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自称「フェミニスト」こそが女性を抑圧し、奴隷化する?

「東京breaking news」というサイトから転載。
私自身としては、この「碧志摩メグ」の絵柄はお役所がポスターに使う絵柄としてはあまり適切ではないと思うのだが、ここで書かれた内容が面白いので、転載したわけだ。
要するに、自称「フェミニスト」の行動が何をもたらすのか、を論理的に追及しているのだが、こうした論理性が多くの議論には欠けていて、単に「できあいのフレーズの叩きつけ合い」になるのが普通である。面と向かっての議論では頭の回転や口の回転の問題になるから橋下流の非論理的で前後撞着(自分が前に言ったことと逆のことを平気で言う)の議論でもその場を支配できる。昔から「声の大きい者が議論では勝つ」と言われている通りである。だが、文章における議論では冷静なやりとりができるのだから、この文章のように論理的な挑戦に対して自称「フェミニスト」の側からも反論がなされてしかるべきだろう。
なお、同じ筆者が「のうりん」を使ったポスターも擁護しているが、あのポスターは完全なエロ絵であり、萌え絵の一種とはいえ、お役所のポスターにはとうてい使えないだろう。
まあ、碧志摩メグもエロを強調してはいるから、私もこれは使うべきではない、と思う。というのは、海女さんの大半は性的挑発を目的にあの格好をしているわけではないのだから、そういう側面を強調されるのは、彼女たちへの侮辱になる、と私は思うからだ。したがって、このポスターを採用するか否かに関しては、私は下記記事筆者と意見を異にする。
ただ、このポスターに関する自称「フェミニスト」たちの言動がいかに非論理的なものであるかは、下記記事筆者の言うとおりだろう。



(以下引用)中に、お子様向きでない表現もあるのでご注意。

【碧志摩メグ騒動】女性を記号化して追い込むフェミニストの愚行

2015年09月25日 フェミニスト 碧志摩メグ


aoshimamegu.jpg


 まず初めに、言い訳がましくて恐縮だが、この記事で "" で閉じて言う "フェミニスト" とは、一部の極論ばかりがなり立てるモンスタークレーマーのような、ないしは女性を人質に取った単なる差別主義者かのような連中を指している。 「自分はそうではない」 と言う方には予めお詫びしておく。 そういう方を含まぬための "" だとご理解いただきたい。


 さて、三重県志摩市の海女をモチーフにした萌えキャラ『碧志摩メグ』 が 「海女を侮辱している」 「女性蔑視だ」 と批判を受けている件をはじめ、その他の女性の性が絡む案件で "フェミニスト" を自称する人々の声が悪目立ちしている。 先日アップした 「AV・風俗業界は女性を人身取引している」 という、業界人ならば大なり小なりモヤモヤを感じるであろう疑わしい主張もそのひとつに数えて良いだろう。


◇参考記事


『AVや風俗業界で人身売買はあるのか?告発系記事への反論【前編】』


http://n-knuckles.com/case/doubt/news002044.html


『AVや風俗業界で人身売買はあるのか?告発系記事への反論【後編】』


http://n-knuckles.com/case/doubt/news002048.html


 このほか、「日本は児童ポルノ大国だ! 子供が秋葉原で売春させられている!」 と、どう見ても実年齢が20才を越えていそうなメイドさんのビラ配り姿を海外発信している連中までいる始末である。碧志摩メグ騒動に関して言うと、こうした "フェミニスト" の方々によれば、女性の胸や脚をことさら主張する絵はけしからんのだそうで、女性に対する侮辱なのだそうだ。


 しかしちょっと待って欲しい。 萌え絵の件はあくまで二次元創作物の話なのだが "フェミニスト" の皆様が意図的に二次元も三次元もゴッチャにするので、あえてこう言わせていただく。


「それは世界規模で女性の性を解放すべしという運動が根付き、成果を挙げた結果なのではないですか」 と。


 女性を窮屈な環境に追い込み、動物として当然のセックスアピールやオシャレの類を破廉恥だ、下品だと禁じ、さらには男性と同等の社会へ参加する権利すら与えられないという状況に異を唱え、文字通り命がけで戦って来た先人のお陰で、今の 「女性が女性らしさを自由に選択し、アピールできる世の中」 や 「女性が男性と同等の権利を持てる世の中」 になったのではないのか。


 そして、本来ならば "フェミニスト" を称する人々は、そうした先人の後輩にあたるはずで、そのような立場の人間が女性の性的魅力や多種多様な生き方を封じ込める世論を作ろうとしているとは、まったくもって意味がわからない。 「あなた方の正体は何なのだ」 という話である。


