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リストラのあるべき姿

「ロシアの声」から転載。
一部公務員とは、上級公務員、「高給与」公務員のことかと思われる。
リストラとはすべからくこうあるべきである。(この「すべからく」とは、「ぜひとも~必要がある」の意味。まあ、ここでは「すべて」の意味でも通じるが、「すべて」の意味で使うのは、本来は誤用だと知らない人がたくさんいる。誤用もそれがあまりに多いと正用になるから、そのうち、「すべからく=すべて」が正用になるかもしれない。なお、漢文では「須らく」と書くから、これが「必須」の意味であって「全て」の意味でないことがすぐに分かる。)
なお、「リストラ」も本来は「再構築」の意味であって、首切りなどの意味ではないのはもちろんだ。

私が言葉にうるさいのは(もちろん、無意識の言葉間違いは私もたくさんしているだろうが)、荀子の思想に心から賛同するからだ。

「けれども今は、もう聖王(夢人注:堯舜のこと)の時代ではない。ことばは疎かにされ、でたらめなことばがつくりだされて、『ことば』と、『ことばが本来指してした実体』が遊離してしまった。これでは正邪の判断の下しようがない。法を護るべき役人や書物を読むべき学者でさえ、正しいことばを乱している」(荀子「正名」篇)
(今聖王没、名守慢、奇辞起、名実乱、是非之形不明、則雖守法之吏誦数之儒亦皆乱也)

これはまさしく、現代の日本の姿ではないか。荀子が言うように、正名(言葉や名称を正すこと)こそが政治の出発点である。


(以下引用)


6.03.2015, 14:09

プーチン大統領、国家公務員の給料を減らす、まずは自分から

プーチン大統領、国家公務員の給料を減らす、まずは自分から

ロシアのプーチン大統領は3月1日から12月31日まで大統領および一部国家公務員の歳費を1割削減することに関する命令に調印した。



首相、検事総長、捜査委員会長官、大統領府職員、会計局員の俸給が削減される。


命令は調印の日に発効する。危機が深まったら給料削減はさらに続く可能性もあるという。


インターファクス
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/news/2015_03_06/283223496/


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伝承は、すべて新しい目で見直せ

「ギャラリー酔いどれ」から抜粋転載。近藤誠医師の著作の引用らしい。
なるほど、言われてみれば、お産の時仰臥するのは不自然な姿勢である。下記記事で触れている「お産椅子」のようなものに座って、下から胎児を受ける方が、楽に分娩できるのではないか。医学に限らず、このルイ14世の事例のように、恣意的な理由で始まった事柄が、権威化され、その後も伝統として盲目的に続いていくことはたくさんありそうな気がする。
まあ、私はビッグバン説も進化論も信じない、という人間だが。(笑)特にビッグバン説など、ユダヤ教の神による天地創造という話と大同小異だと思っている。たぶん、ユダヤ人物理学者が言い出したのだろう。誰にも証明のしようが無いことが学問的な定説となっている馬鹿げた状況だとしか私には思えない。何とかの赤方偏移がどうこう、とか、「預言者、二人会えば、笑う」式の誤魔化しだろう。同様に新しい迷信である地球温暖化論がインチキであることはまもなく世界的に受け入れられるだろう。すべて、「専門家」による商売にすぎない。
私のような、学問には懐疑的な人間が易は信じるのか、と言われそうだが、信じているのではなく、「天にいる何者かのアドバイスかもしれない」と考えているだけだ。「天にいる誰かが俺を好いている」はポール・ニューマンの或るボクシング映画の原題の直訳である。(日本題は忘れた。)別に、その誰かは天にいなくてもいい。自分自身の中の無意識的直観でもいいのである。それを引き出すきっかけが易の言葉なのである。ある種のブレインストーミング(古い言葉だな)とも言える。
学問(や専門家)は真実めかして人を騙すからタチが悪いし、その被害も甚大だ。
例によってとっ散らかった文章になったが、まあ、そのまま載せることにする。ここは、その程度の駄弁ブログである。


(以下引用)


