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ネットよりも、今は大手マスコミを利用すべき

「東京新聞web版」から転載。
特に賛同者の数を集めなくても、この特別委員会の採決が適正な手続きを経ていないのは明白だから、野党各党が会期末までにこの件を追及すればいいのではないか。その一方で、マスコミにこの件を大々的に報道させるべきである。あまりネットにこだわるより、そのほうが効果的だろう。もちろん、ネット署名が無意味だというのではない。東大教授のネームバリューがあれば、マスコミを協力させることも不可能ではないだろう、ということだ。現に、東京新聞はこの件を報道している。朝日や毎日あたりはどうか知らないが、そこをも協力させれば、国民的関心を盛り上げることも可能なはずだ。


(以下引用)


安保法案 どさくさ採決は認めない 東大名誉教授ら賛同呼び掛け




安保関連法案を可決した参院特別委の議決がなかったことの確認などを求め、インターネットを使って署名活動をする醍醐聡東大名誉教授=千葉県佐倉市で


写真

 与野党議員がもみ合いになる中で安全保障関連法案を可決した十七日の参院特別委員会の議決は「参院規則の表決の要件を満たしていない」などとして、東京大の醍醐聡(だいごさとし)名誉教授(会計学)らは、議決がなかったことの確認と審議続行を参院議長や特別委員長に申し入れようと、市民に賛同を呼び掛けている。二十日午前十時半ごろ集め始めたインターネットの署名への賛同は二十二日午前一時までに六千百筆を超え、政府与党への批判が急速に広がっている。 (西田義洋)



 十七日の参院特別委では、民主党が提出した鴻池祥肇(こうのいけよしただ)委員長の不信任動議が与党などの反対多数で否決された直後、鴻池氏が委員長席に着席。野党の議員が採決を阻止しようと、一斉に委員長席を取り囲み、与党議員と押しくらまんじゅう状態になった。



 安保法案の質疑打ち切り動議が与党などの賛成多数で可決され、野党議員の「やめろ」「無効だ」の叫び声が上がる中、安保法案は与党などの賛成多数で可決されたという取り扱いになっている。



 しかし参院規則では、議長が採決する時は議題を宣告した上で、賛成議員の起立で多数か少数かを認定し、結果を宣告すると規定されている。翌十八日には弁護士有志二百二十五人が「法的にみて議決とは認められない」と、議決がなかったことの確認と審議再開を参院議長らに要請した。



 醍醐氏も「参院のインターネット中継やテレビ中継で見る限り、委員長の議事進行の声を委員が聞き取れる状況になかったことは一目瞭然。委員長も動議提出の声を聞き取り各委員の起立を確認できる状況になかった」と指摘。「未定稿の速記録でも『議場騒然、聴取不能』と記されるのみで、議事進行を促す委員長の発言も質疑打ち切り動議の提案も記されていない」と批判している。



 醍醐氏が十八日、参院事務局に「鴻池氏は自席で起立した委員を確認できない状況で、どうして賛成多数を認定できたのか」などと問い合わせたところ、事務局の担当者は「委員長は見えたんだと思いますよ」などと回答したという。



 醍醐氏は「このようなあまりに理不尽な状況が既成事実としてまかり通るのを見過ごすことはできない」としている。署名活動の賛同者からも、「議事録に記録されていない議事は、存在しない」などの意見が寄せられているという。



 申し入れは今国会会期末の二十七日までに提出する。会期末まで時間が切迫していることから、賛同の署名はインターネットのみで受け付ける。締め切りは二十五日午前十時。署名のURLは、http://netsy.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-6f5b.html


