず、誰も殺さなかったとしたら、イスラエルの人々は異教徒に同化してしまう危険があったでしょう。』
(2)
『私の意見では、これをしたときヨシュアは正しかったと思います。
なぜかというと、イスラエルの民が同化して、そこにいた人々の悪い生き方を覚えることが出来ないようにするために、神が彼らを根絶やしにするようヨシュアに命じたからです。』
(3)
『この土地に住んでいた人々は異なった宗教を持っていて、ヨシュアが彼らを殺したとき、この宗教を地上から抹殺したのだから、ヨシュアは正しい事をしました。』

では全面的不同意(C)グループはマトモな判断をしていたのだろうか。?
次にその中から典型的な意見を紹介しよう。
いくつかの場合には、屈折した宗教的な理由から同意しなかったのである。

(1)
ヨシュアがエリコを征服するためには彼は町に入らなければなりません。
『私は間違っていると思います。だって、アラブ人は不浄で、もし誰かが不浄な土地に入れば自分も不浄になって、アラブ人にたたりを一緒に引き受けることになるからです。』
(2)
ヨシュアが動物や財産を含めてすべてを破壊してしまい、イスラエル人のためにその戦利品として残さなかった。
『私はヨシュアは正しく振舞わなかったと思います。動物は殺さないでとっておけば、後で自分たちの役に立てられたはずです。』
(3)
『私は、ヨシュアは正しく振舞わなかったと思います。彼にはエリコの財産を残すことが出来たはずだからです。もし彼が財産を破壊しなければ、イスラエル人のものになっていたでしょう。』

タマリンは面白い対照群として『ヨシュア記』を、内容を変えず名称だけ変えた同時代の中国に置き換えた『リン将軍の征服の物語』として、別のイスラエルの子供達に答えてもらった。
すると結果は正反対となり(A)全面是認はわずか7%で、75%の絶対多数が(C)の全面的な不同意と答えている。
大虐殺を非難する子供たちと、大虐殺を容認する子供達の間の、決定的な違いを作っていたものはユダヤ教と言う名の一神教『カルト宗教』であった。
『汝の敵を愛せよ』と言う、これ等宗教的な、内集団で通用する『道徳意識』は、外集団に対する『敵意』と表裏一体のものだったのです。


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バンガ婆、じゃない、「ババ・バンガ」の予言

「予言・予知に関する研究」というブログから転載。
私が持っている別ブログに既に載せたものだが、面白い記事だから、ここにも紹介しておく。SF小説などが好きな人には特に面白く感じられるだろう。
有名な「ヒトラーの予言」は、あるいはこのババ・バンガから与えられたものかもしれない。
2010年に第三次世界大戦が始まる、という予言などはすでに期限切れで不成立だが、「人類の可能的未来」を考察する、いいヒントがこの中にはたくさん含まれている。特に2028年の「新エネルギーが発見され、飢餓が克服される」というのは、大いにありそうなことである。いや、今でもすでに新エネルギーは発見されており、食糧生産も人類全体を養うのに十分な能力があるのだが、エネルギーや食糧を支配するユダ金によって、それが封じ込められているのではないか。ということは、ユダ金が世界権力を失えば、こうした秘められた力が人類全体に解放されることになるわけだ。まあ、2018年とかいう年号にはこだわる必要は無いと思う。おおまかな人類史の流れとして見れば、このババ・バンガの予言は一見荒唐無稽なものもたくさん含むと同時に、実に無理の無い、ありそうな、いや、あるべき未来をも示していると思う。(ただし、予言の中で「タイムトラベル」だけは永遠に不可能だ、と私は考えている。もっとも、精神内部でのほぼ完全なタイムトラベルならば、可能になるかもしれない。)


ババ・バンガの予言

2011.10.29



盲目の予言者と呼ばれるババ・バンガはブルガリアで生まれ、12歳のとき竜巻で視力を失った。16歳のときより予言を行い、その予言を求めてヒトラーを含む多くの政治家が訪れたという。予言のビジョンは別の次元の生物から与えられるとのことだ。1996年に亡くなった。


