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60歳児は人前には出すな

コメント25の「60歳児やからしゃーない」には笑った。「60歳児」とはまさに安倍にぴったりの言葉だ。麻生なども同類だが。


【悲報】安倍、外国指導者の葬式中に爆睡


rr



1: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:39:30.16 ID:6PGfCZFK0.net
現地の人に呆れられた模様

@jichellemanice
https://twitter.com/jichellemanice/status/582059577983660033
Abe please. If you're here to pay your respects to Mr. Lee, can you not sleep in UCC
(安倍。リークアンユーに敬意を表しているなら寝るな)
http://f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fut573/20150329/20150329225130.png

5: セリーグ速報がお伝えします 2003/07/13(土) 13:19:52.46 ID:lfkmapegj  




3: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:40:14.28 ID:LrGB3Kfb0.net
謎定期

4: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:40:15.59 ID:6PGfCZFK0.net
ちなみにシンガポールの元指導者、リークアンユーの葬式

5: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:40:42.98 ID:GX/oZyk8M.net
なんやこいつ…

国の恥!

6: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:41:12.65 ID:hR82W0CzD.net
行かなくてもいいのにわざわざ行くって言ってこのザマか

7: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:41:43.99 ID:VR9SvYVU+.net
ほんま最悪…
安倍、頼むから辞めてくれ

そんなに寝たいんなら永遠に眠っとけや

12: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:43:19.79 ID:Fb0iQw3m0.net
一番右にいる奴も私語しとるしリー氏の人望はボロボロ

13: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:44:19.43 ID:GX/oZyk8M.net
ほんと外国に失礼…
何が積極的平和主義じゃ
何が地球儀外交じゃ
最低限の礼儀もないんじゃ外交以前の問題やろ!!!!

14: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:44:23.11 ID:b7Er9ey+0.net
時差ぼけやろ

19: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:46:22.69 ID:6PGfCZFK0.net
本来なら辞職もんやろこれ
この前の我が軍発言もそうやし
おかしいやろ今

22: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:46:46.63 ID:FJpnGBej0.net
ケンモメンに聞きたいんだけど、安部じゃなくて誰が総理なら文句ないの?

26: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:48:10.26 ID:6PGfCZFK0.net
>>22
このスレにケンモメンなんていない
いるのはなんJ民だけ

33: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:49:28.66 ID:FJpnGBej0.net
>>26
じゃお前でいいや
誰が総理として理想なの?

24: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:47:40.84 ID:L6stLn+60.net
シンガポールが華僑の国って知らんのか…

29: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:48:50.48 ID:7K51ihdA0.net
>>24
ネトウヨはまず華僑を知らんと思う

35: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:49:46.80 ID:u6lciGtU0.net
>>29
そらいくらなんでもないでしょ

45: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:53:15.09 ID:LKPBDXhcK.net
>>35
なんかネトウヨに在日認定された声優かなんかが「わたし華族の家系なんですが……」って言ったら
「ああ中国人かよwww」って言ってたで

25: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:48:05.56 ID:ob5vd9SR0.net
60歳児やからしゃーない

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四月の馬鹿、永遠のアホ

エイプリルフール向けの話題は無いか、と探して、次の記事に出遭った。
まあ、これで日本は経済的に死亡だね。
法人税軽減したところで、いったい、企業は誰に商品やサービスを売るつもりなのだろう。もはや、物やサービスを買う一般庶民はいないよ。恒久的デフレ、恒久的不景気になる。金の卵を産むニワトリを殺して食ったら何も残らない、というのと同じこと。政府や大企業(財界)というのはまったくアホの巣窟。四月だけの馬鹿ではなく永遠のアホ。


(以下引用)

消費税10%、17年4月に引き上げ決定

1: デンジャラスバックドロップ(宮城県)@\(^o^)/ 2015/03/31(火) 22:41:20.69 ID:ACZDk2lO0●.net BE:601381941-PLT(13121) ポイント特典
消費税10%への引き上げ時期、17年4月決定

2015年度税制改正関連法が31日、参院本会議で
自民、公明、次世代の党などの賛成多数で可決、
成立した。

消費税率10%への引き上げ時期を、当初の予定から
1年半先送りして17年4月とすることが決まった。
景気が悪化した時に増税を停止できる「景気条項」は削除された。

14年4月に消費税率が8%に引き上げられた後、
個人消費の回復が遅れている。

15年度税制改正では、景気の底上げを図る。
親や祖父母から受け取った結婚や子育ての資金について、
1000万円まで贈与税を非課税とする。
企業のもうけにかかる実質的な税負担の割合である法人実効
税率(標準で34・62%)を2・51%引き下げる。

http://www.yomiuri.co.jp/economy/20150331-OYT1T50151.html

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沖縄県民による基地封鎖もありうるか

「日刊ゲンダイ」記事の末尾だけ転載。
全体に良記事だが、長いので、特異な主張が書かれた末尾だけ転載する。
私がこの主張(「今後について」以降)に賛成だ、ということではなく、こういう発想もある、という備忘としてである。
仮に、この手段で在沖米軍撤収となったとき、何がその後に起こるか、まで考えておくべきだろう。実際、住民による基地封鎖が起これば、そんな危ない基地は使用不可能であり、そこから米軍は撤収する、となる可能性はあると思う。
その後に起こるのは、面目を潰された日本政府によるさらなる沖縄いじめと、沖縄独立の機運のたかまり、独立運動の暴力化や内乱化かもしれない。それらをすべて考えた上での最後の手段として、沖縄県民による基地封鎖は考えるべきだろう。
つまり、プーチンによる「原爆使用もありうるよ」と同じことで、これを使ったら関係者全員にとてつもない被害が起こるわけで、そうならないように良識的に解決する責任はすべて政府にある。すなわち、強引な辺野古移転を中止し、普天間基地は県外移転すればそれで済む話である。



(以下引用)



沖縄在住の作家・目取真俊氏 「県民の怒りは日本に広がる」

中央のメディアのうぬぼれと沖縄差別
――メディアにも差別意識がある?