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御用ジャーナリスト

「Localand」というブログから転載。
2011年1月の記事で、田原総一郎の講演はその前年の10月だというから、「3.11」の前である。つまり、田原は当時、原発ムラのスポークスマンをせっせとやっていた、ということである。まあ、そんなのは多くの人が知っているのかもしれないし、もともと田原など大嫌いで、信頼に値しないジャーナリストだと思っている、私のような人間も多いとは思うが、田原は確か「東京原発」という反原発映画(と思われる)のプロデュースか監修か何かをもしていた記憶があるので、原発に関してだけは反原発かと私は思い込んでいた。(今確認すると、田原はこの映画の製作にはまったく関わっていないようだ。どうして私がそんな思い込みをしていたのか分からないが、この映画の宣伝の一部に、彼のこの映画への好意的な評が載っていた、というだけかもしれない。原発擁護の講演をする一方で、反原発映画(?)の宣伝にも一役買う。マスコミ人とはもともとそういうものだろう。)
まあ、いずれにしても、ずっとテレビに出ているジャーナリストはすべて御用ジャーナリストであり、けっして信じてはいけない、ということである。
なお、この田原が山本太郎に向かって、「あんた、(フクシマ問題について)勉強しろ!」と偉そうなことを言ったという「阿**」記事を追記しておく。読むと腹が立つかと思うので、読まないほうが精神衛生にはいいかもしれない。



(以下引用)

2011年1月24日

田原総一郎の講演料

去年の話になりますが、10月19日に弘前市で行われた「原子燃料サイクル意見交換会」に関して、安藤晴美県議が情報開示請求し、その結果、わかったことです。
企画は、資源エネルギー庁と青森県の共催で、(株)RABサービスに委託されて行われており、委託料は129万6750円。その内訳は、ジャーナリストの田原総一郎氏の講演料が110万円。交通費8万円。司会料3万円。管理手数料(食費含む)2万5千円。
安藤晴美県議は、この会に参加したそうで、安藤晴美のブログに、感想を掲載しています。















以下安藤晴美さんのブログより掲載

***************************

 原子燃料サイクル意見交換会が弘前で開催され出席してきました。

 経済産業省資源エネルギー庁と青森県の共催です。

 最初に原子燃料サイクルについての説明がなされ、その後、ジャーナリストの田原総一朗氏が講演を行いました(写真)。

 てっきり今日の表題「原子燃料サイクル」について、ご本人の考え方を述べるのかと思いきや、前半の30分は、原発の必要性と日本の原発の技術がいかに優れているか、また中東やベトナムに輸出できず、韓国に先を越されたのは、日本の商売が下手で、仲間づくりが下手だから・・・・などと。

 その後の30分は、もっぱら最近開かれた国会での予算委員会の話や中国との尖閣諸島をめぐる問題、反日デモにまつわる中国人の反政府感情などの話で、核燃料サイクルの問題を講義してもらうために、税金をたんまりかけて呼んだはずの講師なのにがっかりしました。

 「再処理施設のガラス固化技術が行き詰まっている問題をどう思うか」の質問に「困っているのは原燃であり、あなた、何かそれで困ることあるの」と問題をはぐらかす有様でした。

 最後に、発言した方が安全性の問題を指摘したところ、「あなたのような方が頑張らないと・・」とかいいながら、誠実に答えようともせず、そそくさと部屋を出ていきました。

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写真を見ると「ジャーナリスト 田原総一郎」とあるけど、こんなのジャーナリストでも何でもないでしょ。最低!!
山本太郎に田原総一朗「あんた勉強しろ」(日刊スポーツ)
http://www.asyura2.com/11/genpatu17/msg/654.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2011 年 10 月 21 日 06:36:34: tZW9Ar4r/Y2EU

脱原発を訴える俳優山本太郎(36)が20日、ニコニコ生放送の番組「田原総一朗 談論爆発!」に出演し、政治評論家の田原総一朗氏(77)と原発問題について大激論した。山本は放射能汚染にさらされている福島在住の人たちが、住民票を福島に残した上でコミュニティーが一時避難する「サテライト疎開」の必要性を主張したが、田原氏から「あなたのようなよそ者が、引っ越せなんて言うのは無責任」と厳しく反論されたり、「あんた、勉強しろ!!」と叱責(しっせき)されたりもした。


