「ギャラリー酔いどれ」から転載。
私も降圧剤服用者だったが、ある時期から薬をのむのをやめた。その後、血圧が特に上がっている、ということもない。現在上が150~160、下が90~110くらいだが、それで年齢相応だろうと割り切っている。数値以外では高血圧の自覚症状は特に無い(というより、高血圧には一般に、明確な自覚症状は無いのではないか。)のだが、親兄弟に脳出血、脳梗塞で倒れた者が多いから、用心して薬を飲んでいただけだ。しかし、下の記事にあるように、降圧剤を飲めば脳出血の確率は下がるが脳梗塞の確率は上がる、というのならば、飲んでも飲まなくても同じことだ。医者自体、この二つを区別して降圧剤を患者に与えているとは思えない。「高血圧ですね。降圧剤を出しておきましょう」と言うだけだろう。仮に、下の記事が言うように、降圧剤によって脳梗塞の危険性は増すのならば、これは医者(医療業界)による殺人行為ではないだろうか。心ある医者に、このあたりのことを究明してもらいたいものだ。
(以下引用)
◆http://www.minusionwater.com/ketuatu.htm
日本新生 さらば核発電 2011.02.09
◎年を取ったら血圧は高くてよい
「血圧は低い方がよい」という誤解が広まっています。
しかし血圧は必要です。
たとえばキリンは脳に血液を送るために高い血圧が必要です。
血圧が下がったらキリンは死んでしまいます。
☆年を取ると血圧が上がるのが自然
人には適正な血圧があります。
それは年をとるにつれて上昇します。
人は年を取ると血管が狭くなり血がドロッとしてきて血液が流れにくくなります。
すると脳から血圧を上げよという指令が出て
自律的に血圧が上がって血が流れるようになります。
これを自律神経の働きと言います。
脳の指令に従って血圧を上げられるのは、その人が健康である証拠です。
昔は適正血圧(上)は年齢プラス90と言われていました。
つまり、
60才 60+90=150 mmHg
70才 70+90=160 mmHg
80才 80+90=170 mmHg
などです。
しかし、現代日本の血圧専門医はこれを「古い考え」だと切り捨てます。
患者 「血圧は年令+90くらいがいいと聞いたんですが・・・・・・」
医師 「あぁ、昔はそう言ったんですがね、それは古い考えですよ」
しかしそんなことはありません。
☆フラミンガムでの長期大規模調査の結果
下のグラフは年令による血圧の変化です。
米国フラミンガム市で戦後すぐの1948年から
50年以上にわたって行われた長期調査の結果で、世界的にも有名な大規模調査です。
赤い線が全2036例の平均値です。
▼http://www.minusionwater.com/framinghamketuatu.jpg
「年齢別の血圧分布」は、たとえば神戸市なら神戸市で
老若男女の何千人もの血圧を測定して、それを年齢別に並べると得られます。
しかしそれは年齢別の分布ではあっても、一人の人の経年変化ではありません。
フラミンガム調査の大きな特徴は、50年以上わたって2000人以上の同じ人々を
調査した結果だということです。
つまりこのグラフは、人の血圧は50年の加齢とともにどう変化するか、
という経年変化を何千人もの実例で示しています。
このグラフは、人間という生き物の加齢による自然な血圧の変化を明確に示しています。
血圧の絶対値には民族や生活習慣の差があるのでしょうが、このグラフから、
人は年令とともに血圧が上がることがはっきりと分かります。
右側の手書きの数字 n=○○ は人数です。
調査では対象を4群に分けて集計、分析しています。
血圧が低い第1群が456人、やや低めが833人、やや高めが515人、血圧が高いが232人です。
しかしそういう細かいことは抜きにして、要するに
85才での平均血圧は160を越えていて、それでみんな生きている
のです。
これらの人々は老化により血流が悪くなって血圧を上げる必要が生じ、
それに体が正しく反応して血圧を上げることが出来て、長生きしてきたのです。
