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盗んだバイクの被害者や割られた学校の窓ガラスの修繕費は無視?

私は「反自由主義者」とまでは行かないが、自由の危険性を毎度毎度主張している人間であるわけだが、当然尾崎豊のこの歌も(歌詞の一部しか知らないが)大嫌いである。若者の閉塞感や不自由感への苛立ちはどの世代でもあるのが当然だが、尾崎の歌詞は特大の糞である。これを熱狂的に支持した若者たちがいたのが驚きで、まあ歌詞などどうでもいいという層も中にはいたのだろうが、こういう「尾崎豊世代」が大人になって日本はモラル的に劣化の度合いが激しくなったのではないか。

「自分を縛っているもの、それは法律であり倫理であり、家庭であり、学校であるが、それから自由になりたいというのが「自由主義」の本質なのである。だが、それで自由になるということは、他人の自由や権利や心情や感情を踏みにじることである。」(「自由主義とは何か」)

(以下引用)

尾崎豊「盗んだバイクで走り出す~」 現代の若者「犯罪を推奨してる。クソ曲」

 
images (33)
1: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 16:36:44.93 ID:r6AOQvRIM
わりとマジでこうらしい

5: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 16:37:57.12 ID:m3dg+FrN0
尾崎豊「盗んだバイクで走り出す~」 
なお本人は青学高等部のお利口ちゃんな模様

8: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 16:38:43.88 ID:5qipgC3CM
>>5
ラッパーもこのパターン多すぎて笑えるよな
まあ、若者が正論やろ
盗まれたほうはたまったもんじゃない

9: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 16:38:50.28 ID:8V6ZUn+x0
オッサンだがバイク乗りになった瞬間に被害者側の事を考えろゴルァってなったわ

14: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 16:39:41.87 ID:F1goQSeP0
時代が違うって事や

16: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 16:40:13.00 ID:ChVoiV3x0
ワクワクを思い出すんだ

17: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 16:40:28.99 ID:VSKMnq6m0
そんなに合法性とか気にしないほうがいいと思うけど

20: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 16:40:55.01 ID:5wdUwoP90
フィクションと現実の見分けもつかないやつ

21: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 16:42:07.59 ID:NDCr2T3i0
こんな不毛な言い争い卒業せな

26: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 16:42:39.04 ID:XeCRFCYN0
尾崎豊「100円玉で買える温もり~」

現代の若者「チェリオの自販機の歌?」


これが現実

36: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 16:44:38.24 ID:WPfoJ9k1a
>>26
熱い缶コフィーやぞ

37: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 16:44:57.15 ID:5qipgC3CM
>>26
まずチェリオってなんだよ

27: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 16:43:01.76 ID:Zcg3ctmo0
夜の校舎窓ガラス壊して回ったことすらない陰キャが騒いでて草

43: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 16:46:15.96 ID:oFgswCPva
>>27
朝先生や他の生徒が後片付けしてること想像したら萎えた

133: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 17:03:08.13 ID:Hjm+cNqEp
>>43
これよな
ただでさえ問題児抱えてるのに先生気の毒やわ

240: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 17:25:58.34 ID:R+L6rzDc0
>>27
片付ける人の気持ちになったらできんやろ

34: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 16:44:15.91 ID:Sq1Ntwg70
ええやん
犯罪は犯罪として断罪したほうがええわ

49: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 16:48:15.17 ID:RtOmdLC5M
とにかくもう、学校や家には←ここカラオケで歌うとちょっと恥ずかしい

70: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 16:51:16.49 ID:6DmMnCxb0
>>49
わかる

51: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 16:48:18.26 ID:oWv6H9qR0
東リベとかはやっとる辺り、根っこはそんな変わっとらんやろ

55: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 16:49:14.11 ID:UN3QX9vzr
実際はバイク盗んでないしな


バイク借りたんだよな 兄貴の

59: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 16:49:59.08 ID:nMYwK7g40
ガチの不良はそもそも学校行ってないからな

80: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 16:53:11.79 ID:+wySe+qL0
こんなのを信仰してた当時の若者馬鹿すぎない?