☆お産の聖域が男に取り上げられてしまった

女性の忍耐強さは、副作用があっても耐える人が多いことから、
医者からは扱いやすいと思われています。その一つがお産の現場であり、
そこでは女性の人権を無視した医療がまかり通っています。

その象徴が分娩台です。
病院で行なうお産は分娩台に仰向けになって行なうのが一般的とされていますが、
本来、お産は仰向けになって行なうものではないのです。

お産は太古の昔から、立って行なうか座ってするものでした。
なぜならその形のほうが重力をかけやすく、あまり力まなくてもすむからです

時々ニュースで、妊娠していた女子高生が
トイレで産んでしまったという話を聞きますが、
座って前かがみのほうが自然に降りてきやすいのです。
ウンチだって、のけぞってする人はいないでしょう。

それが仰向けになってしまうと、産道が上(のぼ)り坂になり、
重力に逆らって子宮の収縮力と腹圧だけで産まなければならない。
そのためにあんなにイキんでも、なかなか生まれないのです。
ではなぜ、いつから、仰向けで産むようになったのか? 

事の発端はヨーロッパです。
それは女性たちの聖域であったお産の現場に、
男が介入してくるようになったことが始まりだったのです。
有史以前から、お産は女性同士の相互の援助によって行なわれてきましたが、
16世紀にイギリスで男性の助産師が登場しました。
彼らは本来、散髪屋であったことから”床屋外科医”と呼ばれ、
彼らが考案した「鉗子」
(かんし・胎児の頭をはさんで引き出す金属製のトングのようなもの)を用い、
難産の外科的処置を行ないました。

17世紀にはフランス国王ルイ14世が、愛妾のお産に男性の助産師を招集し、
王の命令で、妊婦を台の上に仰向けにして出産させたことから、
仰向けの分娩が始まりました。
そこにはルイ14世の性的嗜好があったと言われています。

以後、ヨーロッパの上流階級では王様にならい、
男性の助産師を呼ぶのがトレンドとなり、
それまで伝統的に行なわれていた分娩椅子は姿を消し、
分娩台に仰向けになるのが主流になっていきました。

19世紀に産科学会が設立されると、男たちは医師としてお産に介入を始めました。
   
このようにして女性たちは病院で男性の産科医によって管理されるようになり、
(妊婦には不都合な姿勢であるにもかかわらず)、
医療処置がしやすい分娩台の上で仰向けになってお産するようになったのです。
(『それでも医者にお産をまかせますか?』ロバート・メンデルソン著 草思社)

こうして日本で行なわれていた伝統的な産婆術も、
敗戦後のGHQの指導のもと西洋式に大きく転換が行なわれ、
自宅出産から医療施設での出産へと移行することになりました

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安倍総理よ、現実世界をちゃんと見なさい

ソニーが発表した、ヴァーチャルリアリティを見るためのゴーグルである。新年号のエコノミスト表紙で安倍総理らしき人物(オバマと習近平の後ろ)がかけているのが、まさにこれ。つまり、「安倍総理に見えているのは仮想現実だけ」、という皮肉だ、というのは前に書いたことだ。だが、エコノミスト社はソニーの発表前に、このゴーグルのことを知っていた、というのも何だかモヤモヤする。すべてのことは、あらかじめ仕組まれている、という感じである。





頭に「モーフィアス」をつけ、コントローラーを使ってゲームを体験する人=米サンフランシスコ





















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投機行為と生活行為

「日経ビジネスオンライン」から転載。
記事の最初の部分だけだが、ここまで読めば十分、という気もする。むしろ、ここに書かれた部分をネタに、あれこれ考える方が、面白い。私にとってのネット記事というのは、「自分の頭を他人の思想の運動場にする」(ショーペンハウエルが「読書の害悪」について述べた言葉)ことではなく、自分が思考を楽しむためのネタ拾いの場である。
さて、

