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推理小説性を失った「ミスマープルシリーズ」

アマゾンで、ミス・マープルシリーズを幾つか見たのだが、「推理小説」としては最低であることを確認した。最後まで見ても、謎の解明の意味が分からないのである。まあ、酒を飲みながら見ているせいでもあるが、最後の「解明シーン」がいつもあっという間に終わってしまい、結局、何がどう解明されたのか分からないわけだ。
ただし、ミス・マープルシリーズは、1950年代の英国の風俗を見て楽しむ番組だというのなら、それなりに優れた作品ではある。当時の自動車が走るシーンが意味なく長々と出て来るあたりに、製作者の意図が分かるし、その他の風物も見て面白いが、「推理小説の映像化」としては最低である。

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HN:
酔生夢人
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男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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