148: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 17:06:21.54 ID:rbxUa+8pa
>>80
あとの世代から見たら全部そんなもんよ
グレイとかラルクとか当時の若者が熱狂したけど今の若者からしたらダサすぎて聞けたもんじゃないとなるように

89: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 16:55:25.55 ID:sTVp2EoxM
曲が良ければ歌詞はなんでもええ

94: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 16:56:19.14 ID:pKNF6rHh0
さだまさしの亭主関白とか今だったら炎上してそうやな

99: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 16:57:04.23 ID:D6vBisOt0
>>94
タイトルと一部の歌詞だけ見てキレてそう

116: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 17:00:01.30 ID:FLmS2Jh00
>>94
もう何回かしたんじゃなかったかな

106: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 16:57:45.82 ID:AFPxGdO90
そら盗んだバイクで走るのはあかんよ

168: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 17:09:32.75 ID:7J2snIkn0
そもそも若者が15の夜知っとるんか

196: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 17:15:50.00 ID:5aWbHJdo0
no title

no title

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no title

no title

no title

no title

203: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 17:16:45.37 ID:qaIT5Lbw0
>>196
草生える

213: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 17:19:02.15 ID:HG0R89420
>>196
盗まれる瞬間想像したら草

234: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 17:24:11.69 ID:53jCfqxAr
>>196
ギャグ漫画かよ

221: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 17:21:32.33 ID:HG0R89420
今の不良はなんなんやろ

225: それでも動く名無し 2022/06/02(木) 17:22:34.24 ID:cVQe9U4Za
>>221
今は不良なんか存在せんぞ

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鳥インフルエンザの謎

「大摩邇」からの転載で、単なる疑問のメモである。いずれ再度考察するかもしれないししないかもしれない。
要するに「鳥インフルエンザ」というものに私は違和感を覚えているのである。鶏が一羽インフルエンザになっただけで、その飼育所のすべての鶏が殺処分になる。それが当たり前のように行われているが、それは当たり前なのか、という疑問だ。
人間の場合、インフルエンザにかかった人間がいたら、その地域の人間全員を殺すことはしない。鳥インフルエンザというのは、それほど有害有毒な病気なのだろうか。それならなぜ「ワクチン」は開発されないのだろうか。飼料に入れる予防薬や治療薬の開発はどうか。毎年のように何千羽何万羽が殺されるのだから、いい研究課題ではないか。人々がこの「鶏ジェノサイド」に異論を申し立てないのは「まあ、鳥だから」で疑問を何も感じないだけではないか。では、牛や豚ならどうか。牛インフルエンザや豚インフルエンザがあったとして、牧場や飼育場の牛や豚を全頭殺処分にしろと政府から命令されて畜産業者は聞き入れるだろうか。まあ、政府がその損害を補償するなら言われた通りにやるかもしれない。そのカネはもちろん税金から出るだけだ。こうして、根拠の明確に分からない税金の使途がどんどん広がる。
新コロによる税金の垂れ流しと、そう違いは無いような気がする。

(以下引用)

鶏肉の価格が世界中で上昇する3つの理由 Ramon Tomey

3 Reasons why CHICKEN prices are set to rise across the world Tuesday, May 31, 2022 by: Ramon Tomey


https://www.naturalnews.com/2022-05-31-3-reasons-worldwide-chicken-prices-will-increase.html#


  


(ナチュラルニュース) 鶏肉は、世界中の人々が消費する最も一般的なタンパクの1つです。しかし、その価格はいくつかの要因によって上昇することが決まっています。これは、バッファローウィングやフライドチキンなどの食品の価格上昇につながります。ここでは、鶏肉価格が高騰する3つの理由を紹介します。


ロシア・ウクライナ戦争


20222月に始まったロシア・ウクライナ戦争は、トウモロコシや小麦などの穀物の生産に大きな影響を及ぼしています。この2つの穀物は鶏の飼料の主成分であり、包囲されたウクライナは両者の主要産地です。穀物価格の上昇により、養鶏農家は鶏の飼料のコストを消費者に転嫁せざるを得なくなりました。


Co-OpCEOであるスティーヴ・マレルス[Steve Murrells]は、このような意見に共鳴し、鶏肉が牛肉並みに高価になる可能性があると警告しています。「鶏肉は非常に安価でコストパフォーマンスに優れていたが、他のどのタンパクよりも早く価格が上昇している。鶏肉業界は、飼料コストの問題で特に困難な状況にあります」と、Daily Mirrorに語りました。


鳥インフルエンザの発生


鳥インフルエンザが発生し、養鶏場は鶏の殺処分を余儀なくされました。Strange Soundsによると、アイオワ、メイン、ユタを含む30近い州の養鶏場が、過去7年間で最大の鳥インフルエンザの発生により、鶏の淘汰を余儀なくされたとのことです。


アイオワ州に本拠を置くレンブラント・エンタープライズ社は、鳥インフルエンザの蔓延を抑えるために鶏の殺処分を余儀なくされた企業のひとつです。アイオワ州レンブラント市にある同社の農場の従業員は、鶏を淘汰し、巨大な穴に埋めました。しかし、死んだ鶏の運搬と埋葬という大変な仕事をした約250人のスタッフは、この仕事が終わると解雇されました。(関連・アイオワ州の工場では、鳥インフルエンザが1件発生した後、500万羽以上の鶏が殺処分され、死んだ鳥を埋めた後、250人の従業員が解雇された)