これが人間の自然で正常な姿なのです。
高血圧になると血管が破れるというリスクがあります。
しかし一方で、低血圧では脳に血が行かないというリスクがあります。
人は老化にともなって生存のリスクが増えます。
どちらをとり、どちらをあきらめるか、という選択です。
そして、高血圧のリスクと低血圧のリスクとを比べれば、
人は年をとったら血圧は高い方がよい、というのが自然界の選択なのです。
フラミンガムの調査は、はっきりとそのことを示しています。
☆大量に処方される血圧降下剤
しかるに現代日本の医療は、この自然現象は良くないとします。
何という愚かさ、何という傲慢さでしょう。
そして血圧が基準値より高いと血圧降下剤が処方され、
一生飲み続けなさいと言われて、人々は従順にそれをせっせと服用しています。
しかもその基準値は、10年前に突然160mmHgから140mmHgに下げられました。
その結果新たに数千万人の人々が高血圧と診断されるようになりました。
今は130mmHgを目標に血圧降下剤が処方されています(下図)。
▼http://www.minusionwater.com/kijunketuatu.jpg
もちろん、高血圧によって何らかの自覚症状がある場合は、
薬で血圧を下げる必要性があるでしょう。また、
今まで飲んできた血圧降下剤を急にやめるのは反動があります。
しかし薬とは、緊急の場合に短期間に服用すべきものです。
毎日飲みなさい、ずーっと一生飲みなさい、という処方は根本的に間違っています。
☆血圧降下剤と脳梗塞
血圧降下剤の薬袋には、
めまい、しびれ、貧血、心房細動、などの「副作用」が書かれています。
いずれも血流が悪くなった結果です。
そして副作用の筆頭には「脳梗塞」と書かれています。
もともと血が流れにくくなったから血圧を上げて対応している高齢者が、
若者と同じように血圧を140mmHg 以下にしようとして血圧降下剤を常用していれば、
脳に血が行きにくくなって脳梗塞が起こりやすくなるのは、物理的な必然です。
薬の袋に、そう書いてあるのです。
「高血圧だと脳卒中になりやすい」と言われています。
これが決まり文句であり脅し文句ですが、必ずしもそうではありません。
なぜなら、脳卒中とは「脳出血」と「脳梗塞」の総称だからです。
脳出血は脳の血管が破れることです。
血圧が高いと血管は破れやすくなります。
脳梗塞は脳の血管が詰まることです。
血圧が低いと流れがとどこおって詰まりやすくなります。
確かに、運ばれてきた患者は同じように見えるでしょう。
しかし、メカニズムのまったく異なるこの二つの脳疾患を、
同じ名前でくくってしまうところが、そもそもの間違いです。
右図で、左が脳出血、右が脳梗塞です。
▼http://www.minusionwater.com/nousottyuu2.jpg
では脳出血と脳梗塞の比率はどうか。
昔は脳出血が7割で 脳梗塞が3割でした。
現代では脳出血が3割で 脳梗塞が7割です。
ですから現代では、
高血圧だと3割の脳出血は起こりやすくなるが、
7割の脳梗塞は起こりにくくなるのです。
単純計算では「血圧が高い方が脳卒中は起こりにくい」ことになります。
☆血圧降下剤と認知症
認知症の人は脳の血の巡りが悪くなっています。
2009年に京都府立医大で開発された「認知症早期発見装置」が
脳の血流を測る装置であることがそのことを示しています。
脳の血流が少ないと認知症の疑いがあるのです。
血圧降下剤は脳の血流を少なくします。
ですから血圧降下剤の多用が認知症を多発させている疑いがあります。
右図は厚生労働省の統計です。血圧降下剤の生産額が毎年10%以上伸びています。
昨今のわが国の認知症の増加と、
血圧降下剤の消費量の増加とは、グラフに書けばピタリと重なるでしょう。
▼http://www.minusionwater.com/koukazaiseisan.jpg
☆血圧降下剤と がん
がんが急増しています。日本人の2人に1人が、がんになると言われています。
このことと、血圧降下剤に限らず、
