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医者になってはいけない人間


どうもよく理解できない事件である。ホテルに行く前にトルクレンチ(普通のレンチとどう違うのか分からないが)を購入したというのだから、おそらく最初から殺害目的だったと思われるが、初めて出会う相手だと思われる女性をなぜ殺すのか、動機が分からない。しかも、場所がホテルだから、殺害現場としてはすぐに犯行がばれそうな場所だ。顔写真が出てきたら、どんな顔の人物か見てみたいものである。
異国に来て、こんな殺され方をした被害者も気の毒だが、風俗店に勤めるということは、このようなキチガイとの遭遇も珍しくはない、と思われる。生きるために選んだ道とはいえ、気の毒なことだ。まあ、犯人は(冤罪の可能性ゼロだし、情状酌量の余地も無いから)死刑でいいのではないか。こういう人間が世間を歩き回ってはいけないし、まして医者になったら怖すぎる。外科医になれば、筒井康隆の「問題外科」の現実化だ。


(以下引用)



昭和大医学部生、ホテルで風俗店女性を殺害容疑 警視庁逮捕


2/9(土) 12:26配信


毎日新聞


 ホテルでタイ国籍の女性を殺害したとして、警視庁下谷署は9日、千葉県船橋市前貝塚町、昭和大医学部2年、四十宮(よそみや)直樹容疑者(20)を殺人容疑で逮捕した。2人に面識はなかったといい、同署は動機を追及する。

 逮捕容疑は昨年12月18日午後8時半~同55分ごろ、東京都台東区根岸1のホテル室内で、同区根岸2、派遣型風俗店アルバイト、セーンネ・パニダさん(19)の頭を金属製のトルクレンチ(長さ36センチ、重さ835グラム)で殴るなどして殺害したとしている。「棒で強くたたきすぎたが、殺すつもりはなかった」と容疑を否認しているという。

 同署によると、四十宮容疑者は、悲鳴を聞いたホテル従業員の通報で駆けつけた署員にドア越しに呼びかけられ、5階の部屋の窓から飛び降りて頭や腰の骨を折り入院していた。ホテルに向かう前に東京・秋葉原でトルクレンチを購入したという。【土江洋範】


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皇居前広場に晒す首の数が増えていくwww

「ネットゲリラ」へのtanuki氏のコメントだが、どういう記事へのコメントかとは無関係に、歴史と現在の国際情勢を絡めて、面白い小論になっている。
その意見の当否はともかく、読んで面白い。知識が広く深く、視点も鋭い。「野に遺賢あり」とはこういう人を言うのだろう。

日本政府はジャパンハンドラーという不良外人どもに操られていると思うのだが、官僚の中にまともな精神(まあ、私はあまり好まない言葉だが、「大和魂」というのがこの場合は適切か)を持った人間はいないのだろうか。「面従腹背」だけでは、何も変わりはしない。



(以下引用)




以前フランスと組んだヘタレ徳川のことを書いたら、イギリスが薩摩押しだからとか言ってたバカがいましたな。


中学生でも習う生麦事件を知らん奴がいるとは思わなかったが、薩摩とイギリスは仲が良いどころか先鋭に対立していて、結果東洋艦隊旗艦以下薩摩城下に直接攻撃に出向く。いわゆる薩英戦争です。


そもそもイギリス人といっても海賊起源のイギリス商人に碌な奴がいるわけがなくそれは陰謀論以前の問題です。散々有色人種を暴力で支配してきた連中が、幕府が弱腰なのを見て調子に乗り大名行列にずかずか入り込んで来たのを警告の上に切り殺す。当たり前のことですな。


しかし幕府は勝手にイギリスに賠償金払ったうえに薩摩に謝らせようとして陰湿な嫌がらせを繰り返す。この手口は徳川三百年のやり口で、これで薩摩は一気に公武合体から尊王(=討幕)攘夷に傾いていく。


薩英戦争ではまあ国内の教科書では薩摩城下を焼かれた薩摩が敗北したことになっているが、実はそうでもなく薩摩の砲台が放った砲弾がイギリス東洋艦隊旗艦のブリッジと司令官を丸ごとフッ飛ばして、大破させイギリス本国議会まで森閑とさせることとなったわけです。
世界中日の沈まぬ大英帝国の面目丸つぶれ。
斉彬が着々と育てていた国内軍事技術が日の目を見た瞬間です。
戦後処理も実にタフで一歩も譲らなかった。


ここでイギリスが考えたこと、やったことがなかなか賢く薩摩は使えると考えたんですな。メンツのために報復したり(フランスやアメリカはこれをやるのです。だから世界中から嫌われる)せず、一番得なのは何かを考えるのがイギリス人の真骨頂でここで逆に事実上の薩英同盟、のちの日英同盟につながっていく。
日英同盟は日米同盟のような隷従関係ではなく対等。
日本の維新後の躍進はここに始まっておるのです。


