忍者ブログ

山本氏の「テロの平和利用」を讃える

「リテラ」からエンジョウ・トオルの記事の末尾だけ転載。(長い記事なので。)
文中のYは、言うまでもなくドローン事件の実行者山本氏である。
通常は文章内の人名に敬称はつけないのが私の習慣だが、彼は立派な考えの下に立派な、勇気ある憂国の行動・警世の行動を取った尊敬すべき人物だと現在の私は考えているので、敬称を付けておく。
その彼の「崇高な」行動が、同じく原発に抗議して焼身自殺を図ったあの人と同じように「一過性の事件」として処理され、埋もれていかないように、心ある人々は気をつけておくべきだろう。
「テロの平和利用」とは言っても、この事件では誰一人怪我一つしていない。テロですらないのである。だが、仮にこれが法的にはテロであったとしても、国家そのものがフクシマを放置し、原発事故による放射能被害を拡散するという「巨大テロ」に比べたら些細なことだろう。


(以下引用)


その意味で、Yの行為は加藤死刑囚の無差別殺戮とはまったくちがう、むしろ1960年代に前衛芸術家たちが行っていた反社会的パフォーマンスと通じる部分もある。ハイレッドセンターの赤瀬川原平が千円札を模写して起訴された千円札事件や、秋山祐徳太子、ゼロ次元が反万博の活動として全裸パフォーマンスを行い、逮捕された事件……。いや、ある種の狂気を孕んでいるという意味では、天皇参賀で昭和天皇に向かってパチンコ玉を放った奥崎謙三のほうが近いというべきか。

 だが、いずれにしても、Yと彼らの決定的なちがいは、それを取り巻く世間の反応だ。当局に逮捕されながらも、同世代若者からリスペクトを集め、メディアでも称賛された60年代の前衛芸術家とは異なり、あるいは、その狂気が一部の熱狂的な支持を集め、反天皇制と戦争責任追及のイコンともなった奥崎とはちがい、Yの行動は反原発の論議を呼び起こすこともなく、ただただ「アブナイ男のはた迷惑な犯行」として処理されようとしている。


 それは、たんに、パフォーマンスのクオリティや方法の問題でなく、「お上にたてつかない」「目立たずに同調する」ことこそが求められるようになった日本社会の変化が大きく関係しているはずだ。


 Yはブログで「官邸も守れない、汚染土も管理できない国が原発を・・・てのは多分マスコミが言ってくれるか・・・」と書いているが、そんなことを大々的に語るメディアは、今のところ皆無だ。


 この事件の結果、進行したのは、原発再稼動に反対する世論でも、政府の原発政策に対する議論の活性化でもなく、単にドローンの法規制だけだった。


 Yは、出頭の当日のエントリーでこんなことを書いていた。


〈去年退職してからずっと大きな迷いの中・・・/前例ない道を1人で歩くのはシンドイ・・・/核の平和利用vsテロの平和利用・・・/再稼動の進行にあわせてリミッターを解除していけばイスラム国と変わらなくなる・・・/自分の無能さが悲しい・・・〉(エントリー・「100gの倫理」より)


 そう、悲しいかな、Yのいう「テロの平和利用」は、不発に終わったのだ。しかし、だとしても、いやだからこそというべきか、私たちはYの行為を「アブナイ男のはた迷惑な犯行」と片付けるのは止めようと思う。「反原発運動の足をひっぱった」などとその存在を意識から排除するつもりもない。


 彼の真意はどこにあったのか。そして、彼のとった方法論に世の中を動かす可能性は1ミリもなかったのか。世界中から嘲笑されても、そのことを考え、伝えたいと思っている。


 Yよ、君がどのような人間であれ、最終的に、真実は君の口からこそ語られるべきだ。せいぜいが威力業務妨害、前科がなければ執行猶予ですぐに釈放される。


 君が望むのならば、本サイトはその機会を提供したい。約束しよう。
エンジョウトオル

拍手

PR

人質事件の政府による検証、ねえ

「カマヤンのツィッター」から転載。
こういう「検証結果」は、政府の公式発表がそのまま事実扱いにされていくから、早めに眉に唾をつけておくことをお勧めする。もっとも、常岡浩介やハッサン先生だけが湯川さん関係の事実を知っている、というのも眉唾な気がするのだが。というより、湯川さんや後藤さんって、政府が派遣したんじゃないの?(笑)で、それがバレると政府的には非常にマズイんじゃないの? つまり、政府による検証など最初から嘘だらけにしかならないと思う。