「日本と沖縄の間の断絶はこの10年でも拡大する一方です。沖縄の中では、もはや日本を見限った方がいい、日本は沖縄を利用することしか考えず、基地問題をどれだけ訴えても関心を持たない日本人に期待してもしょうがない、という意識が広がっていると思います。私はもうヤマトゥのメディアが報道しないことを嘆くこと自体バカバカしいと感じています」

――今後について、どうみていますか?

「辺野古や高江に来て抗議行動に参加する人たちは、インターネットで情報を得たり、ドキュメンタリー映画の自主上映で現状を知った人たちがほとんどです。現場の状況をツイキャスする人も多く、日々の活動を知らせるツイッター、ブログ、フェイスブックがいくつもあります。大手メディアの情報発信力は巨大ですが、実際に行動する人たちは自力で情報を得る力を持っています。日本人全体が無関心でも、沖縄県民が本気で実力行動を起こせば、基地撤去は実現可能です。数千人単位で嘉手納基地の主要ゲートを封鎖し、基地機能を1週間停止させれば、日本政府が何をしようと、米政府は在沖米軍を撤退させるでしょう」

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南米の異常気象と「地軸の傾きの変化」

「in deep」から転載。
私の意見は、これらの異常気象の原因は、太陽に対する地球の地軸の傾きが変わった(変わりつつある)ことによる、というものだ。地軸が傾けば、地球各地の日照量の分布も変わり、上昇気流が起こる位置も変動し、大気の大きな流れも変わるのが当然であり、気象変化も当然だろう。要するに、地殻変動が大地震を起こすのにも似たことが大気に起こっている、ということである。エルニーニョがどうだとかこうだとかいうのは些末な問題にすぎない。
これは大変な事態であり、それに対して全地球的な取り組みをすべきなのである。地球温暖化など、これに比べれば(地球温暖化が事実であると仮定しても)些末も些末、まったく問題にもなりはしない。
そもそも、地球が温暖化して誰が害を蒙るのか。人類の居住範囲が増え、生活環境も良化し、いいことばかりである。いったい、冬と春夏秋とどちらが住みやすいか、考えるまでもないことだろう。人類が寒さとの戦いにどれだけのエネルギーを費やし、どれほどの消耗をしてきたかを考えれば、地球温暖化論など愚劣すぎて考慮にも値しない。(地球温暖化で極地の氷が溶けて、一部では寒冷化や異常気象が起こる、などという怪しげな論も私には馬鹿馬鹿しい。)
要するに、「思いもかけない異常気象が起こる」ことがこれからは「当たり前に」起こる、ということが分かっていれば、対策はできる、ということである。そして、対策をしなければならない、ということだ。「これまではほとんど起こっていなかった」ことが、気象に関しては今後は起こりうる、という想定の下で生きて行くべきだろう。現在は主に赤道周辺で異常気象が頻発しているだけだが、温帯地方も無関係というわけにはいかない。いや、規模的には小さくても、この日本でも幾つかの異常気象が近年起こっていたはずである。
まあ、地球温暖化詐欺は「二酸化炭素排出悪玉論」で原発推進とセットだから全世界的に行われてきたわけだが、「地軸傾き異常気象原因論」では金儲けにつながらないから、おそらくこの論は日の目を見ることはないだろう。


(以下引用)



というわけで、ここから本題です。

今、南米が何だかものすごいことになっていて、それを少し前からご紹介しようと思っていました。




エクアドルとコロンビアに現れた「氷の世界」

とりあえず、今回ご紹介する場所と出来事を地図で示しておきたいと思います。

south-america-03b.gif
Google Map



コロンビア・ボゴタ

南米コロンビアの首都ボゴタの「雹(ひょう)での壊滅的な被害」に関しては、

コロンビアの首都ボゴタを信じがたい雹(ひょう)嵐が襲い、洪水と建物被害で緊急事態発令
 2015年03月26日

という記事でもご紹介しましたが、その後、ネットに新たな写真が次々に投稿され、ボゴタの状態がすさまじいものだったことがわかります。冒頭の写真や下の写真も、その時の様子の一部です。