彼女の予言の中でも特に有名なものは911のことを表していると思われる次の一節である。
「恐怖!恐怖!アメリカの兄弟は鉄でできた鳥に攻撃され崩壊する。ブッシュ(やぶ) の中から狼が吠えている。多くの無実の血が流される。」
アメリカの兄弟がツインタワー、ブッシュはブッシュ大統領を意味していると言われている。この予言は1989年のものである。


以下に彼女の具体的な予言を記載しておく。(下記のサイトの予言をそのまま翻訳した。またすでに過去となったものもあるがそのまま掲載しておく。)

http://www.theastralworld.com/prophecies/babavanga.php


バンガの未来の予言


2008年:4人の元首が暗殺を計画され、インドネシアで紛争が発生する。これが第3次世界大戦の原因の1つとなる。(これは「インドネシア」ではなく「インド」が間違って訳されたのではないかいう人たちも多いようです。)


2010年:第三次世界大戦は2010年11月に始まります。それは、核兵器と化学戦争に進行します。バンガは戦争が2014年10月まで続くと述べています。


2011年:戦争の結果として、放射能により北半球のほぼすべての生活が破壊されます。残りのヨーロッパ人は化学兵器を使用するイスラム教徒からの脅威に直面することになります。


2014年:戦時中の化学物質と核兵器の別の結果、世界中で皮膚癌や皮膚病が蔓延するでしょう。


2016年:ヨーロッパは、ほぼ無人となります。


2018年:中国は新しい超大国なります。搾取者が搾取されます。


2023年:地球の軌道が変わります。


2025年:ヨーロッパは依然過疎の常態です。


2028年:新エネルギー源が発見されます。飢餓が克服されます。金星に向けて有人の宇宙飛行が出発します。


2033年:極地の氷冠が溶け、世界の水のレベルが上昇します。


2043年:経済は良好です。イスラム教徒がヨーロッパを動かすこととなります。


2046年:すべての身体器官が簡単で一般的な方法で再現可能となります。


2066年:アメリカが、気象兵器をイスラム教徒に使います。


2076年:共産主義が処理を引き継ぎます。


2084年:自然が生まれ変わりました。(??)


2088年:新しい病気は人を数秒で老いさせます。


2097年:ファーストエイジング病が治療されます。


2100年:人工太陽が地球の暗がりを点灯します。


2111年:人々はロボットになります。それはおそらくアンドロイドのようなものです。


2123年:小さな国間の戦争が起こります。大きな国はそれに手を出しません。


2125年:宇宙からの信号はハンガリーで受信されます。


2130年:エイリアンの助けを借りて、水中で生活する文明が生まれます。


2164年:動物が半分人となります。


2167年:新宗教。


2170年:大きな干ばつ。


2183年:火星のコロニーが核保有国になると地球からの独立を要求します。


2187年:2つの大きな火山噴火の停止が成功します。


2195年:海のコロニーがエネルギーと食糧を持つことになります。


2196年:アジア人とヨーロッパ人は完全にミックスされま​​す。


2201年:太陽の熱プロセスが遅くなると気温がぐっと下がります。


2221年:地球外生命の探索で、人間は恐ろしい何かに遭遇することになります。


2256年:宇宙船は地球に新たな病気をもたらすでしょう。


2262年:惑星の軌道が徐々に変化します。火星は、彗星に脅かされるでしょう。


2271年:物理学の法則が変更されます。


2273年:白人、黒人と黄色人種が1つの新しい人種を形成します。


2279年:電源が無から得られることになります。(おそらく真空またはブラックホール。)