さまざまな薬の乱用とは、おそらく関係があるでしょう。
☆血圧と塩分は関係がない
☆塩は重要なミネラル源
天然の塩は大切なミネラル(微量元素)の源です。
人は体内に海と同じ組成をもっています。
ですから海の塩は必要な栄養です。 岩塩も海が起源ですから同じです。
塩が不足するとミネラルが足りなくなって健康を害します。
これは乳児のアトピーにも言えることで、
母乳で育てているお母さんがしっかりと塩分をとることで、
赤ちゃんの皮膚が良くなるケースが多々あります。
ただしJTの塩は極端に精製されていて
ナトリウムが99.99%ですから健康によくありません。
みそや醤油も天然塩で作ったものを選ぶ知恵が必要です。
☆減塩しても意味がない
血圧を下げるために「塩分を控えめに」、と言われていますが、それは間違いです。
塩分摂取と血圧との間にはほとんど関係がないことは、
とっくの昔に科学的に決着がついています。
そもそもここまで述べてきたように、血圧を無理矢理下げること自体が
ナンセンスなのですから、塩の摂取量などいちいち気にすることもありません。
ただし、塩分の取りすぎは胃ガンを起こします。
昔は冷蔵設備がなく食べ物は塩漬けにされていて、世界中で胃ガンが多かったのですが、
冷蔵設備の普及で塩分摂取が減り、世界的に胃ガンは減少しました。
☆体内の塩分濃度は一定
体内の塩分濃度は約1%で一定です。
これが狂うとイオンで動いている心臓が止まります。
体内の塩分量は、水分が70%として体重60キロの人は、
60kgx0.7x0.01=420gの塩分があります。
ペットボトル1本分くらいあるわけです。
減塩を主張する人は、1日に10gまで摂取するのはよいが、
12g(現在の日本人の摂取量と言われている)では多すぎると言っています。
しかし体内に420gも塩分があるのに、
たった2gの差などいちいち気にする方がどうかしています。
塩分をとりすぎると、人は自然にノドが乾いて水を飲み、
過剰の塩分は尿として排泄されます。
砂糖や油は体に貯まりますが、塩は体に貯められないのです。
☆猛暑の夏は梅干しが売り切れ
塩分不足で熱中症になると言われて、猛暑の夏に梅干しが売り切れたそうです。
建設現場で働く人やスポーツ選手は塩分が必要です。
ちょっとジョギングしても塩分は失われます。
減塩論者は、猛暑の夏でも建設現場でも、
「梅干しは良くない」「10g以下にしろ」と言うのでしょうか。
ふつうに味付けしておいしければそれでいいのです。
それ以上の減塩には意味はありません。
☆ナトリウムとカリウムのバランスが大切
人の体は脳も神経も心臓も電気仕掛けで動いています。
ですからイオンのバランスが大切です。
特にナトリウムとカリウムのバランスが大切です。
ナトリウムは塩に、カリウムは野菜に含まれています。
ですから野菜に塩をかけるのは合理的です。いい塩梅とはそのことです。
西欧人は肉を多く食べます。肉には血があり血には塩があります。
日本人は野菜や穀物を食べ、肉食が少ないので、
日本食は自然に西欧人よりも塩を多く入れるようになっています。
◆http://www.minusionwater.com/ketuatu2.htm
◎年をとったら血圧は高くてよい Part2 2014.02.27
先日、読者の方から貴重な体験メールをいただきましたの転載します。
血圧のお話。感銘いたしました。 2014年2月22日
約半年ほどLAに滞在残りは信州でのリタイア生活です。
高血圧の基準が下げられ 130
国民の半数を患者に仕立てた学会(半数が病気。。これは病気ではありません)
WHOや日本の学界のスポンサーは製薬会社
私の父はいわれるままに降圧剤を服用し脳梗塞で半身不随の後死去しました。
最近脳梗塞で倒れる人 血流不足で認知症 血流不足による斌脈性不整脈
心房細動 免疫不足でガンが急増しています。
私の住む信州の寒村で2013年 運転中に三人 脳梗塞でたおれました。
降圧剤は脳出血の予防であったはずです。
栄養の良い現代では脳出血は見られません。
若い亀も老いたキリンも130が高血圧???