まあ欧米人に対しては捨て身で戦えば道は切り開かれるのですな。
そのことを日本人が忘れた後、もっともよく学んで研究したのがベトナム人でもあります。


今回も強硬にゴーンの身柄をとったのが勝因です。
このことが逆にフランス本国内にも飛び火してアライアンスの維持さえ難しくなった。これが譲歩してきた理由です。


まあそろそろ世界はそういう情勢になってきている。
日本も官邸やら国政枢要に出入りしている不良アメリカ人を残らず、皇居前広場で生首を晒すのが一番良いのです。


自民党やアベシンゾーの首をとっても次の替りが出てくるが、アメリカ人自身を叩き殺していくというのが一番近道なわけです。


そのコツは要人の身柄をとる。これにつきますな。
今回の事件はファーウェイその他の要人逮捕と連携している。この手口が今後の国際紛争の主流になっていく狼煙です。


そして後は国際世論を味方につけること。
いまアメリカがどれだけ世界中で嫌われているか分かれば、だれも日本がアメリカに対して行う報復に対して異議はない。
いやその日を待っておると思いますな。


まあアメリカは敵だと知れば問題は簡単なのですなあ。
USAみたいなバカソングをうたってる場合じゃないのです。




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顔を見れば人格は分かる

これは煽り運転限定の画像だが、知性の低い人間によく見る人相である。常に知性と人格が相関するわけではなく、高い知性で人格最悪な人間も多いが、それは欲に駆られるからそうなるのであり、知性が低いと高尚な事柄や倫理道徳の価値が分からないから人格も低劣になりがちだ。たとえば、威嚇すると人は恐れてこちらに従う、という下劣な(動物的)手法は低知性の人間でもすぐに知るから、一生それで生きていく。


(以下引用)





【画像】煽り運転の犯人たち、みんな顔に共通点がある New!
1 :まとめでおん 2019/02/09(土) 10:33:25.94 ID:nQnurGY2d.net



今回の福岡の奴



性格の悪さってやっぱり顔に出るよな
みんな目細い
45 :まとめでおん 2019/02/09(土) 10:41:41.30 ID:itbjA/I80.net
>>1
およそ知性が感じられない顔
92 :まとめでおん 2019/02/09(土) 10:51:13.92 ID:NQ9JLnzEa.net
>>1
全員老けすぎだろ
左 38歳 中 55歳 右 35歳
くらいにしか見えん
2 :まとめでおん 2019/02/09(土) 10:33:44.29 ID:nQnurGY2d.net
やっぱり細目は性格悪い
3 :まとめでおん 2019/02/09(土) 10:33:59.43 ID:c0yUa+Yo0.net
真ん中の奴これで40かい
おじいちゃんやんけ
4 :まとめでおん 2019/02/09(土) 10:34:03.50 ID:KRnyd1lz0.net
三枚目怖すぎ
5 :まとめでおん 2019/02/09(土) 10:34:20.62 ID:pRJ+tLXZa.net
精寛な顔つき
8 :まとめでおん 2019/02/09(土) 10:34:50.61 ID:1ibU5pj5d.net
かわいいやろ

28 :まとめでおん 2019/02/09(土) 10:38:21.65 ID:eYMo6kxNd.net
>>8
今岡おるやん
60 :まとめでおん 2019/02/09(土) 10:44:23.90 ID:AP94/Exxa.net
>>8
くっそ重くて草はえる
14 :まとめでおん 2019/02/09(土) 10:35:45.52 ID:e6sqWh7Pd.net
3人中2人が福岡県という
17 :まとめでおん 2019/02/09(土) 10:36:30.24 ID:M6/ZTBJJa.net
無駄に髪の量が多いのがムカつく
22 :まとめでおん 2019/02/09(土) 10:36:57.65 ID:6NkLQ2SB0.net
>>17
お!ハーーーーーーゲ?!
18 :まとめでおん 2019/02/09(土) 10:36:31.92 ID:nQnurGY2d.net
ブサイクだと卑屈な人生になって心に余裕なくなるんやろうか