 山本はそれでも、臆することなく持論を展開した。11月14日に福島市内で行われる東日本女子駅伝開催の中止も訴えており、田原氏にも思いを語った。放射線数値の測定要員と測定値を分析できる研究者を求めており、田原氏に「マラソンを中止に追い込むのは大変ですか?」と尋ねると「放射線量は発表できるの? 僕がBS朝日でやってる番組で放送するよ」と約束された。


 出演後、山本は「(放射能汚染の)危険が高まってきていることに焦りを感じる。この国が“長生きラッキー”という部類に入ると考えると気が重くなるけど、生きていることに感謝して生きていきたい」と話した。


 [2011年10月20日21時56分]


http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20111020-852642.html  



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輸入牛肉の発ガンリスク

「ギャラリー酔いどれ」から転載。
メモとして保存。


(以下引用)



◆http://news.infoseek.co.jp/article/businessjournal_160451/
Business Journal / 2015年9月20日
危険な合成ホルモン剤残留牛肉、日本は大量輸入で野放し 
 発がんリスク、世界中で禁止



今、世界的に合成ホルモン剤が残留している牛肉に対する輸入禁止措置が広がっている

EC(欧州共同体)は1989年からホルモン剤の残留している牛肉の輸入を禁止し、
米国政府といわゆる「ホルモン戦争」を継続している。

ロシアは昨年、合成ホルモン剤が残留しているオーストラリア産牛肉の輸入を禁止した。

また、中国政府は香港経由の合成ホルモン剤残留米国産牛肉の輸入を禁止し、
それによって米国産牛肉の国際価格低下を招いていると報道されている。

牛肉を宗教上の理由で輸入禁止しているインドを加えると、
合成ホルモン剤残留牛肉が国内に流通していない国の人口合計は32億7942万人に上り、
世界人口の45%にも及んでいる

 
こうした状況のなかで、先進国で最大の残留ホルモン剤汚染牛肉の輸入国が、
日本になっている


昨年の日豪FTA合意で合成ホルモン剤汚染オーストラリア産牛肉の輸入量も増加している。

さらに、TPP交渉では、牛肉関税の一層の引き下げも報道され、
日本国民は否応なしに、合成ホルモン剤汚染牛肉の消費を押し付けられているのである


輸入牛肉の残留ホルモン剤問題は深刻である。

2009年10月24日に開催された第47回日本癌治療学会学術集会で北海道大学の半田康医師は、
「牛肉中のエストロゲン濃度とホルモン依存性癌発生増加の関連」を発表した。

この研究目的は以下の通りである。

「わが国において乳癌、前立腺癌を含むホルモン依存性癌は急速に増加しているが、
これに並行するように牛肉消費量も増加している

国内消費量の25%を占める米国産牛肉では、肉牛の飼育時に
成長促進目的にエストラジオールを含むホルモン剤の投与が行われる


米国の牛肉消費量は先進諸国で最多で増加傾向にあるが、
癌発生数は乳癌、前立腺癌が極めて高い。

このため、牛肉に含まれるエストロゲン濃度を検討した」

半田氏は「わが国とアメリカの牛肉消費傾向から、エストロゲン高濃度の牛肉摂取と
ホルモン依存性癌発生増加の関連性が考えられる」と結論付けている。


食品安全委員会のリスク評価作業が頓挫

では、日本の食品安全委員会は、合成ホルモン剤の安全性とリスク評価を
どのように検討しているのであろうか。

実は、食品安全委員会は07年1月に厚生労働省から合成ホルモン剤(酢酸メレンゲステロール)
のリスク評価依頼を受け、それから3年11カ月経った10年12月になって、
やっと食品安全委員会動物用医薬品専門調査会(第129回会合)でリスク評価作業を開始した。

ところが、11年2月の同調査会(第130回会合)で引き続いて2回目のリスク評価作業を行っていたが、
結論を出さないまま終了し、それから4年7カ月が経過した現在に至るまで作業を再開することなく、
頓挫したままの状態になっているのである。