私は30代のころから160/95位で 今66歳
ある日 薬を捨てました。
降圧剤服用後ホルター心電図で心房細動出現
トレッドミルで心室性期外収縮 連発。。 で薬をやめました。
2014のはじめ、
米国で150/90以下の.患者?には降圧剤投与は禁止されました。
これでアメリカの脳梗塞 (心房細動からくる血栓が脳に飛ぶ)
認知症 ガン は劇的に改ぜんされると思います
テレビでも報道され。。。なぜか日本では報道されないのでしょう。
寒い信州 冬は高い血圧が必要です。。ここ数日雪かきです
降圧剤で不整脈 心房細動
今度は抗不整脈剤 リスモダン メインテート プロノン
サンリズム タンボコール セルシン等。。
すべての薬は効果なく逆に心室性連発や心房細動がよりいっそう出現しました。。
原因は降圧剤 抗不整脈剤。。。でした。
薬はもう一切飲みません。。。。。
意図的に下げられた血圧基準の悲劇の体験者です
年齢プラス 90が適正血圧です。。
キリンなどの絵でわかりやすく解説され感動した次第です。
アメリカでは150/90 通常180 を超えて降圧剤を処方しても
保険会社は保険請求を却下するはずです。
アメリカの医療は高額ですが、高額であるだけに、
受益者側が自然に自衛して、合理的な行動をとるようになります。
2014のはじめ、米国で150/90以下の.患者?には 降圧剤投与は禁止されました。
これは私も初耳で、たいへん貴重な情報をありがとうございます。
日本では、人々は「業者の言いなり」に無駄な薬を大量に買わされていますが、
健保制度のために薬はタダでもらえていると勘違いしていて、
だから薬をたくさんもらえるとうれしくて、それをせっせと飲んで、
ならなくてもいい病気になって、病気が増えて業者はますますもうかる、
というばかげた仕組み(業者側にはすばらしい仕組み)になっています。
◆http://tokuteikenshin-hokensidou.jp/guidedl/guidedl.pdf
2013年4月1日に厚生労働省より公開された
「標準的な健診・保健指導プログラム【改訂版】」
に記載されている、
主な健診検査項目の保健指導判定値及び受診勧奨判定値です。
私も降圧剤服用者だったが、ある時期から薬をのむのをやめた。その後、血圧が特に上がっている、ということもない。現在上が150~160、下が90~110くらいだが、それで年齢相応だろうと割り切っている。数値以外では高血圧の自覚症状は特に無い(というより、高血圧には一般に、明確な自覚症状は無いのではないか。)のだが、親兄弟に脳出血、脳梗塞で倒れた者が多いから、用心して薬を飲んでいただけだ。しかし、下の記事にあるように、降圧剤を飲めば脳出血の確率は下がるが脳梗塞の確率は上がる、というのならば、飲んでも飲まなくても同じことだ。医者自体、この二つを区別して降圧剤を患者に与えているとは思えない。「高血圧ですね。降圧剤を出しておきましょう」と言うだけだろう。仮に、下の記事が言うように、降圧剤によって脳梗塞の危険性は増すのならば、これは医者(医療業界)による殺人行為ではないだろうか。心ある医者に、このあたりのことを究明してもらいたいものだ。
(以下引用)
◆http://www.minusionwater.com/ketuatu.htm
日本新生 さらば核発電 2011.02.09
◎年を取ったら血圧は高くてよい
「血圧は低い方がよい」という誤解が広まっています。
しかし血圧は必要です。
たとえばキリンは脳に血液を送るために高い血圧が必要です。
血圧が下がったらキリンは死んでしまいます。
☆年を取ると血圧が上がるのが自然
人には適正な血圧があります。
それは年をとるにつれて上昇します。
人は年を取ると血管が狭くなり血がドロッとしてきて血液が流れにくくなります。
すると脳から血圧を上げよという指令が出て
自律的に血圧が上がって血が流れるようになります。
これを自律神経の働きと言います。
脳の指令に従って血圧を上げられるのは、その人が健康である証拠です。
昔は適正血圧(上)は年齢プラス90と言われていました。
つまり、
60才 60+90=150 mmHg
