それはともかく、この原発攻撃に関する解説記事が有名ブログではまだ探せない。どちら側の攻撃なのか、まだ不明であるが、ロシア軍がザポロジエ州から撤退したという話は聞いていないから、原発はロシア占領区域にあるのだろう。つまり、ロシア側が攻撃するはずがない。ドニエプル川西岸からの攻撃ではないか。もちろん、詳細不明段階での憶測である。
詳細が分かったら、また記事を書くつもりだ。
(追記)日経記事の前半だが、やはりロシア占拠地区のようだ。
【イスタンブール=木寺もも子】国際原子力機関(IAEA)は20日、19日夜と20日朝にウクライナ南東部のザポロジエ原子力発電所で大きな爆発があったと明らかにした。タス通信によると、ロシア国防省はウクライナ軍が砲撃をしかけたと主張している。
IAEAのグロッシ事務局長は攻撃の即時停止を求める声明を出した。インタファクス通信によると、20日には少なくとも15回の攻撃があったとしている。
ロシアが占拠するザポロジエ原発は度重なる砲撃で原子力災害のリスクが指摘されている。これまではロシアとウクライナ双方が相手側の攻撃だと主張している。
(以下引用)
ザポロジエ原発に砲撃か ロシア侵攻で市民8300人超犠牲―ウクライナ
2022年11月20日22時50分
【ワルシャワ時事】国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は20日、声明を発表し、ウクライナ南部ザポロジエ原発で19~20日、砲撃によるとみられる十数回の爆発が起きたと明らかにした。放射能漏れは起きていないという。一方、ウクライナ政府高官は、ロシアの軍事侵攻による民間人の死者が8311人、負傷者が1万1000人超に上ったと表明した。
「イラン製ドローン」が脅威に 低コスト、米技術転用―ウクライナ侵攻
IAEAによると、爆発は原発敷地内とその周辺で発生した。原子炉の安全に影響はないものの、いくつかの建物や設備が損壊。グロッシ氏は「まったく受け入れられない」と述べ、「実行者が誰であれ、直ちにやめるべきだ」と強調した。