「神戸だいすき」の記事の一部だが、神戸、大阪、東京の気質の違い(もちろん、個人的体験からの結論であり、一面的な観察だろうが)が、わりと正直な感想として書かれている。特に、「神戸だいすき」と自称しながら、神戸の人間(あくまで、神戸の下々の地域の特徴だと言いたい気持ちもあるようだが)の人間性の欠点を正直に書いているのが偉い。実際、「神戸大好き」さんが孫娘さんから(配達の人への)「態度(言葉遣い)が悪い」と言われたのは、私が見ても、無礼な態度(言葉遣い)だと思う。そして、そういう強面な態度でないと大阪や神戸では生きていけないというのも事実なのだろう。だが、その態度が東京では、八歳の孫娘から見ても、他人に対し失礼な態度だと思われたわけである。
逆に、「周囲は敵であり、生活は戦いだ」という構えで生きるからこそ、グローバルスタンダードな(これは半分けなしているのだ。)人間性が出来上がるのではないか。テレビに出てくる図々しいタレントたちがまさにそういう態度である。逆に、そうだからこそ徒党を組み、吉本ではタレント内で親分子分になる。
なお、神戸大好きさんの八歳の孫娘が「敬語つかいなよ」と言ったのは、「ありがとう」の部分ではなく、「そこへ置いといて」という、目下(と自分が思う相手)への不躾な命令口調だったのだと思う。八歳だから、そこを「敬語」を使っていない、と表現したのではないか。
命令するか、お願いするかは、相手との立場関係で異なり、「そこへおいとけ(おいといて)」は命令だし、「そこへおいといてください」はお願いで、見知らぬ同士なら地位の上下関係は無いから後者が適切なのは当然である。配送人と客の間には地位の上下関係は無い。店の販売員と客の関係も同様だ。医者と患者も同様だ。政治家と一般人も同様だ。
(以下引用)
先日、東京郊外に住む娘からわざわざ電話がかかって・・・
「実は、2年間の学生時代を神戸で暮らした女性が、そのとき味わった人間関係の嫌な思い出を漫画に描いたのよ。それを読んだら、私が子供のころ、周囲から受けたイジメと、全く同じことが書かれていた。
ママ・・・神戸の人は、根性が悪いよ。」
絶句。
「う~む、そうかもしれない。」私は、衝撃を受けながら返事した。
「この前、待ち合わせでJR三ノ宮駅の改札口に長い時間たっていたことがあるのよ。3年ほど前だけど。
降りてくる人の顔つきが、暗くて荒んでいた。晴れやかな人は一人もいなかった。
特に、女性がひどかった。
着ている服からして、色彩が暗い。
顔つきが陰険。
ああ・・・神戸はダメだと思った。」
娘「神戸にいる時は、全員が意地悪だから、自転車置き場のおじさんと会話するときも、どういう対応をされるかと、びくびくしていた。
東京でも、そのくせが抜けなくて、警戒しながら口をきくと、みんなが、優しいのよ。
どういう職業の人でも、やさしい。
近所のママたちもイケズな人に会ったことがない。
神戸では、全員意地悪だったのに、こっちは、全員やさしいの。」
娘「神戸で生きていくためには、緊張して、相手の顔色を見ながら暮らさないといけなかった。神戸で生き抜くのは大変だったよ。」
私「だから、せめて、まだ、神戸の中の一等地にある甲南大学にあなたを行かせたんだけどね。だめだった?
神戸もおしゃれな街と言われるのは、阪急沿線の「岡本・御影・六甲」だけだから。
かろうじて離宮のあった「須磨・舞子」の一部も。
兵庫神戸のナンドイヤといって、ガラの悪いので有名だしね。・・・・」
そうか・・・慣れてしまって、当たり前になっていたけど、
岡本の住宅街の一角で育った私が、今住む町になじむのは、本当に大変だった。
ずいぶんな思いを重ねたけど・・・単に、関西圏が悪いのか?