「なぜわが社は『何億円もの失敗よりタクシー代にうるさい』のか」

に似た疑問を持ったことのある人は多いだろう。
この疑問への答えとして最初に思いつくのは、
「何億円もの失敗の責任者は、通常、社内の有力者か、そのお気に入りであり、権力者やその周辺人物の失敗の責任が問われることはまずない」
というものだろう。
これは、安倍内閣の枢要の地位にいる人物や周辺の人物があきれるほどの失敗や失言を繰り返しても、実質的な責任を取ったことはまったく無いことからも容易に理解できることだ。
だが、こんなのは「俗な話」で、あまり面白くはない。
もう一つの解答(回答、と書くべきか)、これが私が先ほど思いついて、そのためにこの記事を書く気になった「思想」だが、それは

「ビジネスには常に投機的部分があり、誰でも計画が予定通りに行くとは思っていない。(ビジネスが常に計画通りに行くなら、ビジネスでの失敗は周到な準備と熟考さえすれば原理的に存在しないことになる。)『何億円ものビジネス計画』は、『投機』であるから、失敗の可能性は最初から折り込み済みで、ただ、そういう失敗の可能性を口に出すのは縁起が悪いから、言霊信仰の日本では、よほどダメな計画でない限り、会議などではあまり言わないだけだ。そしてそのビジネスが失敗しても、最初から失敗は想定内だから、特に大きく咎めることはしないのである。一方、『タクシー代』は毎日の『生活』である。これには『失敗』はありえない。あるのは『不正行為』だけである。だから、会社は厳しく咎めるのである」

というもの。
長くなったが、要は「投機か生活か」という違いである。金額が何億円だろうが、その失敗はただの失敗で、「不正行為」ではない。野球選手が好機に三振をしても、それは「不正行為」とは言えないようなものだ。もちろん、ファンからは「クソバッター」と野次られるだろうが、それだけのことだ。しかし、その野球選手がヤクザから金を貰ってわざと三振したとしたら(それがわざとかどうかの判定は事実上不可能だが)、それは不正行為となる。タクシー代の誤魔化しはそういうものだ。金額の大小の問題ではない。
だが、会社に何億円もの損害を与えた幹部がその後も同様に重用され、会社に損失を与え続けるとなると、話は別である。そして、そういう企業がだいたい斜陽企業となっているはずである。

議題の1案件の審議に要する時間は、その案件にかかわる金額に反比例する

というのは、要するに、あるところまで来たら、後はバクチだ、というのを誰でも潜在的に知っているからである。
「先の分からないこと」を決めねばならないなら、何年悩もうが、5分で決めようが同じことである。
私の好きな言葉の一つに「大きな決断は軽くやれ」というのがあるが、それは「自分の無意識を信じろ」ということだ。自分の無意識が警告をするならば、たとえどんなに客観的状況が良く見えても、その決断はたぶん誤りである。将来を完璧に見通せるならば、それは人間ではない。

多くの人間は、ビジネスというものが投機(ギャンブル)であるとは思っていない。だが、新起業の会社の9割ほどが2年以内(あるいは1年以内)に消滅するという事実は、ビジネスが投機であることを明確に示しているのである。しかしまた、ロバート・キヨサキが言うように、サラリーマンでいる限り、「貧乏父さん」でいるしかないことも、事実である。「金持ち父さん」になるには、企業するか、投資家になるか、しかないだろう。どちらもギャンブルであることは言うまでもない。



(以下引用)


なぜわが社は「何億円もの失敗よりタクシー代にうるさい」のか?

今でも役立つ60年前の書『パーキンソンの法則』

>>バックナンバー


2015年3月4日(水)


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今回取り上げるのは――
Parkinson, C.N. 1957. Parkinson's Law and Other Studies in Administration. Houghton Mifflin Company, Boston: MA. (日本語訳版:『パーキンソンの法則』1981年)


 「パーキンソンの法則」という言葉は、どこかでお聞きになった方も多いかもしれません。本書は10章からなり、今回はその中から3つに絞ってご紹介します。手に入れた日本語版もやや古いので、訳や解釈をより今の状況に合わせるために原本を取り寄せている間に時間がかかってしまい、いつもより掲載が遅れたことをお詫びします(したがってこのコラムでの日本語訳は、日本語版の日本語訳と若干異なっている場合がありますのでご了承ください)。


