今朝の早朝散歩はいつもより少し早く、午前4時半ごろに家を出て、その時は空の大半が雲に覆われていたが、家に帰った5時少し過ぎにはかなり晴れ、その時、月は天頂ちかくにあった。
その月(旧暦11月23日の月)は半月で、弓で言えば弦の部分が斜め上にあり、それなら「上弦の月」かと言えば、以前調べた時には、月の後半の半月は「下弦の月」だったと記憶する。なぜ、そのようなナンセンスな命名がされたのか、それは日本古来の月の呼び方か、と思って、今調べることにする。
結局、同じ日の月が観察する時間帯によって見え方が違うわけで、実に非科学的な命名である。本当に昔から「上弦の月」「下弦の月」という言葉を使っていたか、怪しいものだ。
月が一番見える時間帯だと、上弦の月の弦が下にあり、下弦の月の弦は上にある、となるのではないか。
(以下引用)
その月(旧暦11月23日の月)は半月で、弓で言えば弦の部分が斜め上にあり、それなら「上弦の月」かと言えば、以前調べた時には、月の後半の半月は「下弦の月」だったと記憶する。なぜ、そのようなナンセンスな命名がされたのか、それは日本古来の月の呼び方か、と思って、今調べることにする。
結局、同じ日の月が観察する時間帯によって見え方が違うわけで、実に非科学的な命名である。本当に昔から「上弦の月」「下弦の月」という言葉を使っていたか、怪しいものだ。
月が一番見える時間帯だと、上弦の月の弦が下にあり、下弦の月の弦は上にある、となるのではないか。
(以下引用)
月は約29.5日の周期で満ち欠けを繰り返しており、太陽と月の位置によって、地球からみた時の形が変わります。
上弦の月と下弦の月の見分け方
見える時間の違い
上弦の月は、昼頃に東の空に昇り、夕方頃に南中、そして真夜中に西の空から沈んでいきます。一方、下弦の月は、真夜中に東の空に昇り、明け方頃に南中、そして昼頃に西の空から沈んでいきます。
なぜ、このようになるのか、下の図を見ながら考えてみましょう。
なぜ、このようになるのか、下の図を見ながら考えてみましょう。
こちらの図は、上弦・満月・下弦の時の、月と地球、太陽の位置関係を表したものです。
地球は反時計回りに自転しているため、月が上弦の時の位置にある場合、月はD(昼頃)に見え始め、A(夕方頃)に最も見やすくなり、B(深夜)に地平線の下に沈んでしまいます。C(明け方頃)は地球の裏側になるため、全く見ることが出来ません。
同様に、月が下弦の位置にある場合、A(夕方頃)の時間では月が地球の裏側にあるため見ることが出来ず、B(深夜頃)の位置になった時にようやく地平線から月が出てくることになります。
このため、上弦の月と下弦の月は見える時間が異なるのです。
地球は反時計回りに自転しているため、月が上弦の時の位置にある場合、月はD(昼頃)に見え始め、A(夕方頃)に最も見やすくなり、B(深夜)に地平線の下に沈んでしまいます。C(明け方頃)は地球の裏側になるため、全く見ることが出来ません。
同様に、月が下弦の位置にある場合、A(夕方頃)の時間では月が地球の裏側にあるため見ることが出来ず、B(深夜頃)の位置になった時にようやく地平線から月が出てくることになります。
このため、上弦の月と下弦の月は見える時間が異なるのです。
名前の由来は?
上弦や下弦の名前に使われている弦(つる)というのは弓に張る糸のことで、半月の形が弓に似ていることから、弓の真っ直ぐな部分である「弦」の漢字が用いられたと言われています。
そして上弦と下弦の名前の由来は諸説ありますが、有名なものは下記の2つです。
1つ目は、新月を含む日を1日とし、月の満ち欠けで1か月を定める太陰暦を使っていた時代に、月の前半(上旬)の月を上弦の月、月の後半(下旬)の月を下弦の月と呼んだというもの。
2つ目は、西の地平線に沈む時に、弦(半月の真っ直ぐな所)が上に位置しているか、下に位置しているかでどうかでつけられたというもの。上弦の月は直線部が上で、半円部が下の状態で沈んでいきます。このため弦の部分が上で沈む月を上弦の月、弦の部分が下で沈む月を下弦の月と呼んだというものです。
そして上弦と下弦の名前の由来は諸説ありますが、有名なものは下記の2つです。
1つ目は、新月を含む日を1日とし、月の満ち欠けで1か月を定める太陰暦を使っていた時代に、月の前半(上旬)の月を上弦の月、月の後半(下旬)の月を下弦の月と呼んだというもの。
2つ目は、西の地平線に沈む時に、弦(半月の真っ直ぐな所)が上に位置しているか、下に位置しているかでどうかでつけられたというもの。上弦の月は直線部が上で、半円部が下の状態で沈んでいきます。このため弦の部分が上で沈む月を上弦の月、弦の部分が下で沈む月を下弦の月と呼んだというものです。
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