2288年:タイムトラベルが可能になります。エイリアンの遭遇があります。


2291年:太陽が一段と涼しくなり、再びそれが熱くなるよう試されます。


2296年:太陽で強力な爆発があり。重力が変化します。古い宇宙ステーションや人工衛星が落ちてきます。


2299年:フランスでは、イスラムに対する抵抗運動が大きくなります。


2302年:宇宙の重要な法則と秘密が明らかにされています。


2304年:月の秘密も明らかにされます。


2341年:恐ろしい何かが宇宙から地球に近づいていきます。


2354年:人工太陽の事故で干ばつになります。


2371年:世界の飢餓。


2378年:急成長している新しい人種。


2480年:2つの人工太陽が衝突し地球を暗闇にします。


3005年:火星との戦争により地球の軌道が変更されます。


3010年:彗星が月に衝突します。地球は岩石や灰のリングで囲まれます。


3797年:地球上のあらゆるものが死んでしまいます。しかしこのときの人間の文明は、新しい星系に移動出来るほど進んでいます。


3803年:少しずつ新しい恒星系に移住が始まります。人々はお互いが合うことが少なくなります。新しい惑星の気候は、人々の生物影響を与え変異することになります。


3805年:食料を求め戦争が起きます。半分以上の人が絶滅します。


3815年:戦争が終わります。


3854年:文明の発展は事実上停止します。人々は獣のように生きることになります。


3871年:新しい預言者が宗教、道徳的価値を人々に伝えます。


3874年:新しい預言者が人口のすべてのセグメントからの支援を受けています。新しい教会を組織します。


3878年:教会と一緒に再訓練されます。新しい人々は科学を忘れます。


4302年:新都市は世界で成長している。新教会は、新しい技術と科学の発展を奨励しています。


4302年:科学の発展により、科学者は生物のすべての疾患に影響するものを発見します。


4304年:どんな病気も克服できる方法を見つけます。


4308年:突然変異により、人はついに自分の脳の34%以上を使用し、完全に悪と憎しみの概念が亡くなります。


4509年:人は最終的に神と通信できるレベルに達します。


4599年:人々は不死を達成します。


4674年:文明の発展はピークに達しています。別の惑星に住む人々の数は約3400億人となります。エイリアンとの同化が始まります。


5076年:境界宇宙。誰もが知らないもの。


5078年:人口の約40%が反対するのですが、宇宙の境界を去る決意をします。


5079年:世界の終わり。



予言の内容としては荒唐無稽とも言え想像が難しいものも含まれる。また、それぞれの予言は科学的なものも含まれており、本当にこの内容の予言を1911年生まれのバンガが行ったのかどうかについては疑問が残る。


しかしながら、奇しくも2011年の放射能汚染を予言していることは単なる偶然なのだろうか?
時々思うことなのだが、未来はそれぞれが少しずつ違う世界にいくつにも枝分かれしており、予言者はそのうちのひとつのビジョンを見ているのかもしれない。故に完全な予言というものは不可能なのであるが、微妙にずれた世界が実現されることとなるのかもしれない。






