特に、佐川が保存期間を満了せずに文書を破棄した時点で「違法、証拠隠滅」である、というのは最初から私も思っていたことで、それ自体ですでに安倍夫妻は有罪である、と考えていた。「安倍夫妻は指令はしていない、官僚の忖度だから安倍夫妻は無罪」というのなら、重大犯罪を行う人間は、犯罪を指示する行為はすべて婉曲表現にして、自分は無罪になるように工夫すればいいということになる。まあ、漫画でもアニメでも小説でも、ギャングやヤクザのボスはだいたいそうするが。
「カラマーゾフの兄弟」で、イヴァン・カラマーゾフが父親を殺したいと口走ったことで、彼を尊敬する下男のスメルジャコフが(まさに忖度して)その殺人を実行するのだが、その殺人の真犯人はイヴァンだ、と作者は言いたいのだ、とちゃんと読者は理解するだろう。
あるいは、上官の命令で捕虜を殺した兵士が戦犯とされて死刑にされ、命じた上官が罪に問われなかったという「私は貝になりたい」も同じテーマだと言えるだろう。
身近ないじめ事件でも、指令者と実行者が違うというのはよくあることで、女優のK・Hの娘が高校時代に手下の男子学生に命じて気に入らない女生徒をレイプ(まで至ったかどうかは知らないが)させたという事件も有名で、その男子生徒たちは退学になったと記憶するが、K・Hの娘は退学まではいかなかったと思う。本当に罪が重いのはどちらなのか。
(以下引用)
15. 2018年3月14日 22:49:37 : Rt02UdjH9g : 7FMPgE6twRo[202] |
この段階で違法、証拠隠滅だからだ。
既に契約が終わったから関連文書を全て破棄した、という答弁が嘘だということは役人なら誰でもわかる。議員には元役人も多い。
にも関わらずそういう嘘をつくということは、その記録には安倍と自民党、日本会議(統一教会)にとって非常に都合の悪い致命的内容を含むという認識があるため、開示請求は出来ないという予防線を張るつもりのものだ。開示請求されたら自民党政権が終わる。
ところが菅が文書に経緯が書かれていると余計な事を言って煽った。
そして実際には文書は残っている。
これは忖度ではないよな。
共同正犯だ。
安倍政権の適材適所の内閣人事で抜擢されたお友達官僚に尻拭いを命じられた一般官僚の不満やいかに。
佐川の抜擢は安倍の統一教会仲間ゆえだ。
当然ながら省内では何であいつがと不審がられ、納得がゆく人事ではなかった。
官僚人事を握ったのは、清和会を通じて自民党を乗っ取ったように、統一教会が官庁を乗っ取るためだ。
自民党の党内人事が硬直しており人材が払底しているように見えるのは、日本会議という統一教会人脈だけで人事を進めているからだ。
奴らが埋め込んだ癌細胞を全て根絶しなければならない。
癌細胞の位置は記録にすべて残る。
だから奴らは記録を消そうとする。