新コロワクチン推進派は、「大量殺人加担者」である、ということを再度言っておきたい。
なお、イギリスとイスラエルでは新コロワクチン接種後に感染者が減ってきたという話があるが、あれは季節的な自然減衰であって、新コロも他のインフル同様に冬期に激増して春以降に衰退していくのである。その衰退の直前から新コロワクチンを打ち始めただけのことだ。
ついでに言っておけば、新コロをワクチンで完全終息させるのは不可能どころか、接種された人間が「新コロ製造工場」になるのである。
(以下引用)
先日の以下の記事で、全世界で比較的よく見られる「ワクチン接種数が増加すると共に、少し遅れてコロナ感染者数が指数関数的に増加していく」ということを取り上げました。
「ワクチン接種増加数」と「死者数の増加」のアジア各国の関係性を見てみましょう
投稿日:2021年5月25日
この記事では、最近、その傾向がアジアで顕著であることを書いたのですが、台湾とマレーシアも同じことになっています。
台湾は、パンデミックが始まって以来、主要国で最も感染確認数が少ない国のひとつだったのですが、3月中旬から、突如として「指数関数的な感染流行」が始まっています。
以下は、過去一年の台湾の感染確認数の推移ですが、3月中旬からの増え方が、過去には一切なかったものであることがおわかりかと思います。
ここまで直角のグラフを描くのも珍しいですが、この原因として、報道では「変異種」云々とされていますが、そういう曖昧な関係性を考えますより、前回の記事と同様、「ワクチン接種数と感染確認数増加の関連」がグラフでとてもわかりやすく描かれています。
以下は、
・ワクチン接種数の累積数(左)
・1日の新たな感染確認数の推移(右 / 7日移動平均)
を並べたものです。
台湾の接種数と感染確認数の同時期(3/21-5/27)の比較
COVID-19 Data Explorer
このような中、台湾の衛生相は、5月28日、
「 10月までに人口の60%にワクチンを投与する」
という目標を明らかにしています。
台湾、10月までに人口の60%にワクチン投与=衛生相
台湾の陳時中・衛生福利部長(衛生相に相当)は28日、10月末までに人口の60%に新型コロナウイルスワクチンを少なくとも1回投与する目標を掲げた。
同部長は、人口の40%にワクチンを投与するだけでも、感染を抑制する効果が見込めると述べた。
台湾の人口は約2300万人。現在のワクチン接種率は約1%。 (ロイター)
上のグラフがこれからも同じような状況で続けば、指数関数的な感染確認数の増加は今後も続くのかもしれません。
マレーシアも大変なことになっていまして、6月1日から「ロックダウン」に入ることがマレーシア政府から発表されています。
マレーシア、全土で完全封鎖 来月1~14日まで
マレーシアのムヒディン首相は28日、新型コロナウイルス感染症対策として来月1日から14日まで全土で経済や社会活動などを停止するロックダウン(都市封鎖)の第1段階を実施すると発表した。人流を抑制し、医療崩壊を防ぐ狙い。
封鎖措置中は、国家安全保障会議が許可した必要不可欠な経済・サービス分野を除き、全ての経済・社会活動を禁止する。 (NNA 2021/05/28)
このマレーシアも、他のアジア各国と同様で、ワクチン接種が進むにつれて、感染拡大に歯止めがかからなくなっています。
以下のグラフも、先ほどと同じように、ワクチン接種数の累積数(左)と、1日の新たな感染確認数の推移(右 / 7日移動平均)を並べたものです。
減り始めていた感染確認数が、ワクチン接種の拡大と共に「復活」していることがわかります。
マレーシアの接種数と感染確認の同時期(2/23-5/28)の比較
COVID-19 Data Explorer
マレーシアも人口あたりの接種数は、8パーセント程度ですので、今後、ワクチン接種はさらに加速していくと見られます。
タイ王国なども同じようなチャートを描いています。
この台湾とマレーシアも、あるいはタイなども、他のアジア同様の経過を辿れば、「全部インドのように制御不能になる」という可能性はあるのかもしれません。
もちろん、そうはならないかもしれないですが、少なくとも現時点ではそのようになっています。
これからさらに飛躍的にワクチン接種が進むであろう日本も同じ道を辿る可能性もあるのかもしれません。もちろん、そうはならないかもしれません。
しかし、仮にそうなれば、もう終わりはまったく見えません。
なぜなら、秋から冬にはまた新たな流行が発生すると考えるのが妥当だからです。