70才 70+90=160 mmHg
80才 80+90=170 mmHg
などです。
しかし、現代日本の血圧専門医はこれを「古い考え」だと切り捨てます。
患者 「血圧は年令+90くらいがいいと聞いたんですが・・・・・・」
医師 「あぁ、昔はそう言ったんですがね、それは古い考えですよ」
しかしそんなことはありません。
☆フラミンガムでの長期大規模調査の結果
下のグラフは年令による血圧の変化です。
米国フラミンガム市で戦後すぐの1948年から
50年以上にわたって行われた長期調査の結果で、世界的にも有名な大規模調査です。
赤い線が全2036例の平均値です。
▼http://www.minusionwater.com/framinghamketuatu.jpg
「年齢別の血圧分布」は、たとえば神戸市なら神戸市で
老若男女の何千人もの血圧を測定して、それを年齢別に並べると得られます。
しかしそれは年齢別の分布ではあっても、一人の人の経年変化ではありません。
フラミンガム調査の大きな特徴は、50年以上わたって2000人以上の同じ人々を
調査した結果だということです。
つまりこのグラフは、人の血圧は50年の加齢とともにどう変化するか、
という経年変化を何千人もの実例で示しています。
このグラフは、人間という生き物の加齢による自然な血圧の変化を明確に示しています。
血圧の絶対値には民族や生活習慣の差があるのでしょうが、このグラフから、
人は年令とともに血圧が上がることがはっきりと分かります。
右側の手書きの数字 n=○○ は人数です。
調査では対象を4群に分けて集計、分析しています。
血圧が低い第1群が456人、やや低めが833人、やや高めが515人、血圧が高いが232人です。
しかしそういう細かいことは抜きにして、要するに
85才での平均血圧は160を越えていて、それでみんな生きている
のです。
これらの人々は老化により血流が悪くなって血圧を上げる必要が生じ、
それに体が正しく反応して血圧を上げることが出来て、長生きしてきたのです。
これが人間の自然で正常な姿なのです。
高血圧になると血管が破れるというリスクがあります。
しかし一方で、低血圧では脳に血が行かないというリスクがあります。
人は老化にともなって生存のリスクが増えます。
どちらをとり、どちらをあきらめるか、という選択です。
そして、高血圧のリスクと低血圧のリスクとを比べれば、
人は年をとったら血圧は高い方がよい、というのが自然界の選択なのです。
フラミンガムの調査は、はっきりとそのことを示しています。
☆大量に処方される血圧降下剤
しかるに現代日本の医療は、この自然現象は良くないとします。
何という愚かさ、何という傲慢さでしょう。
そして血圧が基準値より高いと血圧降下剤が処方され、
一生飲み続けなさいと言われて、人々は従順にそれをせっせと服用しています。
しかもその基準値は、10年前に突然160mmHgから140mmHgに下げられました。
その結果新たに数千万人の人々が高血圧と診断されるようになりました。
今は130mmHgを目標に血圧降下剤が処方されています(下図)。
▼http://www.minusionwater.com/kijunketuatu.jpg
もちろん、高血圧によって何らかの自覚症状がある場合は、
薬で血圧を下げる必要性があるでしょう。また、
今まで飲んできた血圧降下剤を急にやめるのは反動があります。
しかし薬とは、緊急の場合に短期間に服用すべきものです。
毎日飲みなさい、ずーっと一生飲みなさい、という処方は根本的に間違っています。
☆血圧降下剤と脳梗塞
血圧降下剤の薬袋には、
めまい、しびれ、貧血、心房細動、などの「副作用」が書かれています。
いずれも血流が悪くなった結果です。
そして副作用の筆頭には「脳梗塞」と書かれています。
もともと血が流れにくくなったから血圧を上げて対応している高齢者が、
若者と同じように血圧を140mmHg 以下にしようとして血圧降下剤を常用していれば、
脳に血が行きにくくなって脳梗塞が起こりやすくなるのは、物理的な必然です。
薬の袋に、そう書いてあるのです。
「高血圧だと脳卒中になりやすい」と言われています。