でもワイもブサイクだけどめっちゃ優しい運転だけどな
62 :まとめでおん 2019/02/09(土) 10:45:19.24 ID:eePlArN30.net
>>18
ええ奴やな
君幸せになれるとええな
20 :まとめでおん 2019/02/09(土) 10:36:52.14 ID:9r6r4/t20.net
マエケンぽい
23 :まとめでおん 2019/02/09(土) 10:36:58.67 ID:0c/vDXPXH.net
平顔細目族
24 :まとめでおん 2019/02/09(土) 10:37:06.57 ID:efuC5Fgw0.net
煽り運転ってやっちまったら全国ニュースで実名放送されるのよな
26 :まとめでおん 2019/02/09(土) 10:38:07.33 ID:VD8CAPgT0.net
>>24
3枚目は分からんから事故引き起こしてるんならそらそうなるよ
25 :まとめでおん 2019/02/09(土) 10:37:28.54 ID:c0yUa+Yo0.net
性格が顔に出るのか
こんな顔だとそういう性格になっていくのか
31 :まとめでおん 2019/02/09(土) 10:38:34.07 ID:/zNMtr250.net
なんか顔の形も似てるな
33 :まとめでおん 2019/02/09(土) 10:39:07.21 ID:xbgm607V0.net
これは遺伝子やろ
36 :まとめでおん 2019/02/09(土) 10:39:29.45 ID:mw/dvGj9d.net
(; ・`д・´)カッコ悪い
37 :まとめでおん 2019/02/09(土) 10:39:47.53 ID:a6DdvqqzH.net
押井守みたいのがいるな
39 :まとめでおん 2019/02/09(土) 10:40:05.84 ID:dQDNMXag0.net
3枚目中村晃やんけ
40 :まとめでおん 2019/02/09(土) 10:40:25.51 ID:Pr0YZ2ZFM.net
最近の流行りのせいでなんか煽り運転してもいい風潮できちゃったよな
48 :まとめでおん 2019/02/09(土) 10:42:16.23 ID:RHrqP0Xha.net
>>40
そうか??
84 :まとめでおん 2019/02/09(土) 10:49:06.74 ID:1thaLz9sa.net
>>40
逮捕されてるからむしろ厳しくなってるやろ
89 :まとめでおん 2019/02/09(土) 10:50:10.70 ID:aggUvPAq0.net
>>40
普通に道交法違反なんだよなぁ


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「西側教」の大衆洗脳

「混沌堂主人雑記」所載の「Deeply Japan」記事の一部だが、今読んでいる最中の「新・もう一度読む『山川世界史』」の最後の方に、ウクライナからのクリミア離脱とロシア編入の記事(コラム形式)があって、その記述がまさに「西側教」の最適の事例になるだろう。ネットを見ていれば、ウクライナの新政権こそが簒奪政権であり、クリミアの離脱とロシア編入はクリミア住人の意思による完全な「主権在民」行使の事例であることは明白なのだが、教科書を書く連中は「西側マスコミ」や「西側知識人」のご託宣を信じてこういう教科書を書くわけである。それでは西側世界の住人(特に若者たち)が洗脳されるのは当然だろう。
先に、その『山川世界史』何たらの記述から該当箇所を、面倒くさいが抜き書きする。

「2014年になってクリミアの帰属問題が再燃し、ロシアと親ロシア派が半島を掌握したあと、一方的な住民投票がおこなわれ、ロシアはクリミア併合を宣言した。国際社会の多数はこの併合を認めていない。」(同書292P)

この書き方だと、住民投票は不正に行われ、ロシアが強引にクリミアを併合したようにしか読めない。事実は、クリミア住人の自由意志で投票は行なわれ、圧倒的多数でロシア帰属が決まったことはネットで世界のニュースを見ていた人はほとんど知っている。だが、そのような直近の事実ですら、西側世界ではこのように捻じ曲げられるのである。上で書かれた「国際社会」が要は西側社会であり、しかもその一部の人間(上級国民・支配階級)でしかないのは明白だろう。

(以下引用)


西側教団の根本的な間違いは、1980年あたりまでは、この布教を順次、穏やかに、入るといいことありますよ、ほら、あなたにも経済成長という現世利益が、とかいう調子でやってそれなりに成功してきたことに飽き足らなかったことではなかろうか。

冷戦構造が崩壊して以来、西側でなければ人にあらず的な無暗に積極的な拡張政策を取ったため、布教実績に陰りが見え、これまでの支持層だった先進国で支持を失ったのみならず、市場拡大のためのターゲットとしていたインド、中東で大きく支持を落とした。さらに、最後の大市場として期待された中国市場においても、思ったほど支持が伸びない、って感じでしょうか。

■ 自分で壊した the Western values 西側の価値

前にも書いたけど、ウクライナのキエフ政権がウクライナ東部住民を「テロリスト」と呼び、その住民を「テロ対策」として殺し始めた時、このへんが引き返せないポイントだったんじゃないかと思ったりする。

「自国民を殺す」-The West という価値の毀損
クーデター政権の治安関係に極右を入れたり、その極右の中にナチスのウクライナ対策で協力した人たちの残党を入れている、というのも後で振り返れば大きな出来事になるだろう。この事件はアメリカのみならず、バチカンも絡む(ナチのシンパを反共を理由に匿ったのはまずバチカン。反共なんてものが吹っ飛ぶぐらいの極端な非道ぶりを問題視して米英軍関係者は追及していたがバチカンが庇って米・カナダが引き継いだ)。