マレーシアの鶏肉輸出禁止


さらに悪いことに、マレーシア政府が家禽類の輸出禁止を迫っています61日に施行されるこの禁止令では、クアラルンプールは1カ月に360万羽の鶏の輸出を禁止します。同国は、鶏肉輸出の禁止は、国内の食料供給を確保し、食料価格の上昇を抑制するために必要な決定であると弁明しています。


マレーシアのイスマイル・サブリ・ヤコブ[Ismail Sabri Yaakob]首相は声明の中で、「政府の優先事項は自国民である」と述べました。また、同首相は、同国当局がカルテル疑惑を調査し、食糧供給を妨害していることが判明した者に対しては「厳正な対処」を約束したといいます。マレーシアは輸出禁止をいつ解除するかは決めておらず、「国内の価格と生産が安定するまで」とだけ述べています。


 


鶏肉の値上げが世界の食品産業に影響を与える


鶏肉の値上げが、世界の食品業界全体に波紋を広げています。


英国の小売業者マークス&スペンサーは、放し飼いの鶏胸肉と牛ランプステーキ(いずれもオーガニック)を1キログラム24.15ポンド(30.47ドル)で販売しています。一方、スーパーマーケットチェーンのTescoは、Finestブランドでトウモロコシで飼育した放し飼い鶏を1キログラム16.50ポンド(20.82ドル)で販売しています。


英国の小売業者が価格の上昇を消費者に転嫁する一方で、マレーシアとシンガポールの小売業者は打撃を受けました。マレーシアの小売業者は鶏肉の販売を制限し、シンガポールの小売業者の中には一時的に閉店する計画を明らかにしたところもありました。


シンガポールのウェットマーケットの出店者の中には、一時的に閉店する計画をChannel News Asia (CNA)に明かした者もいます。彼らは、マレーシアの輸出禁止は鶏肉価格のさらなる上昇をもたらす可能性があり、その結果、顧客が離れていくだろうと付け加えました。東南アジアに位置するシンガポールは、鶏肉の約34%をマレーシアから輸入しています。


CNA526日に行った追跡調査では、鶏肉販売業者が2070%の不足に陥っていることが明らかになりました。一部の顧客は在庫を確保するために買い足していると、同ニュースは付け加えました。


シンガポール消費者協会のメルビン・ヨン[Melvin Yong]会長は524日、「マレーシアによる突然の(鶏肉輸出禁止の)発表は、シンガポールの鶏肉と関連製品の価格に悪影響を与える可能性が高い」と述べています。


鶏肉などの価格高騰を警告するガボール・「ゲイブ」・ゾルナ[Gabor "Gabe" Zolna]の映像は以下よりご覧ください。


https://www.brighteon.com/embed/354014e8-34be-4424-ab15-bcc8822d6200 


このビデオはBrighteon.comのzolnareport.comチャンネルからのものです。


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Government says “bird flu” responsible for rising egg prices.


Meat prices will continue to rise for the next two quarters, warns US meatpacker.


Beef and chicken set to become luxuries as inflation pushes food prices ever higher.


INFLATION: Prices of groceries, gas rise as Biden’s money printing machine goes into overdrive.


Meat prices rise as food inflation worsens, pushing many Americans to a tipping point of food shortages.


Sources include:


FinancialPost.com


Mirror.co.uk


StrangeSounds.org


ChannelNewsAsia.com


Brighteon.com


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魔術的言葉と魔術的思考

「in deep」の過去記事の一部だが、私はシュタイナーという神秘主義思想家が嫌い(というより発言が難解で理解する気にもならない。)なのでシュタイナー云々以降は省略する。
コリン・ウィルソンの発言も、ルソーの歴史的意義についての認識があまりに極論だと思うが、「自由の(解釈の)拡大が世界を不道徳で他者傷害的なものに導いた」というのは事実だろう。では、それ以前の「厳密な階級社会」を肯定すべきかと言えば、私は絶対にノーと言う。まあ、それは私の思想にすぎないが、邪悪な自由もあれば邪悪な規律(秩序)もあるというだけの話だ。
その根本において「あらゆる自由は邪悪である」とするのがここでのコリン・ウィルソンの発言ではないか。
だが、「あらゆる自由が邪悪」なのではなく、以前に書いたことを繰り返すが、「自由主義」という思想、あるいは「自由」という言葉の粗雑な、あるいは恣意的な使用が、ある特定集団の自由を拡大することで他の集団(時には社会の大多数)の自由を侵害するのである。これがたとえば急進的フェミニズムの活動の愚劣さがネットであれほど批判される理由だ。
私はこの種の「人間を非合理的行動に導く言葉」をかなり昔に「マジックワード」とした。それはコリン・ウィルソンの「魔術的思考」に似ているように見えるが、後者は単なる「理性の混迷」だろう。私は「言葉が人々を不合理に導く」ことの危険性を言っているのである。「いい加減な言葉の使用が国家や社会を劣化させる」ことは大昔に荀子が「正言(言葉を正す)」という章で明確に論じている。(この荀子は孟子などよりはるかに重要な哲学者で、孔子に比肩するか、あるいは社会学的にはそれ以上の思想家だと思うが、性悪説や法学という、儒学社会では不人気な思想の祖でもあるので中国思想史ではほとんど無視されている。絶対平和主義の墨子も不人気である。本来は、孔子の徳治主義を発展させれば墨子になるのだが。)

