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名作は別の名作の水源となる

ネット文化が出てきて、「天上界の住人」だったクリエイターの方々の、こういう楽屋話とか創作秘話がよく聞けるようになったのは嬉しい。
「潮見朝子」は「汐見朝子」じゃなかったかな。漫画はほとんど読んでいないが、名前だけは何となく記憶にある。
銭形警部(最初の思いつきでは多分「銭形刑事」?)が、作者本人が言っている「トムとジェリー」の「トム」である、より、弓月光氏の言う「コヨーテ」のほうがしっくりくるのが面白い。作者の無意識の中にあったのも「コヨーテ」の方ではないか。
「銭形平次」が「銭形刑事」になり、「銭型警部」になり、「トムとジェリー」の追っかけごっこが「ルパン三世」のメインプロットになる。すべて、創作は二次創作の面があり、原型からヒントを得ていても、どこかで新機軸を打ち出せば、それはオリジナルと見做せるわけだ。
「腹の減った若い絵師を雇うだよ」も面白い。実際、物語を作るほうの才能のある漫画家は、原作の方に廻ることが最近は増えている。たぶん、「ハンター×ハンター」の作者なども近いうちに原作に廻るのではないか。実際、彼は、漫画家志望者に対して「漫画が上達したければ絵など描いている暇は無いはずだ」、と言うくらい、ストーリーを重視しているのである。

なお、「七人の侍」は世界中で映画の教科書とされるくらいの作品だが、このような「チーム物アクション映画」がそれまであまりハリウッド映画に無かったのは、「俺様主義」の欧米人種にはあまり無い発想だったからかと思う。しかも、主人公は「一番強い」わけではないのだから、脳筋アメリカ人は思いつきもしなかったのだろう。「荒野の七人」だと、ユル・ブリンナーが一番強くてハンサムでカッコよくて、志村喬に似ていたのはハゲ頭だけwww


(以下引用)


弓月 光 @h_yuzuki 11時間前

  1. トムというよりは「ロードランナー」のコヨーテだと思ってましたw
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  3.  
  1. 次元大介はもろ久蔵系でしょうね(^^
  2. 1件のリツイート 4 いいね
  1. そういや大昔風間宏子とか潮見朝子とかと仕事してて、漫画家養老院の話になってジジイだかババアだかになった作家の元に原稿依頼が来て、寄る年波でろくに絵が描けず「腹を空かせた絵の上手いアシスタント雇うだ」って探しに行く馬鹿話やってたなぁ(^^;)
  2. 33件のリツイート 33 いいね
    1. 例えば「七人の侍」だってあの設定で現代のお話ならどうするか?を考えるのも面白いし、うまくやれば結構いいお話ができるような気がします。(もともと作る人の個性や感性の違いで決して「同じ話」にはならないんですが)
    2. 18件のリツイート 34 いいね
    3.  
    1. 定番や王道の設定を使って自分なりの新しいお話を考えるのも結構楽しいです(^^
    2. 11件のリツイート 11 いいね
    3.  


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