「抗命権」というのは面白いが、そもそも敵を殺すという行為自体が「人道に反する」ものではないだろうか。その「敵」はべつに兵士自身の敵ではなく、政府が勝手に自国民の敵だと定めたものにすぎない。つまり、戦争そのものが人道に反することは明白であって、戦争自体を否定する思想が日本の憲法九条以外に無い、というのがおかしいのである。
私は、「抗命権」(これは現実には現場では実行不可能だろう。)より、徴兵に際して「良心的兵役拒否」を世界的な人権として各国が認定することを推進すべきだと思う。その際、特に宗教的理由などは不要とし、政府によるそれへの懲罰も許さない、とすべきである。
(以下引用)
私は、「抗命権」(これは現実には現場では実行不可能だろう。)より、徴兵に際して「良心的兵役拒否」を世界的な人権として各国が認定することを推進すべきだと思う。その際、特に宗教的理由などは不要とし、政府によるそれへの懲罰も許さない、とすべきである。
(以下引用)
ドイツは戦後にナチスの軍隊がユダヤ人虐殺を行ったことを二度繰り返さない為に、たとえ上官の命令であろうとも人道に反すると思えば兵士は命令を無視して良いという抗命権を兵士に与えています。これは非人道的行為を行った兵士が「命令に従っただけ」と釈明することは許されないことでもあります。
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