bogota-hail-2.jpg
Feet of Hail on the Equator in Colombia and Ecuador

コロンビアでの報道では「 60センチの雹が積もった」とありましたが、写真を見ると、場所によっては、それを越えている感じがします。



エクアドル・キト

この「とんでもない雹」は、2月の中旬に、コロンビアのお隣のエクアドルの首都キトでも降っていました。

quito-1.gif

▲ 2015年2月16日のエクアドル・タイムズより。


上の報道写真の後ろのほうにいる若者らしき人たちの格好を見ていただきたいんですが、半袖とか半ズボンとかで、その時の大体の気温が察せられます。

quito-02.jpg


雹はどちらかといえば、夏に近い季節に降りやすいものですので、上のような格好も不思議ではないのかもしれないですが、この降り方は壮絶すぎ。

そして、さらに南に行き、チリの「世界で最も雨の降らない地域」で起きたこと。



チリ・アタカマ砂漠

このチリのアタカマ砂漠というのは、

アタカマ砂漠 - Wikipedia

アンデス山脈と海岸の山地によって湿った空気が遮断されているため世界でも最も乾燥した砂漠であり、40年間まったく雨が降らなかった地域もある。

という場所です。

3月25日、そのアタカマ砂漠が「信じられない豪雨」と「大洪水」に見舞われるという、有史時代で起きたことがないのではないか、というようなことが現実に起きています。


流されそうになっている少年を助けようとする男性
a-floods-01.jpg

▲ 2015年3月27日の英国 BBC ニュース Peru & Chile devastated by flood torrents より。


洪水で破壊された町
atacama-floods-01.jpg

▲ 2015年3月26日のユーロ・ニュースより。


この洪水は雨によって起きたものですが、

7年間分の雨量に相当する雨が 12時間で降り落ちた

のだそうです。

多分、このあたりの人々は水不足を考えることはあっても、「洪水対策」などは考えたこともなかったはずで、多くの家、橋、道路などが破壊され、3月25日の時点で、7名の方が亡くなっています。

そして、ブラジルでは中央部のパラー州イタイトゥバという町で、豪雨による洪水で道路に巨大なシンクホールが突如開き、そこにバスが転落する瞬間が映像に収められています。

bus-brazil-01.jpg

euronews

この事故は、事前に運転手が異変に気づき、乗客を全員バスから降ろしましたので、全員無事でした。しかし、バスはそのまま川へ流されていきました。

下がユーロ・ニュースの映像です。




これらのあまりにも激しい気象そのものも壮絶なのですが、しかし、「何かおかしい」と思うのは、例えば、そもそも、チリとブラジルで現在問題となっているのは、「圧倒的な水不足」なのです。

ブラジルの一部では、そろそろ深刻な事態となる日が迫っています。

brazil-water-shortage.gif

▲ 2015年03月17日の記事「ブラジルで続く深刻な干ばつにより、首都サンパウロで6月にはすべての水が枯渇する可能性を政府が発表」より。


上の記事で、米国 RYOT の報道を翻訳しています。

抜粋しますと、


米国カリフォルニアの干ばつのひどさは、 NASA の科学者たちが「あと1年しか水はもたない」と推定しているほどだが、ブラジルのサンパウロはもっとひどい。

サンパウロ州では、過去 80年で最悪の干ばつが発生している。

今の状況が続いた場合、サンパウロでは、6月頃に水がなくなるだろうと予測されている。そして、今から2年半はその状況が続くという。これは、ブラジル政府が独自に計算した推定値だ。

AP 通信は、「サンパウロ周辺の 2000万人へ水を供給する貯水池は、今年2月に驚くべき水量の低下を示し、現在は 8.9%しか貯水されていない」と報じた。

政府は、雨不足が継続した場合、事態はさらに深刻になる可能性があるという。

とありまして、極端な水不足、つまり「雨が降らないこと」が、まずは大きな問題のはずなのに、各地で先ほどのような信じられない規模の豪雨と大洪水が発生しているということに、「何かおかしい」と感じてた次第です。

まあ、「おかしい」も何も実際に起きてしまっているわけですから、その現実を認識するしかないのでしょうけれど。

そして、雹。

この雹というのは、以前から、とても「象徴的」な気象現象のような気もします。
何の象徴というような具体的な意味ではなく、「荒れること」に対しての代名詞としての感じ程度の意味です。




ますます過激になる雹

昨年の6月にゲリラ豪雨が雹となって、東京の三鷹市などに大量の雹が降ったこことが話題となったことがありましたが、今の南米の雹は、その積もった量が比較にならないです。

雹は、昨年くらいから「量が異常」なものとか「大きさそのものがすごい」という系の報道が多く見かけます。


2014年3月14日 エリトリアの首都アスマラ
eritrea-bighail2.jpg

▲ 2014年03月18日の記事「直径1メートル以上のヒョウ(というより氷爆弾)が雨あられと降り注いだエリトリアの光景…」より。



2014年7月2日 スペインのアルマサン


▲ 2014年07月04日の記事「アーサー王の名を持つハリケーンの襲来と共に始まった 2014年のアメリカ独立記念日…」より。



2014年7月14日 ロシアのウラル地方
ural-hail-top2.gif

▲ 2014年07月16日の記事「気温40度の中に降った爆撃のような雹。そして、「世界の終わり」という地名がつくシベリアに突然開いた巨大な穴」より。


ところで、今回の記事の主要な舞台であります「南米」という場所は、何年か前から「地殻変動」の方で何度も記事に登場した場所でもあります。




地殻変動も劇的だった中南米

2011年1月の「原因不明の地割れと地滑りで破壊され「7日間で地図から消えた」コロンビアの町」という記事以来、南米から中南米では、下のような出来事が連続して起きました。

south-america5.gif

▲ 2011年07月22日の記事「中南米の「地殻変動ライン」: メキシコの地割れとグアテマラのシンクホールの位置」より。


2011年1月に「地殻変動で町が消滅してしまった」コロンビアのグラマロテという町の写真の中には、

「欠けた五芒星」が廃墟に浮かんでいる。

などというものがあったりしました。

下の写真がそれです。
建物と建物の間に浮かんでいます。

g-1-8d5bc.jpg

過去記事より。

これは、時期的にクリスマスの後くらいですので、おそらくは、クリスマスの装飾用イルミネーションが壊れたまま電線にひっかかった状態となり、このような光景が出現したと思われますが、それにしても象徴的な光景でした。