 この本が出たのが1957年ですから、なんと58年前、約2世代前になります。「そんな古い本、役に立つの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、「法則」は何年たっても「法則」です。1000年たったら「重力」が変わるわけではないですし、たとえば「九九」がいつ発明(?)されたのか知りませんが、現在も、そして将来も、すべての計算の基本になることは間違いないでしょう。


 アメリカでも、慶應ビジネススクールでも、MBAの授業ではよく企業の事例などを短くまとめた(といっても、長いものは40ページを超えたりしますが)「ケース」を使って討議を行います。その時に必ず出るのが「このケースは古いのでは」「もっと新しいケースを使ってほしい」といった質問・要望です。経営書でもよく「最先端の経営手法」なんていう帯がついていたりしますが、「新しい=よい」というのは、多くの場合幻想です。もう少し正確に言えば、「新しい知識=枝葉」の場合がほとんどで、本当に経営に役立つのは「世代を超えて生きてきた法則=幹(あるいは根)」なのです。もちろん、技術の世界では最先端が重要なのですが、こと人間(及びその人間の集まりである組織)にかかわる限り、幹をきちんと理解できるかどうかが優勝劣敗を決めるのだと思います。成功企業の経営者が「当たり前のことを当たり前にやっているのすぎない」とほぼ異口同音におっしゃるのを聞いても、それは明らかではないでしょうか。


 ちなみに、経営の勉強の場合「知識が多い=よい」いわゆる、「more=better」という前提も間違っていることが結構多いのではと思いますが、この点はまた別の機会に。

巨額の資金取引の意思決定(High Finance)

 そもそも私がこの本を買ったきっかけは第3章のHigh Financeのところにあった「凡俗の法則(the Law of Triviality)」を別のところで読んだからです。


 「the Law of Triviality」を直訳すれば「些末の法則」ということですが、これを「凡俗の法則」と訳した日本語版はなかなか味があると思います。この法則は、ずばり次のように言い表すことができます。

議題の1案件の審議に要する時間は、その案件にかかわる金額に反比例する

 つまり、何億、何十億の投資案件よりも、何万円の話のほうが会議で長く議論になるというのですが、本当でしょうか?(ただし、「関心喪失点(the point of vanishing interest)」というものがあり、気軽に寄付できる額、賭けで失ってもいいと思っている額が下限のようだと指摘されています)。


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日露戦争の勝者は誰か

「ギャラリー酔いどれ」所載の「るいネット」記事から抜粋転載。
いい記事である。
この部分の前には明治維新とロスチャイルドの関係が書かれていた。

明治政府を作らせた後に今度は、外国と戦わせます。

明治維新そのものが西洋(ロスチャイルド)による日本侵略であり、これはまったく同じ形でシリアなどで現在も行われているわけだ。つまり、ISIS=薩長軍(笑)。
だが、明治維新のことは最近はあちこちのブログでその背景が暴かれているから、ここではあまり言われていない日露戦争とロスチャイルドの関係(現在は、ロスチャイルドは背後に隠れて裏から操作しているようなので、私は簡単に「ユダ金」と言っている。名前が分かれても、水源は同じロスチャイルドだろう。ロックフェラーもロスチャイルドのアメリカ代理人だと私は思っている。ビル・ゲイツなど、みな同じだろう。日本で言えば、孫正義なども同じだと思っている。資本はロスチャイルドが出し、企業経営は子分にやらせる、ということだ。世界の名の知れた大金持ちは、みなロスチャイルドの子分だろう。なにしろ、ロスチャイルドは20世紀初頭にはすでに世界の富の半分以上を握っていたと言われているのだから。)を解説した部分を抜粋した。
知っている人は知っているが、知らない人はまったく知らない(当たり前だww)学校では教えない経済面の、裏の世界史、そして日本史だ。
個人塾でなら、こういう世界史や日本史を教えてもいいのではないか。受験にはまったく役立たないどころか、頭を混乱させ、受験の邪魔だが、どうせ今後は大学全入時代で、塾や予備校の需要も減少するだろうから、好きなことを好きに教える塾が増えていけば結構だ。




