「阿修羅」より転載。
例によって愚劣なコメントが即座に返ってきているようだ。こうした「公務員擁護」的記事や「社会主義的発想」の記事には付き物の現象だ。いわゆるネット工作員の仕事だろう。一日中ネットに張り付いて監視しているわけだ。ご苦労なことである。
橋下の「公務員叩き」は、しかし一般国民にも同調者が多いようなので、この国の行く末が危ぶまれる。ヒトラーや小泉同様の「劇場型政治」にまだ騙されているB層があまりに多すぎる。
「敵を作って、それを叩くことで自らの権力を大きくする」
これが劇場型政治のパターンだ。橋下の場合は、その「敵」が公務員であり、公務員の「恵まれた人生」への一般国民の嫉妬と羨望が公務員憎悪にどんどん高められていく。そうした幻想的憎悪に基づく政治行動がどんな惨禍を引き起こすのか、歴史を少しでも齧った人間なら分かるだろうに。
橋下の政策の愚劣さは「みんなの党」並みであるのに、その政策の是非についての議論はせず、ただ彼が「公務員と戦っている」というだけで彼を支持する人間の多いこと!
彼がTPP推進論者であるだけで彼の正体は暴露されているではないか。彼の背後には実は官僚そのものがいることも明らかではないか。つまり、「公務員叩き」は高級官僚には何も害は与えないのである。高級官僚と一般公務員を区別しないからこういう愚劣な潮流になるのである。
(以下引用)
先日、国は憲法に抵触する恐れのある人事院勧告無視の7.8%給与カットを決定したことをこちらで触れましたが、政府は、一定年齢以上の国家公務員を対象に、退職金を上積みして退職者を募る「希望退職制度」の検討を本格化させる方針です。goo.gl/h7VOY
さらに新規の国歌公務員採用も4割減らすんだそうです。http://goo.gl/kxN4F(また若者の就職難に拍車が・・・)
タダでさえ人手不足で、大震災の時は義援金を被災地に素早く届けられなかったというのに、これ以上人員削減したら何かあったときどうするつもりなのでしょう?
給料カットの上に一層激務化。厚労省でも過労死、過労自死が増えそうな予感です。
この国は公務員をなくして全部民間に委託するか安い非正規労働者に置き換えるつもりでしょうか?
官製ワーキングプア問題が問われて久しいですが、これではますます拍車がかかるでしょう、国民のために十分なサービス提供ができなくなります。
そして公務員のワーキングプア問題の深刻化は、そのまま民間のワーキングプアの深刻化に跳ね返ってきます。
この問題の解消は実に簡単。
山下 満昭 @jcpnagasaki
EUの残業を含めた週平均労働時間の上限は48時間だそうです。日本で49時間以上働いている人は1470万人。しかも、週60時間以上働いている収入は、300万円台と400万円台に集中しているとか。みんなが48時間以下労働になれば305万人の雇用が必要で、失業問題は解決します。
ですよね~単純な仕組みです。でも決してやらない。強欲お財界様が許さないからです。
先日こちらでこの国の本質は戦前と断絶することなく連綿と生きながらえていることを書きました。
それについて某所で頂いたコメントを転載します。
軍隊精神もそのまま残ってしまいました。それが新自由主義と結びつき悲惨な労働現場に。非人間的な軍隊生活に耐えきれず自殺したかっての兵士に苛酷な労働で自殺に追い込まれる現在の労働者が重なります。ワタミの会長みたいなのが成功者としてもてはやされ、あげくに大阪市の教育アドバイザーになるという異常な国
思考停止になってお上に逆らわないメンタリティは、労働においてはこういう形で自分たちのクビを絞めるのです。
jeanvaljeanさんから以前頂いたコメントに共感しましたので、皆さんにも読んでいただきたいと思います。
この蟻地獄のようなスパイラルから脱出するために一番の方法だと思いますので。
民主主義は、国民がどのような権利を有しているか、これを共有することによって、はじめて成り立つと思います。お互いが他人の権利を認めるということです。その権利が、国民の一部において侵されたとき、国民は権利の復権を求めなければならないのです。なぜなら、いつ自分もその権利を侵されるかわからないからです。それが連帯の精神なのです。
日本では今、一人ひとりの労働者が分断されています。それは、自分たちの権利を共有しているという認識がないためです。それは、憲法で認められた労働者の権利を教えないという、歴代政府の教育政策があったからで
す。秋原さんがおっしゃるように「分断して統治せよ」です。
今、憲法や労働基本法で定められた条項に、労働者が団結すべきです。自分たちの労働条件が何によって守られているかの認識を広める行動が求められています。それを実践している運動も知っています。もっと大きくなればいいなと思っています。
例によって愚劣なコメントが即座に返ってきているようだ。こうした「公務員擁護」的記事や「社会主義的発想」の記事には付き物の現象だ。いわゆるネット工作員の仕事だろう。一日中ネットに張り付いて監視しているわけだ。ご苦労なことである。
橋下の「公務員叩き」は、しかし一般国民にも同調者が多いようなので、この国の行く末が危ぶまれる。ヒトラーや小泉同様の「劇場型政治」にまだ騙されているB層があまりに多すぎる。
「敵を作って、それを叩くことで自らの権力を大きくする」
これが劇場型政治のパターンだ。橋下の場合は、その「敵」が公務員であり、公務員の「恵まれた人生」への一般国民の嫉妬と羨望が公務員憎悪にどんどん高められていく。そうした幻想的憎悪に基づく政治行動がどんな惨禍を引き起こすのか、歴史を少しでも齧った人間なら分かるだろうに。
橋下の政策の愚劣さは「みんなの党」並みであるのに、その政策の是非についての議論はせず、ただ彼が「公務員と戦っている」というだけで彼を支持する人間の多いこと!