見ようによっては「欠けた五芒星が空から落ちてきた」ようにも見えたからです。

この五芒星というのは、五芒星 - Wikipedia によりますと、


Pentagram2.gif

図において、青の線分と赤の線分の長さの比、同じく緑と青の比、紫と緑の比は一定の値を取る。これは黄金比と等しい。

古くから黄金比で構成されている図形は美しいとされており、単純ながらも黄金比を数多く含む五芒星は美しい図形の代表格とされた。

ということで、五芒星というのは、「この世で最も美しいもののひとつ」ともいえるもののようなのですね。

そういうものが、町が消滅するという激烈な自然災害の現場に「欠けて浮かび上がる」という象徴性はいろいろと考えさせてくれたものでした。

いずれにしても、今の南米は(北アメリカもですが)非常に極端な気象に見舞われていると言っていいと思うのですが、では、こういうことが世界全体に波及していく過渡期にあるのかどうなのか。

たとえばですが、東京や大阪のような大都市に、ボゴタに降ったような、とんでもない雹の嵐が起これば、都市の機能は著しく損なわれると思われます。電気化や無線化などで高機能化した都市ほど、自然災害の影響は甚大になりやすいはずですので。

しかしまあ、そういうような可能性というのはあるのかどうかというようなことは、実は誰にもわからないのですよね。

最近の報道で、

「今年、ふたつのエル・ニーニョが発生するという経験をすることになるかもしれない」

というものがありました。

double-elnino.gif

▲ 2015年3月22日の PRI より。

こちらに関しては、まだ予測として曖昧な感じですので、今回はご紹介いたしませんが、仮に、そういうことが起きたとすると、

・異常に暑い地域
・異常に低い気温の地域
・異常に雨の多い地域
・雨がまったく降らない地域
・雹
・台風やハリケーン


などが、「同時に」いろいろな地域で、無秩序的に展開する可能性もあります。

それに加えて、今後は太陽活動が段階的に弱くなっていく時期ですが、太陽活動が弱まると宇宙線量が増え、雲の量が多くなるため、これも気温や気象に影響を与える要因になると思われます。

今の日本は比較的穏やかな天候が続いている地域が多く、私の住むブエノスアイレスでも(そうなのかよ)いや、所沢でも穏やかな日々が続いています。

まさに「絵に描いたような春」なんですが、こんなままの穏やかな日々がこれからも続いていくのかなあ、ということに関しては、どうも疑わしい部分もあります。

どうなりますかね。

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生番組の裏側は大騒動

「阿修羅」から転載。
前の記事の補足内容的な記事になるのではないか。
先ごろ終わったばかりだが、遊川和彦脚本の「○○妻」は、内容はいろいろ粗が多いドラマだったが、テレビ局が主要舞台であったため、ニュースキャスターとプロデューサーの力関係などが分かって面白いところもあった。(かなり粗雑なストーリーで、登場人物の大多数が下劣、下品な人間で、見ていて気分の悪くなるドラマだったが、どういう風に話の結末をつけるのか、という興味のために、ついつい最後まで見た。ひねりも何もないつまらないオチだった。www)プロデューサーよりも偉いのがおそらく編成局長で、その上にもいろいろいるのだろう。あのドラマでは、ニュースキャスターの意見が案外番組内容や番組の方向性に反映されている、というように描かれていて、少々驚かされた。実際そうなのだろうか。ならば、古館は「報道ステーション」という番組の作られ方にどれほどコミットしているのか、興味深い。私は、ニュースキャスターというのは、ただ、与えられた台本通りに喋り、時々、毒にも薬にもならないアドリブを入れるだけの存在かと思っていた。(笑)もっとも、ゲストコメンテーターとの会話もあるから、台本どおりとはいかず、そこに普通のアナウンサーには無い頭の回転の速さも必要になってくるわけだろう。
私はどちらかと言えば古館を「報道ステーション」の看板にしたのには反対だったが、報道ステーション自体は原発問題ではかなり頑張った番組だと思う。今回の「古賀の乱」で報道ステーションやテレビ朝日(だったか?)自体を否定するような意見をネットで散見するが、それは短絡というものだろう。むしろ、そうした声は、この機会に「反原発報道」を行うメディアを潰そうという工作員によるものではないか、と疑う必要があるかと思う。


(以下引用)



さらに続報! 古賀茂明が『報ステ』放送中・放送後のスタッフとのやりとりをすべて明かした!(リテラ)
http://www.asyura2.com/15/senkyo182/msg/301.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 3 月 29 日 14:10:05: igsppGRN/E9PQ
   
 
   

      これが爆弾発言の全容か?(「現代ビジネス」(講談社)HP 古賀茂明「日本再生に挑む」より)


さらに続報! 古賀茂明が『報ステ』放送中・放送後のスタッフとのやりとりをすべて明かした!
http://lite-ra.com/2015/03/post-983.html
2015.03.29. リテラ


 元経産官僚・古賀茂明氏の『報道ステーション』(テレビ朝日系)爆弾発言について、本サイト・リテラはこれまで2本の記事を配信したが、さらに続報である。


 放送中に一体何が起きていたのか、そして、古賀氏はなぜ発言したのか。テレビ朝日の報道局員は、「報道フロアはもう騒然となってましたよ。報道局幹部は、激怒してましたが、番組のスタッフや局員からは、よく本当のことを言ったという称賛の声や、普通のことを言っただけじゃないかという冷静な声、激論はあってもいい、面白い、視聴率が取れるといった様々な声が出てました。幹部の前では言えませんけどね」と話す。局内も古賀批判一色ではないようだ。


 放送から一夜明け、古賀氏が、彼に非常に近い新聞記者に語った内容を我々は独自ルートで入手した(古賀氏本人に確認したところ「ノーコメント」ということだった)。
 生々しい証言のため、ほぼ全編を掲載する。


●あの時、スタジオでいったい何が起きていたのか!?


