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「愛」は「真実の平方根」か

藤永茂博士の記事の中に、こういう記述がある。
このドキュメンタリー映画の中でサハロフは奇妙な数式を持ち出します。それは、
  (真実)の平方根=(愛)
というものです。何の事やらわかりません。
意味不明ではあるが、だからこそ面白い。誰か、この等式を解釈できないものか。ちなみに、サハロフは「水爆の父」でありながら、「水爆が永遠に使用されないことを願う」と公言してソ連政府ににらまれ、流刑された人間であるらしい。
私は、愛を二乗したら真実になるか、嘘になるかは分からないし、真実の根底(核心)に愛があるとはなおさら思えないのだが、はたして真実とは何か。

それを科学的なものではなく、精神的(宗教的)なものと考えれば、キリスト教的には「真実の平方根=愛」なのかもしれない。つまり、キリストという媒介を通すことで、「愛=真実」になるという解釈だ。だが、一般には愛と真実が乖離しているので、「愛=真実」ではなく、「愛は真実の平方根だ」となる。つまり、「心内」の愛を二乗するとは、宗教的「行為」にする、と解釈してはどうか。二乗とは単なる拡大や拡張ではなく、「心」から「行動」への次元の変換である。

無駄口の付け足しだが、虚数単位はi(アイ)である。すると、「アイの二乗は-1」となり、どうも「真実」にはなりそうもない。アイの二乗は負の数とは、あまりに重いi(愛)はマイナスであるわけだwww マノン・レスコーとか椿姫とかカルメンとかね。

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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
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