私のせいじゃなかった。」
これも「分相応」の時代なら、下に向けて引っ張られることはなかったのだけど、
「神戸」は神の部民・・・神の部民とは、神社の穢れ物を始末する「被差別部落」の町。
阪神電車のこまごまとした駅は、1里ごとの被差別部落に置かれた。
そこに、日韓併合で朝鮮人がなだれ込んでいるので、日本古来の文化を保持する環境にない。
第一、神戸は天領であって、城下町ではない。
どこぞの殿様の一族一家ではない。
港町流れ者の住まいだ。
小泉八雲に、飛び切り嫌われた。
私は、身体不自由な夫を親切に治療してくれる病院を探して、結局、大阪までいかなければならなかった。
大阪は、汚い道路・・・地面はガムとか痰で黒黒していて臭うよ。
神戸とは比べ物にならない不潔さだけど、
実は「熱い」
困った時はお互い様、で、助けてくれる。
人情味では大阪の方がはるかに上だと私は思っている。
言葉も悪いし、ガラも悪いけど、真実味がある。
土着の街やね。
神戸は、港町、新参者の街。
だから、過去の因縁を引きずらない気楽さはある。
因習がない。
それぐらいかな、神戸の良さは。
老舗がない。よそものが、やってきて、何をしようと、受け入れる。
特に大震災以後、神戸は100段ぐらい劣化した。
失ったものは、凄く大きくて、あれから20年以上たっても取り戻せない。
神戸にも、震災前には文化があった
今は、無いね。
娘の言うとおりだと思う。
いわば、戦国時代の下克上。
黙っていると、寝首をかかれるから、うかうかしていられない。
たかが、老人会で、もめにもめる。
他人への寛容さがない。
はっきり言って神戸電鉄沿線は、そもそも高級住宅街ではないし。
六甲山南麓から、都落ちした連中だしね。私を筆頭に。
・・・いや、実は・・・東京に行くとね、私の言葉遣いが「ぞんざいだ」と、孫娘が言うのよ。
宅急便が来たとき「ありがとう、そこにおいといて」と言ったら(こっちでは、普通なのに)
8歳の孫娘が、私の服をひっぱって「敬語を使いなよ」といったの。
仕方がないので、ハンコをついて「ありがとうございました」と言ったら、彼女も「言えるじゃん」みたいに、納得した。
冗談じゃね~よ。
そんなぬるいことやってたんじゃ、生き馬の目を抜く関西では生きていけない。
だから、関東から転勤してきた人が、関西でノイローゼになるのね。
こっちじゃ、その上、最後にオチがないと、アホだと思われるのに。
会話もバトルだよ。
という世界に、慣れ切っていたけど、あらためて、わが娘に指摘されると・・・困っちゃったね。
あくまで、ここで生き抜くには、関西風でないと、生きられない。
でも、これを、日本水準だと思っちゃ間違いだわ。
とはいえ、関西人にとって、優しくまろやかで、マニュアル通りに丁寧な関東のサービス業は、ちょっとはみ出した要求をすると、ぜんぜん対応できない、
あいつら、うすっぺらや…という。
つまり、関西では、どういうえげつない客にも対応しないと生き抜けないので、鍛え方が違うというの。
せんじ詰めると、とどのつまり、東京スタンダードでは、世界に伍していけないえ。関西とさえ戦えないんじゃね。
政府を見ていると、歯がゆいなんてものじゃないけど。
東京人は「金持ち喧嘩せず」になっちゃってるものね。
そのうえ、事大主義の朝鮮系がいれば、卑屈なばかりだよね。
本音をぶあつく包み隠して、善良ぶる。
大阪は、本音に服を着せて。さらに大きく見せて、どうや!と前に出す。
露悪趣味で、偽悪家だ。
その奥にある、やさしいやわらかい本音を読み取れない人には、本当にきつい。
神戸は、そこまで暖かくはない。そこまで露骨ではない。それゆえ、さらに冷たいと思う。
逆に、「周囲は敵であり、生活は戦いだ」という構えで生きるからこそ、グローバルスタンダードな(これは半分けなしているのだ。)人間性が出来上がるのではないか。テレビに出てくる図々しいタレントたちがまさにそういう態度である。逆に、そうだからこそ徒党を組み、吉本ではタレント内で親分子分になる。
なお、神戸大好きさんの八歳の孫娘が「敬語つかいなよ」と言ったのは、「ありがとう」の部分ではなく、「そこへ置いといて」という、目下(と自分が思う相手)への不躾な命令口調だったのだと思う。八歳だから、そこを「敬語」を使っていない、と表現したのではないか。
命令するか、お願いするかは、相手との立場関係で異なり、「そこへおいとけ(おいといて)」は命令だし、「そこへおいといてください」はお願いで、見知らぬ同士なら地位の上下関係は無いから後者が適切なのは当然である。配送人と客の間には地位の上下関係は無い。店の販売員と客の関係も同様だ。医者と患者も同様だ。政治家と一般人も同様だ。
(以下引用)
先日、東京郊外に住む娘からわざわざ電話がかかって・・・
「実は、2年間の学生時代を神戸で暮らした女性が、そのとき味わった人間関係の嫌な思い出を漫画に描いたのよ。それを読んだら、私が子供のころ、周囲から受けたイジメと、全く同じことが書かれていた。
ママ・・・神戸の人は、根性が悪いよ。」
絶句。
「う~む、そうかもしれない。」私は、衝撃を受けながら返事した。
「この前、待ち合わせでJR三ノ宮駅の改札口に長い時間たっていたことがあるのよ。3年ほど前だけど。
降りてくる人の顔つきが、暗くて荒んでいた。晴れやかな人は一人もいなかった。
特に、女性がひどかった。
着ている服からして、色彩が暗い。
顔つきが陰険。
ああ・・・神戸はダメだと思った。」
娘「神戸にいる時は、全員が意地悪だから、自転車置き場のおじさんと会話するときも、どういう対応をされるかと、びくびくしていた。
東京でも、そのくせが抜けなくて、警戒しながら口をきくと、みんなが、優しいのよ。
どういう職業の人でも、やさしい。
近所のママたちもイケズな人に会ったことがない。
神戸では、全員意地悪だったのに、こっちは、全員やさしいの。」
娘「神戸で生きていくためには、緊張して、相手の顔色を見ながら暮らさないといけなかった。神戸で生き抜くのは大変だったよ。」
私「だから、せめて、まだ、神戸の中の一等地にある甲南大学にあなたを行かせたんだけどね。だめだった?
