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日本病ではなく、時代病か

今日の「徽宗皇帝のブログ」の流れで、「カレイドスコープ」で言及されていた記事をついでにここに掲載しておく。詳しく読んではいないが、2002年当時の日本(小泉による日本破壊前)の政治経済状況への苛立ちから来る論考のようで、今となってはむしろ当時の日本人の「ネガティブな感情」こそが正しい日本観を示していたのだが、そのネガティブな感情が「小泉改革」への過剰な期待となって、あの暴走を生み出した(もちろん、マスコミによる誘導の結果だ。)点が間違いだったという解釈が適切なのではないか。
いずれにしても、この「日本病」は、私の言う「日本人の遺伝的精神疾患」ではなく、2002年当時の時代病にすぎないようだが、現代に於いても日本人考察の叩き台の一つにはなるものだろう。

下記記事の考察に対しては、その結論部分(「イギリス病の克服は、鉄の意志を持つ宰相サッチャーが行った「ビッグバン政策」によって、克服された。彼女は、イギリスに経済の自由化という原則を貫いて強烈な外資の流れを作った。小泉改革では、この 流れがまったく作れない。よって日本病的体質の人物では、日本病克服は不可能と判断せざるを得ない。」)とは真逆に、小泉が日本を「新自由主義の地獄社会」にしたことからも、「見る目がない」と言わざるを得ない。この筆者はサッチャーリズムの信奉者のようだが、サッチャーがイギリスを表面的には建て直しながら、極端な下層階級いじめ政策を行ったことへの批判も無さそうである。






(以下引用)



「日本病」を考える


-現代日本人のネガティブな感情-





 
1 日本病の心的傾向

最近何処からともなく言われるようになった日本病というものを考えてみよう。


かつてイギリス病ということが盛んに喧伝されたことがある。周知のようにイギリス病とは、産業革命をいち早く起こしたイギリスという国家が、市民階級が次第に自分たちの権利意識に目覚め、やがては世界第一位の債権国となり、「ゆりかごから墓場まで」と言われるような世界に並ぶ者のないような福祉大国を建設するに至ったのであったが、ある時から、それが足かせとなり、いつしか国民がその権利にあぐらをかくようにようになり、汗を出して働かなくなって、イギリスという国家そのものが国際競争力を失って、信用を失墜してしまった状態を指す言葉である。


ひとつの例を挙げれば、イギリスの高級車に「ジャガー」というものがあるが「○○年のジャガー」はトラブルが多いと言われたりしたものだ。失業率も高止まりして、ひどい時には、失業手当てが、巷の最低賃金を上回る状態もあったようだ。もちろんこのようにイギリス病は、病とは言っても、身体的な病ではない。それは社会学的あるいは社会心理学的な意味における国民の労働意欲減退症候群とも言うべき心の病的傾向のことであった。


そのイギリス病の一般的な解釈を「広辞苑」の第五版で探したのだが、既に死語となっているのか見あたらない。「現代用語の基礎知識」でも同様であった。つまりは現在の時点で「イギリス病」という国民病はこのイギリス社会から末梢されたと見るべきであろう。


イギリス病に変わって、世界中で喧伝され始めたのが、日本病という困った症状の心的傾向である。
日本病の特徴は以下のような点であろう。

 
第一に、日本病の感染者は、自分が日本病の病に罹っていても、容易にそれと気づかないという傾向が強いこと。(感染意識の欠如)

第二に、日本病の感染者は、全てにおいて受動的な心的傾向を伴うこと。
(積極的行動の欠如)


第三に、日本病の感染者は、極端に自分が突出を恐れ、出る杭は打たれるという教訓を心に刻んでいること。(顕著な中産階級意識)


第四に、日本病感染者は、封建時代の権化とも言うべき、徳川家康の信奉者が多いこと。(見ざる・言わざる・聞かざるの思想)


第五に、日本病感染者は、恥という日本文化の根底にある心的傾向を務めて無視するか、完全に忘れ去っていること。(恥の文化の喪失)


第六に、日本病感染者は、政治とは世襲的な労働であり、選挙において、自分が誰に投票しようと無意味であると諦念の気持を持っていること。(政治的諦念)


第七に、日本病感染者は、依然としてアジア諸国に対する優越意識を持ちながら、アメリカを始めとする欧米先進国に対しては、卑屈な劣等意識を引きずっていること。(プチ?脱亜入欧意識)


第八に、日本病感染者は、日本の欠点ばかりを探して、長所を見ようとしないネガティブな心的傾向を強く持つこと。(ネガティブな傾向)


第九に、日本病感染者は、自分がリスクを負って先頭に立つことを極力避ける傾向があること。(冒険精神の欠如)


第十に、日本病感染者は、目の前で犯罪が起こっても、それがテレビの中か、テレビゲームの中で起こっていると考えてしまう傾向があること。(テレビ中毒症)


第十一に、日本病感染者は、他人事(ひとごと)意識が強く、たとえ親子友人間にあっても、すべてにおいて他人のことで関与を避ける傾向がある。(他人事意識)


第十二に、日本病感染者は、物事の本質をブランド化する傾向が強く、かつブランドを神の如く神格化する傾向と、それに時として過剰依存する傾向がある。(ブランドへの過剰依存意識)


以上の特徴から、日本病を、一般的にこのように定義することが出来るのではないだろうか。日本病症候群は、日本人の2000年前後の心の傾向であり、それは国家としての日本が、バブル経済の後処理に結果として失敗したために、経済の低迷が十年にも及び、その不安と自信喪失から来る否定的な心的傾向である。しかもそれは極端な「他人事意識」を伴った鬱病的な傾向である。
 
 


2 イギリス病克服過程と日本病


日本病の克服には、どんな処方箋が必要であろう。かつてイギリス病を克服したサッチャー政権は、ビッグバン改革と言われるような徹底した自由化の経済政策を通して、外資の導入と福祉政策の見直しを計り、一方では低所得者層にも家を持たせるような夢と希望を与えるような税制度を導入することも忘れなかった。こうして不治の病とも言われたイギリス人の心の病をサッチャー政権は克服したのである。そのことから首相サッチャーは鉄の女(鉄の意志を持った女性という意味)と呼ばれたのである。 


もちろんサッチャー改革によって、イギリスは多くのものを失ったことも事実だ。先の例に挙げたイギリスの名門企業「ジャガー社」もアメリカのビッグスリーの傘下に入ったように多くの企業が買収され、資本系列では、イギリス系の企業という名目は外れた。しかしサッチャーの政策は、名よりも実をとったのである。日産が英国工場を建設した時、サッチャーは満面に零れるような笑みを浮かべて、日系企業の進出を向かえたものだ。 