 どうしてこのようなネジレが生じているのかというと、雑な言い方で申し訳ないが、"フェミニスト" を名乗る人々の目的設定や採るべき手段が狂っているからだとしか言いようが無く、かの人々は過去の女性解放運動などの系譜にはいないのではないかという疑念すら生じる。 いったい "フェミニスト" は何処から発生した人々なのだろうか。

●エロとは記号である

 遠回りになるが、"フェミニスト" のマズイ手法を説明するために、まずはエロと記号(記号化) の関係性から解説する。


 男女の区別なく、そのひとがいったい何にエロを感じるかというのは、先天的な本能の部分以外に、後天的な刷り込みも大きい。 私は男なので男性目線で説明するが、日常的な自慰行為の最中や、何気なくTVや雑誌などを見ている時に、突然 「これはエロなのではないか」 と気付く、もしくは刷り込まれる場合があるのだ。 ひとによっては女子スポーツの中継かもしれないし、また別のひとによってはTVドラマの中でストッキングを履いた女優が脚に何かこぼした瞬間などかもしれない。 果てにはウルトラ兄弟が磔になっている場面かもしれないし、海外のセックスアンドバイオレンスな映画の中で、女性がバイクや車の上で強姦されるシーンを見て "女性の裸と乗り物" という組み合わせに気付いてしまったというケースも考えられるだろう。 ちなみにコレらはすべて私の実体験なので異論は受け付けない。


 こうして 「これはエロだ」 という刷り込みが起きると、今度はそれらが記号化されてしまい、そのひとは女性が日常的に使うありふれた道具や、洋服などを見るたびに、パブロフの犬かのように性衝動を感じるようになる。 上で挙げた私の実例で言うならば、それぞれがフェチのジャンルとして定着しているものだし、以前何かの記事に書いた 「セーラー服が川を流れて来るだけのAV」 や 「女物の衣類を焚き火にくべて燃やすだけの動画」 も、それを見て喜ぶひとにとっては、どこかで何らかの記号化がされた立派なエロ描写なのだ。


 エロの記号化がこのような形で成される以上、「脚を出しているから」 や 「胸を強調しているから」 といった理屈で表現を潰して回っては、いずれ女性は全身を覆う防護服を着て生活せねばならなくなる。 ところが、その防護服に対しても欲情ポイント(記号) を見付け出すのが変態紳士というものだ。 そうした一部の変態紳士の気付きに同調する人間が大勢現れれば、それがエロの主流となり、女性は防護服すらエロの対象として 「性的に搾取(失笑)」 される事になってしまう。


 ようは、表現や言葉をいくら狩ったところで、世に女性がいる限り男のエロ目線は無くならないのだ。 したがって "フェミニスト" の理想を実現するには、女性もしくは男性という性別を持った生物を根絶やしにするよりないだろう。 その行き着く先は人類の滅亡である。 "フェミニスト" とは、人類の滅亡を企む悪の組織だったのだ。

●非難すべきは記号ではなく理性の欠如

 上の結論はからかい半分の嫌味だが、現実問題としてこの世に男と女がいるのだから、異性間(または同性間) で性的なやり取りが行われる事を否定する訳にはいかない。 なぜならそれこそがあらゆる生物が生きている意味なのだから、それを否定するならば死に絶えるしかないのだ。


 かと言って、性被害に遭う人間(男女の区別なく) を放置して良いかと言うとそんな事は有り得ない。 男も女も望まぬ性行為や虐待など人生の中で味わう必要などなく、そうした危険を回避できるのが当たり前の社会である。


 ではそうした危険を回避する、犠牲者・被害者を減らすにはどうすれば良いかと言えば、マンガやアニメやドラマといった創作物(いわばエロの記号) を叩くのではなく、理性を失って他者に危害を加えたその事実こそを非難し、それ相応の罰を与え、「こういう事をしたらこうなります」 と、罪と罰の存在を世間に伝え広めるしかない。


 こう言うと "フェミニスト" の方々は 「アニメやマンガといったオタクコンテンツや児童ポルノが性犯罪を助長しているのだ! 世界では日本は児童ポルノ大国と呼ばれていて~~」 と主張するだろうが、それは大嘘である。 未だに創作物と犯罪発生の間の因果関係は解明されていない。 むしろ性的コンテンツで溢れていると言われている日本など、世界的に見てみれば性犯罪の発生件数が少ない方だ。 ならば、日本よりも性犯罪が多く起こる国々の方が日本を見習い、また宗教の問題があるのであれば、日本人の宗教観を評価すべきだろう。 それを、なぜより酷い方に合わせようとするのか意味が解らない。