(以下引用)


☪常岡浩介容疑者☪         @shamilsh

暴露します。政府の人質事件検証結果がGW明けに公表されると言われていますが、ぼくもハサン先生も一切、政府の調査、聞き取りなどを受けていません。湯川さんに関してISが外部に連絡、要求したのはぼくら2人だけなので、我々から聴取しないと検証にならないはずですが。

Retweeted by カマヤン1192

拍手

星座占いと血液型占い

実にくだらない記事だが、実は、この前、マドモワゼル愛さんの書いた文章(「播州武侯祠遍照院」所載)で、「安倍、麻生、甘利」のAAAトリオは三人ともおとめ座だと読んだばかりなので、その落差が面白くて転載した。おとめ座だから顔がきれいだろう、という、何の根拠もない妄想を打ち砕く話ではないか。あの三人は、顔以上に性格が醜いのだが。
上の話は星占いというよりは生まれ星座のイメージの話だが、私は星占いは信じていない。同じ月日に生まれた人間が同じ性格や同じ運命になるはずはないではないか。
星占い以上に血液型性格占いも信じがたいのだが、日本の初期SF界の大御所はほとんどがB型だったと聞いたことがある。些事に囚われない発想のスケールの大きさがB型にはある、とそれ以来思っている。長嶋茂雄などもB型らしい。また、アメリカインディアンはほとんどがB型らしい。だが、集団の秩序や規律や上下関係を重視する日本社会ではB型は「規格外れ」で嫌われるようである。私自身の血液型は個人情報であり、秘密である。まあ、X型としておこう。


(以下引用)


星座と美女率の関係性が男子の間で話題! きれいな子が多い星座2位は「おひつじ座」、1位は?
 
 


真偽のほどはわかりませんが、星座によって美女率がちがうと話題になっていますよね。では、女性から見て美女率が高いのはどの星座なのでしょう。女性が思う美女率が高い星座について聞いてみました。


© マイナビウーマン 提供 Q.美人が多いと思う星座を以下から選んでください第1位「おとめ座」37.9%第2位「おひつじ座」16.3%第3位「みずがめ座」13.7%第4位「さそり座」11.8%第5位「うお座」11.1%※第6位以下省略、複数回答可。


第1位の「おとめ座」は4割近くの人が美女率が高いと思っているという結果に。では、それぞれの星座ごとにそう思う理由を聞いてみましょう。


■第1位「おとめ座」


・「名前からのイメージ的に、女子力高そうな人が多そうな気がするから」(28歳/印刷・紙パルプ/秘書・アシスタント職)


・「キャバ嬢が多いと聞いたことがある」(23歳/不動産/事務系専門職)


・「名前のとおり、乙女=美人、というイメージだから」(28歳/その他/その他)


「おとめ」と付いているからには美人が多いに違いないと名前が持つイメージで美女率が高いと思う人も。職業的にも星座が関係しているのだとしたら興味深いですね。


■第2位「おひつじ座」


・「なんとなく春に生まれた人はかわいい子が多い」(33歳/医療・福祉/専門職)


・「温和で女性らしい人が多そうなイメージがあります」(32歳/ソフトウェア/事務系専門職)


・「ふわふわしてそうな女子が多そう」(32歳/金融・証券/営業職)


羊のようにふわふわした感じの女性が多そうということでおひつじ座が第2位に。春に生まれたということでほんわかしたイメージもありますね。


■第3位「みずがめ座」


・「そう思うし、星座占いを極めた人もそう言っていた」(25歳/医療・福祉/事務系専門職)


・「冬生まれの繊細なイメージ」(31歳/電機/秘書・アシスタント職)


・「色白な美人が多いイメージです」(28歳/自動車関連/事務系専門職)


冬生まれのみずがめ座は美人の条件である色白なイメージが強そう。星占いを極めた人に「みずがめ座は美人が多い」と言われたらなんとなく信用してしまいそうになりますね。


■第4位「さそり座」


・「なんかキリッとした美人がおおい」(29歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)


・「魔性なかんじ」(31歳/不動産/事務系専門職)


さそりの危険なイメージと歌のタイトルの印象なのか魔性の女風な美女が多そうなのがさそり座。キリッとした正統派美人が多そうな気もしますね。


■第5位「うお座」


・「なんとなく3月生まれの人は美人が多いかなとまわりの友人をみて思う」(33歳/学校・教育関連/事務系専門職)


