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庶民の日常生活から見る欧州の経済状況

ひろゆきとの論争で一時期少し有名になったF爺のブログ記事だが、有名人が「通過した」だけの旅行記より、このような、異邦人が異国に生活する日常の記録のほうが面白い。
まあ、私などは寒さの厳しい欧州に住むこと自体、何かの修行以外では考えられない。
ところで、今は1ユーロは日本円でいくらくらいなのだろうか。少し前に3ユーロだったものが5ユーロということは、物価が二倍近く上がっているということだ。欧州の経済状況の厳しさが、こうした記事から分かる。もちろん、西側の奴隷(下僕)国日本も似たようなものだ。つまり、「西側諸国は経済的に崩壊しつつある」のだろう。

(以下引用)

アルザスの日常2023年12月10日

寒さが緩んだ

朝の気温が-5℃、-6℃・・・という日が続いた後、寒さが緩みました。今朝は、最低気温が+6℃です。でも「温かくなった」とは感じません。湿気が多いと、体感はとしては、むしろ「前よりも寒い」のです。

木曜日は、終日濃霧。じめじめして気持の悪い一日でした。そして夜中に雨。
金曜日は、雨のち曇り。
土曜日は、朝焼け空の後、晴れたり曇ったり。昼過ぎからは、またまた大雨+大風。

今朝は、起き抜けに洗濯を済ませ、その後、直ぐに露天市場で買い物をして来ました。

露天市場

玉葱の5kg入りの袋を買う時期です。先日3ユーロで売っていたA店に行ってみたら「5ユーロ」と表示が変わっていました。
《冗談じゃない。誰がそんな値段で買うか》

隣のB店は、同じものを4,5ユーロで売っていました。

もう一軒先のアフガニスタン人のC店では、全く同じものが3,5ユーロ。ここで買うことに決めます。
《お隣さんが何をどんな値段で売っているか、A店やB店の連中は、見ていないのかなあ》

C店で、他の果物と野菜も買いました。柿が1kg当たり1,40ユーロと安くなっていました。赤ピーマンも少し買います。あ、ブロッコリーも美味しそうだ。

買い物袋二つが一杯になりました。支払いは、合計10,34ユーロ。20ユーロ札を出したら、10ユーロちょうどに負けてくれました。

10kgを越える大荷物を持って帰宅しました。

換気

帰宅して最初にすることは、ドアも窓も開け放して換気。洗濯したものを乾かすにはスチームの上に載せるしか方法の無い季節なのです。屋内に籠った湿気を追い出さなくてはなりません。

法蓮草の水洗いなどを済ませているうちに換気も完了。元通りに締め切ります。2分も経てば元の暖かさに戻ります。

略式の朝食も済ませてから、消化のために一呼吸置いて・・・それからジョギングに出掛けました。

ジョギング

いつもとは異なる時間帯なので、擦れ違う人の顔触れも変わります。

落葉樹は、みんな枯れ木です。緑を保っている木蔦(きづた)と宿木(やどりぎ)が目に付きます。雪は全部融けていますが、すっかり冬景色です。灰色の世界です。足元の雑草や苔類の緑色が救いです。

最新情報

メディアの流す最新情報は、ウクライナ戦争・・・イスラエルによるガザ地区の非戦闘員の居住地と病院の爆撃・破壊・・・米国で11ヶ月後に迫った大統領選を控えてハナフダ元酋長の不穏な動き・・・フランスを含むヨーロッパ諸国での極右政党の台頭・・・米国でもオランダなどでも麻薬禍・・・
と、悲しいニュースばかりです。

努めてこの夏の一時帰国の楽しい思い出を喚び起こし、近々に会う友人たちのことを想い・・・今の生活の幸せな面を見るようにしています。

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プロフィール

HN:
酔生夢人
性別:
男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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