これが決まり文句であり脅し文句ですが、必ずしもそうではありません。
なぜなら、脳卒中とは「脳出血」と「脳梗塞」の総称だからです。
脳出血は脳の血管が破れることです。
血圧が高いと血管は破れやすくなります。
脳梗塞は脳の血管が詰まることです。
血圧が低いと流れがとどこおって詰まりやすくなります。
確かに、運ばれてきた患者は同じように見えるでしょう。
しかし、メカニズムのまったく異なるこの二つの脳疾患を、
同じ名前でくくってしまうところが、そもそもの間違いです。
右図で、左が脳出血、右が脳梗塞です。
▼http://www.minusionwater.com/nousottyuu2.jpg
では脳出血と脳梗塞の比率はどうか。
昔は脳出血が7割で 脳梗塞が3割でした。
現代では脳出血が3割で 脳梗塞が7割です。
ですから現代では、
高血圧だと3割の脳出血は起こりやすくなるが、
7割の脳梗塞は起こりにくくなるのです。
単純計算では「血圧が高い方が脳卒中は起こりにくい」ことになります。
☆血圧降下剤と認知症
認知症の人は脳の血の巡りが悪くなっています。
2009年に京都府立医大で開発された「認知症早期発見装置」が
脳の血流を測る装置であることがそのことを示しています。
脳の血流が少ないと認知症の疑いがあるのです。
血圧降下剤は脳の血流を少なくします。
ですから血圧降下剤の多用が認知症を多発させている疑いがあります。
右図は厚生労働省の統計です。血圧降下剤の生産額が毎年10%以上伸びています。
昨今のわが国の認知症の増加と、
血圧降下剤の消費量の増加とは、グラフに書けばピタリと重なるでしょう。
▼http://www.minusionwater.com/koukazaiseisan.jpg
☆血圧降下剤と がん
がんが急増しています。日本人の2人に1人が、がんになると言われています。
このことと、血圧降下剤に限らず、
さまざまな薬の乱用とは、おそらく関係があるでしょう。
☆血圧と塩分は関係がない
☆塩は重要なミネラル源
天然の塩は大切なミネラル(微量元素)の源です。
人は体内に海と同じ組成をもっています。
ですから海の塩は必要な栄養です。 岩塩も海が起源ですから同じです。
塩が不足するとミネラルが足りなくなって健康を害します。
これは乳児のアトピーにも言えることで、
母乳で育てているお母さんがしっかりと塩分をとることで、
赤ちゃんの皮膚が良くなるケースが多々あります。
ただしJTの塩は極端に精製されていて
ナトリウムが99.99%ですから健康によくありません。
みそや醤油も天然塩で作ったものを選ぶ知恵が必要です。
☆減塩しても意味がない
血圧を下げるために「塩分を控えめに」、と言われていますが、それは間違いです。
塩分摂取と血圧との間にはほとんど関係がないことは、
とっくの昔に科学的に決着がついています。
そもそもここまで述べてきたように、血圧を無理矢理下げること自体が
ナンセンスなのですから、塩の摂取量などいちいち気にすることもありません。
ただし、塩分の取りすぎは胃ガンを起こします。
昔は冷蔵設備がなく食べ物は塩漬けにされていて、世界中で胃ガンが多かったのですが、
冷蔵設備の普及で塩分摂取が減り、世界的に胃ガンは減少しました。
☆体内の塩分濃度は一定
体内の塩分濃度は約1%で一定です。
これが狂うとイオンで動いている心臓が止まります。
体内の塩分量は、水分が70%として体重60キロの人は、
60kgx0.7x0.01=420gの塩分があります。
ペットボトル1本分くらいあるわけです。
減塩を主張する人は、1日に10gまで摂取するのはよいが、
12g(現在の日本人の摂取量と言われている)では多すぎると言っています。
しかし体内に420gも塩分があるのに、
たった2gの差などいちいち気にする方がどうかしています。
塩分をとりすぎると、人は自然にノドが乾いて水を飲み、
過剰の塩分は尿として排泄されます。
砂糖や油は体に貯まりますが、塩は体に貯められないのです。
☆猛暑の夏は梅干しが売り切れ
塩分不足で熱中症になると言われて、猛暑の夏に梅干しが売り切れたそうです。
建設現場で働く人やスポーツ選手は塩分が必要です。
