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塩分不足からの「低血圧症」の恐ろしさ

これは、或る意味非常に重要な情報だと思うのだが、私自身が短時間の間に経験した人体実験の報告である。

それとは無関係に思えるだろうが、先ほど、沖縄全域に(台湾の地震による)津波警報が出され、海岸付近は高地に避難するように警報が出され、それは実際にはまったく津波にもならなかったのだが、大勢の人がその警報で右往左往していた。私は近くの川の水位が上がるかと見に行こうとしたが、なぜか体が非常にだるいので、家に戻ってソファにかけているとうたた寝してしまい、その間に津波襲来予定の10時が過ぎて10時半ころ目が覚めた。このことが、私の人体実験と実は関係がある。
先ほどの異常な体のだるさ、思いがけないうたた寝が、何かの病気のためではないかと気になって、とりあえず血圧を測ってみると、とんでもない数字である。
実は、昨日は降圧剤を飲み忘れて、今朝の朝8時ころに測った時には、まあ、普通の数字で(上140下90脈拍78)だったのだが、測定後に一応薬は飲んであった。
で、11時15分の段階で測定すると(上82下51脈拍72)というとんでもない数字だったのである。それで、先ほどの異常な体のだるさ(まるでゾンビになった気分だった。)の原因が分かった。つまり、降圧剤による「低血圧症」だったのである。
そこで、どうしたかと言うと、「塩分は血圧を上げる」のだから、塩分を大至急摂るのが最適解だろうと判断し、ではどうして摂るかと考えた結果、昼食を「盛りそば」にし、そのつけ汁も飲むのがベストだろうと判断した。何しろ、盛り蕎麦のつけ汁は美味い上に塩分が高いのである。いやまあ、塩をそのまま舐めるという手段もあるが、これは味覚的にお勧めできない。(昔は柔道などの練習で、休憩時に丸薬状の塩を舐めたと思うが、今もそうだろうか。)
で、その結果だが、先ほど12時00分に測定すると(上96下61脈拍75)と、かなり正常に近づき、私は命が助かったわけだ。現在、12時20分で、体のだるさは完全に消えている。【12時30分時点での測定では(上106下67脈拍81)で、ぼんやりしていた頭の働きも正常になっている。】

つまり、何が言いたいかというと、人間、あるいは動物は塩分で生きている、ということである。人間や動物の血液は塩分と鉄分が主成分だと聞いたような気がするが、人間は自分で塩分を作れない以上、体外から塩分を補給しないと体が衰えるわけだ。手術時の輸血も、血液ではなく食塩水で十分だ、という説もあるらしい。それだけ、人体に塩分は絶対的に必要であるし、しかも私が経験したように、低血圧は高血圧より恐ろしい、とすれば、世界の「塩分悪玉説」はかなり悪意によって流布された可能性が高いのではないか。

ちなみに、ここ2,3日、食事としてシリアル(の、豆乳かけ)を食べることが多かったので、食事自体に塩分がかなり少なかったわけだ。シリアルは菓子みたいで好きだが、それだけだと塩分不足の原因になるようだ。





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