彼がTPP推進論者であるだけで彼の正体は暴露されているではないか。彼の背後には実は官僚そのものがいることも明らかではないか。つまり、「公務員叩き」は高級官僚には何も害は与えないのである。高級官僚と一般公務員を区別しないからこういう愚劣な潮流になるのである。
(以下引用)
先日、国は憲法に抵触する恐れのある人事院勧告無視の7.8%給与カットを決定したことをこちらで触れましたが、政府は、一定年齢以上の国家公務員を対象に、退職金を上積みして退職者を募る「希望退職制度」の検討を本格化させる方針です。goo.gl/h7VOY
さらに新規の国歌公務員採用も4割減らすんだそうです。http://goo.gl/kxN4F(また若者の就職難に拍車が・・・)
タダでさえ人手不足で、大震災の時は義援金を被災地に素早く届けられなかったというのに、これ以上人員削減したら何かあったときどうするつもりなのでしょう?
給料カットの上に一層激務化。厚労省でも過労死、過労自死が増えそうな予感です。
この国は公務員をなくして全部民間に委託するか安い非正規労働者に置き換えるつもりでしょうか?
官製ワーキングプア問題が問われて久しいですが、これではますます拍車がかかるでしょう、国民のために十分なサービス提供ができなくなります。
そして公務員のワーキングプア問題の深刻化は、そのまま民間のワーキングプアの深刻化に跳ね返ってきます。
この問題の解消は実に簡単。
山下 満昭 @jcpnagasaki
EUの残業を含めた週平均労働時間の上限は48時間だそうです。日本で49時間以上働いている人は1470万人。しかも、週60時間以上働いている収入は、300万円台と400万円台に集中しているとか。みんなが48時間以下労働になれば305万人の雇用が必要で、失業問題は解決します。
ですよね~単純な仕組みです。でも決してやらない。強欲お財界様が許さないからです。
先日こちらでこの国の本質は戦前と断絶することなく連綿と生きながらえていることを書きました。
それについて某所で頂いたコメントを転載します。
軍隊精神もそのまま残ってしまいました。それが新自由主義と結びつき悲惨な労働現場に。非人間的な軍隊生活に耐えきれず自殺したかっての兵士に苛酷な労働で自殺に追い込まれる現在の労働者が重なります。ワタミの会長みたいなのが成功者としてもてはやされ、あげくに大阪市の教育アドバイザーになるという異常な国
思考停止になってお上に逆らわないメンタリティは、労働においてはこういう形で自分たちのクビを絞めるのです。
jeanvaljeanさんから以前頂いたコメントに共感しましたので、皆さんにも読んでいただきたいと思います。
この蟻地獄のようなスパイラルから脱出するために一番の方法だと思いますので。
民主主義は、国民がどのような権利を有しているか、これを共有することによって、はじめて成り立つと思います。お互いが他人の権利を認めるということです。その権利が、国民の一部において侵されたとき、国民は権利の復権を求めなければならないのです。なぜなら、いつ自分もその権利を侵されるかわからないからです。それが連帯の精神なのです。
日本では今、一人ひとりの労働者が分断されています。それは、自分たちの権利を共有しているという認識がないためです。それは、憲法で認められた労働者の権利を教えないという、歴代政府の教育政策があったからで
す。秋原さんがおっしゃるように「分断して統治せよ」です。
今、憲法や労働基本法で定められた条項に、労働者が団結すべきです。自分たちの労働条件が何によって守られているかの認識を広める行動が求められています。それを実践している運動も知っています。もっと大きくなればいいなと思っています。
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