一体何が起こったのであろうか。

それを読み解く鍵が、同調査会(第130回会合)議事録に記載されていた。

それを見てみよう。

議論は終盤になっていた。そこで、座長が次のように提案した。

「国際評価機関としてはADI(一日許容摂取量)を設定していますが、
EUは依然としてADIを設定しないというところに現在いるということです。
それを踏まえた上で食品安全委員会としてはメレンゲステロールに対して
ADI設定をするかどうか、そこをご議論いただかなければいけないということです」

この座長の提案を受けて、出席専門委員から次のような発言が出た。

「EUがADIを設定できないということの根拠の中に、ホルモンの恒常性を調節する
複雑なゲノム及び非ゲノム機構への新しい知見など、あるいはこのRED MEATを食べたヒトと、
前立腺がんあるいは乳がんとの関連を示す疫学データや文献が出ていると書いてあるのですが、
現段階で私達がこれを評価する上で、
こういう情報を得て評価しないといけないのではないかと思うのです」
 
要するに、EUが合成ホルモン剤残留牛肉の輸入を認めない根拠情報を入手して評価すべき
という提案であった。

座長も「EUで問題になっているようなDNAのメチル化など、
非ゲノムの情報は一切本調査会では調査していないので、その辺を見てから、
議論をしたほうがよろしいのではないですか」を提案に応じたのである。

結局、同調査会は、次回にEUが合成ホルモン剤の使用も残留も認めない科学的根拠の情報を入手し、
評価することを決めて、
その後4年7カ月も合成ホルモン剤の審議をしないまま頓挫しているのである。


求められる合理的な説明

食品安全委員会は、資料が揃わないことを再開できない理由として説明しているが、
まったく説得力がない。

同委員会の議事録はオープンであり、最大の関心を寄せている米国政府も
在日米国大使館も当然チェックしている。

BSE問題では、オーストラリア大使館員も食品安全委員会を傍聴していたぐらいであるから、
米国大使館が監視していたとしてもおかしくはない。

いうまでもなく、食品安全委員会で合成ホルモン剤の危険性が認められれば、
米国からの牛肉輸入は全面禁止になり、米国の畜産業界に大打撃となる


米国政府は、食品安全問題でも日米2国間協議を行っており、
TPPでも食品安全問題が議論になっている。

それだけに、食品安全委員会が
EUの合成ホルモン剤禁止の科学的根拠情報入手と評価作業を行うことを決めたことを、
米国政府が、憂慮したことは想像に難くない。

食品安全委員会は、米国政府からの要請はないと説明しているが、
水面下での話し合いはなかったのか。

そうでなければ、なぜ4年7カ月も審議が再開されないのか、
合理的な説明が求められているといえよう。

(文=小倉正行/ライター)