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政府が国民の敵であるような国々

「ギャラリー酔いどれ」から転載。
ウクライナ東部が内戦状態になり、政府が国民に銃を向けるというひどい有様なのだが、いったい政府とは国民にとって何なのか。まあ、政府が国民にとって敵であるというのは日本も同じではある。で、どちらも違法な手続きによって成立した「非合法政権」であるという点も同じだ。日本の場合は衆参の「不正選挙」の事実がまだ多くの人に認知されていないだけである。
まあ、ウクライナの場合は西側ジャーナリズムの情報操作がこれまでのように行かず、嘘が次々とばれているようで、慶賀の至りである。
余談になるが、私の敬愛する民間言論人の一人である「あっしら」氏は、「阿修羅」内の投稿で、プーチンは西側とグルである、という説を以前から語っているが、この見方は私には信じがたい。プーチンがロシアからユダ金を追放し、ユダ金に憎まれているのは厳然たる事実であるし、プーチンが絶えず西側(つまりユダ金支配下の政府集団)から攻撃を受けているのも厳然たる事実である。それを「芝居」と見るのは、あまりにひねくれすぎた見方だろう。まあ、私も、世間の多くが同一の意見になっている時は、わざとそれと反対の見方を提示する習性があるが、「あっしら」氏はネット上での「プーチン人気」に対して、わざと逆の見方を提示し、後で「先見の明」を誇りたい、というだけのことではないか。と言うとこれもひねくれた見方になるだろうか。しかし、今のプーチン人気は情報操作で作られたものではなく、プーチンのこれまでの政治的行動が公明正大(もちろん、ロシアの利益になるという範囲内だが)だったことが世界的に評価された結果であるということは認めるべきだろう。
「陰謀実在論者」こそが世界の真実を見抜いている、というのは確かだが、政治のすべてが陰謀で動いているわけではなく、表舞台の言動と陰謀が半々、と見るべきだ、と私は思っている。つまり、ロシア対西側の対立自体が表舞台の出来事である以上は、これは芝居ではなく、事実でしかない、ということだ。その背後で裏取引や交渉がいろいろあるのも当然であり、それを十把一からげにして「グルだ」と言うのは無理だろう。


(以下引用)


断末魔のユダ米、最後の悪足掻きなのだが、まことに悪辣です、

◆http://rockway.blog.shinobi.jp/
ROCKWAY EXPRESS
ウクライナはマレーシア機墜落の重要な証拠を隠している

http://file.rockway.blog.shinobi.jp/231da7e0.jpeg

なぜ戦闘地帯上空に入って行ったのか?

7月25日

7月22日号「ロシア:ブラックボックスで全ては明らかになる」で、以下のように指摘した。

「キエフの航空交通管制官の一人にスペイン人がいて、
彼は今回の事件にはウクライナ軍が関与している、という意見を述べたという。
彼は事件の直後に解雇されているが、彼がいうにはレーダーの記録は全て没収されたという。
軍の管制官らは軍が関与していることを認めていて、
誰が撃墜命令を下したのかがささやかれているという」



墜落したマレーシア機とウクライナの航空管制官(軍の管制官も含む)らが交信した記録
があるはずだが、それは一切公開されておらず、
上記のスペイン人のツィッター上での発言では、キエフ当局がすべて没収したままとなっているようだ。
つまり、キエフ当局は最も重要な情報を隠している、ということだ。

ウクライナ政府は昨日、首相の辞任に伴って内閣は瓦解した。理由はなんであれ、
この最重要な時期に首相が辞任とは呆れる話だ。

早々に彼らはこのマレーシア機撃墜問題で、雲行きが怪しくなりだしたので、
逃げ始めたと見られる。

例えば、先に親ロシア派の司令官が墜落直後に部下と交わしたという会話記録は、
実は墜落の1日前の16日に作成されていることがそのログからわかっている。
つまりウクライナ当局のでっちあげなのだ

(http://vladimirsuchan.blogspot.co.uk/2014/07/another-false-flag-lh-17-likely-downed.html?spref=fb)

ロシアの歴史家のボリス・ユーリンは
ウクライナの戦闘機によって撃墜されたかもしれない、と指摘している。
とにかく墜落当日のウクライナ軍の空の上と地上での動きは尋常ではなく、
その説明が納得のいくものとして出されていないことからも、
ほぼ間違いなく撃墜は彼らウクライナ軍の仕業と見ていいだろう。

そしてそれを「親ロシア派」の仕業と喧伝することで、親ロシア派とその背後にいるロシア、
そしてプーチン大統領に責任を負わせようとする陰謀であろう



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ウクライナはマレーシア機墜落の重要な証拠を隠している
http://english.pravda.ru/news/world/24-07-2014/128138-ukraine_boeing_crash-0/#.U9GNVXkcRjo
【7月24日 Pravda.Ru】