・「潤っていそう」(28歳/生保・損保/販売職・サービス系)


まわりの友人は「うお座の美人」が多いということで、うお座の美女率が高いだろうと予想する人も。名前からしてピチピチした潤い美女を連想してしまうというのもありそうですね。


まわりの人を見てそう感じるという部分もあるのでしょうが、星座ごとの美女率にはその星座の名前と生まれた季節のイメージが大きく関係しているようですね。本当かどうかは別として自分の星座が美女率が高いと言われたらちょっとうれしくなってしまいそうです。


(ファナティック)


※『マイナビウーマン』にて2015年4月23日~30日にWebアンケート。有効回答数153件(22歳~34歳の働く女性)※画像は本文と関係ありません




拍手

「子供」を教えるのは「大人」の義務

「ライブドアニュース」から転載。
テレビは完全に政府のコントロール下にあるが、ラジオではけっこう、「事実」や「直言」が語られているようだ。しかし、ラジオの、特に政治的な番組を聞く層は多くはないだろうから、こうしてラジオで語られた内容をネットなどで報じてくれるのはいいことだ。
毎度言うが、国民の蒙を啓(ひら)き、真実に目覚めさせていく地道な活動以外に、日本に民主主義を根付かせる手段は無い。
あえて言えば、世間は政治的な意味では頭が子供の大人で満ちており、彼らを無知蒙昧の状態から目覚めさせるのが、「先に知った人間」の義務である。

「山下に出泉あるは蒙なり。君子もって行を果たし徳を養う」(易経)



(以下引用)



宮台真司氏LITERA(リテラ)

ざっくり言うと

  • 社会学者の宮台真司氏が沖縄基地問題めぐる日米の見解相違を指摘した
  • 「日本側が『沖縄に海兵隊を置いて』とへりくだってお願いしている」と解説
  • 「米は辺野古移設は要求しておらず普天間から撤退しようとしていた」とも

社会学者の宮台真司氏がアメリカ海兵隊基地移設についてアメリカと日本の見解相違を指摘

1日放送のラジオ番組「荒川強啓 デイ・キャッチ!」(TBSラジオ)で、社会学者の宮台真司氏が沖縄のアメリカ海兵隊基地移設に関する日本とアメリカそれぞれの見解を語った。

宮台氏は安倍首相のアメリカ議会演説を受け、24日にローズ大統領副補佐官が安倍首相に「日中問題に建設的に取り組んで緊張を和らげるように」と釘を刺していると語り「アジアでの立場をわきまえよと、釘を刺すことは非常に異例なこと」「安倍首相をなめきっているんだなということがよくわかる」と解説した。

安倍首相がなめられる理由があるという宮台氏は、演説の前に行われた日米共同記者会見のオバマ大統領の談話について、手元にあるというオバマ大統領のコメントの原文を読みあげた。

それによるとオバマ大統領は「沖縄のローカルコミュニティーへの負担を減らすために、私は海兵隊の沖縄からグアムへの移転を加速させることについて、ちゃんとコミットメント(確約)します」と述べたそう。

宮台氏は、そのコメントを受けた安倍首相は「住宅や学校に囲まれた普天間基地の危険性を辺野古移設によって一刻も早く除去します」と述べたと語り、見解の相違を指摘した。

続けて宮台氏は「もともとアメリカは辺野古への移設は要求しておらず、普天間から撤退しようとしていた。ところが日本の外務省当局が基本的に主導して『なんとか、日本に、沖縄に海兵隊いてくだせぇ』っていう風にへりくだってお願いした結果こうなっている」と解説した。

拍手

安倍総理の野党侮辱・国会軽視行為を糾弾せよ

まあ、自公で過半数を占めている時点で、国会での討議など形式的なものでしかないとは言えるのだが、国会議員、特に野党議員は、安倍総理のこれほどの野党侮辱行為、国会軽視行為を糾弾すべきだろう。自公議員にしても、その存在を軽視された点では同じく怒ってよい。

(以下引用)


これから議論の法案「他国で約束」 枝野幹事長怒り

テレビ朝日系(ANN) 4月30日(木)18時30分配信


 民主党・枝野幹事長:「これから国会で議論する、しかも法案も提出されていないことを他国の議会で約束をしてくるというのは、まさに国家の代表として、あるまじき発言だ」
 安倍総理大臣がアメリカ議会での演説で安保法制の関連法案成立を「夏までに必ず実現します」と発言したことに、民主党の枝野幹事長は怒りをあらわにしました。連休明けの国会でも厳しく追及する方針です。