 僕と古舘さんとわーっとやり合って、CMに入りまして、そこで(番組の幹部W氏が)来るんですよ。「打ち合わせに無いことをしゃべるな」と言ってきたんです。だから僕は「えっ?」と驚いて、「打ち合わせしたこと以外は、しゃべっちゃいけないんですね、もう一回言ってください」と言ったら、「だから打ち合わせに無いことを言わないでください、古賀さん」と言ったから、僕はそれを紙に書いたんです。
『打ち合わせに無いことを喋らないでくださいと(番組の幹部W氏は)言いましたので、私はこの番組の中では打ち合わせたこと以外しゃべれなくなってしまいました』って、(CMのあと)最初にそれを言ってから、私はしゃべりますからと言ったんです。CM中のことです。
 そしたら(番組の幹部W氏)は、すごいあせっちゃって、「なんでそんなこと言うんですか」と言うから、だってあなたが今言ったでしょ、と。
 僕の立場としては言いたいことを全部言いたいけど、でも、それを言わないんだったら、何で言わないか説明しなければならないじゃないですか、と話をして、あなたは名前を出さないで裏でそういうふうに圧力かければすべて済むからいいですけど、僕は名前出してやっているんですよ、と。だからあなたも正々堂々と言えると思っているんだったら、名前を言っても何も困らないでしょうと言ったら、それは困ると言って。
 そして今度は何か「いきなりあんなことをしゃべるのはフェアじゃない」と言い出して。結局、(番組の幹部W氏は)その時に何を心配しているかというと、そういう「圧力がかかった」とか、あるいは「言うなとか言った」とか、そういうことを言われることだけを一生懸命気にしているわけ。というのが一回やりとりがありました。
 古舘さんが何で怒ったのかよくわからなかったんです。最初は。僕は、古舘さんのことを悪く言うつもりはなかった。それなのに古舘さんが急に怒ったんですね。それが、ちょうど古舘プロの佐藤(孝)会長の名前が出た時だったんです。もう顔色が変わったんですね。私がその名前を言ったとたんに。何か古舘さんは一生懸命に、それでも「正しいものを作っているんです」、とか言ったんです。
 だから僕は、全部、Mプロデューサーとかディレクターが一生懸命やったからで、そのプロデューサーを更迭しちゃってどうするんですかって話をしたんです。そしたら古舘さんは「更迭じゃない」と言ったんです。


●Mプロデューサーの更迭、コメンテーターの恵村氏、古賀氏の降板


(Mプロデューサーは)もう去年の暮れか年明け早々には異動を言われていたはずです。もちろん、古舘さんはそれを知ってました。一方、局側は、それを3月26日木曜日まで隠していた。何でかというと後ろめたいからなんですよ。
 古舘さんはとにかく僕に対して、前回出演したときに謝っているんですよ。謝った理由は何かというと、要するに「自分はわざと知らないフリをしてきました」と、Mプロデューサーが代わるとか、コメンテーターの恵村(順一郎)さんが代わるとか、僕も出さないということは、もちろん、彼だって知ってはいるんですよ。知ってはいるんだけどテレビ局側にはわざと聞かないで、知らないフリをしました、と。自分は単なる出入り業者に過ぎないから、とか卑下して言うんですよ。
 もちろん、彼には正式な意味での人事権はない。だけど実際は、これは、古舘プロダクションの関係者に聞いた話だけど、古舘氏の番組人事への事実上の影響力はすごく大きくて彼自身これまでもそれを行使してきたんです。形としては佐藤会長を通してかもしれないけど。それなのに彼はMプロデューサーも恵村さんも守らなかった。守ろうとして諦めたのではなく、最初から逃げたんです。だから僕のところに謝りに来たんです。
 楽屋に来て、「本当に古賀さん申し訳ありません」と頭を下げて、そしたら僕としたらもうどうしようもないですよね。だって、古舘さんはもう認めちゃっているわけですから。もう僕には何にも言う言葉がない。古舘さんはそういう方だったんだと扱うしかないな、と。要するに闘う人間ではなくて、ただ、自分の保身だけの人間なんだということだとわかったんです。
 それなのにあそこの場(27日生放送中)で、如何にも自分が戦っている、こんなに自分はがんばっているみたいなことを言い、且つ、(Mプロデューサーは)更迭じゃないと言い、公共放送を使って、自分の立場を守るために言わば嘘を言ったわけですよ。


●番組の最後、番組と古舘氏がやったこと


 番組の最後の最後で、古舘さんが「一部承服しがたいことがあった……」とか言いましたよね。一部承服しがたいというのは、他のかなりの部分を承服しているのか、よくわかりませんが、あの時は、最後に、お詫びの原稿が古舘さんのところに回ってきて、彼は、最後に何十秒でこれを読む、最後終わるぎりぎりでそれを読んで、番組が終わりというのを狙った。つまり、僕が反論できないようにした。
 それもおかしくて、その前の議論では、「もうこういう話をするのはやめましょうよ、視聴者に分からないんですから」と古舘さんは散々言っていて、私も、やめましょうと言って、ニュースの中身の話だけになったんですよね。それなのに、そういうように議論を切っておきながら、やりとりしたら自分が負けちゃうからなのか、一番最後の最後に、もう僕が反論できないような時間に言っているんです。だから全然言っていることとやっていることが違うんです。