(以下引用)


この「〇〇だから△△をした」という動機の〇〇と、結果の△△の間にまったく関係性のない犯罪を起こす思想をコリン・ウィルソンは、


「魔術的思考」


と呼んでいます。


コリン・ウィルソンは、その源泉として、1762年にルソーが出版した『社会契約論』の中にある以下の文章に「すべての責任がある」という論旨になっています。


「人間は自由な人間として生まれている。」


私は何十年かぶりにこの言葉を思い出しました。


コリン・ウィルソンのこの『現代殺人百科』の前書きは、ものすごく長いもので、前書きだけで一冊の書籍として完成するほどの長さがありますので、内容をうまく説明はできないのですが、彼は前書きを以下のように締めくくります。


 




 

コリン・ウィルソン『現代殺人百科』前書き「殺人の時代」より

自由は責任と規律がなくても存在できるという思想を広めたのはルソーだが、この問題の責任の大半はこのルソーにある。


1951年、アルベール・カミュは著作『反抗的人間』で、サドからカール・マルクスやレーニンにいたるすべての反抗の哲学は、圧政と自由の破壊を招いたと強力な宣言を時代に投げつけた。


これは、左翼に怒りの渦を巻き起こした。


カミュの死後、彼の正しさは現実に証明されるところとなった。自由の哲学は国際的テロリズムの正当化の根拠となった。


イタリアのテロリストは大学の教室に押し入って、教授の脚を銃で撃ち、この教授は基本的に非道徳的な社会に適合することを学生に吹聴した罪があるとうそぶいた。チャールズ・マンソンは、自分の追随者は「兄弟愛」から殺人をおかしたと法廷で広言した。


これが自由の哲学の帰結である。自由の哲学が狂気に走った例である。


満ちてくる潮のように暴力が社会にのさばる。


常に自由を云々してその正当化を求める。


この種の風潮を見るとき、間違っていたのはルソーで、正しいのはカミュだということを、われわれは考えずにはいられない。


ルソーの時代には変革を求める強い必然性があり、したがってルソーの思想を認めるべきだとするなら、同じ根拠で今はカミュを認めなければならない。


現代の教育制度に「倫理的責任」を教える権力があるかどうかは分からない。しかし、社会の底辺にのさばっているこの頑迷な自由の哲学を否定する能力はあるはずだ。この態度に変革を迫ることが、われわれの社会の変革の鍵である。




 


ここまでです。



 


このルソーやカミュのことについてはともかく、今、アメリカでもヨーロッパなどでも起きているさまざまな暴力の根源には、ここでコリン・ウィルソンが言っていることが内在しているということが、今の世の中で生きている中ではじめてわかります。


この「自由」という言葉は、ちょっと日本語では大仰で、これに対して何か述べる才覚は私にはないですが、ただ特に 21世紀くらいになってから、日本を含めて、どこの国でも言われるようになったのが、