最終更新:4月30日(木)20時37分


テレ朝 news


(追記)「阿修羅」コメント欄より抜粋。

09. 2015年5月01日 00:57:03 : 0jlj1qJWIw
2015年4月30日

安倍首相のアメリカ連邦議会合同会議での演説について(コメント)
社会民主党党首 吉田忠智


(夢人注:1.2.は略)


3.日米防衛協力指針の再改定について、「真に歴史的な文書に合意した」と評価するとともに、新指針を裏付ける「戦争関連法案」の制定について、「戦後初めての大改革」としたうえで、「この夏までに成就させる」という考えを示した。しかし、今回の新指針は、日本の安全に加え「アジア太平洋とこれを越えた地域」での協力をうたっており、長年にわたって積み上げてきた憲法解釈を超えるとともに、日米安保条約の範囲も大幅に超え、地球規模で軍事協力を行おうとするものである。国内向けには、平和国家としての歩みを強調し、国民の命を守るための法制定と言いながら、アメリカに対しては、対中戦略を意識し、自衛隊と米軍との協力関係の強化、一体化を図るため、というのも二枚舌である。しかも与党内で合意しただけで、法案の提出もなされていないし、国会の会期延長も決まっていないのに、アメリカに対し成立を約束するのは、国会軽視どころか国会無視、国民無視以外のなにものでもない。立憲主義を否定する暴挙であり、安倍政権の姿勢を徹底的に追及していかなければならない。米国との合意を盾に既成事実化を図り、国内の反対意見を封じるようなことがあってはならない


以上





(さらに追記)海外でも話題になっているらしい。これは内閣総辞職を要求するべきだろう。総理としての背任行為と言ってもいい。マスコミや国会がこれを問題にしなかったなら、日本の議会制(代議制)民主主義はほぼ完全に終了である。



宋 文洲認証済みアカウント @sohbunshu 4月29日

これ、確かに海外でもニュースに。国会通過せず首相の権限ではないのに、勝手に約束。民主主義?


拍手

オバマは沖縄の海兵隊のグアム移転推進を明言

「異教の地『日本』」云々というサイトから転載。(長いサイト名なので「云々」で省略)
これは拡散の価値ありだろう。何しろ、オバマ大統領は安倍総理との会談で

I reaffirmed our commitment to move forward with the relocation of Marines from Okinawa to Guam.
 「私は、海兵隊の沖縄からグアムへの移転を推進するという私たちの約束を、再確認した」

と明言したのである。
この言葉は重い。沖縄から海兵隊をグアムに移転するということは、普天間基地を辺野古に移転する意味はアメリカにとってはほとんど無い、ということである。もちろん、タダで新しい基地を作ってもらえ、タダで長い間使わせてくれるのだから、断るには及ばない、日本側が親切の押し売りをしてくるのだから、そのプレゼントは頂いておく、ということである。
つまり、辺野古基地問題は、完全に日本政府と沖縄の間の問題だ、となる。
もともと日本国内の米軍基地は、日本が米国に反抗しないようにという「壜のフタ」だ、というのが米国軍人(そして政治家)の本心である。それを日本政府がタダで新しく作ってくれるのだから、何という猿どもか、と彼らは腹の中で大笑いしているだろう。



(以下引用)

【拡散希望!】日米首脳会談:これは醜い!「NHKが同時通訳を修正して報道!省略も」 おかしいぞ?

2015-04-30 01:30:39 | 政治 選挙 

【拡散希望!】 これは醜い!


「NHKが日米首脳会談の同時通訳を、修正して報道!何故だ?」 


「重要部分の省略も!」=単なる誤訳という謝罪で終わらせる問題ではない。           



 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 今朝(4月29日)のNHKテレビの8時前の放送で、同時通訳の誤訳のお詫びの訂正報道が流れました。 


 全然、文章が違うではないか。内容も全く違う。辺野古移設を唯一絶対の方法と強行する日本政府の偽訳が図らずも公表されてしまった。(FB憲法九条の会 林 慶照


 


※ これは技術的ミスではないので、謝罪して訂正で終わる話ではない。


 どうして米側のグアム移転案を隠して、全く違う趣旨のテロップがあらかじめ用意されていたのか、NHKと外務省に問い質すべきだFB憲法九条の会 


 