●放送終了後、報道局長が仁王立ちで……


 そして放送が終わったらスタジオに番組幹部らが来て「おかしいじゃないですか」とずっと言いながら、私が楽屋に戻るのにもずっとついてきて、楽屋から出ると、通路の真ん中に仁王立ちした報道局長がいて、通路を通さない感じで、彼はおそらく僕にきっちり抗議した、と、周りに分からせようというのもあるのか、みんなの前で見せるように、「何であんなことを言うんだ」「あれはおかしいじゃないか、ニュースの中身と関係ないじゃないか」とかそんなことを色々言いながら、私についてきて、私は無視して、でもエレベーターまでついてきて、地下のハイヤーの乗り口までずっとついてきて、そういうことをずっと言うわけです。
 だけど、僕が途中から、あなたの仕事はこういうことが仕事なの? 違うでしょ、なんで(Mプロデューサーを)更迭したの?」と。
 そしたら報道局長は「更迭じゃない」と最初は言い張っていたんだけど、僕が「じゃあ、なんで(Mプロデューサーを)代えるの? 古舘さんにしても(Mプロデューサーを)代えたいわけじゃないでしょ。(Mプロデューサーを)守るのがあなたの仕事でしょ」と、ずっと僕は色々言ったら、報道局長は途中から黙ってしまった。完全に何も言えなくなっていました。


●テレビ朝日が古賀氏を訴えるとの見方も流れているが……


(訴訟してくるかどうか)それはわかりません。もちろんその可能性はあると思いますよ。だから、訴訟になっても絶対に大丈夫だというだけの証拠を揃えて、発言の内容もその範囲を絶対に超えないように事前に一言一句考えてましたし、相手の出方も複数のシナリオを考えてましたから。
 本当は、もう少し言えたんですけど、やはり古舘さんとの今までの関係を考えるとそこまでは言えませんでした。時間もなくなって、ガンジーの言葉をどうしても言いたかったから、あれ以上は言えませんでした。
 まあ、冷静に考えれば、そんなことをして、わざわざ寝た子を起こすようなことをするのが得なのかどうか、と考えるかもしれませんが。1週間も経てば、静かになりますよね。今のマスコミの状況では。


●古賀氏はなぜ、降板問題を告発したのか


 僕がなぜあの発言をしたかというと、最大のポイントは菅(義偉)官房長官が、僕を個人攻撃してきているんですね。菅さんが会見でやや間接的に、さらに記者らにオフレコで、僕のことと分かるような言い方で、頭に来たとか、放送法に違反しているのではないかとか、記者らに言っていて、それは耳に入ってきている。複数の記者がいるところでの発言なので、僕の耳にも入ることを分かった上での発言で、つまり、それは脅しになると計算して言ってきているので、それをやられているときに、私は黙れないんです、やっぱり。
 そこで私が黙っていたら、前にあったテレビ局への自民党からの圧力文書の時、テレビ局が何も抗議しなかったことと同じになってしまう。だから私は黙っているわけにはいかない。菅さんが脅してくるなら、私はそれを言いますからねと、だから申し訳ないけど私はああいうことを言わせてもらった。
 しかも、菅さん一人じゃ『報道ステーション』を転向させることはできないので、テレビ朝日の早河(洋)会長や古舘プロダクションの佐藤会長なども巻き込んでやっているという話も入ってくるわけです。
 でも、その戦いの中で、古舘さんは、ずっと下のほうにいるんですよ。古舘さんは早河会長に従うしかない立場に落ちているんです。だから、僕の戦いの中で、古舘さんは関係ないんです。
 僕は番組中に古舘さんに言ったんです。「僕は古舘さんを攻撃しているわけじゃないんですよ」と言っていたんですけど、彼は何故か最後まで私を攻撃しようとした。何故なのかなと考えました。自分がかっこ悪く見えるのが嫌だったので言い訳したのか。でも、彼のあの言い訳はかえって彼の姿を惨めなものにしてしまいました。
 あとは、佐藤会長や早河会長の手前、それはもう思いっきり反論しておかなければならないということだったのかな、ということくらいしか僕には思いつきませんでしたね。


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 以上が我々の入手した古賀氏の証言のすべてだ。この古賀氏の言葉を聞いて、『報道ステーション』のスタッフ、いや、他局も含めた報道関係者は、一体何を思うのだろうか。


(木庵 葉)

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すべてがお芝居のテレビとは何か

「岩下俊三のブログ」と「小田嶋隆ツィッター」から転載。両者とも例の「古賀茂明の乱」についてのコメントだ。
岩下俊三氏はかつて「報道ステーション」のスタッフ(ディレクター?)だったらしく、番組の内情に詳しいから、こちらには未知の情報も下記記事から得られたが、この事件に対する意見はどうも煮え切らない。奥歯に物が挟まったような、という感じだ。前置きでは威勢のいいことを言っているが、内容は「古館も古賀もどちらもダメ」という意見なのか、という印象なのだが、どこがどうダメなのか、どうすれば良かったのか、これからの報道番組はどうあるべきなのかがさっぱり分からない。
要するに「上手に掟破りをしろ」ということのようだが、何とヌルい思想だろう。(万引きをする中学生やその親か!)そもそも、古賀茂明には、これが最後の出演機会だったではないか。そこで言いたいことを言わないで、いつ言えというのだ。
それに比べて、小田嶋隆の言葉は明瞭だ。テレビの生番組が「芝居」であるならば、生である必要性は無い、ということだ。そして、「古賀の乱」こそが、もっとも本来のテレビ的な価値のあるアクシデントではなかったか、ということだろう。
生番組まですべて操作されたお芝居になったからこそ、現在の「テレビ離れ」が起こっているのではないか。岩下俊三氏のような現場経験者が、「古賀の乱」についてこの観点からの言葉がまったく無い、というところに、今のテレビの惨状の原因がありありと分かる気がする。