「格差」


「平等」


という言葉などで、最近のアメリカの多くの暴力などにも、こういう概念が根底にあると思いますが、どうも、この概念は「利用されている」ように感じるのです。


人類文明が登場して以来、「すべての人が平等で、すべての人に格差がない」ときなど一度もありませんでした。


それが、今になって、やたらと喧伝されるようになった。


私自身もまた、ルソーの言う「人間は自由な人間として生まれている」のフレーズには、若い時からとても違和感を感じていました。


そして「自分は自由な人間としては生まれていない」から、いろいろと希求する。


「自由の本質とは何か」を考える。


ずっと考えてはいたけれど、全然勉強をしない人生でしたので、そのあたりがよくわからない。


そうして、最近、ブログで書くようなこと、つまりシュタイナーの言う未来の人間とか、イエス・キリストの話とか、量子力学とかを少しずつ知る中で、


「自由の本質」


というものが何となく、ほんの少しだとしてもわかってきたような気がしないでもないです。


その観点から言えば、今の人間の状態では、「人間は絶対に自由にはなれない」と断言することができます。


こんなことを書いているのも、前回の記事で、ルドルフ・シュタイナーが、「人間は精神的世界に進まなければ、道を失う」と述べていたこととも関係があるのかもしれません。

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ネット言論サイトでの商売

私は一時期BLOGOSの顔だった池田信夫の下品な顔そのものが大嫌いで、BLOGOSの記事全体にもある偏向性を感じていたのでまったく読まなくなったが、BLOGOS閉鎖の件についてはひろゆき(人間性は嫌いだが)の「経営が下手だっただけ」というのが的を射ていると思う。
コメント欄に誹謗中傷が多かろうが、それでPV(視聴者数)が稼げるならカネの成る木ではないか。もともと、下劣な(愚劣な)記事をいくらでも載せるサイトだったくせに、何が「誹謗中傷をサイトに残しておきたくなかった」だ。自分の経営の失敗の言い訳でしかない。
まあ、何も編集者(あるいは編集長)の好みで集めた偏向サイトを読まなくても、自分で探せばネット上にいくらでも信頼できる論者はいる。ただ、残念ながら、真面目な論者がほとんどで、エンタメ性が少ないようだ。
かと言って、他人に「不真面目」と言うのが好きだが書いている当人が「不真面目な」(つまりエンタメ性はあるが韜晦的な)「逝きし世の面影」氏のような人の文章も飽きてくる。すべて「帯に短したすきに長し」である。
「大摩邇」などは、情報は豊富だが、スピリチュアル系の論者の記事は私はまったく読まない。その種の論者はキチガイの一種だと思っている。特に「宇宙人がどうこう」というのは、それが本気なら完全なキチガイだろう。
また、画面に何かの広告の多いサイトもほとんど読まないが、「櫻井ジャーナル」は昔から馴染みのサイトなので時々読む。広告は無いが、議論に癖のあるのが「田中宇の国際ニュース解説」か。広告がまったく無いのは偉いと思う。(有料記事と無料記事が並行している。)「世に倦む日々」などは、往年のまともなリベラルという感じで、その言説もだいたいまともであるし、知識が豊富で目配りもいい。ただ、真面目さや過剰な自負心ゆえの限界を感じる。

(以下引用)

“コメント欄”は高コスト? BLOGOS、cakes…メディアの相次ぐ閉鎖 ファスト化するネット言論

ABEMA Prime
ひろゆき






























“コメント欄”は高コスト? BLOGOS、cakes…メディアの相次ぐ閉鎖  ファスト化するネット言論
【映像】終了が相次ぐテキスト、コンテンツメディアまとめ(画像あり)※20:04ごろ〜 »

 ブログに特化したニュースサイト「BLOGOS」が今月31日をもってサービスを終了する。創設は今から13年前の2009年。著名人から一般人まで、思い思いに日々の出来事などを綴ってアップするブログ全盛の時代。BLOGOSは「多様な意見を左右の隔たりなく同列に並べる」を掲げ、長文のテキストでさまざまな記事が公開されていた。


【映像】「スロー系」「ファスト系」ネットメディア分類表(画像あり)※20:42ごろ〜


 そんなBLOGOSがなぜ閉鎖するのか。2代目編集長の田野幸伸氏は「SNS動画プラットフォーム全盛となった今の時代とちょっとマッチしない部分が出てきた。現代人はとにかく忙しい。選択肢が無限に増えていく中で、長文のテキストを読んでくださるユーザーが相対的に減ってしまった。現実に新聞を電車で読んでいる人をほとんど見かけなくなったというのが実感である」と話す。

“コメント欄”は高コスト? BLOGOS、cakes…メディアの相次ぐ閉鎖  ファスト化するネット言論

 もう1つの課題が“コメント欄”だ。BLOGOSが取り上げたブログに対し、議論の場として期待していたコメント欄が誹謗中傷で埋め尽くされ、一部で心ないコメントが書き込まれることもあった。コメント欄によってアクセス数が増加する可能性もあったが、田野氏は2020年、アクセス数減少を承知でコメント欄を廃止。田野氏は「思想の自由も言論の自由もあるが、罵詈雑言を人の目に付くところにわざわざ晒しておくことはないという私の考え」と述べた。


 また、テキスト中心のニュースサイト「SlowNews(スローニュース)」も定額課金サービス終了を発表。このままブログ文化、テキストによる言論は廃れてしまうのか。ニュース番組「ABEMA Prime」では、ネット言論のファスト化について考えた。


 「BLOGOS」の創刊編集長で、現在はABEMA TIMES編集部の大谷広太氏は「創刊は今から12〜13年前なので、ネットの世界ではちょっと古い話になる」とした上で、「いわゆるオピニオン雑誌という月刊誌みたいなものが厳しくなってきて、廃刊したり休刊したりした時期だった」と振り返る。