 ==============================
 
 
<同時通訳を確認>
 
政府インターネットテレビ
日米共同記者会見-平成27年4月28日(現地時間) 
 
 
 内閣広報室のビデオによるところの通訳では、
  ・・・新しいガイドラインは地域における米軍再編の我々の努力をを補うことになります。これは沖縄の米軍基地に関する地元コミュニティーの負担軽減を含み、海兵隊を沖縄からグアムに移転することへの我々のコミットメントを再確認しました。・・・
 と言っている。3:40すぎからです。
 
 
==================
 
 
 
ーQ: commitmentとは、どんなイメージですか? 日本語にはない概念なので「コミットメント」とそのまま訳されることも多いですが、ジェスチャーで表現してください。
 
 
 A:「決意」。何かを「やる!」と固く決意するイメージ。人がcommitment(決意)をしたときは、こぶしをかたく握るジェスチャーがよく見られる
 


commitmentの訳語は「約束、公約、献身、傾倒、義務、責任、関わり、投入、委託、収容」など。文脈によって日本語ではいろいろな訳語となり、その実体をとらえにくいですが、中心的な概念は「決意」です。簡単に言えば、

「やる!」

ということでしょう。両こぶしを握って決意するイメージです。何かに「責任を持って取り組むと決意(して約束する・実行)すること」です。
                             (http://bookclub.japantimes.co.jp/act/Word.do?id=129より引用)
 
 
 
======================================
 
 
 <正確な訳は>~「太田 利之さんのFBより」

 NHKの訂正もまだ嘘!米はすでに沖縄にはそれほど固着していないのに、無理矢理差し出そうとする安部の姿勢をひた隠し!


I reaffirmed our commitment to move forward with the relocation of Marines from Okinawa to Guam.
 「私は、海兵隊の沖縄からグアムへの移転を推進するという私たちの約束を、再確認した」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「我々の新しいガイドラインは、地域社会への基地の影響を軽減するために、沖縄を含む全地域にわたる米軍再編成への取り組みを推し進めるものです。そして私は、海兵隊の沖縄からグアムへの移転を推進するという私たちの約束を、再確認しました」



America has not been so fixated on Okinawa! President Obama said like this @The Press Conference 28 April
"Our new guidelines complement our effort to realign U.S. forces across the region, including on Okinawa, in order to lessen the impact of our bases on local communities. And I reaffirmed our commitment to move forward with the relocation of Marines from Okinawa to Guam. "



https://www.whitehouse.gov/…/remarks-president-obama-and-pr…


 


 =======================


<なぜ訳を修正した! おかしいぞNHK!>


 <重要な部分を省略して報道する日本のマスコミ!おかしいぞ


埋め込み画像への固定リンク

拍手

安倍演説によりついにTPP実現へ

大半が空疎な美辞麗句と米国へのゴマすりで読むのも辛いが、この中には「TPP受け入れ確約」という重大な発言などもあり、ここで安倍が言ったことはすべて米国への約束となることを考えると、重要な発言記録となるだろう。
日本国内での発言なら「言ってることとやっていることが正反対」でも通用するが、米国議会での発言だとそうはいかないのだから、安倍はTPP受け入れという売国行為を公式に決定してしまったわけである。
つまり、ユダ金、世界企業への日本政府の「経済的主権移譲」である。日本は米国の属国からさらに下がり、奴隷国家、ユダ金の草刈り場となるわけだ。


(以下引用)赤字部分は夢人による強調。



安倍首相米議会演説 全文[NHK]
4月30日 2時16分

安倍総理大臣は日本時間の30日未明、アメリカ議会上下両院の合同会議で、日本の総理大臣として初めて演説しました。演説の全文です。


議長、副大統領、上院議員、下院議員の皆様、ゲストと、すべての皆様、1957年6月、日本の総理大臣としてこの演台に立った私の祖父、岸信介は、次のように述べて演説を始めました。「日本が、世界の自由主義国と提携しているのも、民主主義の原則と理想を確信しているからであります」。以来58年、このたびは上下両院合同会議に日本国総理として初めてお話する機会を与えられましたことを、光栄に存じます。お招きに、感謝申し上げます。申し上げたいことはたくさんあります。でも、「フィリバスター」をする意図、能力ともに、ありません。皆様を前にして胸中を去来しますのは、日本が大使としてお迎えした偉大な議会人のお名前です。マイク・マンスフィールド、ウォルター・モンデール、トム・フォーリー、そしてハワード・ベイカー。民主主義の輝くチャンピオンを大使として送ってくださいましたことを、日本国民を代表して、感謝申し上げます。キャロライン・ケネディ大使も、米国民主主義の伝統を体現する方です。大使の活躍に、感謝申し上げます。私ども、残念に思いますのは、ダニエル・イノウエ上院議員がこの場においでにならないことです。日系アメリカ人の栄誉とその達成を、一身に象徴された方でした。