ちょっとジョギングしても塩分は失われます。
減塩論者は、猛暑の夏でも建設現場でも、
「梅干しは良くない」「10g以下にしろ」と言うのでしょうか。
ふつうに味付けしておいしければそれでいいのです。
それ以上の減塩には意味はありません。
☆ナトリウムとカリウムのバランスが大切
人の体は脳も神経も心臓も電気仕掛けで動いています。
ですからイオンのバランスが大切です。
特にナトリウムとカリウムのバランスが大切です。
ナトリウムは塩に、カリウムは野菜に含まれています。
ですから野菜に塩をかけるのは合理的です。いい塩梅とはそのことです。
西欧人は肉を多く食べます。肉には血があり血には塩があります。
日本人は野菜や穀物を食べ、肉食が少ないので、
日本食は自然に西欧人よりも塩を多く入れるようになっています。
◆http://www.minusionwater.com/ketuatu2.htm
◎年をとったら血圧は高くてよい Part2 2014.02.27
先日、読者の方から貴重な体験メールをいただきましたの転載します。
血圧のお話。感銘いたしました。 2014年2月22日
約半年ほどLAに滞在残りは信州でのリタイア生活です。
高血圧の基準が下げられ 130
国民の半数を患者に仕立てた学会(半数が病気。。これは病気ではありません)
WHOや日本の学界のスポンサーは製薬会社
私の父はいわれるままに降圧剤を服用し脳梗塞で半身不随の後死去しました。
最近脳梗塞で倒れる人 血流不足で認知症 血流不足による斌脈性不整脈
心房細動 免疫不足でガンが急増しています。
私の住む信州の寒村で2013年 運転中に三人 脳梗塞でたおれました。
降圧剤は脳出血の予防であったはずです。
栄養の良い現代では脳出血は見られません。
若い亀も老いたキリンも130が高血圧???
私は30代のころから160/95位で 今66歳
ある日 薬を捨てました。
降圧剤服用後ホルター心電図で心房細動出現
トレッドミルで心室性期外収縮 連発。。 で薬をやめました。
2014のはじめ、
米国で150/90以下の.患者?には降圧剤投与は禁止されました。
これでアメリカの脳梗塞 (心房細動からくる血栓が脳に飛ぶ)
認知症 ガン は劇的に改ぜんされると思います
テレビでも報道され。。。なぜか日本では報道されないのでしょう。
寒い信州 冬は高い血圧が必要です。。ここ数日雪かきです
降圧剤で不整脈 心房細動
今度は抗不整脈剤 リスモダン メインテート プロノン
サンリズム タンボコール セルシン等。。
すべての薬は効果なく逆に心室性連発や心房細動がよりいっそう出現しました。。
原因は降圧剤 抗不整脈剤。。。でした。
薬はもう一切飲みません。。。。。
意図的に下げられた血圧基準の悲劇の体験者です
年齢プラス 90が適正血圧です。。
キリンなどの絵でわかりやすく解説され感動した次第です。
アメリカでは150/90 通常180 を超えて降圧剤を処方しても
保険会社は保険請求を却下するはずです。
アメリカの医療は高額ですが、高額であるだけに、
受益者側が自然に自衛して、合理的な行動をとるようになります。
2014のはじめ、米国で150/90以下の.患者?には 降圧剤投与は禁止されました。
これは私も初耳で、たいへん貴重な情報をありがとうございます。
日本では、人々は「業者の言いなり」に無駄な薬を大量に買わされていますが、
健保制度のために薬はタダでもらえていると勘違いしていて、
だから薬をたくさんもらえるとうれしくて、それをせっせと飲んで、
ならなくてもいい病気になって、病気が増えて業者はますますもうかる、
というばかげた仕組み(業者側にはすばらしい仕組み)になっています。
◆http://tokuteikenshin-hokensidou.jp/guidedl/guidedl.pdf
2013年4月1日に厚生労働省より公開された
「標準的な健診・保健指導プログラム【改訂版】」
に記載されている、
主な健診検査項目の保健指導判定値及び受診勧奨判定値です。
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