マレーシア機はウクライナの戦闘機によって撃墜されたかもしれない
https://www.youtube.com/watch?v=9XALWNDPKsg
【7月22日 ボリス・ユーリン】

https://www.youtube.com/watch?v=9XALWNDPKsg&feature=player_detailpage
Malaysian Boeing could be downed by Ukrainian fighter jets

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女性たちはよく耐えているね

「はてな匿名ダイアリー」から転載。
記事の所在はカマヤンのツィッターで知った。


(以下引用)


子持ちは仕事邪魔です


社会「働け寄生虫


女 「じゃあ働く」


企業「子持ちは仕事邪魔です」


女 「じゃあ子供作りません」


男 「子供を産まない女なんか社会ゴミ


女 「じゃあ子供作る」


社会「でも夫や会社や国に迷惑かけないように一人で全部やれよ」


女 「仕事家事育児も全部なんてやってられっかふざけんな」


政府「お願い納税奴隷がいなくなっちゃうから子供作って」


女 「じゃあ作るか」


企業「子持ちは仕事邪魔です」


女 「なるほど」




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ネットでの我々は裸である

日経ビジネスオンラインから転載。
まあ、会社のパソコンを私用に使ってはいけない、ということだが、そうなるとこれまで仕事をしているふりをしてパソコンで遊んでいた人々は困ることだろう。(笑)
個人のパソコンでも容易に外部から見られていることは、たとえば私が(自分のだけでなく知人なども含めてだが)何かの病気についてネットで調べると、それ以降は必ず、私が見るサイトにその病気の治療法(もちろん有料)や関連病院に関わるコマーシャル(アフィリエイトと言うのか?)が貼り付くし、どこかに旅行しようとしてホテルの空室状況を調べると、その後は、調べたホテルのコマーシャルが私が見るサイトに必ず貼り付いていることから分かる。ネット上での行動にはプライバシーなど無い、と考えるべきだろう。




(以下引用)



ベネッセ事件で注目、知られざる社員監視の実態

会社パソコンは丸裸、削除データも復元可能

>>バックナンバー


2014年7月23日(水)


1/4ページ


印刷ページ


 「不正が疑われる部長のメールの履歴を調べていたら、なんと不倫関係にある女性社員が同じ部署内にいることが判明しましてね。彼女が部長の不正行為のお手伝いをしてたんですよ」――。飲み屋で噂話をしているようだが、実は取材時の話。「フォレンジック」という技術を使った社内不正調査について、セキュリティー会社の幹部へインタビューした際のひとコマだ。


 フォレンジックは、正式にはデジタルフォレンジックやコンピューターフォレンジックと呼ばれる技術。主に、パソコンやサーバーなどに入っている電子データを収集・解析し、犯罪捜査や訴訟における原因究明や証拠集めなどの調査に使われる。

消去したはずのデータやメールも見えてしまう

 フォレンジックでは、電子機器のハードディスク内の保存データを解析するだけでなく、消去済みのデータやメールの復元、外部記憶装置へのコピーやプリントアウトなどの履歴まで、可能な範囲で復元して調べられる。


 このためフォレンジックは、防衛省や警察、国税庁や公正取引委員会など、様々な捜査機関で使われている。企業における社内調査の需要も増えており、セキュリティー対策会社などが企業向けに、フォレンジックサービスを提供している。


 筆者が取材したセキュリティー会社では、累計数百件のフォレンジック調査を手がけた実績がある。その6割近くが情報漏洩関連の調査。そのほか、不正会計やカルテルの調査、社内怪文書の作成者特定、盗撮者の追跡などの用途でフォレンジックサービスの依頼があるという。


 そのような依頼の中から一つの匿名エピソードとして語ってくれたのが、冒頭の話につながる調査案件だ。とある商社の男性部長が、取引先とグルになり、請求書の金額を不正に操作。一部をキックバックとして懐へ入れていた。この案件は、現場の社員からの密告により経営層がこの部長への疑いを強め、証拠を掴むためのフォレンジック調査の依頼をしてきたのだという。


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趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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