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嫌いなものは思い切りけなしたい

言うまでもなく、「進撃の巨人」の話だ。
私なんか、アニメの第一回を見ただけで分かったけどね。だって、町の名前が「シガンシナ(シナの此岸)」だから、明白に日本ではないか。って、かなり前に書いたな。
しかし、主人公の男の子の名前がエレンというのは、なぜなのだろう。これは普通女の子の名前だろう。まあ、西洋人も、男女兼用の名前はある。(たとえば、「若草物語」の主人公である次女の名はジョーである。)しかし、男の名でエレンというのは初めて聞いた。その一方で、「ミカサ」はどう見ても日本の名だろう。しかも、「戦艦三笠」(戦艦か巡洋艦か、私には違いは分からない。)って、艦コレかよ。エレンとかミカサとか、異次元世界的というよりは、混乱したネーミングにしか見えない。原作の漫画は絵も下手で、(逆に、そこに妙な迫力がある、と褒める人もいる。)どうも読むに耐えなかった。それがこれほどヒットするのだから、一般大衆の好みというのは不可解だ。もっとも、電通的マーケティングの勝利なのかもしれない。
というより、私に見る目が無いだけかもしれない、と一応は一歩引いておく。
好きなものについて語れば、同好の人が嬉しがってくれるが、嫌いなものについて語ると、それが好きな人は私を嫌いになるはずだから。こういう話題は現実生活では、知人相手にはしない。誰も読まなくなっても構わない、というつもりで書いているブログだから、好き勝手に書けるのである。
しかし、好きなものについて語るより、嫌いなものについて語るほうが熱が入るというのは、私の性格が歪んでいるからだろうか。
なお、私は「ワンピース」も、絵が大嫌いである。あの主人公の顔はドクロにしか見えない。気味の悪い顔である。顔の下半分が口www上半分はギョロ目(大半が白目で、瞳孔は小さな黒点)。
なお、自分の好きなものをけなされると気分が悪い、というのは、「それを好きな自分の趣味や批評眼、知能」をけなされた気になるからで、つまり、自分自身がけなされたと感じて、自己愛が傷つくからである。
私自身、自分が好きなものをけなされると気分が悪いし、そういう相手とはつきあいたくない。ところが、嫌いなものを思う存分けなしたい、という欲求も強いから、困ったものである。
世間には他人の悪口を絶対に言わない、という人がいるが、私にはそういう人間が腹黒く思える。まあ、これは偏見だが、正直だからこそ、思ったままに他人の悪口を言うのであり、他人の悪口を言わない人間というのは、極度に「政治的な」人間だけではないか、と思う。ここで「政治的人間」というのは、公的場面であれ私的場面であれ「自分の思惑通りに他人を動かすことを企図する人間」のことである。女房が自分の思い通りに旦那を操縦するのも「家庭内政治」である。これは、そういう「政治的体質」が生まれつきある人(たとえば漫画・アニメ「working!!」の主人公の妹の小学生小鳥遊なずな)もいれば、環境に揉まれて政治的になる人もたくさんいる。逆に言えば、正直な人間とは幼稚というか、幼児的な人間なのである。これは実年齢とはほとんど無関係だ。
ところで、今の安倍政権は「言葉が完全に無意味化した答弁」を繰り返して安保法案を成立させたのだが、この点について、何か有効な対抗策が無いかどうか、知恵のある人々に、ぜひ考えてもらいたい、と思う。まあ、無理に政治の話題で締めくくるのではないが、「正直さ」の連想で、「嘘」という言葉が思い浮かび、さらに「安倍政権の戦争法案答弁」に連想が至ったのだ。


(以下引用)


73: 名無しさん 2015/09/20(日) 14:11:55.674 ID:JynewI6t0.net

オチが猿の惑星と同じっていうの見たんだがどういう意味?


75: 名無しさん 2015/09/20(日) 14:15:14.851 ID:1s8I7m5q0.net

>>73
別にオチでもなんでもない
そもそも日本での出来事だって示唆されてたから
単純に超大型巨人倒して、おれたちはこれで自由だ!みたいな感じになって壁の上から壁の向こう側見たら東京湾と東京湾タワーが見えましたってだけ


77: 名無しさん 2015/09/20(日) 14:23:58.273 ID:a/ErLwS/0.net

えっ?日本での出来事?まじかよwww

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これって人権無視の労働契約ではないか?

このことを小田嶋師が言うまで異常にも感じなかった私自身の感受性の鈍さに改めて驚いている。つまり、私自身、「ビジネス脳」になっている部分がある、ということで、日本の司法が人権よりもビジネス優先の立場に立っていることを問題視するとともに、我々一般人の頭脳が正常かどうか、つまり「ビジネス思考」に洗脳されていないかどうか、考えるべきかもしれない。
さすがに小田嶋隆師である。
もちろん、企業宣伝に使うタレントのスキャンダルは企業イメージを悪化させるから、スキャンダルが無いように、と企業がタレントに要求するのは当然だろうが、異性との交際がスキャンダルかどうかは企業側が勝手に決めたことであり、それを司法が支持していいのか、という話である。女性タレントに純潔を求めるというのは、芸者に純潔を求めるようなものだ。(昔の政治家が芸者を奥さんにすることが多かったのは、芸者は当時の芸能タレントだったからである。つまり、多くの庶民男性の憧れの的だったわけだ。芸者置屋が今の芸能プロ。枕営業も当然、昔からの伝統。)


