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福島の「個人線量バッジ」のいかがわしさ

古い記事のようだし、その後訂正されている可能性もあるが、資料として保存。



(以下「るいネット」から転載。)





300929【これは酷い】福島の住民に配布された個人線量計、4割も低く表示されていることが判明!政府は個人線量計の値を元に除染計画!(真実を探すブログ)
 
瀬部倫一郎15/02/06 AM09 【印刷用へ

 以前も空間の放射線を測るモニタリングポストが低い数字になるように操作されていた事実がありましたが、やはり政府はどうあっても放射能の被害を低く見せたいようです。

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■【これは酷い】福島の住民に配布された個人線量計、4割も低く表示されていることが判明!政府は個人線量計の値を元に除染計画!(リンク

福島県の住民に配布されていた「ガラスバッジ」と呼ばれている個人線量計で、数値が4割近くも低く表示されていることが判明しました。

週刊朝日2015年2月6日号が報道した記事によると、ガラスバッジ製造の最大手メーカー「千代田テクノル」が福島県の伊達市で開かれた市議会議員政策討論会で、「前後左右からくまなく浴びる状態では0.6~0.7倍にしかならない」等と述べ、放射線量が低く表示されることを謝罪したとのことです。

この討論会では地元の市議等から、「空間線量率より最大で4割も低く表示される線量計を配ってどうするのか?」というような質問が相次ぎ、メーカー側は説明に追われたと報じられています。
個人線量計(ガラスバッジ)の問題は前々から指摘されており、正確な放射線量が測定出来ないことなどが問題視されていました。

政府のモニタリングポスト(据置型放射能測定器)も常に周囲が除染されていて、妙に低い値が表示されることで有名です。元々、ガラスバッジという物は物凄い大雑把な目安にしかなりません。今回みたいな4割のズレも当初から考えられたことで、この値で除染や復興の計画を作っていた行政が無能だと言えるでしょう。

4割も線量が低いことを考慮して再推計すると、政府が「1ミリシーベルト以下」としていた場所でもそれ以上の被ばく量になる場所が相次ぎます。本来ならば、住民達の安全を守るはずのガラスバッジが、逆に健康被害のリスクを高めていたということです。モニタリングポストの件も含めて、政府の放射能測定方法を見直す必要が有ると私は思います。


☆スクープ「個人線量計が最大4割低く表示」福島県内の子供が危ない!〈週刊朝日〉
URL リンク
引用:
ガラスバッジ製造の最大手メーカー「千代田テクノル」が測定値のズレを認めたのは、1月15日。
 伊達市で開かれた市議会議員政策討論会の席だ。
 参加者の一人が説明する。

「プレゼンテーションをした執行役員がデータを示しながらこう言ったのです。『ガラスバッジを前面装着した状態で正面から放射線を浴びれば空間線量率とほぼ同じ数字を表示する。だが、前後左右からくまなく浴びる状態では0.6~0.7倍にしかならない。福島のような全方向から放射線が押し寄せる状況をきちんと考えずに住民にガラスバッジを配ってしまって申し訳ない』と。数値の違いを認め、謝罪までしたことには正直、驚きました」

 伊達市の高橋一由市議はこう憤った。

「空間線量率より最大で4割も低く表示される線量計を配ってどうするのか?」

~省略~

 それでは、住民の実際の被曝量はどれだけなのだろうか。千代田テクノルのガラスバッジを使用する南相馬市が昨年6月から8月にかけて約7千人の市民を対象に実施した個人線量調査がある。それによると年間被曝推計値が1ミリシーベルトを超える人は13%で、9割近くが国の目標値内に収まる。だが、実際は4割低いことを考慮して再推計すると、実に全体の40%の市民が1ミリシーベルトを超える被曝をしていることになるのだ。

 南相馬市や福島市は「メーカーから4割低く表示されるという説明を受けたことはない」と困惑。伊達市に至っては、「当該の討論会に職員は参加していないので、今後、事実関係を確認していく」と話した。
:引用終了

☆千代田テクノル 個人線量当量と周辺線量当量について
URL リンク


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