なお、アンサーの一つにある、人口が少ないから自殺率が高くなる、というのはナンセンスそのものだと思う。人口が多かろうが少なかろうが、「率」には関係ない。人口が少ない県では軒並み自殺率が高いとでも言うのかwww
(以下引用)
なぜ秋田県は自殺者の数が多いのでしょうか?知っている方がいたら教えてください。
ベストアンサーに選ばれた回答
高齢化による病気(慢性的なもの、不治のもの)が一番の原因だとされています。
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/7340.html
上のリンクは2002年のデータですが、高齢化要因が特に多く、かといって経済要因も他県の上位と肩を並べるくらい多いです。そして、それ以外の解析されていない要因も群を抜いて多いです。
要因は色々考えられますが、以下のものが挙げられています。
①秋田は政令指定都市が無い等により、県の中心および全体に発展の兆しが無くて慢性的な不景気に陥っている。所得低下、雇用枠減少などにより経済面で追い詰められて自殺する人が増える。
②同じく主要都市の発展が無いため、娯楽を楽しむ若者が集まりにくく、自殺傾向の高い世代とされる高齢者が割合多く住んでいる。
③若者が県外へ出ていってしまうことにより、世話をしてくれる人がいないお年寄りが未来を悲観して自殺に走る傾向が強い。
④観光への力の入れ方が弱く、他県から浪費しに来る観光客が少ない。
⑤秋田は米どころという立地により日本酒の消費量が多く、酒の飲み過ぎによる脳卒中などの生活習慣病の発症率、死亡率が高いため、結果として病気にかかったときに治癒よりも自殺を選ぶ人が多くなる。
⑥雪国の保存食である漬け物による塩分過多、そしてしょっつる鍋などの郷土料理など塩分を摂取しすぎる傾向にあり、これも脳卒中などの原因となっている。
⑦納豆などあらゆる食べ物に砂糖を沢山入れる習慣があり、糖尿病などの発症率も高い。(秘密のケンミンSHOWで紹介された内容は大袈裟だと指摘されているが、県南部では実際にある習慣とのこと)
⑧雪が多く降り積もりやすい県では、家にこもることが多い冬の時期に自殺発生率が高くなる。気候が人間心理に否定的な影響を与えることは充分に考えられる。(秋田県のおよそ90%の地域が特別豪雪地帯に指定されている)
⑨秋田は夏場もフェーン現象、やませ(冷害)により農作物への打撃が大きく、これにより経済的に追い詰められる農家が多い。
⑩都心のような娯楽が無く、パチンコのような不健全と言われる娯楽のみが発展してしまっており、趣味を楽しむ機会が少ない。
⑪集落相互監視体制や村八分といった「ルールに従わないものはつまはじきにする」という閉塞的な文化が根強く残っている地域が多い。周囲を敵にまわすと、徹底的に冷たい態度を取られ自殺に追い込まれる。
⑫秋田県民は「まじめ過ぎる」県民性だと言われており、何もかもが完全でないと気がすまないという余裕の無い性格が仇になっているとも言われている。
⑬冬は極寒のため、他県のようにホームレスが冬を越せない。
⑭どの県も自殺者数というのは一定の人数が出てしまうので、母数(総人口数)の少ない県が自殺の「率」で上位になってしまう。秋田県の人口は約114万人(47都道府県中37位)であり、母数が少ないぶん自殺者の「数」自体は少ないものの「率」で言うと13年連続ワースト1位という結果になってしまう。
以上、単なる推測の域を超えていない理論もあるかと思いますが、秋田県は諸々の理由が重なっていることで自殺者が多い県となってしまっているわけです。
ただ、最近では青木ヶ原樹海での自殺多発により山梨県が自殺率ナンバーワンになったとされており、自殺防止の活動を続けている秋田での自殺率は減少傾向にあります。
ベストアンサー以外の回答
1〜3件/3件中
- 並び替え:回答日時の
- 新しい順
- |古い順
大きな要因は
高齢化と孤独死、病死ですがそれは表向きです。
本当はずばりパチンコです、田舎のパチンコはびっくりするくらい
混んでます。
農繁期などその逆でびっくりするくらいすいてます。
秋田は田舎なので娯楽が他にないためにパチンコに
集中しています。