(以下引用)


☆日露戦争におけるロスチャイルド家の暗躍

さらにこの後、明治政府を作らせた後に今度は、外国と戦わせます。

日露戦争です。小国の日本が大国ロシアを相手に戦いました。

この戦争は、有色人種が白人相手に勝利した初めての戦争ということもあり、
当時の日本国民はおろか、
白人の支配下にあった東南アジアをはじめとする植民地の国々は狂喜乱舞しました。

当時の日本は、この戦争の戦費を調達するために、
増税に次ぐ増税を国民に 課しました 。

それでも足りず、ひいては国債まで強制的に国民に買わせる始末で、
市町村は係員に一戸一戸、訪問させていたほどです。

買わない者は、国家への忠誠心を問われる雰囲気だったそうです。
この頃の日本は軍事国家街道をまっしぐらで
国家予算のうちの軍事費の占める割合が51%を超え、世界一になっていました。

さらなる戦費の調達に困っていた当時の日本銀行副総裁、高橋是清は
日本の国債を外国に買ってもらうために、イギリス・アメリカへと渡ります。

アメリカでは、ロスチャイルド家と血縁関係のある大銀行家ジェイコブ・シフから
500万ポンドの国債を買ってもらいました。

国債を買ってもらうということは、後で利子をつけて返す、
つまりお金を借りることと同じです。

同様にイギリスではロスチャイルド支配下の銀行団から500万ポンド、
後にロスチャイルド本家からもさらなる融資を受けます。

このように戦費を調達した日本は、ロスチャイルド系列の軍需企業から
主力戦艦・三笠(英・ヴィッカーズ社製:当時のお金で88万ポンド)などを購入し、
ロシアと戦争をします。

日露戦争もロスチャイルド家の視点からみると、イギリスやアメリカのように、
まだ支配下にない大国ロシアを、育て上げた日本と戦わせ、封じ込めるための戦争だったのです


そのために日本に戦費を貸し付け、自分たちの会社の武器を買わせ、ロシアと戦わせ、
ロシアを叩いた上で日本からも巨額の利子を取り上げるという構図
です。

形として、戦争には勝ったものの戦勝国の利権である賠償金は
ロシアから一切もらえませんでした。

その結果、政府はロスチャイルド家とシフ家に高い利子と元金を払い続ける羽目になりました
おかげで、国家財政は火の車、不満を持った国民が東京で暴動を起こし、
戒厳令が敷かれたほどです。

ロシアは戦争に負け、日本は経済的な大打撃を受けるだけに終わり、
結局この戦争で勝ったのは、ロスチャイルド家だけだったのです。

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安倍桃太郎のお供の犬、猿、雉たち

「ギャラリー酔いどれ」から長周新聞記事の一部を抜粋転載。
長周新聞GJ!
下記軍需産業群の中に「キッコーマン」が入っているのに少し驚いた。まあ、食料品も軍需物資ではあるだろうが、醤油会社とは、意外なところに軍需企業があったものだ。これからはキッコーマンを使うのはやめようか。まあ、もともとヤマサあたりのほうが品質もいいとか聞いた記憶もうっすらとあるし。
言うまでもなく、私は三菱関連製品はまったく買いません。あれは代表的軍需企業だから。まあ、庶民のせめてもの抵抗だ。日立は原発企業だし、買えるものがどんどん無くなっていく。www
なお、「桃太郎」が平和な鬼社会を侵略した軍国主義者であることは、芥川龍之介の小説にもあるが、現代の子供ならそれを読むまでもなく、桃太郎のお話を読むだけですぐにそう思うだろう。私は、大昔に「ストップ! 兄ちゃん」という漫画で知りました。


(以下引用)


昨年来、イスラエルとも軍事的なつながりを深めてきたのが安倍政府で
勝手に準同盟国として共同声明(昨年五月)を発表し
イスラエルの諜報機関であるモサドやイスラエル軍と
自衛隊の連携を強めることを決めた。