(以下引用)


小田嶋隆 @tako_ashi 9月19日

「異性との交際禁止」を含む労働契約が違法じゃなかったことに驚いている。→ 交際発覚アイドルに賠償命令 「発覚でイメージ悪化」:朝日新聞デジタル




(追記)今、「ネットゲリラ」を見たら、管理人の野次馬さんがとっくにこの件を書いていた。さすがである。


法律に違反した契約は無効

| コメント(29)

アイドルがセックスしたら事務所から賠償金65万円の支払い判決、というんだが、地裁なので、高裁に行けばひっくり返るよねw つうか、請求額509万円なので、訴えた方が赤字ですw 地裁は、こういう判決をよく出す。判断を放棄して、訴えた方も弁護士代で赤字、訴えられた方も赤字、儲かるのは弁護士と裁判官だけという、法曹業界人が食うための裁判になってるw こういう民事裁判では、ゼロ判決はめったに出ない。賠償金を1/10まで値切ったんだから、実質的にアイドル側の勝ち、というのがプロの見方なんだが、世間ではそういう考え方は通用しないw 法律屋はズレてますw

「交際禁止」違反、元アイドルに賠償命じる判決
異性との交際を禁止した規約に違反したとして、東京都内の芸能事務所などが、所属するアイドルグループの元メンバーの少女(17)と親に計約509万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁(児島章朋裁判官)は18日、少女のみに約65万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
判決によると、少女は事務所側と契約した際、「男友達と2人で遊ぶこと、写真を撮ることは一切禁止」などとする規約を伝えられていた。しかし、デビュー数か月後に男性との交際が発覚し、事務所はグループを解散させた。

本来、「恋愛禁止」という契約そのものが憲法上、認められるか否か、という判断をしなきゃいけないんだが、地裁の底辺裁判官がそんなムズカシイ仕事をしたら、上から睨まれるw 文句あるんだったら、上告してね、でオシマイ。高裁で覆っても、何のお咎めもないw 裁判官は責任取りませんw








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行動か、批判か

「世に倦む日々」ツィッターから転載。
「世に倦む日々」氏はデモに否定的だが、選挙が不正選挙であるとすれば、独裁ファッショ政治をひっくり返すのにデモ以外にどんな方法がありうるか。テロしかないだろう。同じカタカナ2字でもデモとテロでは大違いだ。イスイス団でも日本に招待して、独裁政権と戦ってもらうのか。
狂句を一つ。

デモ暮らし、デモクラシー守れずデモ暗し


まあ、自分の足で、自分の貴重な時間を使ってデモに行っただけでも、その人たちは立派である。
こういう勝海舟の名言がある。「行蔵は我にあり。褒貶は他人のこと」
こういう歌もある。デモが珍しくもなかった時代の歌だ。

デモはデモでもあの娘のデモは、でも、でも、でもと言うばかり。
有難~や、有難や~♪
有難~や、有難や~♪


あまり「でも、でも、でも」と否定的な言辞を言ってばかりでは先には進めない。もっとも、方向が違ったところにまっしぐらに進むという突進型の人間が世間に多いのは確かである。大企業トップとか官僚とかね。


(以下引用)