例:カトリック聖職者のウスタシャへの関与

また、制裁をかけるというその仕組みの身勝手さが丸見えになりすぎて、今後もやれといわれりゃそりゃやりますが、いつまでこんなバカなことやってるんです、兄ぃ、みたいな感じで見られているのも嘆かわしい。市場経済の自由度もたかが知れてる。制裁を使って資金の流れをコントロールしたり生産量を調整している以上競争も全然公平じゃない。

金融市場の不公正さ、経済理論のインチキくささもあった。ロシアのルーブルが政治状況の不安定さから売られていますっていうけど、ロシアは要するにユダ金と喧嘩してるんだからそうなるでしょうね、と誰もが思う。反対に、中身が滅茶苦茶なのは誰でも知ってるウクライナの通貨は、まぁその買い支えられていたとしか思えなかった。さらに、財政的にはイギリスだのアメリカだのよりはるかに健全なロシア政府債がジャンク債一歩手前って何ですかというのも思えば不思議だ。(いつか俺たちがロシアを壊すんだ、という決意の表れなんだろうが)

要するに、アメリカを中心とする世界を築くために、あっちでもこっちでもテコ入れして回ってる人たちがいて、その人たちのルールが世界のルールだってことでしょというのが丸わかりになってしまった。








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「戦争法案」時の山本安倍対決

戦争における一般市民殺害は国際法に反するかどうかという問題を調べる(まあ、当然、違反に決まっているが、車のスピード違反同様に無視されているだろう。)と、山本太郎の安倍総理に対する質問でこの問題が取り上げられていた。実に痛烈な質問だが、おそらく日本国民のほとんどはこの山本安倍対決を知らなかっただろうと思うので、少し古い記事(戦争法案の審議の時)だが載せておく。

(以下、山本太郎のホームページから転載。その存在も私は知らなかった。)

(前半略)


○内閣総理大臣(安倍晋三君) 仮にある国が国際人道法上の原則に違反する行為を行った場合、我が国がそのような行為を支援することがないのは当然であって、自衛隊が御指摘のような共犯者になることはございません。


○山本太郎君 ありがとうございます。
総理、米軍がジュネーブ諸条約を始めとする国際人道法違反を行った場合は、たとえ米軍でも、米軍であっても、支援、協力はしないということでよろしいでしょうか。


○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げましたように、自衛隊が活動するに当たっては国際法を遵守し国際人道法に違反する行為に対する支援を行わないことは当然のことでありまして、これは支援対象国のいかんにより変わることはありません。


○山本太郎君 ありがとうございます。
少し安心しました。ルールにのっとって物事を進めていくんだという安倍総理の理念、お聞きすることができたと思います。


では、何が戦争犯罪なのか、どこが国際法違反なのか、その線引き、どんな感覚で行われるのかという、幾つかのケースをもって最高責任者である安倍総理にお聞きしようと思います。


イラクの戦場にも足を運ばれましたフリージャーナリスト志葉玲さんの資料では、2006年3月15日、イラク中部のイシャキ村で起きた一家惨殺事件の例が挙げられています。ウィキリークスによって流出した米軍の内部文書、現地報道などによると、手錠を掛けられ無抵抗な状態で家にいた11人を米軍は銃殺。この事件、地元テレビでも報道され、その映像はBBC、CNNなど欧米メディアも伝えましたが、日本のメディアはこれらの映像を全く使わなかったそうです。


この事件について、米軍はメディアに対し、イラクのアルカイダネットワークの支援者を捕まえるために民家を攻撃したんだ、敵から銃撃を受け、兵士たちは応戦した、そのように主張しました。
そう聞くと、一瞬、ああ、なるほど、テロリストの掃討作戦だったのねって思っちゃいますよね。でも、米軍が踏み込んだのは、そして殺害に及んだのは、地元小学校の教師であった当時28歳、ファイズ・ハラットさんの家でした。米兵に殺された中には、生後5か月、3歳、5歳のファイズさんの子供たち、そして3歳のおいっ子、五歳のめいっ子も無慈悲にも殺害されました。被害者の中には、家を訪ねてきていた若い男女もいました。この二人は婚約者同士、次の週に結婚する予定だったそうです。
地元の警察の報告によれば、子供や女性たちも手首を縛られ、目隠しをされた状態で殺害されていた。また、米兵たちは、ファイズさんらを殺害後、家を爆破した上、家畜までも殺していったそうです。
総理、これ戦争犯罪ですよね。国際法違反ですよね。いかがですか。


○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、山本議員から御紹介した事案について私は承知をしておりませんので、今ここで論評することは差し控えたいと思います。


○山本太郎君 当時、小泉内閣の官房長官であった安倍総理なんですけれども、これ一般論で答えてくださいよ。今のケースで分かるでしょう。後ろ手に縛られて無抵抗の状態です。頭にも布を掛けられていた。11人殺された。子供も含まれている。この状態、普通に言って戦争犯罪じゃないですか。国際法違反じゃないですか。いかがでしょう。