私個人とアメリカとの出会いは、カリフォルニアで過ごした学生時代にさかのぼります。家に住まわせてくれたのは、キャサリン・デル・フランシア夫人、寡婦でした。亡くした夫のことを、いつもこう言いました、「ゲイリー・クーパーより男前だったのよ」と。心から信じていたようです。ギャラリーに、私の妻、昭恵がいます。彼女が日頃、私のことをどう言っているのかはあえて聞かないことにします。デル・フランシア夫人のイタリア料理は、世界一。彼女の明るさと親切は、たくさんの人をひきつけました。その人たちがなんと多様なこと。「アメリカは、すごい国だ」。驚いたものです。のち、鉄鋼メーカーに就職した私は、ニューヨーク勤務の機会を与えられました。上下関係にとらわれない実力主義。地位や長幼の差に関わりなく意見を戦わせ、正しい見方なら躊躇なく採用する。――この文化に毒されたのか、やがて政治家になったら、先輩大物議員たちに、アベは生意気だとずいぶん言われました。


私の名字ですが、「エイブ」ではありません。アメリカの方に時たまそう呼ばれると、悪い気はしません。民主主義の基礎を、日本人は、近代化を始めてこのかた、ゲティスバーグ演説の有名な一節に求めてきたからです。農民大工の息子が大統領になれる――、そういう国があることは、19世紀後半の日本を、民主主義に開眼させました。日本にとって、アメリカとの出会いとは、すなわち民主主義との遭遇でした。出会いは150年以上前にさかのぼり、年季を経ています。


先刻私は、第二次大戦メモリアルを訪れました。神殿を思わせる、静謐な場所でした。耳朶を打つのは、噴水の、水の砕ける音ばかり。一角にフリーダム・ウォールというものがあって、壁面には金色の、4000個を超す星が埋め込まれている。その星の一つ、ひとつが、倒れた兵士100人分の命を表すと聞いたときに、私を戦慄が襲いました。金色(こんじき)の星は、自由を守った代償として、誇りのシンボルに違いありません。しかしそこには、さもなければ幸福な人生を送っただろうアメリカの若者の、痛み、悲しみが宿っている。家族への愛も。真珠湾、バターン・コレヒドール、珊瑚海…、メモリアルに刻まれた戦場の名が心をよぎり、私はアメリカの若者の、失われた夢、未来を思いました。歴史とは実に取り返しのつかない、苛烈なものです。私は深い悔悟を胸に、しばしその場に立って、黙祷を捧げました。親愛なる、友人の皆さん、日本国と、日本国民を代表し、先の戦争に斃れた米国の人々の魂に、深い一礼を捧げます。とこしえの、哀悼を捧げます。


みなさま、いまギャラリーに、ローレンス・スノーデン海兵隊中将がお座りです。70年前の2月、23歳の海兵隊大尉として中隊を率い、硫黄島に上陸した方です。近年、中将は、硫黄島で開く日米合同の慰霊祭にしばしば参加してこられました。こう、仰っています。「硫黄島には、勝利を祝うため行ったのではない、行っているのでもない。その厳かなる目的は、双方の戦死者を追悼し、栄誉を称えることだ」。もうおひとかた、中将の隣にいるのは、新藤義孝国会議員。かつて私の内閣で閣僚を務めた方ですが、この方のお祖父さんこそ、勇猛がいまに伝わる栗林忠道大将・硫黄島守備隊司令官でした。これを歴史の奇跡と呼ばずして、何をそう呼ぶべきでしょう。熾烈に戦い合った敵は、心の紐帯が結ぶ友になりました。スノーデン中将、和解の努力を尊く思います。本当に、ありがとうございました。


