短い記事になると思うので、こちらの「随想ブログ」に書くが、短いから無価値だとはならないと思う。世界政治に関するかなり重大な「考え方(指針)」だと私自身は思っている。
私は姜尚中という人の記事を読んだことがないのでどういう人間か知らないが、名前はマスコミに結構出ているようだ。だが、下の記事に書かれた彼の発言は大嘘だろう。悪質なプロパガンダと言ってもいい。
発言の後半は、彼個人の意見だとしても、前半は「世界全体を包含する」内容なので、うっかりそれが事実だと思う人もかなりいるかと思う。だが、それが大嘘であるのは、20世紀以降の「近現代の戦争」を見れば明白である。
世界には無数の国があるが、戦争に巻き込まれたのはほとんどが「他国と軍事同盟を結んでいた国」なのである。その他の小国は大国から見向きもされなかったので軍事同盟を結んでおらず、だからこそ戦争に巻き込まれなかったのだ。つまり「軍事同盟こそがその国を戦争に巻き込む」のが事実なのである。(戦場近くの国が多少の被害を受けるのは軍事同盟云々とはまったく無関係な、戦争には不可避の出来事である。また、軍事同盟を結んでいても、戦争終盤にはそれを裏切るのもよくある話だろう。)
(以下「谷間の百合」ブログから転載)赤字は夢人による強調。
私は姜尚中という人の記事を読んだことがないのでどういう人間か知らないが、名前はマスコミに結構出ているようだ。だが、下の記事に書かれた彼の発言は大嘘だろう。悪質なプロパガンダと言ってもいい。
発言の後半は、彼個人の意見だとしても、前半は「世界全体を包含する」内容なので、うっかりそれが事実だと思う人もかなりいるかと思う。だが、それが大嘘であるのは、20世紀以降の「近現代の戦争」を見れば明白である。
世界には無数の国があるが、戦争に巻き込まれたのはほとんどが「他国と軍事同盟を結んでいた国」なのである。その他の小国は大国から見向きもされなかったので軍事同盟を結んでおらず、だからこそ戦争に巻き込まれなかったのだ。つまり「軍事同盟こそがその国を戦争に巻き込む」のが事実なのである。(戦場近くの国が多少の被害を受けるのは軍事同盟云々とはまったく無関係な、戦争には不可避の出来事である。また、軍事同盟を結んでいても、戦争終盤にはそれを裏切るのもよくある話だろう。)
(以下「谷間の百合」ブログから転載)赤字は夢人による強調。
姜尚中さんが、独立と安全を両立させられる国は米露中の三国だけで、あとの国はどこかと同盟を結ばないと自国は守れないと言っていました。
そして、日本が組むべき相手は韓国だと言っています。
嫌です。
韓国とは良好な関係であってほしいし、そうあるべきだと思いますが、けっして深入りしてはいけない国です。
かれらが、日本の植民地であった屈辱と恨みを忘れることは未来永劫ないからです。
うまくいきそうになってうまくいったためしがないのは、いつもそこに立ち戻るからです。
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