“コメント欄”は高コスト? BLOGOS、cakes…メディアの相次ぐ閉鎖  ファスト化するネット言論

「一方でブログでは、研究者や専門家がどんどん自分の意見やニュースに対する解説などをかなり発信するようになっていた時期だった。ただ、それらがすごくネット上に散らばっているので、しっかり集めないと探したい人は探せないし、発信したい人もなかなか見つけてもらえない。そういう状況でニーズがあった。あとはやはりニュースサイトというと、今も昔もYahoo!ニュースが一番だ。BLOGOS自体は今LINE社が運営しているが、当時はライブドア社だった。ライブドア社に対してYahoo!はライバルだったので『Yahoo!では読めないものを載せよう』と思ったときに、硬派なブログはニュースソースとしてアリだと。そういった環境はあったと思う」


 元経済産業省キャリア官僚で制度アナリストの宇佐美典也氏も「BLOGOS」によって、一躍注目を集めた一人だ。


「僕が(ブログを)始めた時期は『官僚の給料が高い』と言われた時期で、イラついて『給料を載せるか』と思って、給料明細をパッとブログに載せた。それがバズって、当時大谷さんが『うちのBLOGOSに転載してもいいですか』と聞いてくれて『いいよ』といったら、ますますバズった」

“コメント欄”は高コスト? BLOGOS、cakes…メディアの相次ぐ閉鎖  ファスト化するネット言論

 その上でBLOGOSについて、宇佐美氏は「お笑いの世界との比較が分かりやすいかと思う。『爆笑オンエアバトル』(※ 観覧審査員の投票でオンエアが決まるお笑い番組)という番組があったが、本当に漫才1本で勝負できて、プロもアマも競争して、みんなに見てもらえる場が『爆笑オンエアバトル』だ。僕らにとっては、BLOGOSがそれだった。ブログを書いてバズれば、編集長の目に留まってライターになって、読まれればランキングが1位、2位とついていく。まさに、筆一本でのし上がるためのプラットフォームがBLOGOSだった」と説明。


 バズったことでテレビや新聞に呼ばれて、コメンテーターになる。ある種「BLOGOSは“登竜門”みたいな部分もあった」と宇佐美氏は話す。


 閉鎖について、ネット掲示板『2ちゃんねる』創設者のひろゆき氏は「経営が下手なだけだと思う。BLOGOSの場合、ブログに載っているものをコピペすればいいだけ。アルバイトがやれば低コストで回るはずだ。なので、単純に経営が下手なんじゃないかと思った。低コスト運営ができるはずなのに、それができなかったのは経営の問題だ」と指摘。

“コメント欄”は高コスト? BLOGOS、cakes…メディアの相次ぐ閉鎖  ファスト化するネット言論

 これに宇佐美氏は「ひろゆきさんがおっしゃったのは半分正解だと思う。違う点は、低コスト構造だからけっこう広がってきて、大手メディアが危機感を持ったことだ」と意見。


「2018年頃はメディア的にも盛り上がっていて、PVも高い時代だった。当時は個人がブログを書いてBLOGOSに載ったら、その後スマートニュースやYahoo!ニュースに載るという3段階構造だった。しかし、その上側のメディアが『転載メディアはもう載せないよ』という方針をとった。だから、ライターが(BLOGOSを経由して)Yahoo!ニュースやスマートニュースに載る道がなくなった。一方で、上側のメディアは『メディアが独自にお金を払って書いた記事だったら載せますよ』と言って、高コスト構造に乗せられて潰されたように僕には見える。BLOGOSが生き残ろうと思えば生き残れたと思う。今でもそんなに赤字は出ない構造だ。拡大する見込みが全くなくなったので『やっていてもしょうがないのでは』というやめ方だと思う」


 実際にBLOGOSは今月末でサービス終了が決まったが、なぜそういう形になったのか。大谷氏は「BLOGOSが立ち上がったときからスマートフォンはあったが、メディアの表現方法がかなり多様になってきた。音声や動画といったものをみんなが手軽に発信できるようになった。決してテキストが廃れたとは思わないが『それなら動画で解説したほうがいいよ』という人もいる。ユーザーも気軽に見られるし、オンラインサロンみたいなものも出てきたりした。宇佐美さんの(意見)にプラスして、表現の場が多様になってきた要因もあると思う」と見解を示した。


 ひろゆき氏は「結局はただの言い訳で、他のサイトがみんな潰れているかと言ったら潰れてはいない。YouTuberや動画コンテンツが増えても、ニュースサイトを運営しているところはたくさんある。やはり経営が下手だったというのを一生懸命言い訳しているだけではないか」と追及。「僕が役員をやっている、会社でやっている『ガジェット通信』というサイトは一応まだ経営できているので、普通にニュースサイトで経営できているところはある。時代に抗うとかではなくて、別に長文テキストをガジェット通信に載せても、何の問題もなく経営できている。長文のせいではないと思う」と意見を述べた。