神戸もおしゃれな街と言われるのは、阪急沿線の「岡本・御影・六甲」だけだから。
かろうじて離宮のあった「須磨・舞子」の一部も。
兵庫神戸のナンドイヤといって、ガラの悪いので有名だしね。・・・・」
そうか・・・慣れてしまって、当たり前になっていたけど、
岡本の住宅街の一角で育った私が、今住む町になじむのは、本当に大変だった。
ずいぶんな思いを重ねたけど・・・単に、関西圏が悪いのか?
私のせいじゃなかった。」
これも「分相応」の時代なら、下に向けて引っ張られることはなかったのだけど、
「神戸」は神の部民・・・神の部民とは、神社の穢れ物を始末する「被差別部落」の町。
阪神電車のこまごまとした駅は、1里ごとの被差別部落に置かれた。
そこに、日韓併合で朝鮮人がなだれ込んでいるので、日本古来の文化を保持する環境にない。
第一、神戸は天領であって、城下町ではない。
どこぞの殿様の一族一家ではない。
港町流れ者の住まいだ。
小泉八雲に、飛び切り嫌われた。
私は、身体不自由な夫を親切に治療してくれる病院を探して、結局、大阪までいかなければならなかった。
大阪は、汚い道路・・・地面はガムとか痰で黒黒していて臭うよ。
神戸とは比べ物にならない不潔さだけど、
実は「熱い」
困った時はお互い様、で、助けてくれる。
人情味では大阪の方がはるかに上だと私は思っている。
言葉も悪いし、ガラも悪いけど、真実味がある。
土着の街やね。
神戸は、港町、新参者の街。
だから、過去の因縁を引きずらない気楽さはある。
因習がない。
それぐらいかな、神戸の良さは。
老舗がない。よそものが、やってきて、何をしようと、受け入れる。
特に大震災以後、神戸は100段ぐらい劣化した。
失ったものは、凄く大きくて、あれから20年以上たっても取り戻せない。
神戸にも、震災前には文化があった
今は、無いね。
娘の言うとおりだと思う。
いわば、戦国時代の下克上。
黙っていると、寝首をかかれるから、うかうかしていられない。
たかが、老人会で、もめにもめる。
他人への寛容さがない。
はっきり言って神戸電鉄沿線は、そもそも高級住宅街ではないし。
六甲山南麓から、都落ちした連中だしね。私を筆頭に。
・・・いや、実は・・・東京に行くとね、私の言葉遣いが「ぞんざいだ」と、孫娘が言うのよ。
宅急便が来たとき「ありがとう、そこにおいといて」と言ったら(こっちでは、普通なのに)
8歳の孫娘が、私の服をひっぱって「敬語を使いなよ」といったの。
仕方がないので、ハンコをついて「ありがとうございました」と言ったら、彼女も「言えるじゃん」みたいに、納得した。
冗談じゃね~よ。
そんなぬるいことやってたんじゃ、生き馬の目を抜く関西では生きていけない。
だから、関東から転勤してきた人が、関西でノイローゼになるのね。
こっちじゃ、その上、最後にオチがないと、アホだと思われるのに。
会話もバトルだよ。
という世界に、慣れ切っていたけど、あらためて、わが娘に指摘されると・・・困っちゃったね。
あくまで、ここで生き抜くには、関西風でないと、生きられない。
でも、これを、日本水準だと思っちゃ間違いだわ。
とはいえ、関西人にとって、優しくまろやかで、マニュアル通りに丁寧な関東のサービス業は、ちょっとはみ出した要求をすると、ぜんぜん対応できない、
あいつら、うすっぺらや…という。
つまり、関西では、どういうえげつない客にも対応しないと生き抜けないので、鍛え方が違うというの。
せんじ詰めると、とどのつまり、東京スタンダードでは、世界に伍していけないえ。関西とさえ戦えないんじゃね。
政府を見ていると、歯がゆいなんてものじゃないけど。
東京人は「金持ち喧嘩せず」になっちゃってるものね。
そのうえ、事大主義の朝鮮系がいれば、卑屈なばかりだよね。
本音をぶあつく包み隠して、善良ぶる。
大阪は、本音に服を着せて。さらに大きく見せて、どうや!と前に出す。
露悪趣味で、偽悪家だ。
その奥にある、やさしいやわらかい本音を読み取れない人には、本当にきつい。
神戸は、そこまで暖かくはない。そこまで露骨ではない。それゆえ、さらに冷たいと思う。
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