孤独→パチンコ→借金→病気(借金苦による精神病含む)→自殺
のフルコンボです。
実際統計的には病気であっても根源が生活苦であることは
報道はされません。
実際秋田県のテレビCMなどは朝夕パチンコ屋のCMで埋め尽くされています。
借金苦によって満足な食事、医療を受けられずに病死扱いされている人が
全体の何%いるのか正確に調べた資料はありません。
実際秋田に住んでいるとわかりますが、会社でも知人でもサラ金からの
借金に苦しんでいる人がすごく多いです。
さらに今の不況で工場の閉鎖があいついでハローワークは大変なことに
なっているそうです、ドキュメンタリーなんかで事実を報道すれば結構
いいつくりになるんじゃないかなんて思えるほどです。
駄文で長々失礼いたしました・・・
秋田県の自殺は60歳以上が多いです。
年金暮らし、孤独、病気などの生活不安から自殺に至る方が多いと聞きました。
(夢人追記)他のネット質問室の同じ質問へのアンサーの一つを転載する。何かの官公庁の白書の一部ではないかと思う。自殺の要因を「高齢化」と「経済問題」と「その他」でくくるという雑な分析だが、(「その他」とは何だよ。お前が死んだ事情なんて、どうでもいいよ、と言っているみたいだwww)自殺率下位の都道府県名なども書いてあって、少しは思考素材価値や資料的価値はある。
2008/2/1915:24:30
以下引用。
www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/7340.html -
都道府県の自殺率(人口10万人当たり自殺者数)の上位10県を高い順にあげると、秋田、青森、岩手、島根、新潟、宮崎、山形、高知、和歌山、佐賀となっている。最も高い秋田県の自殺率42.1は世界第1位のリトアニアの44.7(2002年)よりは低いが、世界第2位のロシアの38.7(2002年)を超えている(図録2770参照)。
また下位5県を低い順にあげると、奈良、神奈川、徳島、千葉、愛知となっている。最も低い奈良県の自殺率18.0は、世界第18位のキューバの18.3(1996年)を下回っているが、世界19位のフランスの17.5(1999年)を上回っている。
高齢者の自殺の原因・動機は「健康問題」が多くを占めている一方、40~50歳代では、「仕事・生活・経済問題」が原因・動機となっている(図録2760参照)。時系列でも景気動向との相関が認められる(図録2740参照)。
自殺率の高さはこの健康(高齢化)と経済(仕事・生活)という2大要因でかなりの部分説明される筈である。
前者の要因を「高齢化要因」とし、後者の要因を「経済要因」として都道府県データを対象に回帰分析を行った結果から各都道府県の自殺率の高さを要因分解した。
「高齢化要因」「経済要因」の指標としてそれぞれ65歳以上人口比率と失業率をとっている。また実績値と推測値の差を「その他の要因」としている。
自殺率の高い県では、秋田県は高齢化要因(健康要因)と経済要因を合わせると全国で最も高く、高齢者の多さや景気の悪さから全国1となる可能性をもっている。実績値はこうした要因による部分の他に、「その他要因」が加わり更に高い自殺率となっているのが実情である。青森、岩手も同様の状況にある。同じ東北でも仙台を抱える宮城は、高齢化の程度が低く、経済もそれほど悪くなく、また「その他要因」は北東北3県とは対照的に自殺率を低くする方向に働いている結果、全国平均より低い自殺率となっている。
島根、新潟、宮崎はそれぞれ全国順位で高いばかりでなく、3要因がそろって自殺率を高める方向に働いているため、それぞれ、山陰、北陸、九州の中で目立って自殺率の高い県となっている。
一方、高知、和歌山は高齢化要因(健康要因)と経済要因では自殺率を高める方向で働いているが、その他要因の影響は影響がないか、むしろ低める方向である。
自殺率の低い県では、ベッドダウン化の進んでいる奈良県が全国1自殺率が低い県であるが、高齢化要因、経済要因で低く、さらにその他要因でも自殺率を低める方向が認められる。
徳島県は、高齢化要因、経済要因では、状況はよくないが、その他要因が自殺率を低める方向で多いに働いているため全国3位の低さとなっている。