 こんな言い方をすると批判があるのは承知の上で述べるが、男に限って言えば性欲を一時的に0にし、性犯罪を起こす気持ちを無くさせる確実な方法がある。 一部の異常者には通用しない可能性もあるが、おそらく9割以上の男性の衝動はそれで押さえ込める。 それが何かと言えば射精である。 自慰行為や風俗店など方法は何でも良いので、とにかく1回、1回でダメなら2~3回射精させてしまえば、しばらくは使い物にならない。 射精直後に女を犯したいと考える異常者がいたとしたら、AV男優として名を挙げられる可能性があるので、ぜひ適当なAVメーカーに履歴書を送ってみて欲しい。 今のところ、最も確実な性犯罪防止策はコレではないだろうか。 という訳で、結局はエロコンテンツに溢れ、気軽に射精に至れる日本の姿こそが正しいという結論になる。


 このようにエロコンテンツの数や内容が性犯罪を助長するという主張には何の根拠もないどころか、現時点ではデタラメなのだから、「性被害者を減らすには」 という部分だけを考えれば良い。 それを解決するには、強い理性を持たせるための教育や、必要であれば罰則の強化、表面化し辛い性犯罪を可視化するための相談窓口などの整備など、やらねばならない事はいくらでもあるだろう。


 エロコンテンツへの攻撃など、攻撃対象の設定としてそもそもが見当違いなのだから、問題解決に向かないばかりか、人的リソースをそちらに割かれては、問題の本丸を攻める手が足りなくなってしまう。 "フェミニスト" の主張はまったくの逆効果であり、むしろより女性を窮地に追い込むものなのだ。


 さらに言うならば、エロマンガやアニメの類を性犯罪を助長する記号だと認識するのであれば、それ以上に危険な記号がある。 どちらかと言えばそちらを先に糾弾し、世の中から無くさねばならない。 それが何かと言うならば、より大勢の人間がエロ記号として認識しているであろう、女性の胸の膨らみや太ももなどだ。


 "フェミニスト" の記号潰しに賛同するのであれば、オタクコンテンツよりよっぽど直接的で犯罪発生に近そうな、ミニスカート・下着・水着・ストッキング・タイツ・生足......といった物を根絶やしにした方がいい。 果たして世の女性はそんな社会を求めているのだろうか。

●片方を持ち上げ片方を根絶やしにする論調では、結局は女性を窮屈な状況に後戻りさせる

 "フェミニスト" は自分の気に入らない、もしくは嫌悪感を抱く表現や創作物に対し、異常なまでの攻撃性を発揮する。 ではそれが行き着く先に何があるか考えてみよう。


 まず、オタクコンテンツが "フェミニスト" の主張により根絶やしにされたとしよう。 そうなったら "フェミニスト" は口を閉じておとなしくしてくれるだろうか。 おそらくそうではない。 そうなったらそうなったで、次の攻撃対象を見付け出し、同じような論調で 「女性を~ 女性が~ 女性に~」 と騒ぎ立て、際限なく自分の気に入らない物を潰して回るに違いない。 これは妄想でも何でもなく、何の根拠もないオタク叩きをここまで熱心にやれるのだから、矛の向かう先を変えて同じ事を繰り返すなど誰にでも予測できる。 なんせデマを海外に発信して、海外からの圧力をかけて貰おうと画策するような輩なのだから、何をしたって不思議などない。


 また運動を続ける中で "フェミニスト" 同士の内ゲバが起き、「あいつらは本物の "フェミニスト" ではない」 と偽物というレッテルの貼り合いに陥る事も予想される。 そして 「我々が守る女性の定義とは」 と、自分勝手に女性を定義付け、そこから漏れた女性は女性とは看做さず、単に敵として認識し、殲滅を目指して運動を続けるようになる。 これでは 「まだまだ敵がいるぞー」 と攻撃対象を探し回った挙句、自分の尻尾にかじり付き、遂には自分ごとこの世から消えてしまうお伽話の中のマヌケな蛇のようなものだ。


 一方的に女性の敵を定義付け、それを根絶やしにするという手法は、このような危険をはらんでおり、それは世の中の女性のためになるどころか、女性達が自分の意志で多種多様な生き方を選べるという "人権" に反することなのだ。


 また "フェミニスト" の言い様や運動が度を越せば、それに反対する男性の声に女性からも支持が集まり、最悪の場合は "フェミニスト" の首を締める新たな法規制が生まれる可能性すらある。 "フェミニスト" の言動が男性の人権に抵触するレベルまで達せば、単に人権侵害として処理されるのだから、それは何ら不思議なことではない。


