THINKERのホームページは前から知っていて高く評価していたが、そこからこういう本が出たので紹介しておく。元記事は「阿修羅」で見た。この世界の背後の構造を子供にもわかるように書いた本のようである。こうした本が「陰謀論」扱いされずに世の中に受け入れられるようになれば、あの強大な「悪の王国」との戦いにも勝機が出てくるのではないか。中でも、「銀行に金を預けない」という戦法は目からうろこである。ただし、通貨発行権が彼らの手にあるかぎりは焼け石に水かもしれない。
何はともあれ、このような本が堂々と学校現場でも紹介できるようになってほしいものである。
(以下引用)
元記事http://www.janjanblog.com/archives/36727
世界は悲惨な戦争を何度も経験した。しかし、国際関係はまたもぎくしゃくし、武器が更新され続ける。医療技術は進歩し続けるのに、病人は増えるばかりだ。われわれは毎日懸命に働いても豊かにならず、生活不安は深まる。同書は、その原因を端的に教えてくれる。
不幸にしている二大原因は、金融とマスコミの存在にある。「あとがき」は次の一文で始まっている。
「『この世界を支配している宗教は、お金とマスコミである! 私もあなたもその信者だ』。こんなことをいきなり言われたら、びっくりされるかもしれない。しかし、最後まで読まれた読者には、納得のいく話だろう」
お金については、信用創造のしくみと金融財閥の歴史が網羅的に概説されている。世界の戦争が国際銀行家による両建ての融資で意図的に起こされてきた実態を指摘する。わが国への関与についても同様で、章の終わりには「ここまでのポイント」として次の3つを挙げている。
◎ 幕末から明治初期の内戦は、外国の武器商人が演出した日本人同士の殺し合いだった。
◎ 幕府側も倒幕側もロスチャイルド一族の手玉にとられていたことに無知だった。
◎ 明治維新は、ロスチャイルド一族による日本の構造改革だった。
実に明快な真相ではないか。
口絵「お金の歴史⑦」
マスコミについては、通信社の歴史を世界とわが国の両方で紹介。その上で、民衆を不幸にした事例を数点挙げている。世界初の通信社、仏国のアヴァス社は大銀行家のロスチャイルドから資金提供を受けて誕生した。通信解読によって投資情報を売っていたが、一般投機家を欺く商売として拡大する。世界のニュース配信を独占する現在の三大通信社も、金融財閥が所有する実態は変わりない。
口絵「マスコミの歴史②」
当然、わが国の海外ニュースはこれら通信社から提供されるため、欧米の側に立った思考を迫ることになる。戦後のテレビ局が米国の指導で誕生し、今日も同国の都合で放送されているのはご覧の通りである。
口絵「マスコミの歴史⑤」
同書の優れた点は、とても分かりやすいことだ。扉に16枚の図解説明がある。洗練されたカラーイラストで描かれ、1枚1枚が単体のポスターとして使えそうなほど。もう一つは、英文のインターネットサイトや新聞に当たり、国内ではうわさレベルの情報の裏取りをしていることだ。的確な証拠を例示し、筋も通っている。リズムもよく、短時間で通読できるはずだ。
お金とマスコミの説明に関連し、進行中の民衆への攻撃についても数点例示する。すなわち、管理のためICチップを人体に埋め込む計画や、人口削減のための子宮けいがんワクチン接種の義務化、空から化学薬品や金属片を散布するケムトレイル、思考力を低下させるうまみ調味料やアスパルテームの普及などである。これらも他人事ではない。
タブーを顧みない姿勢には敬服する。ほかに天皇すり替え説や大麻禁止の真相を紹介しているが、とりわけ独自性があるのは、被差別民を使った統治戦略への言及だ。首相経験者の中に、朝鮮人部落出身者が異常に多い事実や、官庁内の戸籍書類には被差別地域出身者を表す印が今も付けられ、印のない者は出世できないとの証言を紹介している。
もちろん、差別するのが同書の本意ではない。問題は歴史の暗部を利用した外国勢力の狡猾(こうかつ)な支配手法であり、国民は真の歴史を知る必要があると訴える。英国は江戸時代からスパイを送り込み、わが国の社会構造を綿密に報告させていた。この視点は、わたしが警察・裁判機構の謎を追う中でたどり着いた結論と同じだ。
同書は、民衆を絶望させるために書かれたのではない。処方せんも用意している。情報は自分で取ること、お金に翻弄(ほんろう)されない、健康に良いものだけを摂取することなど。自給自足の生活を目指すことも奨励している。まっとうな人生の指南書でもある。
わたしは国際金融資本による支配から人類が逃れるには、2つの方法しかないと思ってきた。すなわち、①新聞を取らない・テレビを見ない②預金しない。2番目の方法は、大衆運動として呼び掛けるには過激である。死者の発生は避けられまい。1番目の方法は誰にでもできる行為で、確実に支配を無力化できる。同書はわたしの主張を代弁してくれた。