○内閣総理大臣(安倍晋三君) 実際そういう行為が行われていたかどうか、今私は、私自身確認のしようがございませんので、米軍の行為として今例として挙げられたわけでございますので、それについて確認しないでお答えすることは差し控えたいと思います。


○山本太郎君 なるほど。二つ考えられると思います。一つは逃げた。そしてもう一つは、本当にその事件を知らなかったから答えようがない。その二つのいずれかだということだと思います。
では、パネルお願いいたします。
本日この時点から使用するパネルの全ての写真は、デイズジャパン、フォトジャーナリスト広河隆一さんが撮影されたものです。


先ほどお伝えしたエピソード、イラクでは特別珍しいお話ではないそうです。イラク全土、罪のない子供や身内、友人を米軍に虐殺された人々が大勢いらっしゃいます。米軍は、イラク戦争、アフガン戦争、テロとの闘いという名の下に国際人道法に違反する数多くの戦争犯罪行為を行う戦争犯罪常習国です


次のパネルをお願いします。


米軍による民間人が暮らす地域への空爆、市民への殺害など度重なる非人道的行為にイラクの人々は疑問を持ちます。モスク、礼拝場ですよね、モスクに対する攻撃、子供たちの学校を占拠し、その正面に戦車を置いて米兵が駐留したことに憤りを感じたファルージャのお父さん、お母さんたちは、学校の占拠はやめてくれとデモを行います。そのデモ隊に対し、治安の安定化と称し、米軍は鎮静化に動きます。米兵の威嚇発砲にデモ参加者が驚き、民家の中に逃げ込み、その後を数人の米兵が追いかけて、家の中でデモ参加者を射殺。民主的な行動で訴えを起こす人々に対して乱暴ろうぜきの限りを尽くす米軍への反発で日に日にデモの規模、膨れ上がっていきます。すると、米軍は直接参加者を銃で撃つようになっていったそうです。米軍は占拠した学校の屋上に土のうを積み上げ、住民を狙撃する拠点をつくったそうです。
そして、2004年4月に続き、米軍は大規模な作戦を展開。ファルージャ総攻撃、御存じですよね、皆さん。報道陣は町からシャットアウトされます。米軍は町を完全に包囲します。人々が町から出れないようにし、食料や医薬品も外から供給できない兵糧攻めの状態をつくりました。完全に遮断された状況にしびれを切らせた四十名を超えるイラク人、医療関係者が医薬品を持ってバグダッドから駆け付け、ファルージャ総合病院を目指しましたけれども、十七名の医療関係者は米軍に射殺されました。
2004年11月、完全包囲されたファルージャの町に激しい空爆、砲撃始まります。ファルージャ総合病院は米軍に占拠されました。市内にあった二つの診療所は米軍が空爆しました。米軍の空爆によって火事が起きた場所、そこで消火活動をしていた地元の消防士、警官までも米兵は攻撃しました。夜間外出禁止という理由からです。


この頃のイラク、米軍の上層部から各兵士に命令される交戦規定、戦場のルールですよね、交戦規定は毎日のように、下着を着替えるように、振り向くたびに、次々とこの交戦規定が変わっていったといいます。攻撃されていなくても不審な人物と思ったら発砲してよし。不安を感じたら発砲してよし。目が合えば発砲してよし。イスラム教徒の衣装の者は敵対しているとみなして撃ってよい。路上にいる者は全て敵の戦闘員とみなせ。息をしている者は全て撃て。


「冬の兵士、良心の告発」というDVDで証言するファルージャ攻撃に参加していた元海兵隊員は、空爆、砲撃が続いていたある時期、ファルージャの住民に対し、米軍は、14歳以上の男子を戦闘可能年齢とし、町から出ることは許さず、それ以外の子供や女性を外に出そうとしたといいます。男性の家族と別れるか、若しくは死を覚悟して一緒に残るか、究極の選択を米軍は迫りました。14歳以上の男子、戦闘可能年齢として避難をすることを米軍は許しません。米軍から確実に攻撃を受ける場所に中学生、高校生くらいの息子を置いて母親が避難できますか。少年や男性だけを残して避難できなかった、そんな人々がたくさんその場にとどまり、実際に町から出たのは僅かな老齢の女性たちだけでした。


2004年の最初のファルージャ攻撃では700人以上が殺害され、2回目の11月、ファルージャ総攻撃では行方不明者は3千人に及び、6千人もの住民が殺されたと言われます。中には白旗を握り締めたままで発見された少年の遺体もあったそうです。


次のパネルをお願いします。


このような一般市民に対する虐殺、イラクのあちこちで起こっていた現実。このパネル、子供専用墓地だそうです。戦争前から存在するものでしたけれども、戦争が始まってからは埋葬する場所もないぐらいになっているのが見て、御覧いただけると思います。
安倍総理、これ、米軍が行ったこと、紛れもない国際法違反、戦争犯罪ですよね。