「デモが日常のものになった」とか、「デモクラシーのレベルが上がった」とか、「日本の民主主義の未来は明るい」とか、ハイテンションの自画自賛を喚いている方が倒錯した感情論の爆発と逃避だな。宗教社会学で言うオルギー(狂躁)の酩酊状態。政治的敗北という現実への理性的認識の欠如。
今、一般の市民は政治に関心は高いよ。昔より政治が日常を覆っている。若い人間も、とても政治への関心が高い。ただ、その中身が、きわめて右翼的な認識と思考だというのが特徴で、正確な知識を持っていないことが特徴だ。若い人間は政治への関心が低いというステロタイプな見方は正しくない。
「今まで政治に無関心だった者が声を上げて路上に出た」などという話は、SEALDsとべったりの左系マスコミが語っているフィクションだ。3年前の反原発運動も同じフレーズだった。もう忘れたのか。デモ参加者は反原発のときの方が多いんだよ。http://t.co/pNd27Suqfr
デモが日常のものになったとか、デモクラシーのレベルが上がったとか、日本の民主主義の未来は明るいとか、奇妙な楽観言説を吐いて、現実から目を逸らしているのは、SEALDsとべったりくっついて一蓮托生の運動してきた左系マスコミと左翼政党と学者・論者たちですよね。そんなんで本当にいいの?
デモが日常のものになったとか、だからデモクラシーのレベルが上がったとか、よく言うよなと思う。外から客観的に見れば、単に日本で反政府デモが増えたというだけの意味だ。これまで政府の政策に国民の不満が相対的に低かった日本で、不満が高まって直接抗議行動が頻繁になったというだけの話だ。
朝日も、毎日も、東京も、この歴史的な安保法案の政治戦で決定的な敗北を喫したはずなのに、何か勝利したような論調で記事を書いている。「デモが盛り上がって日本の民主主義の未来は明るい」みたいな。勘違いも甚だしいのではないか。民主主義が根こそぎ崩壊して消失した現実が目の前にあるのに。
恐ろしい戦争法案が通ってしまったのに、阻止することができなかったのに、その痛恨の政治的敗北から目を逸らして、「デモが日常のものになった」とか「日本の民主主義の未来は明るい」とか、そういう肯定的な評価で運動の結果を意義づけるのは、スリカエというかゴマカシじゃないだろうか。自己欺瞞。
「デモ参加者の垣根を低くした」という言説は、3年前の反原連が宣伝文句として開発して、巧くマスコミに売り出した手法で、今回、同じ手法をSEALDsがそのまま応用した。言っておくが、政治のデモというのは、垣根が高かろうが低かろうが、個人は意を決して参加するんだよ。垣根なんて関係ない。

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俺たちに恋は無い

今朝の半覚醒時のもうろうとした頭で思いついたのが、「恋愛恐怖症(女性恐怖症)の超絶イケメンの小説家(20代の男性)の話」で、その男が書く小説の題名だけ考えたのだが、それをメモしておく。以後、この題名は私に著作権があるので(笑)、無断使用を禁ずる。

「恋って何? 美味いのそれ」
「恋と言われて行けるか!」
「恋は河豚より怖い」
「俺たちに恋は無い」

その主人公は女性恐怖症だのに、なぜか女性を引き寄せるフェロモンがあり(これは昔、吾妻ひでおの漫画にあったな。)、押し寄せる女性群を掻き分け掻き分け、逃げまくる、という話で(これはピーター・オトゥール主演映画の「何かいいことないか仔猫ちゃん」に少し似ている。)、もちろん最後は素晴らしい女性に出会って恋をして、ハッピーエンドか、もしくは逆に今度は彼がふられて終わる、というコメディである。
もちろん、この主人公はホモでも何でもない。軽いコミュ症だが、男性の友人は何人かおり、親友もいる。ただ、女性恐怖症、もしくは、あまり根拠の無い女性嫌悪症なのである。独裁者的な母親と、暴君的な姉数人の下で育った末っ子とでもするか。
今の時代の男の子は女性恐怖症や女性嫌悪症が多いようだから、案外、時代相に合った話になるのではないか。前に書いた、「何かいいことないか仔猫ちゃん」(主題歌はトム・ジョーンズの「What's new pussycat」)のような感じの映画が日本でも作れたらいいなあ、と思うので、その場合はこのアイデアは無断使用しても可。というより、先に書いた著作権云々は冗談で、私は著作権というもの自体に反対の立場だ。

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