戦後の日本は、先の大戦に対する痛切な反省を胸に、歩みを刻みました。みずからの行いが、アジア諸国民に苦しみを与えた事実から目をそむけてはならない。これらの点についての思いは、歴代総理と全く変わるものではありません。アジアの発展にどこまでも寄与し、地域の平和と、繁栄のため、力を惜しんではならない。みずからに言い聞かせ、歩んできました。この歩みを、私は、誇りに思います。焦土と化した日本に、子どもたちの飲むミルク、身につけるセーターが、毎月毎月、米国の市民から届きました。山羊も、2036頭、やってきました。米国がみずからの市場を開け放ち、世界経済に自由を求めて育てた戦後経済システムによって、最も早くから、最大の便益を得たのは、日本です。下って1980年代以降、韓国が、台湾が、ASEAN諸国が、やがて中国が勃興します。今度は日本も、資本と、技術を献身的に注ぎ、彼らの成長を支えました。一方米国で、日本は外国勢として2位、英国に次ぐ数の雇用を作り出しました。


こうして米国が、次いで日本が育てたものは、繁栄です。そして繁栄こそは、平和の苗床です。日本と米国がリードし、生い立ちの異なるアジア太平洋諸国に、いかなる国の恣意的な思惑にも左右されない、フェアで、ダイナミックで、持続可能な市場をつくりあげなければなりません。太平洋の市場では、知的財産がフリーライドされてはなりません。過酷な労働や、環境への負荷も見逃すわけにはいかない。許さずしてこそ、自由、民主主義、法の支配、私たちが奉じる共通の価値を、世界に広め、根づかせていくことができます。その営為こそが、TPPにほかなりません。しかもTPPには、単なる経済的利益を超えた、長期的な、安全保障上の大きな意義があることを、忘れてはなりません。経済規模で、世界の4割、貿易額で、世界の3分の1を占める一円に、私たちの子や、孫のために、永続的な「平和と繁栄の地域」をつくりあげていかなければなりません。日米間の交渉は、出口がすぐそこに見えています。米国と、日本のリーダーシップで、TPPを一緒に成し遂げましょう。


実は、いまだから言えることがあります。20年以上前、GATT農業分野交渉の頃です。血気盛んな若手議員だった私は、農業の開放に反対の立場をとり、農家の代表と一緒に、国会前で抗議活動をしました。ところがこの20年、日本の農業は衰えました。農民の平均年齢は10歳上がり、いまや66歳を超えました。日本の農業は、岐路にある。生き残るには、いま、変わらなければなりません。私たちは、長年続いた農業政策の大改革に立ち向かっています。60年も変わらずにきた農業協同組合の仕組みを、抜本的に改めます。世界標準に則って、コーポレート・ガバナンスを強めました。医療・エネルギーなどの分野で、岩盤のように固い規制を、私自身が槍の穂先となりこじあけてきました。人口減少を反転させるには、何でもやるつもりです。女性に力をつけ、もっと活躍してもらうため、古くからの慣習を改めようとしています。日本はいま、「クォンタム・リープ(量子的飛躍)」のさなかにあります。親愛なる、上院、下院議員の皆様、どうぞ、日本へ来て、改革の精神と速度を取り戻した新しい日本を見てください。日本は、どんな改革からも逃げません。ただ前だけを見て構造改革を進める。この道のほか、道なし。確信しています。


親愛なる、同僚の皆様、戦後世界の平和と安全は、アメリカのリーダーシップなくして、ありえませんでした。省みて私が心からよかったと思うのは、かつての日本が、明確な道を選んだことです。その道こそは、冒頭、祖父のことばにあったとおり、米国と組み、西側世界の一員となる選択にほかなりませんでした。日本は、米国、そして志を共にする民主主義諸国とともに、最後には冷戦に勝利しました。この道が、日本を成長させ、繁栄させました。そして今も、この道しかありません。