(以下引用)

わが身を振り返る「確信犯」の方法論

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長く躊躇し、長く沈黙し、そのまま放置することも考えた。

けれども

嫌いな楽屋落ちかも知らないが、ニュースステーション、そして報道ステーションの「かって」スタッフであった自分としてはなんらかのことを言うべきであろう。都合の悪いこともあるが、どうせ死ぬしか選択肢のない老人、文句があるなら告訴でもなんでもしやがれ!!と決断してこのブログを書いている。

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まず

報道ステーションの生放送で古館くんと古賀某がすれ違ったようだ。この「事故?」のことで別にいうことはないが、すでにテレビの時代は終焉に向かっていることがいっそう確信的になったということはいえるだろう。

古館くんは「いちおう」プロでありテレビをよく知っている。知っているだけに報道のキャスターを演じることの無理やストレスは相当なものだろうと思われる。かれがこの番組をやり始めたた頃に夜中の六本木の業界人しか知らないであろうちいさなバーで「ヤケ酒?」を飲んでいる彼に出っくわしたこともあるが、彼の孤独と悩みの表情は番組打ち合わせの時の顔とは違っていて想像するに余りあるとおもわせた。

それでも

なお、テレビの本質(エンタメ)をぎりぎり保ちながらなんとか危うい均衡で彼なりの「発言権」を守ってきた。その彼を支えたのはなんといってもそこそこの、、、そう、その武器は視聴率であった。視聴率という武器は圧倒的に強いのだ。

たとえ

それが電通のねつ造であろうとなかろうと、その数字によって明日のスーパーマーケットのエンドの商品陳列が入れ替わるのだから。つまり全日の視聴率は商品のCMによる販売数の増加の目安になっているのである。

また

民放では基本的にそれによって社員もタレントも飯を喰っているのである。

もとより

東電もテレビ局も独占禁止をすり抜けてけて自由な競争下にはないのだから、政府や行政に阿り気を遣うのは仕方がない。仕方がないけれどNHKではないのだから、視聴率が減ったら飯の種がなくなるのはそれどころではないということにもなる。

それで

すこし危ういが、入念な打ち合わせのをして放送に臨めばそれなりの「成果」も上がるし、一方でスタッフや出演者自分だけの「ひそかな正義感」も満足させられる。このタイトなロープ「虚実皮膜」を渡ってきた古館くんはそれなりに偉いと思わないでもない。ただ個人的には大嫌いだけけれど、、、。

僕だって

もともと反権力でトップが顔をしかめることばかりやっていたが、そこそこの視聴率(つまりシノギ)を稼いでいたのでいくらかでもディレクターをやってこれたのだ。

しかし

今回の報道ステーションの騒動では、一貫して古賀某を推していたプロデューサの松原文枝という子(僕は直接知らない)は、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会から「報道ステーションにおける川内原発の報道は客観性と正確性を欠き、放送倫理に違反している」と指摘され、本人も減給処分を受けたし、すでに人事異動で飛ばされることになっていた。

また

当然社長の早川洋(お互い気に喰わん奴だと感じている)もその他テレビ朝日上層部も苦々しく思いつつ古館の「寸止めテクニック」の期待していやいやこの三月までは件の松原一家の古賀某を使っていたのであろう。

つまり

個人的な正義感や義務感はしばしば暴走することは早川洋だって承知の上であるとおもわれる。早川本人ですら「その昔」若いときは労働組合活動で過激であったこともあるが「スト破り」をやったためにその絶妙なバランス感覚で社長にまで上り詰めたのだから、どこかには反権力の燃えカスが残っている筈である。

それゆえ

彼は御身大切の保守ではあるが「なべつね」にまで転向しきれず、彼にはなりきれないのであろう。

それゆえ

ちょっと危ない松原文枝を首にしないでなお古賀某や恵村順一郎をブツブツいいながらものこしていたのかも知れない。

ただ

彼らとも若すぎて僕は面識がなく、なんともいえないが、「なんとなく」好きにはなれない。なんとならば「報道ステーション」のもっている鼻持ちならない「えせ」ヒューマニズムがむずがゆくて仕方がないのだ。

ただ今回の件で、

古賀某は確かに過激ではあったが、作戦として上手く行ったとは思えない。通産官僚であった彼にはわかっている筈だが、せっかく「発言権」があるのだからもうすこし上手に使わないと元も子もなくなってしまいがちだからである。

たとえば

僕のような根っからの風来坊とは違い田原総一朗さんや鳥越俊太郎さんは結局は排除されてはいるけれど、「掟」は知っていた。この無言の「掟」と説明するのは難しいが、少なくとも視聴者=大衆を味方に付けないで「独善」でありすぎると、たとえそれが絶対的正義であろうと、ただちに、分厚い「保守=既得権益」に潰されてしまうのである。

このことを痛切に感じている古館くんはそうではない、利口だ。だけど嫌いである。それは同じスタッフルームにいてもまったく「知性」とか「矜持」らしいものが感じられなかったせいであろう。