“コメント欄”は高コスト? BLOGOS、cakes…メディアの相次ぐ閉鎖  ファスト化するネット言論

 その上で、ひろゆき氏は25日にサービス終了を発表したコンテンツ配信サイト「ケイクス(cakes)」に言及。「cakesがなぜやめてしまったのかというと、みんながファンを集めて課金できるnoteに流れて『cakesに書く必要ないよね』となったからだ。なので、メディアに出て本を売って大儲けする人たちだけが儲けるのではなく、100人でもファンがいて月に10〜15万円入るんだったら全然いいよねというモデルが回り始めた。メディア側でうまく大衆に知られて本を売ることが減っただけだ」と答えた。


 ネット上の議論については、どのように考えたらいいのか。大谷氏は「コメント欄はかなりのPVになる。たとえば、BLOGOSよりあとに立ち上がった『HuffPost(ハフポスト)』、当時は『Huffington Post(ハフィントンポスト)』にもコメント欄があった。そこでもコメント欄が重視されていたが、途中でこうした(誹謗中傷の)問題があってFacebook連携に切り替えた。ただFacebookに切り替えても、やはり実名でいろいろ言う人は言う。それで、結局コメント欄が閉じられてしまった。コメント欄に関しては、なかなか自治をきかせるというのは難しい。パトロールをするにしても、Yahoo!ニュースさんはかなりコストをかけていると思う。(コメント欄を)残すならかなりの覚悟がいるし、その覚悟がないなら閉じるしかないかなという気がしている」と述べる。


 ひろゆき氏は「結局、一番PVがあって人が集まるYahoo!ニュースがコメントを開いているので『Yahoo! ニュースでいいじゃん』となってしまう。(Yahoo! ニュースは)どちらの意見も載せて揉めたら廃止するイデオロギーのなさが今の時代に合っているのではないか」とした上で「頭が悪い人は、実りのある議論のやり方を知らない」と一刀両断。「実りがあっても実りだと思わない受け手の問題じゃないかなと思う。たとえば僕が何かの意見を言って反論が来ると、僕が知らない情報や考え方が手に入るので、僕は面白いなと思う。でも、人によっては議論というのを自分の意見を他人に押しつけることだと思っている。そうすると思い通りにならないし、違う意見が来たときに議論にならない。たぶん、国語の成績が低い人たちだ」と持論を語った。(「ABEMA Prime」より)




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勝つってそんなにいいことか

「徽宗皇帝のブログ」の2010年3月くらいの「メモ日記」はそれよりさらに10年くらい前の頃に書いていた「メモ日記」をネットに上げたものだが、今読んでも面白い。自分自身の考えだから自分で気に入らないはずがないwww
その中に書いてある思想のほとんどが今でも変わらないというのも驚きで、これを「進歩が無い」と言うべきか、思想の根底が確固としていると言うべきか、まあ、どちらでもいい。
で、その中には自分で再読しても面白い記事がたくさんあるが、私自身の思想として私の心から離れないのが「勝利至上主義への嫌悪」である。下の記事には書いていないが、「勝つ」ということは「負ける」人がいるということだ。その人は負けることでどのような苦痛を感じるかと考えた時、私は「勝つってそんなにいい事か」と思うのである。誰かが勝てば誰かが負けるという、この当たり前のことを、なぜ勝利至上主義者たちは無視できるのだろうか。

(以下自己引用)ひとつだけ語句の間違いを訂正した。


メモ日記「政治・社会」14
#128 勝つってそんなにいいことか?

人生の目的が他人に勝つことであるような人間というのは、一種の異常者ではないかと私は思っている。ところが、我々のこの社会は、そうした「好戦的な性格」を奨励しているのである。学校とは、表向きには「みんな仲良く」を標榜しながら、実際には「他人に勝て」を子供に教え込む「ダブルバインド(二重拘束・矛盾した指令)」の社会である。「頑張って」試験の順位を上げよと子供に言い、「頑張って」スポーツの試合に勝てと子供に言う。「試験の順位なんてどうでもいいよ。前より君自身が少しでも物事を分かるようになれば十分だ」と言う教師は滅多にいないし、「試合に勝つ必要はない。ゲームを楽しみなさい」というスポーツ指導者などほとんどいない。「いや、俺は子供に『楽しめ』と言っている」と言う指導者も、その本音は、自分の指導しているチームや子供が好成績を残すことしか頭には無い。子供は敏感だから、そんなことはみんな知っているのだ。こうして、「勝たなければ無意味だ。勝たなければ自分は無価値だ」という思想が子供たちの心を汚染していく。もちろん、事は学校だけの話ではない。我々の社会全体が「競争は正しい」「勝利に向かって努力しない人間はクズだ」という思想の社会なのである。しかし、人間、それが楽しければ自然と努力するものであって、勝利はべつに努力の唯一の目的や報酬ではない。そうしたのんびりとした努力、いや目の前の物事自体を楽しみ、結果としての勝利には重きを置かないような人間が増えることが、このぎすぎすした社会を居心地のいい社会に変えていくのではないだろうか。