さらに世界の為替市場で、トップの売買高を誇るロンドンのシティは、アメリカのマンハッタン(世界一の株式市場)と並んで、世界中の為替ディーラーをイギリスに吸収した。このような方式をいつからか、エコノミストは「ウインブルドン方式」と呼ぶようになった。この言葉は、もちろんテニスのウインブルドンテニス大会から来ている。この大会は、世界の四大テニス大会の中でも最高の権威と栄誉とされる大会だ。年に一度、世界最高のテニスプレイヤーたちが、夏のイギリスウインブルドンに集い、「ウインブルドンチャンピオン」という世界最高の栄誉をイギリス王家から授かるために、二週間の間、白熱した戦いを繰り広げるのである。確かに最近英国の選手が、ウインブルドンチャンピオンになったという話を聞いたことがない。それでも主催国としてのイギリスの権威と栄誉は変わることはない。多くの名門企業を、外資系企業に売り渡す結果となった。要するに病を克服するためには多くの痛みが伴ったのである。 


しみじみと考えてみれば、「ジャガー社」のような名門企業が、どんどんと買い取られて、イギリス人の気持ちとすれば、面白いはずはない。しかしモノは考えよう、これから経済を活性化していけば、必ず買い戻す時も来る。鉄の女は、心の中でそのように思っていたのかもしれない。彼女の柔軟な政治姿勢は、少々右寄りだ。と指摘されたこともあった。でも彼女の政治姿勢は、現実主義的と指摘した方が当たっている。例えば、世界のソ連邦最後の「皇帝」(書記長職を指す)となった改革者ゴルバチョフを最初に西側のマスコミに好意的に紹介したのは、サッチャーだった。彼女はモスクワにゴルバチョフを訪ねて、会談をして、一発でこの人物が、東西の政治構造を変革する人物と見抜いた。そして「彼は話の出来る人物。単なる共産主義の教条的な人物ではない」と語った。それが彼女とゴルバチョフが、まるで恋人のように枯葉の舞うモスクワの公園のベンチで寄り添うような写真と共に西側のマスコミが報道することによって、世界の冷戦構造に風穴を開ける役割を果たした。すぐに鉄の女は、時のアメリカ大統領レーガンに電話をし、あっという間に、ソ連邦は民主化を遂げ、ベルリンの壁の崩壊に象徴されるような事態が到来したのである。イギリス病の克服だけではなく、サッチャーという人物の鉄の意志は、結果として世界平和にも大きな貢献を為したことになる。 


所詮イギリス病、あるいは日本病と言っても、人間の心が作り出している幻影の経済的な反映に過ぎないのだ。だから日本病克服の処方箋は、イギリス病同様、鉄の意志をもった指導者の出現とそれを取り巻くブレーンが効率よく仕事をして、このような方法をとれば、日本は必ず良くなる。しかもそれが夢を生むような現実的で柔軟なものでなければならないのである。さてそこでイギリス病克服の過程を踏まえて、我が日本をみればどうなるであろう。果たして小泉改革と言われるものが、日本病克服の究極の処方となり得るであろうか。
 


3 小泉総理も日本病?


現在の小泉政権が行っている「聖域なき財政再建」とは何か。小泉政権成立してほぼ一年になるが、効果の方はさっぱり見えてこない。ますます景気 は混迷を深くしていて、このままでは本当に日本経済が奈落の底に落ちて行きかねない底知れぬ不安というものを感じてしまう。 


当の小泉氏は、言語は明瞭なのだが、やはり日本病に冒されているようで、何事にも「他人事」口調が目につく。アジア無視、脱亜入欧の思想は如何 ともしがたく、首相就任後、早々に靖国問題でアヤを付けたものの、何とかそれを「日本病の世相」を逆手にとって、それをうまく乗り切ったのであったが、どこよりも早く行った外遊先は、やはりアジアではなく世界の盟主同盟国のアメリカであった。そこでブッシュ大統領に、大盤振る舞いの待遇を受けると、わが小泉首相は、すっかり良い気分になって、2001年 9月11日に同時多発テロが起こると、早速自衛隊を、後方支援と称して、インド洋に差し向けるような早業も披露した。(もちろんこれとて憲法論議ソッチノケで実に危なっかしい政策だが・・・) 


ところが肝心の内政はと言えば、小泉改革の目玉であった道路公団の民営化は遅々として進まず、出てきたのは外務省の不祥事であった。それを先頭になって、旗を振るかと言え ば、流石に日本病の進行は早く、他人事症状は進み、「女の涙は武器だ」とか「言葉の暴力も悪いが、実際の暴力もいかん」などと、完全な無関心の日本病症状は強まる一方だ。 


これを見かねて、ある女性経営者が、このように発言したと新聞に載っていた。 
「小泉さんは、ライオンだとずっと思ってきたが、とんでもない。あの人はライオンではなくキツネだ。キツネは早く、山に帰った方がいいのではないか」 
その発言を耳にして以来、確かに彼の顔がライオンからキツネに見え始めたから不思議だ。 


かつて数年前、自民党橋本政権も、小泉政権ほどではないが、高い支持率に支えられて、「イギリス病」克服の歴史に習い「日本版ビッグバン政策」を 実行しようとしたことがあった。しかし極端な緊縮型の経済政策が、アダとなって、不況の深刻化から、国民の支持を失って、倒れたことがあった。いっ たい橋本時代の「日本版ビッグバン政策」と今回の「聖域なき財政再建政策」にどんな違いがあるというのだろう。エコノミストではないので、明確な発言は出来ないが、少なくても経済効果として、出てきたものは、国民の非常にネガティブな経済心理の蔓延という以外にないような気がする。つまり余りに 緊縮的な財政政策を続けている余り、活力のある企業グループのエネルギーをも奪ってしまっているのだ。 


こうなると、日本病の第13個目の症状として、「過剰の自信喪失」という一項を加えたくなる。この十年以上に及ぶ日本政府の過剰な緊縮的財政政策 は、日本国民の心理に「過剰な自信喪失」とも言うべきネガティブな心理情況を生み出していることを我々はしっかりと自覚すべきである。これはまさに「トゥレイト・トゥリトル」(遅すぎ・少なすぎる)な財政政策が生み出した日本病の一症状そのものではないだろうか。 


もしも小泉政権がこのまま続いて行けば、残るのは、硬直しきった大銀行や政府に守られた半官半民のような企業しかなくなってしまう危険すらある。もはや銀行は中小企業になんか、目もくれられないようなひどい経営状態になっているのだから、このままで行けば日本から中小企業やベンチャーだっ て、なくなってしまう可能性も出てきた。要するに日本経済は、まったく夢がなくなってしまった。おそらくソニーやトヨタなどの企業は別にして、日本の学 生だって、海外に渡って、外資系の企業に職を探す者が当然でるであろうし、それが嫌な者は、公務員になる道を目指すことになるだろう。そうしたら日本には、ますます公務員に成りたい人間ばかりが増えて、役人国家というような駄目な国になってしまうであろう。これではまるで明治の日本の資本主義の勃興時期のような有様ではないか。


結論である。イギリス病の克服は、鉄の意志を持つ宰相サッチャーが行った「ビッグバン政策」によって、克服された。彼女は、イギリスに経済の自由化という原則を貫いて強烈な外資の流れを作った。小泉改革では、この 流れがまったく作れない。よって日本病的体質の人物では、日本病克服は不可能と判断せざるを得ない。


もはや小泉氏が日本病なのは、その度重なる他人事発言からも包み隠せない事実と言うべきだ。佐藤 
 
 



 