 いい加減に "フェミニスト" は自分たちが女性の代表面するのを止めた方がいい。 それこそ世界中の女性のために。

●どのような社会の在り方が最も健全なのか

 ではなるべく多くの人間(繰り返すが男女の区別などなく) が危険に晒されることなく、性犯罪の被害者になることもなく、安心して生きられる世の中にするにはどうすべきか。


 何より経済の安定という点も挙げられるが、性に関するテーマに限って言うならば、様々な価値観があふれ返ったカオスな社会でも、最低限守らねばならない規律があり、それを元に相互に信頼し合って生活できるようにすることであろう。 そのためには良心や理性を育む教育を行い、そこから溢れるような者に対しては、国が厳罰を以って対処するという姿勢を見せ、ある意味で脅かしをブレーキにするよりない。


 さらにそれでもダメな少数の人間に対しては、再犯の可能性がないと判断できるまで檻の中で生活して貰うよりないだろう。 この中で、現在の日本に致命的に足りないのは教育の部分である。 それもこれも、子供達が自分で危険を回避できるようにと一歩踏み込んだ性教育を施そうとすると、それこそ子供や女性を盾にした団体様がヒステリックに騒ぎ出すからなのだが。


 また何にせよ、男女間で対等な形で対話をし、議論をし、細かい問題点をひとつずつ解決して行くという地道な行動が、何を差し置いてもいの一番に必要である。 これも0か100かの極論が大好きな "フェミニスト" が苦手とする部分だ。

●『碧志摩メグ』は "フェミニスト" の攻撃対象として相応しかったか?

 では最後に、あえて冒頭の 『碧志摩メグ』 の騒動に戻ろう。 現代ではウエットスーツを着込む地域もあるので、あくまで 「昔の」 という注釈が必要だが、海女の胸や脚といった女性の性的な記号を露わにして、または水に濡れて乳房がクッキリと見えるような状態(もしくは上半身裸)になってまで海と戦い糧を得るという、淫靡さと勇ましさの同居した姿は、本来ならば "フェミニスト" が女性の選択肢のひとつであると保護して然るべき対象のように思う。


 ところが 『碧志摩メグ』 の騒動では、絵柄に不快感を覚えるといった百歩譲って理解できる指摘以外に、「海女を性的に描くな」 といった論調を選んでしまった "フェミニスト" が少なからずいた。 ついでに言えば 「児童ポルノが!」 と一言でも発した者など論外である。


 海女がどういう歴史を辿って来た存在なのか、どういう服装で、どういう手法で海と戦って来たのか、それを全て受け入れてから物を言うべきなのに、上っ面を舐めただけで 「児童ポルノが! 女性の性的搾取が!」 と話をすり替えてしまう。 それは女性の生き方のひとつを隠し、女性の自由を狭めているだけなのではないのだろうか。 何故ならば "フェミニスト" の主張は暗に 「女性は性的な記号(胸や脚など) を隠して生きねばならない」 と言っているも同然だからだ。 それでは安倍政権の中枢にいる 「女への性教育など結婚してからでいい」 と言ってのける女性政治家達と同じ主張ではないか。


 またもう一捻りして考えるならば 「女性のこの部分は性的です」 と "フェミニスト" の側から言っている訳で、ではミニスカートなど女性の性的な部分をアピールする洋服を好んで着る女性に対して、"フェミニスト" は何と言うのだろうか。 萌え絵に対して向けた言葉をそのまま向けるならば 「そんな服は着るな=着る方が悪い」 が正しい。 むしろそれ以外の言い方をするならダブルスタンダードになる。 これは果たして "フェミニスト" が口にすべき主張なのだろうか。


 考えれば考えるほど、いったい何を目的としている人々なのか意味が解らなくなるばかりだが、"フェミニスト" を名乗るかの人々が何処から来て何を目指しているのか、ぜひ本音を聞いてみたいところだ。 実は女性の権利や保護などどうでもよく、もっと別の価値観を隠しているのではあるまいか。


Written by 荒井禎雄


Photo by (C)MARIBON http://ama-megu.com/より




(夢人追記)参考までに。私自身はこういう「ホルスタイン」女が嫌いだが、女性の多くも、このポスターに嫌悪感を抱くのではないか。これは貧乳女性全体への侮辱である、というわけだ。(笑)逆に男がこういう扱いを受けたらどういう気がするだろう。そういう配慮や想像力が無いから、このようなポスターが作られたのだと思う。



minokamoshi1210.jpg


 美濃加茂市の観光ポスターが「性的だ!」と非難を受けた騒動で、美濃加茂市の観光協会は駅前など特に人目に付く場所からポスターを撤去した。この話題は地上波のニュース番組などにも取り上げられ、良くも悪くも美濃加茂市という無名な地方都市の名前があちこちに露出する事となった。








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男性
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考えること
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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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