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著作権保護法という悪法

世の中の創作のほとんどは先行する作品にインスパイアされているか模倣が元なのだから、著作権とか登録商標という制度は無くしたほうがいいと私は思っている。パクリをした方が元ネタより先に登録した例は膨大にあるはずだ。たとえば著作権にうるさいディズニープロのミッキーマウス自体、先行する或る漫画のキャラクターのパクリであることは知らない人が多い。

なお、パクリであるにしても、現在のペコちゃんは下のオレンジジュースの女の子よりはるかに可愛く洗練した絵柄なので、もはやオリジナルと見ていいと思う。つまり、たとえば「けものフレンズ」のアニメのキャラは吉崎観音の絵が元になっているが、たつき監督のアレンジによって別の個性を持ったキャラ絵になっており、それは既にひとつのオリジナルと見るべきだということである。

極端に言えば、「目が二つ、鼻が一つ、口が一つ」という絵柄を私が著作権登録したら、もはや誰も人間の顔を描くことができなくなる。著作権保護法とはグレーゾーンが大きい上に、創作活動を衰退させる悪法だと私は思っている。


模倣作品を自分の創作として発表しそれでカネを稼ぐのは単に自分の品性の下劣さを世間に知らしめるだけのことで、そういう創作家が大を成したためしは無い。つまり、著作権保護法などに頼らなくても単なる模倣者は自然淘汰されるのである。
昭和時代の多くの漫画家は手塚治虫の模倣から創作活動を始め、自分のオリジナルな絵柄を作ることで一人前の漫画家として世に出たのである。



返信先: さん

ペコちゃんの元ネタ、アメリカの「バーズ・アイ オレンジジュース」の広告。不二家の当時の社員が、この広告の女の子を参考に作成したのが、ペコちゃんです。




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