著者の「THINKER」は名古屋を拠点にデザイナーやライターなどを職業とするボランティアで結成された市民集団である。多彩な才能がそろう。きれいな口絵も、著者自身の手による。代表の鶴田氏は、わたしが2008年に出した『偽装報道を見抜け!-世論を誘導するマスメディアの本質-』(絶版)の真意を完全に理解してくれた数少ない人物だ。
よく人は「最近のマスコミはひどい」「誤報や偏向報道もあるので、リテラシーが必要」などと言うが、わたしのマスメディア観は「全部宣伝(プロパガンダ)だ」というもの。最初から民衆をだますために発明されたのであり、今日も終日、本来の役割を発揮している。このことを理解してくれた人は、今のところ鶴田氏とブログ『心に青雲』管理人の2人しか確認できていない。
通信社が銀行家の都合でできたことや、わが国の新聞と通信の談合通史は書く必要を感じてきた。「THINKER」さんたちの真摯(しんし)な取り組みにより、わたしは宿題から解放された喜びを感じる。その意味でも感謝である。
もともと鶴田氏は、子供向けの教本として同書の執筆を始めたと聞く。次世代の担い手が教科書や新聞に洗脳される前に真実を吹き込むことは重要だ。「B層」国民にも有効かもしれない。賢明な読者はご存知だろうが、「B層」は05年の「郵政選挙」で宣伝の標的にされ、「具体的なことは分からないが、小泉総理のキャラクターを支持する層」のこと。
一方、理論と引用は一級のもので、「A層」の鑑賞にも堪えると確信する。それでも同書は訴える。「答えは与えられるものではない。自分で導き出すものである。THINKERがホームページで提供している記事でさえ、それは答えではなく、市民が考えるための材料のひとつにすぎない」。
鮮やかなイラストに目を楽しませながら、身の回りの問題を考える素材にしていただきたい。われわれの子孫をみじめな存在にしないために。
『偽情報退散! マスコミとお金は人の幸せをこうして食べている』THINKER(徳間書店)http://www.tokuma.jp/bunko/gojigen/507d60c5583190006563-30de30b930b330df3068304a91d1306f4eba306e5e78305b3092305330463057306698df30663044308b
THINKERホームページhttp://www.thinker-japan.com/index.shtml
THINKERブログhttp://thinker365.blog130.fc2.com/
何はともあれ、このような本が堂々と学校現場でも紹介できるようになってほしいものである。
(以下引用)
元記事http://www.janjanblog.com/archives/36727
世界は悲惨な戦争を何度も経験した。しかし、国際関係はまたもぎくしゃくし、武器が更新され続ける。医療技術は進歩し続けるのに、病人は増えるばかりだ。われわれは毎日懸命に働いても豊かにならず、生活不安は深まる。同書は、その原因を端的に教えてくれる。
不幸にしている二大原因は、金融とマスコミの存在にある。「あとがき」は次の一文で始まっている。
「『この世界を支配している宗教は、お金とマスコミである! 私もあなたもその信者だ』。こんなことをいきなり言われたら、びっくりされるかもしれない。しかし、最後まで読まれた読者には、納得のいく話だろう」
お金については、信用創造のしくみと金融財閥の歴史が網羅的に概説されている。世界の戦争が国際銀行家による両建ての融資で意図的に起こされてきた実態を指摘する。わが国への関与についても同様で、章の終わりには「ここまでのポイント」として次の3つを挙げている。
◎ 幕末から明治初期の内戦は、外国の武器商人が演出した日本人同士の殺し合いだった。
◎ 幕府側も倒幕側もロスチャイルド一族の手玉にとられていたことに無知だった。
◎ 明治維新は、ロスチャイルド一族による日本の構造改革だった。
実に明快な真相ではないか。
口絵「お金の歴史⑦」
マスコミについては、通信社の歴史を世界とわが国の両方で紹介。その上で、民衆を不幸にした事例を数点挙げている。世界初の通信社、仏国のアヴァス社は大銀行家のロスチャイルドから資金提供を受けて誕生した。通信解読によって投資情報を売っていたが、一般投機家を欺く商売として拡大する。世界のニュース配信を独占する現在の三大通信社も、金融財閥が所有する実態は変わりない。
口絵「マスコミの歴史②」
当然、わが国の海外ニュースはこれら通信社から提供されるため、欧米の側に立った思考を迫ることになる。戦後のテレビ局が米国の指導で誕生し、今日も同国の都合で放送されているのはご覧の通りである。