2002.3.14
2002.3.15

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NHK現場の良識と上層部の腐敗

「日本の独立」というブログから抜粋転載。(全文を読むのがいい記事だが、長文なので。)
「花子とアン」は見ていないが、NHKの現場には基本的には反戦平和主義思想のスタッフが多いと思う。もちろん、今のモミイ会長や経営委員会(だったか?百井や長谷川などだ。)などは最悪だが。


(以下引用)



朝の連続ドラマ小説「花子とアン」

テーマ:


なかなかいいドラマだ。今の時期にNHKが、このような放送を行うとは、ちょっと不思議な気がする。まるで戦争は日本が間違っていた、良くない、と国民に植え付けているかのようだ。その通りなのだが・・・。



花子のラジオ放送で国民全体がもうおかしくなっていることが受け取られる。



日中戦争を終わらせようと、活動していた宮本龍一が、憲兵である花子の「おにいやん」に連れて行かれて、周囲から非国民扱いをされる。そして自分の息子にまで非国民扱いされてしまう。このような、赤狩りの場面も放送されていた。侵略戦争に反対し平和を願ったらこれだ。



宮本龍一という男は、多くの国民が炭鉱での過酷な労働により苦しい生活を強いられ、石炭王などの一部の人たちが富を牛耳ることに憤り、格差のない平等な社会の実現を目指していた。人は富を共有するべきだ、という思想を持っている。これが共産主義の根本思想だ。たとえ宮本龍一が共産主義者ではないといってても、超格差社会を非難した時点で、共産思想とみなされるのである。だから赤狩りで連れて行かれた。



戦争と言うのは、お金が掛かる。そのお金を調達するためには、超格差社会を実現し、経営者などの一部の富を牛耳る財閥の資金力が、必要となる。もちろん他国を侵略することも必要となる。お金持ちと政府と一体となって戦争に突き進むことになる。そのために政府は超格差社会を実現する政策をとる。よって宮本龍一からすれば戦争と言うのは、一部のお金持ちたちが金儲けするために勝手に始めたことなのである。そして多くの日本国民が、またアジアの諸国が侵略により貧困生活を強いられているのである。それを端から見ていて我慢がならなかったのが、この宮本龍一という男なのだ。



格差社会の政策を実行するということは、多くの国民が貧困化することをも意味するのを忘れてやしないか?しかも資本主義には、必ず失業者が生まれるという欠点を抱えている。この資本主義の欠点を埋めさせるには、生活保護が必要だと言うことは過去ブログで述べた。ここで改めて現金の不足という自己矛盾というものに注目したい。




 


ところが、戦争中に生活保護なんてするわけが無い。だが、この生活保護受給の代わりの役割を果たしていたと思われるものがある。それが炭坑労働者や軍隊入隊、慰安婦である。分かりやすく言えば、過酷な炭鉱重労働者になるか、軍隊に入部して戦争で殺し合いをするか、慰安婦として働けば生活保護が受けられるのである。このようにすれば資本主義の欠点である現金の不足と言う自己矛盾は解消される。よって食べて生きていくには自ら望んで兵隊になったり、慰安婦になったのである。花子の「おにいやん」も貧困の幼少時代を過ごしている。家族を貧困で苦しませるような親父のような大人にはなりたくない!という思いで憲兵になったのである。



つまり、資本主義の欠点の尻拭いをさせられるのは弱者なのだ。で、この当時、最も立場の弱い人たちは一体だれかというと日本に侵略されてしまった朝鮮人なのである。弱者が生きていくには、生活保護を受ける代わりに、炭坑で働くか、軍隊に入るか、慰安婦で働くしかないのである。結局、これはお金という暴力で貧しい国民を戦争へと駆り立て、慰安婦を戦争に利用しただけのように思える。超格差政策で搾取した大金をちらつかせて、弱者を利用するようにおれには見える。ところが、最近の日本人は、日本の血税を朝鮮人慰安婦に高給を与えてやった!感謝しろ!と主張する。「日本人の金を!血税を!与えてやったんだぞ!」と・・・。私はここに大きな疑問を抱く。



本当にそうか?



お金と言うのは暴力に利用されることを忘れてやしないか?



政策で超格差社会を目指せば、日本人あるいは朝鮮人から税を集めるのは訳ないのである。日本政府は、捨てるほどの金をかき集めることが出来る。その金という暴力を利用し、ラジオ放送で日本国民の頭をおかしくさせ、お国のためにと言いながら侵略戦争を実行したあげく、おろかな戦争に突入することとなったのではないのか?そのおかげで、靖国神社に眠る多くの若い英霊たちの命を失い、また多くの朝鮮人が自ら慰安婦となるはめとなったのである。それを高給を与えてやったから感謝しろと・・・?



資本主義の欠点を、侵略された朝鮮人が一番尻拭いをさせられると言うのに、日本の血税だって???それをいうなら朝鮮人の生き血じゃないの?経済は循環しているのですよ。日本の血税はたくさん集まったようですが、どうしてそんなに日本の税金がたくさん集まったのですか?日本企業が儲かったからでしょ。ではなぜ日本企業が儲かったの?朝鮮を侵略したからでしょ?大戦景気で儲かったと言うのもあるが、それも朝鮮と中国を暴力で踏みにじり金本位制の移行に成功したからである。それをなぜ恩着せがましく日本人は貧しい朝鮮人のために慰安婦を雇い高給を与えてやった!などと平気で言えるのだろうか・・・。今の日本人の言い分を見ていると、黒を白と言いくるめているような気がしてなりません。



たとえば今はもう無いが、旧・朝鮮総督府は、日本の清水建設が建設している。清水建設はもちろん日本の企業であり、日本人が経営している。これは朝鮮で公共投資しているようなもので、日本人の雇用が求められ日本人に給料が支払われるのである。そしてその給料の中から所得税やら何やらと日本の税金が集まってくるのである。実際、日本の土木業者は朝鮮で大儲けしたと聞く。朝鮮統治時代、参政権などあるはずもなく、(一部の対日事大主義者は別!)弱者の立場にあった朝鮮人の要求に応える政策も行われるはずもなく、いつまでたっても朝鮮人は弱者のままであった。そしてその尻拭いを強制労働や慰安婦やらでさせられたのである。それを日本の血税を!貧しい朝鮮人に分け与えてやった!なんて恩着せがましく言っていますけど、おかしくね?



ねえ、倉山満さん?



富を平等に分け与えるべきだと主張する宮本龍一のような方は、つまるところ必然的に、戦争反対を訴えることになる。なぜなら、これが共産思想の根本だからである。共産思想は、なくしてはならないんだよ。分かる?私はなにも日本は共産国を目指すべきだなんて言っていませんよ。バランスが必要なんです。資本主義にも欠点と長所があるし、共産主義にも欠点と長所がある。共産主義の欠点「平等の中の不平等」を埋め合わせるには、資本主義の長所「格差による技術革新」が必要だし、逆に資本主義の欠点である「格差による貧困者・戦争」をなくすには、共産主義の長所である「富の分配と平和」が必要なんです。



よって、ねずさんみたいに共産主義者は絶対悪だから治安維持法を復活せよ!なんてとんでもない暴論である。まるで超格差社会を実現し、貧困層を作って兵隊や慰安婦を作って戦争しようではないか!と言っていることと同じではないか!今のアホノミクスそのものである。戦争でだれが得するのか?と言うとお金もちなんだよ。分かってる?