そして今年1月の中東外遊では、イスラエルの無人戦斗機の開発に
日本企業が名乗りを上げているのとかかわって、
機体や搭載兵器などを担当すると見られている三菱重工や、
遠隔制御技術を任されるNEC、さらに前川製作所、三菱商事、富士フィルム、
千代田化工建設、日揮、大日本印刷、スパイバー株式会社、日本貿易保険、三井物産、
国際協力銀行、キッコーマン、三菱東京UFJ、三井住友銀行、みずほ銀行、住友商事、
伊藤忠商事、丸紅、双日、JETROといった軍需産業や金融機関、商社が勢揃いで
イスラエルに同行した。

建設関係では清水建設、大成建設、五洋建設、大日本土木、日本設計、
東電設計の6社がついていった


「ISILとたたかう各国に2億㌦支援します!」というのが、要するに
中東にODAで資金援助して米国軍需企業やネオコン勢力を潤わせるのと同時に、
F35戦斗機をはじめとした日本の軍需製品を売り込み、
これを買わせる意図
を暴露している。

中東は世界最大の武器市場で、紛争が長引けば長引くほど
戦争ビジネスを展開する者にとっては好都合な関係である。
ここに参入しようとしているのが三菱重工などの大企業で、
安倍晋三が得意になってばらまくODA資金を
ヨルダンやイスラエルなど各国を迂回する形で回収していく手口
となっている。

三菱は戦前も戦争によって膨大な利益を得た。
こうした財閥系企業が再び戦争狂いの体質を丸出しにして、軍需へと傾斜している


自衛隊の装甲車や潜水艦、艦艇、戦斗機、誘導ミサイル装置、新型クラスター爆弾、
空母撃破用対艦ミサイルなど、「専守防衛」というより
攻めるための軍需製品を開発してきた企業群が
色めき立ち軍需依存で大不況を切り抜けようとしている。

その原資は国家予算である。

昨年11月にはクラスター爆弾の製造企業7社に対して、
世界の金融機関が総額で3兆円を超える融資をおこなっており、
そのうち三菱UFJフィナンシャルグループ、三井住友FG、みずほ銀行の邦銀3行が、
総額で896億円も融資していた事実をオランダのNGOが暴露した。

戦争に群がるのが製造企業だけではなく、金融業界も絡んでおり、
イスラエル同行企業のなかに商社や金融機関が入っている理由を教えるものとなった。

外務省はODAの軍事転用も可能にするといって法改定を準備している







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他者には甘く、自分にはなお甘くあれ

まさにその通りである。自分に厳しい人間は、大成功するか、自殺するかだろう。大成功で得られるものは、金と、金目当ての新しい知人と、プライバシーの喪失くらいか。
では、他人に厳しいのはいいか、というと、それははた迷惑な奴、という。「甘ったれるなとか、あんたに言われる筋合いは無い」である。
もちろん、これは仕事の話ではなく、仕事の上ではある程度の厳しさも必要だろうが、過度に厳しい人間が世間には多すぎる。それで周囲全体に不要な圧迫と不快感を与えながら、自分ではそれがまったく正しいと信じているのだから、はた迷惑な話である。
まあ、特に若者は五里霧中で人生を歩んでいる最中だろうから、もう少し気楽に生きるのがいいよ、と言っておく。自分に厳しい真面目人間は鬱病になるのがオチである。他人に批判されてもあまり気にすることはない。やたらと他者を非難し、他人に厳しい連中こそが、いざとなれば無責任の塊であるのが常だと、長く生きてきたら分かる。
なお、他者への甘さを人聞きのいい言葉で言うと、「寛容」「寛大」である。


when I looked around my possibility , I was so hard to please(サイモンとガーファンクル「冬の散歩道」)


(以下引用)



小田嶋隆 @tako_ashi  ·  3月1日

自分で自分を甘やかさないで、誰がオレを甘やかすというのだ。

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プロフィール

HN:
酔生夢人
性別:
男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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