私たちは、アジア太平洋地域の平和と安全のため、米国の「リバランス」を支持します。徹頭徹尾支持するということを、ここに明言します。日本はオーストラリア、インドと、戦略的な関係を深めました。ASEANの国々や韓国と、多面にわたる協力を深めていきます。日米同盟を基軸とし、これらの仲間が加わると、私たちの地域は各段に安定します。日本は、将来における戦略的拠点の一つとして期待されるグアム基地整備事業に、28億ドルまで資金協力を実施します。アジアの海について、私がいう3つの原則をここで強調させてください。第一に、国家が何か主張をするときは、国際法にもとづいてなすこと。第二に、武力や威嚇は、自己の主張のため用いないこと。そして第三に、紛争の解決は、あくまで平和的手段によること。太平洋から、インド洋にかけての広い海を、自由で、法の支配が貫徹する平和の海にしなければなりません。そのためにこそ、日米同盟を強くしなくてはなりません。私たちには、その責任があります。日本はいま、安保法制の充実に取り組んでいます。実現のあかつき、日本は、危機の程度に応じ、切れ目のない対応が、はるかによくできるようになります。この法整備によって、自衛隊と米軍の協力関係は強化され、日米同盟は、より一層堅固になります。それは地域の平和のため、確かな抑止力をもたらすでしょう。戦後、初めての大改革です。この夏までに、成就させます。ここで皆様にご報告したいことがあります。一昨日、ケリー国務長官、カーター国防長官は、私たちの岸田外務大臣、中谷防衛大臣と会って、協議をしました。いま申し上げた法整備を前提として、日米がそのもてる力をよく合わせられるようにする仕組みができました。一層確実な平和を築くのに必要な枠組みです。それこそが、日米防衛協力の新しいガイドラインにほかなりません。きのう、オバマ大統領と私は、その意義について、互いに認め合いました。皆様、私たちは、真に歴史的な文書に合意をしたのです。


1990年代初め、日本の自衛隊は、ペルシャ湾で機雷の掃海に当たりました。後、インド洋では、テロリストや武器の流れを断つ洋上作戦を、10年にわたって支援しました。その間、5万人にのぼる自衛隊員が、人道支援や平和維持活動に従事しました。カンボジア、ゴラン高原、イラク、ハイチや南スーダンといった国や、地域においてです。これら実績をもとに、日本は、世界の平和と安定のため、これまで以上に責任を果たしていく。そう決意しています。そのために必要な法案の成立を、この夏までに、必ず実現します。国家安全保障に加え、人間の安全保障を確かにしなくてはならないというのが、日本の不動の信念です。人間一人一人に、教育の機会を保障し、医療を提供し、自立する機会を与えなければなりません。紛争下、常に傷ついたのは、女性でした。私たちの時代にこそ、女性の人権が侵されない世の中を実現しなくてはいけません。自衛隊員が積み重ねてきた実績と、援助関係者たちがたゆまず続けた努力と、その両方の蓄積は、いまや私たちに、新しい自己像を与えてくれました。いまや私たちが掲げるバナーは、「国際協調主義にもとづく、積極的平和主義」という旗です。繰り返しましょう、「国際協調主義にもとづく、積極的平和主義」こそは、日本の将来を導く旗印となります。テロリズム、感染症、自然災害や、気候変動――。日米同盟は、これら新たな問題に対し、ともに立ち向かう時代を迎えました。日米同盟は、米国史全体の、4分の1以上に及ぶ期間続いた堅牢さを備え、深い信頼と友情に結ばれた同盟です。自由世界第一、第二の民主主義大国を結ぶ同盟に、この先とも、新たな理由付けは全く無用です。それは常に、法の支配、人権、そして自由を尊ぶ、価値観を共にする結びつきです。


まだ高校生だったとき、ラジオから流れてきたキャロル・キングの曲に、私は心を揺さぶられました。「落ち込んだ時、困った時、目を閉じて、私を思って。私は行く。あなたのもとに。たとえそれが、あなたにとっていちばん暗い、そんな夜でも、明るくするために」。2011年3月11日、日本に、いちばん暗い夜がきました。日本の東北地方を、地震と津波、原発の事故が襲ったのです。そして、そのときでした。米軍は、未曾有の規模で救難作戦を展開してくれました。本当にたくさんの米国人の皆さんが、東北の子どもたちに、支援の手を差し伸べてくれました。私たちには、トモダチがいました。被災した人々と、一緒に涙を流してくれた。そしてなにものにもかえられない、大切なものを与えてくれました。――希望、です。米国が世界に与える最良の資産、それは、昔も、今も、将来も、希望であった、希望である、希望でなくてはなりません。米国国民を代表する皆様。私たちの同盟を、「希望の同盟」と呼びましょう。アメリカと日本、力を合わせ、世界をもっとはるかによい場所にしていこうではありませんか。希望の同盟――。一緒でなら、きっとできます。ありがとうございました。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150430/k10010065271000.html

拍手

カレンダー

01 2025/02 03
S M T W T F S
10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28

カテゴリー

最新CM

プロフィール

HN:
酔生夢人
性別:
男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

ブログ内検索

アーカイブ

カウンター

アクセス解析