(中略)


で、花子とアンをみていると、日本の赤狩りや日本の若者の頭がラジオ放送などで頭をおかしくされ、いや日本中の人たちの頭が、おかしくなってしまっていた。ラジオによる洗脳教育は、おそろしいと言わんばかりのドラマであった。今の時期にこのようなドラマを公開するとは、驚く。なぜなら、今の左翼が~、反日が~、在日が~、中国が~、日本を乗っ取る!なんていっている書籍を山のように見受けられるが、これらの言論人たちの本が、この当時のラジオ洗脳教育にとてもよく似ていて、まるでこの当時と同じに見えるからだ。



花子とアンを見ていると、今の日本人とそっくり。今の日本人の頭がみんなおかしくなってきているように感じるのは俺だけか・・・。


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地下に潜ったまま東京大阪間を走って何が楽しい。

政治的事件(その大半はカネがらみだから経済的事件でもある)は、単線的に発生するのではなく、幾つもの事案が同時並行的に起こるもので、マスコミが騒ぐ話題の陰でひっそりと重要な問題が、何の議論もされないままない進行していくこともある。
そうした「見えないもの」こそ大事だ、というのが私の信条の一つだから、「ギャラリー酔いどれ」が次の記事を掲載しているのは素晴らしいことだと思う。
私もリニア新幹線にはほとんど興味も無いのだが、これがいかに馬鹿げた計画であるかを日本国民全体に周知させるのは大事だろう。要するに、この計画の推進派は原発推進派と同じ根を持っているのである。これもまた日本を災厄の中に巻き込む案件の一つだ。


(以下引用)



当ブログ既報ですが、より詳しく、

◆http://kasakoblog.exblog.jp/20980559/
つぶやきかさこ 2013年 08月 26日

未来世代の不良債権リニア新幹線
 ゴリ押しでJR東海がJAL・東電の二の舞になる危険 ~ すべては国民のツケに



より抜粋、

リニア新幹線計画って、こんなに狂気な計画だとは思いもしなかった……。

(中略)

今までたいした関心もなかったリニア建設だったが、
これは何が何でも反対しないとまずい代物ではないかと思えてきた。

その理由はズバリ、どうやっても必要性が見い出せず、
明らかにJR東海の収益悪化をもたらし、
それが最終的には国民の負担になる不良事業
だからだ。

はっきりいってリニア建設計画は狂っている。

例えるならJR東海が9兆円の借金をして、
万馬券の馬に全額賭けますといっているような話だ。
あまりにバカげていて建設する意味がわからない。

ただこのリニア計画がミソなのは、
税金ではなくJR東海が全額負担して事業を行うことだ。
国民の血税を使うわけじゃない。JR東海がやるんだからいいだろうと。

でも果たしてそうだろうか?
リニア計画がどっかのベンチャー企業がやるならともかく、
国民にとってなくてはならない生活の足を、
ほぼ独占的に保有している極めて公共性の高い鉄道会社がやる
わけだ。

9兆円もかけてリニア作ったのに、
まったく採算が合わずに赤字になってしまえば、
その負担は通常のJR東海の運賃に上乗せされる形になる。

失敗が目に見えている大バクチをしたせいで、
そのツケは結局は国民に降りかかってくるのだ。

リニアが失敗してその会社が倒産するなら、国民には何の被害もない。
融資したアホな銀行が不良債権を抱え込むだけだ。
しかしそうではない。そのツケは国民の生活の足に上乗せされるのだ。

JALの破綻や東京電力の“破綻”と同じことだ。

ずさんな経営で、かけるべきところにお金をかけず、いい加減なところに金をかけ、
経営が悪化したら、そのツケは国民が背負わされる。

赤字経営になろうが破綻しようが、JALや東電は潰せない。
なぜなら代替手段がほとんどないからだ。
JR東海もそれと同じ。自社負担だからいいではないかでは済まされなくなる。

9兆円もかけてJR東海がリニアで建設費を回収できるとは思えない大きな理由は2つ。

1:そんなに速くない

リニアは東京ー大阪間を67分で結ぶという。
東海道新幹線は138分。
2時間が1時間になると考えれば早いかもしれないが、
東海道新幹線のように在来線の乗り換えが便利な、地上にホームがあるわけではない。
地下奥深くにホームがある。
在来線からの乗り換えで、東京、大阪ともに、
地下ホームの移動までに10分ずつかかったとしたら、
乗っている時間が1時間でもそれにプラス20分もかかることになる。

まして所要時間が短かったとしても、
現在の東海道新幹線並みの本数の多さがあるのかどうか。
例えば30分に1本しかないなら、所要時間が短くても待ち時間がかかってしまい、
トータルで見たら本数の多い東海道新幹線とたいして変わりないなんて話になりかねない。

リニアは時速500キロだが、2010年に中国の新幹線がテスト走行で時速486kmを記録した。
もちろん実際に486kmで走るわけにはいかないにしても、
リニアが開通するまでに約30年間もあるわけで、
その間に東海道新幹線の技術が進歩し、リニア並みの67分とまでいかないまでも、
現状から相当短縮されている可能性もある。

リニアが地上駅で大阪まで30分で行きます!
というなら、それはすごいことかもしれないが、
東海道新幹線の時間も短縮されることが予想される中、
とても「夢の超特急」というイメージからはかけ離れた代物になる可能性が高い。
※ちなみに上海でリニアに乗ったことはあるが、
乗ってしまうと新幹線とあまり変わりはないという印象で、
リニアに乗って何か特別な感動を抱いたことはなかった。

だいたい速さを訴えるのなら、中間駅など一切いらないはずだが、
ああだこうだいわれて結局作るハメになった。
名古屋と大阪を最短時間で結ぶための交通手段なのであって、
過疎地域の通過地点に駅など必要ないのに、
自治体との関係で妥協せざるを得なくなり、
中間駅を作るために余計なコストがかかるだけでなく、
中間駅に停車するダイヤも組み込めば、
ノンストップで行く本数が少なくなってしまう。
本末転倒な話だ。


2:需要がない。採算が合わない

そして何よりも9兆円もかけて作っても、
到底需要があるとは思えないことだ。

第一に、最も競合するのは東海道新幹線。
自社の収益源から客を奪うだけでは、
当然、莫大な借金をしてコストをかけた金は回収できない。

そもそも大阪開業する2045年には、
現在の人口から約2600万人減ると予想されている。
(約1億2800万人→約1億200万人)
さらにその後は1億人を割り、2060年には約8700万人になると予想されている。

今ならまだしも、30年後、人口が今より激減した時代に、
やっと完成するような代物に9兆円もかけて代金回収できるのか。
例えば、富士山が見える絶景路線で、
外国人観光客がいっぱいになるとかいうならともかく、
ほとんどが地下で、車窓の楽しみはまったくない