その点

直接会ったことはないが古賀茂明は最後っ屁を深夜岩上安身とぶちまけることを前提で、言いたいことを「すべて」いったのであろが「掟」を破ると言いたいことすらも十分に言うことが出来ない結果になるのだ。その証拠に冒頭のフリップはひっこめさせられるのが早すぎて読めなかったのである。

そこで

僕は先日は出演していなかったし、ネットでの評判はいまいちだが、報道ステーションで慎重な物言いの政治部長・藤岡くんを評価している。個人的にも僕の田舎の高校の後輩でもあるし彼が新卒でニュースステーションに入ったきたときから知っておるので若干贔屓目であることは否めないが、実は彼は硬骨漢でありながら一貫して「社内保守」を守っているように思われる。思われるけれど彼なりの朴訥な正義感は認めている。

もとろん

掟破り、内部告発は重要である僕自身がその類型であると自負しているし、生まれつきなんにでも反発する性分だ。

にもかからわず

すべてが「掟」破りだと何も生まれない。椋梨藤太がいたから「こそ」長州藩がアウフヘーベンできたのだ「とも」思はれる。

とまれ

テレビとは一体何なのか「公共」の電波とはいったいなんのか、、、、という問題提起に古賀茂明は一石を投じたのもまた確かなことである。



(引用2)



小田嶋隆 @tako_ashi  ·  3月28日

私は見てません。「ナマなんだから勝手なことを言う人がいたって不思議ではないよね」というお話をしています。 RT あんなんが頻発するテレビを見たい人がいるのか

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まずは政治的概念を明確にすること

「世に倦む日々」ツィッターから転載。
何となくだが、重要な言葉のように思えるので、念のために保存しておく。
ファシズムとは反共だ、というのは私もそう思うが、ついでに言えば右翼も反共であり、したがって右翼とはファシズムだ、ということになる。
実際、右翼は保守主義と同一視されるが、そのやっていることは文化的な意味での保守主義とは無関係に、常に資本家の利益擁護のための闘争でしかない。つまり、資本家の傭兵である。それが右翼の本質だ。
であるから、安倍一味が経済面では常に資本家の利益拡大のためにしか動かないというのは、まさに彼らの政治的右翼性やファシスト的体質と見事に一致しているのである。
以上を要するに、政治を考察する者は、ソ連崩壊に伴って政治思想の世界から弊履のごとく捨てられた共産主義あるいは社会主義や資本主義の概念について根本的に再考察すべきなのである。
こうした基本的考察も無しに、安倍政権を社会主義だ、とかぬかす阿呆がネット界にまだ存在するのが私には信じがたい。
もちろん、社会主義者や共産主義者自身が資本家に操られてきたという面も確かに存在するし、たとえばレーニンへの資金提供を行ってロシア帝政を打倒したのも資本家だ、という一面はある。だが。それだけですべての社会主義や共産主義を資本家の手品にすぎない、と否定することこそ、まさしく資本家の手の上で踊らされ、彼らの都合のいい方向に物事を進められる結果になるだろう。
結論すれば、右翼を右翼と呼んで批判すると同時に、資本家を資本家と呼んで批判することが、政治思想を混乱と混迷から救う道だろう、ということだ。
これは、荀子の言う「言葉を正すことが政治を正す第一歩だ」ということである。逆に、政治概念を混乱させることは人民支配の悪辣な手段であることは「ユダヤプロトコル」に書かれたとおりだ。それを実行し、非論理的言語で政治を壟断しているのが安倍一味であり、橋下徹である。



(以下引用)


私はずっと、右翼を右翼と呼んで批判しろと言ってきた。保守だのタカ派だの復古派だのとゴマカシを言うのではなく、右翼という言葉で敵視せよと。もう一つ、イデオロギーという言葉を使え。これは基本だ。正しい政治学的意味でイデオロギーという言葉を使え。これが使えないと政治の認識はできない。
丸山真男のファシズム論を読めと繰り返し私が言うのは、丸山真男がファシズムの概念を理論化するに当たって、反共の契機を最も重要視しているからだ。他の政治学者と違って。ファシズムとは反共だと言っている。参考になるというか、正鵠を射ていると思わないか。安倍政権を分析する理論的道具として。
反共イデオロギーという強力な実在を、今の若い左翼リベラルは政治の認識から欠落させている。見落としている。見えていない。イデオロギーという言葉が、マルクス主義や社会主義や戦後思想を意味するネガティブな代名詞に固められたため、右翼のイデオロギーをイデオロギーだと認識判断できないのだ。
安倍晋三や右翼は信念と目標を持って政治を進めているわけで、彼らのイデオロギーに忠実に即して行動している。平和憲法を廃棄して戦前の体制に戻すこと、中国の共産党政権を武力で倒すこと、これらは彼らの神聖な使命であり、理想の実現であって、決して趣味でも戯れでもない。まさに真善美の価値観。
どうして今の日本の左翼リベラルが、右翼のイデオロギーの実在と機能を認識できないかというと、「イデオロギーの時代は終わった」という脱構築主義の観念に毒されているからだ。実は今はイデオロギー全盛の時代で、空気中のイデオロギー濃度が極端に高い時代なのに、その現実を正しく捕捉できない。
今の日本の左翼リベラルは、右翼がイデオロギーを持っているという認識がない。その基本的認識が欠落している。安倍晋三と右翼の政策や言動の一つ一つが、イデオロギーから発せられているという事実を了解できていない。彼らが政治的理想を持ち、政治目標を持っているということが理解できていない。

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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
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