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「ファボる」という言葉

ノミのウンコくらい些細な問題なのだが、「ファボる」とはどういう意味なのか、ネットゲリラ記事を読んだ時から気になっていたが、あるいは「ファビョる」のことだろうか。朝鮮人(南北合わせてだからこう書いておく。)の「火病」つまりヒステリー気質の顕現のことらしいが、私も良くは知らないし、このゲリラ氏のコメントの文脈に合っていない気もする。この文脈は「嘲笑する」意味のように読めるが、「ファビョる」とは違う状況のようだ。
海底戦車氏の「ハブる」はいっそう分からない。「ハブる」は聞いたことが無いが、「ハブにする」は「仲間外れにする」とか「無視する」の意味の関東の庶民の流行語だった気がする。アメリカは中国を無視しているのではなく喧嘩を売っているのである。
なお、英語で「ファボ」で始まる単語は無いようだから、英語から来た造語でも無さそうだ。
後で「ファボる」をネットで調べてみるが、どうでもいいことを考察すること自体が私の趣味なので、調べる前に考察したわけだ。
(追記)「ファボる」という言葉は存在していたが、ここでの文脈とはまったく違う(ほとんど正反対の)意味のようだ。やはりゲリラ氏がどういう意味で使ったか、謎のままである。

ファボる」とは「いいね!」を押すこと。 元々は「お気に入り」を意味する「Favorite」をローマ字読みして「ファボ」と呼ばれています。 主にツイッターで使われますが、フェイスブックやインスタグラムでも使用されています。2020/05/18

(以下引用)

iPhoneが1億台売れる中国にちょっかい出すなんざ、GAFAが許さないだろ、とか言っていてたら3億台だってよw 中国で売れるiPhone。それも、中国で作っているから中国で売らせて貰えるが、アメリカが中国製造を止めたら、一台も売れなくなる。iPhoneの代わりにポコペンフォンを作り始める。支那をファボッていたら、アメリカが孤立するだけだw

コメント(33)


ファボるじゃなくてハブるが正解なのではネットゲリラ兄貴。
まあ日本を叩き潰し、一方でお気に入りの中国を肥え太らせてその中国に飲み込まれる寸前だからファボるでも正しいのだろうけど。


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「自由主義」とは何か

「自由主義」というのは麻薬的な言葉で、悪魔の囁きと言ってもいい。
人間というのはいつでも自由への憧れ、それも絶対的な自由への憧れを持っているものだ。「絶対的な力への憧れ」と言ってもいい。だが、それで何をやりたいかというと、それがまさに悪魔的なものなのである。
「倫理とは禁止の体系である」という言葉があるが、その倫理というものを踏みにじって、やりたい事をできる力、というのが「絶対的な力」だ。まさに、悪魔になりたいということなのである。嫌いな人間を殺す自由、目の前の女を犯す自由、あらゆる法律を踏みにじる自由。それが究極の自由だ。さらに妄想を言えば、空を飛ぶ自由、月や金星や木星に行く自由。そういう自由をSF作家などは書いてきた。透明人間、不老不死、etc etc。
つまり、自分を縛っているもの、それは法律であり倫理であり、家庭であり、学校であるが、それから自由になりたいというのが「自由主義」の本質なのである。だが、それで自由になるということは、他人の自由や権利や心情や感情を踏みにじることである。誰かが自由になれば別の誰かの自由が奪われる。それを調節する社会的知恵が法律であり倫理であり社会的慣習だ。これは「伝統」という別名がある。
その法律や倫理や社会的慣習を守ろうというのが「保守主義」なのである。
これが自由を求める人間の反発を呼ぶのは当然なわけだ。自由主義が社会的無軌道とほとんど同化するのは当然のことなのである。今のアメリカ社会がその究極の姿だろう。そこでは、低額の窃盗は犯罪ではない(逮捕されない)とする法律すら制定されたのである。(もちろん、州法だ。)そして毎日のように銃によって何人もの人間が殺される。これは銃所持の自由であり、犯人は「他人を殺す自由」を主張したわけである。
もちろん、これは極論だと言われるだろう。だが、本質論とは常に枝葉や飾りを切り落として論じるのであり、極論が当たり前なのだ。


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考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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