口絵「マスコミの歴史⑤」
同書の優れた点は、とても分かりやすいことだ。扉に16枚の図解説明がある。洗練されたカラーイラストで描かれ、1枚1枚が単体のポスターとして使えそうなほど。もう一つは、英文のインターネットサイトや新聞に当たり、国内ではうわさレベルの情報の裏取りをしていることだ。的確な証拠を例示し、筋も通っている。リズムもよく、短時間で通読できるはずだ。
お金とマスコミの説明に関連し、進行中の民衆への攻撃についても数点例示する。すなわち、管理のためICチップを人体に埋め込む計画や、人口削減のための子宮けいがんワクチン接種の義務化、空から化学薬品や金属片を散布するケムトレイル、思考力を低下させるうまみ調味料やアスパルテームの普及などである。これらも他人事ではない。
タブーを顧みない姿勢には敬服する。ほかに天皇すり替え説や大麻禁止の真相を紹介しているが、とりわけ独自性があるのは、被差別民を使った統治戦略への言及だ。首相経験者の中に、朝鮮人部落出身者が異常に多い事実や、官庁内の戸籍書類には被差別地域出身者を表す印が今も付けられ、印のない者は出世できないとの証言を紹介している。
もちろん、差別するのが同書の本意ではない。問題は歴史の暗部を利用した外国勢力の狡猾(こうかつ)な支配手法であり、国民は真の歴史を知る必要があると訴える。英国は江戸時代からスパイを送り込み、わが国の社会構造を綿密に報告させていた。この視点は、わたしが警察・裁判機構の謎を追う中でたどり着いた結論と同じだ。
同書は、民衆を絶望させるために書かれたのではない。処方せんも用意している。情報は自分で取ること、お金に翻弄(ほんろう)されない、健康に良いものだけを摂取することなど。自給自足の生活を目指すことも奨励している。まっとうな人生の指南書でもある。
わたしは国際金融資本による支配から人類が逃れるには、2つの方法しかないと思ってきた。すなわち、①新聞を取らない・テレビを見ない②預金しない。2番目の方法は、大衆運動として呼び掛けるには過激である。死者の発生は避けられまい。1番目の方法は誰にでもできる行為で、確実に支配を無力化できる。同書はわたしの主張を代弁してくれた。
著者の「THINKER」は名古屋を拠点にデザイナーやライターなどを職業とするボランティアで結成された市民集団である。多彩な才能がそろう。きれいな口絵も、著者自身の手による。代表の鶴田氏は、わたしが2008年に出した『偽装報道を見抜け!-世論を誘導するマスメディアの本質-』(絶版)の真意を完全に理解してくれた数少ない人物だ。
よく人は「最近のマスコミはひどい」「誤報や偏向報道もあるので、リテラシーが必要」などと言うが、わたしのマスメディア観は「全部宣伝(プロパガンダ)だ」というもの。最初から民衆をだますために発明されたのであり、今日も終日、本来の役割を発揮している。このことを理解してくれた人は、今のところ鶴田氏とブログ『心に青雲』管理人の2人しか確認できていない。
通信社が銀行家の都合でできたことや、わが国の新聞と通信の談合通史は書く必要を感じてきた。「THINKER」さんたちの真摯(しんし)な取り組みにより、わたしは宿題から解放された喜びを感じる。その意味でも感謝である。
もともと鶴田氏は、子供向けの教本として同書の執筆を始めたと聞く。次世代の担い手が教科書や新聞に洗脳される前に真実を吹き込むことは重要だ。「B層」国民にも有効かもしれない。賢明な読者はご存知だろうが、「B層」は05年の「郵政選挙」で宣伝の標的にされ、「具体的なことは分からないが、小泉総理のキャラクターを支持する層」のこと。
一方、理論と引用は一級のもので、「A層」の鑑賞にも堪えると確信する。それでも同書は訴える。「答えは与えられるものではない。自分で導き出すものである。THINKERがホームページで提供している記事でさえ、それは答えではなく、市民が考えるための材料のひとつにすぎない」。
鮮やかなイラストに目を楽しませながら、身の回りの問題を考える素材にしていただきたい。われわれの子孫をみじめな存在にしないために。
『偽情報退散! マスコミとお金は人の幸せをこうして食べている』THINKER(徳間書店)http://www.tokuma.jp/bunko/gojigen/507d60c5583190006563-30de30b930b330df3068304a91d1306f4eba306e5e78305b3092305330463057306698df30663044308b
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