○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま山本議員がるるお話をされたわけでございますが、私は今それが、その中身について検証する材料を持っていないわけでございますので、コメントは差し控えたいと思います。


○山本太郎君 総理の師匠筋に当たりますかね、小泉元総理、ファルージャ総攻撃に対して、2004年11月9日、首相官邸で、ファルージャ総攻撃に対して、成功させなきゃいけないとコメントされています。安倍総理、当時幹事長代理でしたか。当時、総理、反対しましたか、ファルージャ総攻撃。住民殺されまくっていますよ。米軍の戦争犯罪に対して異議唱えたんですか、お願いします


○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいまの山本議員の述べられたこと自体がどの程度事実に基づいているかどうかということについて私も今承知をしていないわけでもございますし、当時はもちろんそういう事実を承知をしていなかったわけでございます


○山本太郎君 なるほど、事実かどうかが分からないから、私が確認できていないから、それを判断するのは難しいと。確かにそういう部分もあるでしょう。でも、そのような事態があったとしたら、これは紛れもない国際法違反であり、戦争犯罪だと思います。
では、分かりました。じゃ、何が戦争犯罪かということをもっと分かりやすい例え、総理には必要だなということを今感じたので、お聞きしたいと思います。


米軍による爆撃、我が国も受けております。広島、長崎、それだけじゃない、東京大空襲、そして日本中が空爆、爆撃をされた。それによって50万人以上の方々が亡くなっていますよ。この50万人の中に、そのほとんどを占めるのが一般市民じゃないですか。子供、女性、民間人への無差別攻撃、アメリカによる広島、長崎の原爆投下、それだけじゃなく、東京大空襲を含む日本全国の空襲、民間人の大虐殺、これは戦争犯罪ですよね、国際法違反ですよね、いかがですか。


○国務大臣(岸田文雄君) 広島、長崎への原爆投下等が国際法違反かという御質問でありました。
これは、こうした行為は絶大な破壊力あるいは殺傷力ゆえに国際法の思想的基盤にあります人道主義の精神に合致しない、このように我が国は理解をしております。国際司法裁判所等においてもそうした議論が行われていると承知をしております。


○山本太郎君 本当に奥歯に何かが挟まったような物の言い方なんです
はっきりしているんですよ。当時はジュネーブ諸条約なんかなかったけれども、ハーグ陸戦条約があったじゃないですか。民間人への攻撃、無差別攻撃は禁止されていましたよ。これは完全なる国際法違反であり、戦争犯罪じゃないですか。これに対してどうしてはっきり言えないんですか、総理。総理、このことを知っているじゃないですか。それでも答えようとしないんですか、代わりに外務大臣に答えてもらって。おかしな話ですね。言えないんですね、宗主国様のことははっきりとは。過去の米軍の過ちを認められない者がどうやって戦争犯罪常習国である米国の行動をこの先ジャッジできるんですか。
この先、米軍が戦争犯罪を行った場合、総理が我が国の最高責任者として米軍の行動を止めるんですよね。自衛隊、撤退させられるんですよね。大丈夫ですか、総理。


○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど答弁を行ったように、自衛隊が活動をするに当たって、国際法を遵守し、国際人道法に違反する行為に対する支援は行わないことは当然のことであり、これは支援対象国いかんにより変わることはない、これはもう明確にしておきたいと思います。


○山本太郎君 総理、1776年にアメリカって建国されて239年近くたっているわけでしょう。そのうちの93%戦争し続けたという話があるぐらい戦争続いている国なんですよ。戦争で経済を回しているような国なんですよ。その国に対して一体化、いろんなものを運んであげるよって、このファルージャに運んだかもしれない、そのような米兵もいたかもしれない、武器弾薬もひょっとしたら届いていたかもしれない、中身チェックできないですもん。当時、石破さん、そんなコメントしていなかったですか、当時、イラク戦争のときに。


今回のルール改正、戦争法案では、自衛隊に死者が出るだけでなく、後方支援という名の一体化で米軍とともに加害者側になる可能性大なんですよ。イラク戦争時、政権中枢にいたばかりでなく総理までやっていらっしゃるんですよね。米軍の戦争犯罪である非戦闘員の虐殺、民間人大虐殺、化学兵器、そうですよ、化学兵器。先ほども出ていました、白燐弾も使った。大量破壊兵器を持っている、化学兵器を持っていると言いながらイラクに入っていったけれども、結局それは何も見付からなかった。当たり前です。700回、700回500か所、それを捜索したのに出てこなかった。これ、国連憲章違反ですよ、完全な。なのに、大量破壊兵器そして化学兵器を使ったのはアメリカ、イギリスじゃないですか。白燐弾、劣化ウラン弾、クラスター爆弾、大量破壊兵器を持っている、化学兵器を使っていると言いながら、自分たちがそれでイラクに住む人々を傷つけたわけですよね。これ、検証が必要だと思います。


(ブログの容量不足により以下略)

