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高雅な風景と俗な思索

昨日と今日の朝(未明)の散歩は、わりと暖かで風も無かったので、街路を通って海岸道路に出るコースを歩いたのだが、夜明けの海はやはりきれいである。この風景を見られない人が気の毒だ。
だが、街路を歩くコースだと、なぜか想念があまり高尚なというか、哲学的あるいは文学的なもののにならない。これは、周りの風景が家々だからかもしれない。今朝の散歩でも、BGMとしては頭の中で「椰子の実」の歌詞が延々と流れていたが、それ以上の発展性が無い。(なぜ「椰子の実」かというと、海岸に出ることが決まっていたからだろう。椰子の実は、遥かな南の島から長い旅を経て伊良子崎かどこかの海岸に流れ寄るのである。)

で、散歩の帰り道はこの海沿いの田舎町の街路や家々の間の畑や草っ原の傍を通るのだが、この町は空き地が多い。根が吝嗇な私は、そういう、「利用されていない」土地や居住放棄家屋を見ると、「勿体ないなあ」と思うのが常だ。まあ、金持ちだから平気で土地や家を放っているのだろうから、他人がどうこういう立場ではないが、私が資産家なら、この町のそういう土地をすべて買っておく。何しろ、最高の観光環境・居住環境にある土地なのだから、いずれ値上がりするのは確かだし、小金持ちなら自分自身の隠居地に最適だ。まあ、2000万円もあれば、土地と家を買って整備リフォームし、残りのカネで死ぬまで優雅に(ただし、贅沢なしだが)暮らせるのではないか。
その計算もしたのだが、私は土地の相場を知らないので、ここには書かない。ただ、最近は100万円で、十分に快適に暮らせるプレハブハウスがあるようだから、それを2軒買って、一軒は書斎兼応接間兼倉庫兼必要時の宿泊所、あるいは学生相手の安い貸間にするのもいいのではないか。

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HN:
酔生夢人
性別:
男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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