暗黒車窓列車だ。

また30年後の社会を考えると、
通信技術の発達で今よりさらに出張需要が減っている可能性が高い。
わざわざビジネスマンが大阪や東京を往復しなくても、
30年後はネットや情報機器の発達により、
たいがいのことが移動せずに済んでしまう可能性もある。

需要激減が予想されるのに、なぜ9兆円も大借金して、
驚くほど速くはないリニアを作らなければならないのか、
まったく理解ができない。

一応、名目上は、東海道新幹線が老朽化しているから、
改修するためにバイパス路線としてリニアを作るという。

しかし改修が必要なら大阪開業が30年後では手遅れだろうし、
わざわざ途中駅で下車の需要もない、コストのかかるリニアを作る意味がわからない。
9兆円も借金できるなら、今から早急に改修工事すればいいじゃないか。
30年後にリニアができてからでは遅すぎる。

しかもリニア新幹線を動かすには、在来新幹線より3倍の電力が必要だという。

新技術で在来新幹線より電力が1/3で済むというメリットがあり、
311以降の日本のエネルギー事情を考えても必要なものです、
というならともかく、完全に時代に逆行している。

311が起きた今、わざわざ3倍もの電力を浪費する交通手段を、
なぜバカ高いコストをかけて作らなければならないのか。

また東海大地震が起きた時のための代替手段という目的もあるらしいが、
現状の東海道新幹線の地下にリニアを作って、
地震や津波被害があっても、東海地方の被災地に行くこともでき、
東京と大阪を結ぶ路線を確保するというならともかく、
山間部の迂回ルートを作っても被災地救援には行けない。

東海道新幹線が被災しても大阪に行けるかもしれないが、
別にリニアである必要はなく、飛行機だっていいわけだ。

ましてや電力を3倍も食うリニアが、
東海大地震が起きて、東海地方の発電所が被災した時に動かせるのかは疑問だ。
そもそも活断層を走るリニアだって被災しかねない。


・・・・・

ちなみにこの狂った計画に反対しているのは、
環境保全至上主義団体や、かわいそうな地元住民だけではない。

JR東海の労働組合では、ホームページに『NO!リニア』というコーナーを作り、
2009年10月から毎週のように、リニア反対の意見を発信し、
2013年8月23日までに67個の意見がPDFでネットにアップしている。

働く人にとってはとんでもない計画だろう。
会社が大借金して万馬券を買うと言っているのだから、
経営が悪化すれば自分たちの給与や立場があやうくなる。
危機感を覚えるのは当然だろう。

環境がどうのとか村がなくなるとかいう以前に、
極めて国民の生活に密着した公共性の高い事業を行っている企業が、
必然性のない事業に兆円単位で投資をしようとしている。
それが失敗すれば、最終的には国民の負担になる。

借金大国、増税大国ニッポンに、大手ゼネコンのためなのか知らないが、
また1つ負の遺産を未来世代に嫌がらせのように押しつけようという話
だ。

これに加えて電磁波が危ないとか

トンネル工事で出る膨大な残土をどうするかもよく決めていないとか、
トラブルがあった時に地下深部から乗客はどうやって脱出するのかとか、
活断層を横断して大丈夫なのかとか、

ありとあらゆる問題がある


問題があっても必要性があればやればいいが、必要性があるとは到底思えない。
どんなものでもリスクはある。
リスクがあるからやるなといっているのではなく、
リニア計画に付随する様々なリスクを負ってまで
建設するリターンがあるとは言い難い。

そのリスクを一民間企業だけが全責任を負い、
失敗しても国民に迷惑をかけないのならいいが、
JALや東電と同じくどれだけずさんな経営をしたとしても、
他に重要なインフラを担っているから、潰すことはできず、
最終的にはリニアの失敗は、国民に価格が転嫁されるか、
税金で救済されるかのいずれかになる。

リニア計画はあまりにも狂気の沙汰だ。

にもかかわらず何が何でも建設せねばとゴリ押ししているJR東海は、
採算が合わないにもかかわらず、リニア計画を猛進させるのは、
政治的な圧力があるからなのか 建設業との裏取引でもあるのだろうか?

結局、リニアも原発やダムと同じく、
必要があるかではなく、国民のためになるかではなく、
失敗した時のコストや事故というリスクをすべて国民に押し付けて、
計画したら絶対に見直しやストップはせず、
政治的な理由から推し進めてしまえ というまがい物としか思えない。

一体、日本の狂気な行動は何が原動力になっているのだろうか。

そりゃいくら増税し続けても、借金が増える一方に決まっている。
誰か何のためにこのリニアをゴリ押ししているのだろうか。

いい加減な需要予測で特定の人間だけが儲かる目的のために、
採算性のない事業に突っ込み、最終的にすべてのツケは国民が負わされるという、
詐欺投資話みたいな事業を
ゴリ押しする日本の慣習はもういい加減やめるべき。

やるならハンをついた人間に失敗した時のツケをすべて負わせる仕組みに
改めるべきだと思う。


・JR東海労働組合『NO!リニア』
http://www.geocities.jp/jrtoukairou/rinia.html

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デング熱は天狗のしわざか魔のしわざか

今日の「徽宗皇帝のブログ」の補足として「in deep」から抜粋転載。
ただし、「in deep」自体は、私とは違って、デング熱騒ぎを政府の陰謀とは見ているわけではない。本当にデング熱が代々木公園を中心に発生していると思っているのだろう。実際、発生してはいるのかもしれないが、それが蚊によるものか、それとも他の手段で人工的に発症させられたのかは疑ってもいいのではないか。何しろ、「よりによってなぜ代々木公園なんだよ」という疑問は、代々木公園での9月23日の広瀬隆氏らによる政府批判デモ実施計画の存在を知った後では、誰でも持つのではないか。




(以下引用)


なお、デング熱は、軽い症状の人から重い症状の人まで様々ですが、上の「病気の時代 ……」では、インドを旅行していて、デング熱になり、出血を伴う重症化を経験した日本人の方のブログのページ「デング熱の恐怖6 緊急処置」をリンクしていますが、デング熱の症状が悪化した場合の恐ろしさがよくわかります。

> 痛みはだんだん増してきた。歯が痛み、頭が痛み、肘、膝、骨、背中、皮膚の腫れぼったい痛みと痒み。全てが同時に襲いかかってくる。

> 右腕がだんだん真紫に変色していき、そのエリアがどんどんひろがっていく。

> 膝の激痛で満足に立ち上がるどころか、背中の激痛で起き上がる事もできない。

などのような記述が並びます。

日本のデング熱の最新の報道では、

デング熱 感染者36人に
テレビ東京 2014.09.03

国内でデング熱に感染したことが確認された人の数は、きのうまでに36人となりました。いずれも東京の代々木公園やその周辺を訪れていて、東京都は蚊を採集して調査する方針です。

重症例はないということです。
ということで、今回、日本で罹患された方々は上のインドで感染した方のように重い症状の方はいなかったようです。

ところで、タイトルに、

「治療に関してはそのエボラと同じタイプであるデング熱」

と記しましたが、何が同じかというと、 デング熱 - Wikipedia の以下の記載がそれをあらわしている部分です。
予防

デングウイルスには、認可されたワクチンがない。
治療法

デング熱に対する特別な治療法はない。
という、ワクチンも治療法もないという点においては、エボラ出血熱と同じタイプの感染症です。予防法は「蚊に刺されないようにすることだけ」のようです。