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絨毯爆撃と精密爆撃

日本人の多くは知らないだろうし、知っていてもあまり口にしないのだろうが、日本軍は中国で重慶無差別爆撃というのをやっている。重慶市だろうし、「無差別」だから、つまり重慶市民への爆撃だと思われる。とすれば、大戦末期の東京空襲や大阪空襲、あるいは広島や長崎への原爆投下を批判する資格は当の日本人には無いような気がする。原爆に関しては、日本政府の降伏受諾は目前だったのは明白だと思われるので、黄色い猿を相手の「実験目的」の要素が強いと思われ、より悪質ではあるが、戦争とはもともとそういうものであり、一般市民を極力殺さないというのはあの大戦の時にはほとんど有名無実化していただろう。


(以下「ウィキペディア」から記事の一部を引用)

作戦の実行[編集]

重慶爆撃を主導した井上成美支那方面艦隊参謀長
日本軍爆擊後の重慶(1941年)

爆撃は主に1939年から1941年の、視界が確保できる春から秋の間に行われ、投下した爆弾は1940年には延べ4333トンに達した[2]。爆撃は海軍航空隊、陸軍航空隊それぞれが日程調整のうえ実施した。爆撃目標は「戦略施設」であり、1939年4月の現地部隊への指示では、「敵の最高統帥、最高政治機関の捕捉撃滅に勤めよ」とあり、アメリカイギリスなど第三国の施設への被害は避けるようにと厳命されていた。しかし重慶の気候は霧がちで曇天の日が多いため目視での精密爆撃は難しく、目標施設以外に被害が発生する可能性があった。そのため後期からは目標付近に対して絨毯爆撃を行った。



重慶爆撃のなかでも特に大規模な絨毯爆撃であったのが、海軍主導によって行われた1940年5月17日から9月5日までの百一号作戦、および1941年5月から8月までの百二号作戦である。日本の軍中枢で日中戦争とは別に対アメリカ・イギリス・オランダとの開戦が取りざたされはじめたことから、海軍、特に中国方面で作戦指導にあたっていた井上成美支那方面艦隊参謀長らが、日中戦争の早期終結を目的に提言した作戦であった。


一方で陸軍ではこの百一号作戦と百二号作戦に対して飛行部隊を一時協同させたものの、効果が薄く無意味かつ非人道的・国際法に反する行為であるとして絨毯爆撃に強く反対する声があり、第3飛行団長として重慶爆撃を実施していた遠藤三郎陸軍少将が中止を主張、上級部隊である第3飛行集団木下敏陸軍中将に「重慶爆撃無用論」を1941年9月3日に提出している(遠藤第3飛行団長は実際に重慶を爆撃する九七式重爆に何度も搭乗し、その無意味さ・非人道性を確認している)。この「重慶爆撃無用論」は参謀本部作戦課にまで届き採用され、陸軍は重慶爆撃への参加を中止することとなった[3]


爆撃の効果[編集]

「防空壕に戻ろうとして踏みつけられたり窒息したりして死亡した人々」とされる写真

日本軍の航空部隊は蒋介石の国民党政府を屈服させることは出来なかった。また、百二号作戦で蒋介石の司令部の位置を特定し施設を狙った爆撃を行ったとしている資料もあるが、そもそも当時の航法の限界(無線レーダーなどの誘導方法は当時存在しない)もあり、司令部施設に命中弾は無かった(2発命中とも言われるが、どちらにせよ蒋介石は無事だった)。


国民党司令部をピンポイントで狙ったという主張に対しては、成功の可能性や被害地域の広さから疑義が呈せられている。当初はある程度そのように意図した作戦だったものの、効果が上がらない為に目標付近を虱潰し攻撃する絨毯爆撃にシフトしていったとする説が有力である。


国民党政府は軍事施設を重慶市内に置き住民を盾として、空爆に対する充分な都市防御策を取っておらず、防空壕の不足や換気装置の不備による事故などもあり、多数の犠牲者が発生した。


1トン足らずの爆弾しか積めない日本軍の爆撃機による爆撃の効果については、日本軍内部に疑問視する声もあった。しかし、現実には中国軍に与えた心理的な影響は大きく、蒋介石の日記によれば、ほとんど戦争を単独で遂行することができないまでに追い込まれたと感じていたという。


この重慶爆撃に際しては、当時の日本軍戦闘機航続距離爆撃機のそれに及ばないため、奥地の重慶まで爆撃機を掩護できず、そのため日本軍爆撃機にかなりの被害が発生した。重慶爆撃以前に立案され開発が進められていた十二試艦上戦闘機が零式戦闘機として制式化、初めて戦線に投入され13機の零戦で27機の国民党軍機を全滅させる戦果を得るなど、重慶爆撃に貢献している。


爆撃への評価[編集]


