大阪市西淀川区のアパートで29日、80代の夫婦が風呂の浴槽内で死亡していたのが見つかり、大阪府警は31日、司法解剖などの結果、いずれも入浴中に熱中症になり、湯船の中でおぼれたとみられると発表した。
西淀川署によると、29日午後10時半ごろ、同区佃2丁目のアパートの風呂場で、この部屋に住む男性(85)と妻(83)が湯船につかった状態でぐったりしているのを、帰宅した次男(58)が見つけた。2人はすでに死亡しており、司法解剖の結果、死因は溺水(できすい)とわかった。風呂場内が高温になり、2人はほぼ同時におぼれた可能性が高いという。
2人は足が不自由で、普段から一緒に入浴していたという。