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「福島再生」は福島県民自身にとって最適解か

佐藤雄平知事は福島を核のゴミ捨て場にした後、大金を得て(だと思うが)、めでたく勇退するようだ。
そもそも原発政策の一部に異議申し立てをした前県知事佐藤エイサク(栄佐久だったか?)知事を政官(警察検察)マスコミの力で冤罪を作って引きずり落とし、その後釜に座った男である。それが「原発事故被害者代表」のような顔をしていること自体がおかしいと思うのは私だけか。近づく福島県知事選ではその男を自民・民主相乗りで候補とする計画もあったと聞いている。キチガイ沙汰も極まれりだが、福島県民もこの男を当選させるほど馬鹿ではないだろう、と見越してか、今期限りで勇退と意向を示した、その矢先の「中間貯蔵地受け入れ」である。どこまで恥知らずな男なのか。
そして、東電前社長、前会長、いや、小泉からおそらく竹中に至るまで、日本という国では、こうした「国賊」たちが、何も咎められずに無事に引退して悠々と安楽な老後がすごせるのである。本当なら、八つ裂きにしても足りないほどの苦しみと不幸を日本国民に与えた犯罪者たちではないか。
しかし、「最後は金目でしょ」は、実に現実政治の根本を一言で言った、発言者自身も意図していない、思いがけない名言であった。この言葉はこれから100年は生き残るのではないか。

なお、明月氏は最初から福島が核廃棄物処理場になることを予見していた、素晴らしい先見の明の持ち主だが、今でも氏はそのことに反対している。だが、事ここに至っては、福島の再生は不可能だ、と私は思っている。
福島再生のためには福島原発の事故処理ができなければならないが、それが可能だとは私は思わないのである。ならば、福島は日本全体の(あるいは、もしかしたら世界全体の)核廃棄物処理場となるしか土地の用途は無いのではないか。これがいかに非人道的な判断に聞こえようが、「死んだ子供」を生き返らせることは不可能なのである。(福島再生を推進することは、放射能汚染食品など、核汚染を日本全国に希釈拡散することになるという、アンビバレンツな状況である以上は、もはや福島再生はあきらめるしかない、ということである。福島にしがみついて生きることは、福島県民自体にとっても、その健康を阻害する結果にしかならないだろう。)
つまり、福島県民は、できるだけ高い補償金を取って福島脱出をするのが最善の道であり、「最後は金目でしょ」というのは、まったく正しいという皮肉な結論にしかならないのである。




(以下「反戦な家づくり」から引用)

2014-08-30(Sat)

「最後は金目でしょ」と言われて「はいそうです」と回答してしまった福島県知事

福島県の佐藤雄平知事は、今日にも中間貯蔵施設の受け入れを正式に表明し、9月1日にはあろうことかあの石原伸晃と会談して受け入れ回答をするらしい。

県、建設を事実上了承 中間貯蔵施設 30日受け入れ最終判断
福島民報 2014/8/30


せめて石原の首と引き替えにすることすらせず、当の本人に「1000億なら拒否するけど3010億円なら受け入れます」と回答するというのだから、開いた口がふさがらない。

中間貯蔵施設 福島県28日受け入れ表明 地権者2000人と交渉へ
産経新聞 8月22日


この佐藤知事の立候補を待っている「野党」の方々も、よく目を見開かれた方がいい。

さて、感情的なことだけではなく、この中間貯蔵施設というのがどのような意味をもっているのか、時系列で考えてみたい。

2011年3月  福島第一原発事故
2011年12月 国が県と町村に検討を要請
2012年11月 県が調査の受入表明
2012年12月 反対する双葉町の井戸川町長に不信任決議
2013年4月  現地調査開始
2013年12月 国が県と町に受け入れ要請
2014年6月  石原環境相「最後は金目でしょ」
2014年8月  福島県が受け入れ決定

という流れなのだが、ここにもう一つの流れを重ねるとこうなる。
少々煩雑だが、目を通していただきたい。

2009年3月  楢葉町が使用済み核燃料の最終処分場に応募
2011年3月  福島第一原発事故
2011年7月  モンゴルに最終処分場の話が浮上するも拒否される
2011年12月 国が県と町村に検討を要請
2012年1月  六カ所の再処理工場が目処たたずと報道
2012年8月  経産省 再処理しない直接処分の研究へ
2012年9月  青森県 「原発ゼロなら核廃棄物拒否も」

2012年11月 県が調査の受入表明
2012年12月 反対する双葉町の井戸川町長に不信任決議
2013年4月  現地調査開始
2013年12月 核最終処分場 国の責任で候補地提示の方針
2013年12月 国が県と町に受け入れ要請
2014年1月  原子力学会「放射性廃棄物地層処分の学際的評価
2014年5月  放射性廃棄物WG中間とりまとめ 発表

2014年6月  石原環境相「最後は金目でしょ」
2014年8月  福島県が受け入れ決定

オレンジ色が使用済み核燃料の最終処分に関する問題。 黒い字は除染で出た物質の中間貯蔵施設に関することだ。

注目すべきは、
① 楢葉町はもともと2009年に最終処分場候補として手を上げていたということ。
② 震災直後にモンゴルへ移動させる計画を日米でしたけれども、モンゴルに拒否されたと言うこと。
③ 六ヶ所村の再処理工場が全然目処が立たない。

③について少し説明を加えると、再処理を口実に六カ所には膨大な使用済み核燃料が実質的に中間貯蔵されている。もし、再処理が無理とか、青森県がもう嫌だとか言いだしたら、この膨大な核ゴミの行き場が無くなるのだ。

こうした使用済み核燃料の最終処分場の問題と並行して、いわゆる除染物質の中間貯蔵施設の話は進められている。
即死はしないレベルの放射性破棄物であったとしても、一度廃棄場になった場所が、何年かたってから他の場所に移しますなんてことになるのは、まず考えられない。絶対と言ってもいいほどだ。

なし崩しに、徐々に高いレベルの廃棄物が捨てられ、近い将来には使用済み核燃料の最終処分場にされていくことは、ほぼ間違いないのではないだろうか。

■■
(中略。夢人注:引用された文章があまりに分かりにくい「学者(役人)文章」なので。)
■■

昨年12月に示された 「候補地は国が決める」 という方針は、4月のエネルギー基本計画で閣議決定され、5月には
 放射性廃棄物WG中間とりまとめ という形でまとめられた。

概略が下記の資源エネルギー庁の資料の10Pに出ている

高レベル放射性廃棄物の最終処分に向けた取組の見直しについて

これまでのようにNUMOが公募して自治体が手を上げる式ではなく、国が科学的により適性が高いと考えられる地域=科学的有望地をパキッと示す ということだ。
有望さは科学的に判断し、リスクは「人文・社会科学」的に無視することで、とっとと決めてしまえということになっている。

こうした流れの中で、ふくいち地元自治体での中間貯蔵施設の話は進められている。
除染物質の中間貯蔵施設が、使用済み核燃料の最終処分場になるまで、何年の猶予があるだろうか。