重慶爆撃は、アメリカなどの連合国軍による日本本土空襲広島長崎への原子爆弾投下の正当性の根拠としても利用された。一方で、日本の戦争犯罪を裁く極東国際軍事裁判では、連合国による大規模な日本無差別爆撃で重慶爆撃は問題とされず起訴もされなかった、絨毯爆撃を提案し百一号作戦と百二号作戦を推し進めた井上成美海軍大将なども戦犯指定はされていない。


この爆撃による被害の規模については推測に頼る部分も大きい。さらに、それを日本軍がどの程度意図していたか、または作戦の付随的影響として許容されると判断していたかについても諸説あり、現在も論争の対象となっている。






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近代史が分かりにくいわけ

別ブログに載せたものだが、ここにも転載。つまり、学校教科書や参考書や学者の書いた世界史(近代史)にはこの視点が完全に欠けている、ということが言いたいのである。で、第一次大戦というのは世界史的に見て第二次大戦以上の意味があると思うのは、勃発当時の情勢がしっちゃかめっちゃかで、何がどうしてあれほどの戦争になったのか、さっぱり分からない、ということだ。分かりにくいにはその理由があるはずで、そこで、下のような視点もある、と提言したわけである。(小説の方は、私は夢想したり構想したりするのは好きだが、自分で書く苦労はたぶん耐えられないと思う。それは、小説を書くのが好き、という人のやることだ。だから、たぶん、夢想に終わると思う。)

「世界史の窓」というサイトから転載。
第一次世界大戦勃発時を舞台にした話(小説か、アニメや漫画の原作)を書こうかな、と思っているので、そのためのメモ。
実は、露土戦争の結果勝利したロシアがオスマン帝国(オスマントルコ)との間に結んだ「サン・ステファノ条約」に欧州諸国が横やりを入れて、結局このベルリン条約でバルカン半島の大半は欧州列強(あるいはその傀儡国)の物になるのだが、その詳しい事情が下に書いてあることだ。
で、問題は、バルカン半島が小国分立し、さらに欧州列強に支配されたことで民族運動が激化し、それがサラエボ事件に結びついて第一次大戦が起こるのである。
つまり、このベルリン条約が第一次世界大戦を産み、さらに第一次世界大戦が第二次世界大戦を産み、それが第二次大戦後、現在にまで至る様々な民族主義的内乱やテロ事件を産んでいるわけで、それで得をしたのは「戦争で儲けている連中」しかいないわけである。
とすれば、一般的にはビスマルクによる調停とされているこのベルリン条約を背後で操作したのは欧州ユダ金ではないか、と私は推理しているわけだ。
ついでに言うと、世界近代史というのは、「敵役としてのロシアとイスラム」「善玉としての欧米諸国」という観点でしか描かれていない。当然、誰かが背後で操作してそのように「民衆教育」をしてきたわけだろう。で、実は、どこそこの国が領土を拡大したとか、領土的野心で戦争をした、という見方しか歴史書は描かれないが、領土というものにまったくメリットを認めない集団がおり、それは永遠の流浪の民にして、世界をカネで操る存在である。国というものにまったくメリットを認めないから国家間の政治を(どちら側も)操って、戦争さえさせれば儲かるわけだ。これは、ナポレオン戦争の情報操作で大儲けをした初代以来のやり口だろう。



ベルリン条約


1878年、東方問題に関するベルリン会議でビスマルクの調停によって成立した条約。バルカン半島でのロシアの侵出を抑え、イギリス・オーストリアに有利な調停となった。


 1878年のベルリン会議の結果、「東方問題」の最終的な解決として、ドイツ帝国のビスマルクの調停によって成立した条約。これによって露土戦争の結果としてロシアがサン=ステファノ条約で獲得した領土は大幅に削減された。
主な内容は、
ルーマニアセルビアモンテネグロの三国の独立とそれぞれの領土拡張。
ブルガリアは領土を3分の1に縮小され、オスマン帝国を宗主国とする自治国とする。
・ロシアは、コーカサス山脈以南の諸都市をトルコから、ベッサラビアをルーマニアから獲得。
・オーストリアは、ボスニア・ヘルツェゴヴィナの統治権を獲得。
・イギリスは、オスマン帝国からキプロス島の統治権を認められる。
・フランスのチュニス進出の承認。(いつチュニスを占領してもいいということで、フランスは1881年に実行する。)

ベルリン条約の意義とその後


 露土戦争で頂点に達したロシアの南下政策はいったん抑えられ、オスマン帝国領でのバルカン諸国の独立、イギリスとオーストリアにとって有利な領土調停が成立した。ヨーロッパの勢力バランスの維持を図るビスマルク外交の典型であった。
 しかしこの結果、ドイツとロシアの関係は次第に悪化し、ロシアはフランスに接近する。危険を感じたビスマルクは、1882年に三国同盟でオーストリア、イタリアと手を結び、さらにロシアに働きかけ、1887年に独露再保障条約を締結することとなる。

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