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ひとつの疑問

ひとつの疑問

奴隷、あるいは奴隷的境遇の人間が愛国者であることは(洗脳以外に)可能だろうか。

国家や政府が彼をそのように悲惨な境遇にしていながら、その悲惨の根源(主犯)を愛することが理性的に可能だろうか。

つまり、革命が起こる国は、革命が起こる必然性があったということだ。
ロシア帝国しかり、清朝シナ(当時は中国ではないので、こう書いておく)しかり、キューバしかり。
共産主義を恐れ、弾圧する国は、その国の中に革命が起こる必然性があると自ら認めているわけである。
では、今の日本はどうか。下級国民の貧しさはどんどん悪化しているが、それが「大資本」や、格差を作り拡大する社会システムへの憎悪にならないのは、社会洗脳装置であるマスコミのためだろう。
一部の政治家の不正だけがマスコミに取り上げられるが、国家としての「分配機能」が機能していないことを明言したのは岸田だけではないか。第一野党の立憲民主党など、共産主義を憎悪すらしている。(私自身、共産主義は勧めないが、政府の「社会主義機能(ある程度の所得公平化機能)」は絶対に必要だ、という考えだ。)まあ、岸田がどのような政治をするかは、すべてこれからの話だが。

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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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