これはただの思いつきで言っているのではない。
より詳しい検討を2011年に書いているので、もし見ておられない方は読んで見ていただきたい。

原発推進の正体は「日本列島を核の墓場にする計画」だったのではないか(2011.4.1)


「フクシマを核処分場にする計画」を改めて検証してみる (2011.5.21)

脱原発・脱被曝を言う人々の中でも、「使用済み核燃料はふくいちの周りに埋めるしかない」と言う人が多い。
私はそうは思わない。それはモラルハザードだ。原発を立地に押しつけ、基地を沖縄に押しつけてきた価値観を、自ら認めることになる。
多数の快適のためには少数は犠牲になれ。これを、横暴な権力に抵抗している人たちまでが認めてしまったら、この国の最後の光が無くなる。

怖い、イヤだ、というエゴイスティックな、でもある意味当然な感情も含めて、真剣に話し合う必要がある。たたき合うのではなく。

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「愛国者」を自称する連中が日本を泥の中に落とす

小田嶋隆のブログから転載。
プロの文章を全文転載というのは少々気が引けるが、ブログやツィッターの文章は「コピーOK」「無断引用OK」という性質のものだ、と私は考えている。むしろ、コピーや引用によって筆者の人となりや文才が広く知られることになり、筆者にとっても有益ではないか。その意味で、「きっこのブログ」の最初に「この文章は著作権法によって保護されています」と脅迫的に書いているのは筆者の了見の狭さを広告するようなもので、好ましくないと思うのだが……。まあ、彼女(複数人物の共同執筆かと思うのだが)は既に知名度を上げているから、今後は著作権で利益を守ることにする、ということだろうか。それもまた一つの考えだ。彼女のブログはかつて民主党政権誕生に大きな影響を与えた(もちろん、彼女に政治情報を与えたのは民主党議員だっただろう)と私は思うが、その後の民主党の迷走と崩壊で彼女のブログは歴史的使命は終わったと思うので、著作権問題以外では彼女のことは本当はどうでもいい。(たまに、素人には入手不可能な珍しい政治情報が載ることもあるから、時々見る価値はあるとは思う。)
引用の話から、下記記事とは無関係な話になったが、下の記事には二つの紙媒体に書いた記事が引用されていて、その二つとも面白い。まさに小田嶋隆のコラムニストとしての才能が溢れている。よくもまあ、こんなギャグを思いつくものである。まさに、カネの取れる文章というものだろう。ただし、こういう「(偽)右翼を揶揄する記事」は、本人が言うところの「地雷を踏む勇気」が無くては書けないものでもある。あまたの腰抜け評論家と小田嶋隆の違いはそこにある。
(偽)右翼の愚劣さをこれほど明瞭に炙り出した文章も珍しいと思う。



(以下引用)

2014/05/07

従軍慰安魚とか


ツイッター上でオダジマが「従軍いやん婦」と言ったとか言わなかったとか(←言ったわけですが)いう話が物議をかもしている折も折ですので、ハードディスクの底から古い原稿を召喚してくることにしました。


1997年の5月に『噂の真相』誌のために書いたコラムです。


当時話題になっていた「新しい歴史教科書を作る会」の活動に触発されて書いたテキストであるというふうに記憶しております。












従軍慰安魚  時価


「歴史教育を見直すのじゃの会」は、盛況だった。宴席には、鯛の活き造りが出た。


「鯛も災難だぜ」


「宴会の慰安のためにこんな姿にされて」


「日本人ってのも案外残酷だよな」


 などと話しているところにやってきたのは、フジオカだとかいう大学教授だ。


「自虐史観だね」


は?」


「日本軍はタイには侵攻してないよ」


……は?」


「それにだね。軍や政府が強制的に鯛を連行した事実を示す公文書の類はひとつも発見されていないんだよ」


……それがどうかしたんですか」


「だから強制じゃなかったのだよ」


……でも、鯛にしてみれば、意に反して皿の上にいるわけですよね」


「いいかね。釣り餌に食いついたのは、あくまでも鯛自身の意思だよ。それに意に反する境遇のすべてが強制だというのなら日本のサラリーマンだってほとんどが強制労働ってことになるじゃないか」


……何を言いたいんですか?」


「ついでに言えば生け簀の中でエサを与えられている鯛だってたくさんいるんだよ。それも高級エビをふんだんにだ。野生の鯛には考えられないぜいたくじゃないか」


……でも、食われるわけでしょ、結局」


「そりゃ、商売だからギブアンドテイクだよ。自ら望んで生け簀に来たんだから」


「自ら望んで、ですか?」


「決まってるだろ。鯛にだってヒレもアタマもあるんだから。ヤツらは補償欲しさに強制連行を言い立ててるだけだよ。ん? じゃあ、キミは何か? 軍や国が強制連行したという証拠もなしに、国益に反する歴史教育を推進しようというのか」


……国益? 何ですかそりゃ?」


「子供たちが自分の国を愛せるように教育するのが国益にかなったことじゃないか」


「事実を曲げてもですか?」


「お前たちこそ日本軍が組織的に鯛狩りをしていたとか、政府が鯛確保のために公務員を置いていたとか、ありもしないことを並べ立てて歴史をゆがめている反日プロパガンダに乗せられたスターリン主義者の東京裁判の占領政策の土下座外交の……


「そうじゃ、ワシもそう思うぞ」


「誰ですか? あんたは」


「きさま、ワシの顔も知らんのか? ははーんなるほど、さてはワシの単行本が売れてるからひがんでおるな」


「ひがむって、何をですか?」


「強姦マワしてよかですか?」


……良くないと思いますけど」


「よしよしよしりん、やりたまえコバヤシ君。植民地時代は強姦マワすのが常識だったんだ。なんで日本だけが責められにゃならんのだ」


「そうじゃ、ワシはワシのやりたいようにやるぞ。放題一直線じゃあ」


……しかし、強姦されたりマワされたりする側の立場だってあるでしょうが」


「あっ、お前、価値相対主義者じゃな。それでワシを絶対視できないんじゃな」


……ボクはただ被害者の気持ちを……


「被害者のキムチ? 貴様××人か?」


「そういえばやけに挑戦的じゃな、このワシに対して」


「まいったな、こりゃあ」


「コリアンと言ったぞ、こいつは」


……日本人ですってば、ふつうの」


「つまり衆愚だね」


「何ですかあんたは、横からいきなり」


「違う。左からいきなり右のニシベだよ」


 ……ううう、と、悪夢から覚めた時、オレは日本人としての誇りを失っていた。








ついでに、2001年に掲載した「新しい歴史教科書を作る会」関連のコラムを採録しておきます。
よろしくよろしく。






 歴史教科書:無料配布


 「新しい歴史教科書を作る会」の教科書が波紋を呼んでいる。


 ふん。狙い通り、だ。学校現場で採用されようがされまいが、波紋を呼べばそれでオッケー、でもって国家だの愛国心だのについて議論が巻き起これば大成功……と、まあ、もともとがそんな調子のアジテーションなわけだから、煽りに乗って議論の輪に加わるのはテキの思う壺というのか、飛んで火に入る火中の栗獲り素浪人……って何言ってんだオレは。


 ともかく来年には日韓共催でサッカーのW杯が開催される。ってことは、なんとしてもあと一年間は韓国と仲良くやっていかねばならないわけで、私としても愛するサッカーの栄光のために、作る会の諸君と闘わざるを得ないのだね。面倒だけど。


 諸君の「愛国心」は国益を損ねている。「誇り」もそうだ。諸君が「誇り」を言い立てる分だけ確実にお国は屈辱的な状況に追い込まれている。だから歴史を云々する前に、まず歴史から学ぶことだ。かつてこの国を勝てない戦争に走らせ、撤退の機会を見誤らせ、壊滅的な敗北に導いたのは何だ? 愛国心じゃなかったのか? 


