これは「ギャラリー酔いどれ」からの抜粋。
なお、ネットゲリラ氏はこの事件の犯人をクロんぼ呼ばわりしているが、人種とは関係の無い事件であり、そういう物言いは感心しない。まあ、冗談半分でわざとそういう言い方をしていることは分かるのだが。これを「ブラックジョーク」と言ったら、これも差別かwww
昔、筒井康隆の漫画(誤記にあらず。漫画も描いているのである。しかも、その小説並みに面白いし、漫画でないと表現できない部分もある。)で黒人が「黒人と呼ばれた! 人種差別だ!」と騒ぐというギャグがあったが、そのうち米国人が「俺をアメリカンと言った! 国籍差別だ!」と叫ぶようになるのではないかwww まあ、スイフトは「ガリバー旅行記」で「人間と呼ばれることが侮辱である」世界を書いたが。
話が逸れた。下の情報が正しいなら、沖縄県警の中には(特に下の人間には)まだ正義感のある警官がいるようだ。正義感がある正義漢であるだけでなく、硬骨漢(死語www)でもある。
これも、中央から踏みにじられてきた地方ならではの反骨心だろう。
沖縄のマスコミが偏向している、と昔、自民党の政治家たちが騒いだが、その逆に、沖縄のマスコミが正常で、中央マスコミが偏向していることは、もう常識にすべきだと付言しておく。
(以下引用)
*tanuki | 2016年5月21日 | 返信
「沖縄県警はすでに、事情聴取段階で相当な証拠を固めていた。
ところが、県警内部で、捜査に圧力がかかっていたようなんです。
安倍官邸の意向を忖度した県警上層部が
『オバマ大統領の訪日前でタイミングが悪すぎる』と、言いだしていた。
それで、このままだと、捜査を潰されてしまう、と危惧した
現場の捜査関係者が琉球新報にリークしたということらしい。
つまり、新聞に報道をさせて、既成事実化して、
一気に逮捕に持って行こう、と」(在沖縄メディア記者)
実際、この琉球新報のスクープは「沖縄タイムス」も後追い。
沖縄では一気に報道が広がっていった。
ところが、である、”本土”の新聞・テレビは
この沖縄での大きな動きがあってもなかなか動こうとしなかったのだ。
実は、「琉球新報」の報道の後、全国紙やテレビ局も18日の昼までには、
沖縄県警に当たって、この事情聴取情報を確認していた。
しかし、新聞は夕刊では報道せず、テレビも午後の段階では
まだ一部のニュースが「米軍関係者が関与していた可能性」
をほのめかしただけだった。
「万が一、参考人聴取だけで終わったら、安倍官邸、安倍応援団から
どんな嫌がらせをされるかわからない、そのことを恐れたんでしょう。
どの社も上からストップがかかったようです」(全国紙社会部記者)
http://chikyuza.net/archives/63163
(追記)はっきりと「明確な謝罪の言葉なし」と書いているのも琉球新報なればこそだろう。日本の大手マスコミには言えない言葉だ。しかし、毎度のことだが、この口先だけの謝罪には頭にくる。絶対に責任は取らない、という意図が見え見えである。その言葉だけ抜き出してみる。鰐の空泣きである。獲物を食いながら、可哀そうに、と泣いてみせる。
「米国民と米政府を代表してご遺族に思いを寄せ、深い悲しみを表明する」
「非常に心が痛ましく、大変寂しく思う事件だ」
「分かっていることは現役の米軍の軍人ではないということ、国防総省の軍属、職員ではないということ、また米軍に雇用されている人物ではない」
ケネディ大使「深い悲しみ」 明確な謝罪の言葉なし
【東京】岸田文雄外相は19日夜、ケネディ駐日米大使と外務省で会談し、米軍属女性死体遺棄事件について「極めて遺憾だ。非難し、強く抗議する」と述べ、米側に抗議し再発防止策を求めた。ケネディ氏は「米国民と米政府を代表してご遺族に思いを寄せ、深い悲しみを表明する」などと述べた。明確な謝罪の言葉はなかった。
岸田氏は県警への捜査協力、米軍人・軍属の綱紀粛正、効果的で説得力のある再発防止策を求めた。会談後、岸田氏は報道陣の取材に「極めて残忍で凶悪な事件の発生は言語道断だ。私からも犠牲者にお悔やみを申し上げご冥福を祈る」と述べ、再発防止に向けて取り組む必要性があるとした。またケネディ氏から「米国政府は本件を大変深刻に受け止めており、亡くなられた被害者とご遺族に思いを寄せ、心から悲しみを表明する。このような事件が二度と起こらないよう努力を倍化する」との発言があったと説明した。
中谷元・防衛相は在日米軍のジョン・ドーラン司令官と会談した。中谷氏は「事件は極めて凶悪であり、言語道断だ」と述べ、再発防止と綱紀粛正を求めた。
これに対してドーラン氏は「非常に心が痛ましく、大変寂しく思う事件だ」などと述べた。一方で逮捕された米軍属の男について「分かっていることは現役の米軍の軍人ではないということ、国防総省の軍属、職員ではないということ、また米軍に雇用されている人物ではない」などと説明し、自らの責任を回避するような発言もあった。(琉球新報)