なお、「家族を想うとき」は見ていないが、非常に社会的問題意識に溢れた良作らしい。しかし、題名の邦訳は糞である。「不在通知」のほうが遥かにいい。非情さがあり、象徴性がある。
「I miss you」の正しい訳は本当に「君がいなくて寂しい」か
下のツィートにある不在票は、訳すなら「我々はあなたがいなくて寂しい」ではなく、「残念ながら、ご不在のためにお会いできませんでした(配送できませんでした)」だろう。そのどこにも「寂しい」などという概念は含まれていない。
映画の原題は、宅配便の不在票の文句「Sorry We Missed You」とのことだけど、この言葉には「見落とされた人々」「見捨てられた人々」という意味がかかっているのでは。 > 町山智浩 ケン・ローチ監督作品『家族を想うとき』を語る
(追記)某英語サイトより
「I miss you」の意味は「あなたがいなくて寂しい」になります。 動詞「miss」は少し和訳しづらいのですが、「...がいないことを寂しく思う」という意味です。 「miss...」=「feel sad without...」と覚えておきましょう。 「miss」は「会いたい」「悲しい」「恋しい」「寂しい」などの様々な感情がすべて内包されています。 恋人、配偶者、家族、友人などあなたにとって大切な人が遠くへいってしまって、会いたいけど会えないときに使うのが「I miss you」になります。例えば、遠距離恋愛をしている恋人同士でSkypeなどをやると「I miss you.」を連発します... 異性に対して使うときは少し注意が必要で、ただの友人に対して使う場合は問題ありませんが、好意を寄せる人や元恋人に対して「I miss you」と言ってしまうと、誤解を招く可能性があるので注意しましょう。 また、アメリカでは通常の友人間(クラスメートなど)で「寂しいな」「また会おうね」くらいのカジュアルなニュアンスで使いますが、イギリスでは家族や本当に親しい友人の間で使うのが主です。イギリス人の感覚からいくと、「I miss you」には、「I love you」と同じくらい深い愛情をも意味するフレーズになっています。国によって「miss」のニュアンスの重さが違うのでここにも注意が必要です。