 「新しい歴史教科書」という言い方も気に食わない。「新しい」って、歴史を改訂する気か? いいか? 歴史はそもそも過去の事実である以上改訂不能なものだ。仮に歴史を更新しようとする者があるのだとすれば、それは事実を歪曲ないしは捏造しようとする勢力にほかならない。違うか?


「いや、歴史が改訂不能だというのはいくらなんでも硬直的だと思いますよ」


 そうか?


「歴史というのは過去の事実である以上に、その過去の事実に対する解釈なわけです」


 うん、そうかもしれない。


「とすれば、解釈である限りにおいて、それは百人百様で、結論は出ないわけです」


 結論が出ないんじゃ教科書は書けないぞ。


「ですからなるべく断定的な言い方は避けて、両論併記を旨とし、事実についても〔あったらしい〕というふうに含みを持たせた表現を心がけてですね……」


 ……って、おまえ……もしかして


「そうです。『あったらしい歴史教科書を作る会』の者です」


 だからさ。この期に及んでそういうふうに話を紛糾させるような会を……


「史観無くして歴史無し。肝心要の歴史観が揺らいでいるようでは歴史的事実を云々する資格もないと言えましょう」


 おお、明快なご意見。


「人類の歴史は階級闘争の歴史であったと、ここのところをまずはっきりさせ……」


 い、いきなり中学生の教科書には……


「歴史に子供用も大人用もありません。学問はすべからくプロレタリア独裁の……」


 ……も、もしかしてあなたは


「そうです。『アカらしい歴史教科書を作る会』の者ですが何か?」


「っていうかさ、歴史をどう考えるかも含めて個人の自由なわけでしょ? 憲法が保障している思想信条の自由ってのはそういうことじゃないですか。だとしたら、教科書があること自体ヘンなワケですよ」


 ……かもしれないな。


「だからね、歴史の教科書は白紙でオッケー。一人一人の生徒が一から作ることから本当の自分らしさが……」


 ……もしかして、キミは『あなたらしい歴史教科書を作る会』とか?


「ははは、実は全部ひっくるめて『アホらしい歴史教科書を作る会』だよ」


 なるほど。「作る会」乱立による国定教科書の相対化。良いかもしれない。韓国のみなさん。大丈夫。ワシらはアホです。 




「すべからく」の用法が間違っていますが、歴史を直視する意味で直さないことにしました。 本当はめんどうくさかっただけですがてへぺろ。

ではごきげんよう。

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真夏の夜の悪夢

「真実を探すブログ」から転載。
いやはや、こちらは無名弱小ブログとはいえ、他人事ではない。


(以下引用)


自民党議員(元市長)の学歴詐称疑惑を追求したブロガーが怪死!⇒サンデー毎日が取り上げるも市内書店から雑誌が消える事態に!  new!!

20140827220157sdaidio.jpg
*ツイッターより
2009年にとある議員(元市長)の学歴詐称疑惑などを追求したブロガーが怪死するという事件があったのですが、これを取り上げたサンデー毎日が買えない状態になっているようです。問題の議員の地元である宮崎県都城市では、発売されたばかりのサンデー毎日9月7日号が次々に書店から消えているとネット上では指摘されています。販売がされると同時に大量の購入と予約があったようで、いずれも次の入荷待ち状態になってしまいました。

私もネットで記事を見るまではこの事件の存在すら知りませんでしたが、ちょっと調べてみると、色々と驚くべき情報が出て来ます。例えば、議員の学歴詐称疑惑を追求したブロガーの経営しているスナック店に、議員と関係のある後援会の連中が殴り込んで来たり、刃物で襲われるという事件が発生。
いずれも警察側は把握していたと記載されていますが、最終的には告訴が取り下げされ、捜査は打ち切られてしまいました。また、ブロガーが亡くなった事が判明した後も警察は情報を外には漏らさず、そのまま大手マスコミも報道をしなかったようです。

誇張された情報も含まれているかもしれませんが、これが事実だとするのならば、大問題だと言えます。議員と暴力的な組織が癒着をしているだけではなく、警察もグルになっているのはヤバイです。ちなみに、この議員は2013年の参議院選挙で民主党の候補者を3倍以上の票差で破って当選しています。


☆宮崎・都城で消えた「サンデー毎日」
URL http://www.data-max.co.jp/politics_and_society/2014/08/14725/0827_dm1504/

引用:
 「サンデー毎日が入手できない」。宮崎県都城市の市民から連絡が入った。発売されたばかりの9月7日号が、8月27日午前に市内書店から消えてしまっているというのだ。市内の主要4店舗に確認したところ実際にいずれも売り切れていた。開店早々の購入や予約販売などで、次の入荷を待たなければならないという。
 当該号には都城市に関する記事がある。「権力批判ブロガー怪死の闇」というタイトル。参議院議員、産廃業者、暴力団の3者の癒着を批判していた女性ブロガーが2009年に怪死したという内容のもの。具体名を上げていないが、参議院議員は昨年首長から転身した人物。
:引用終了

☆雑誌情報
URL https://magazine.dmkt-sp.jp/magazine/contentID/P004_B000000000000433_00

引用:
サンデー毎日 2014年9月7日号
スクープ「これは殺しだ」権力批判ブロガー怪死 石破茂は?小渕優子は?安倍改造内閣の全情報 就活生必読!主要80社年金・介護大実態調査
:引用終了

☆"学歴詐称"を検証する―4
URL http://www.asyura2.com/09/ishihara13/msg/550.html

引用:
再びネット閉鎖の要求を梟は受け断っているが、その夜、今度は後頭部を刃物で襲われるという大事件となった。暴漢は「こいが梟か!
誠がこッばっかい書きやがって」と襲いかかったそうだ。
一歩間違えば殺人未遂事件である。

ここでも、長峯弟の逃げ去る姿が待機中のタクシドライバーに確認されていたが、事件として扱われることはなかった。

梟は翌日、所轄に傷害事件として告訴したが、いつの間にか告訴取り下げされており捜査は打ち切られていた。

◎ 梟が謎の死!!
 平成21年4月2日、
梟が謎の失踪。
所轄の刑事からは「梟に、もしもの事がないように見守っていてくれ!!」と複数の市議員に要請されている最中の出来事である。

 さらに失踪後も、「あの小屋にラチされている可能性がある。
見張っていて欲しい」と頼まれていたそうだが同月27日、都城市高崎町の山中で死体となって発見された。
:引用終了

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