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着物の持つ許容量と可能性

私は、「伝統」に関して言えば、日本語破壊活動だけは許せない人間だが、礼儀作法などの「どこかで誰かが勝手に作った決まり事」は大嫌いであり、下のような行き方は大好きである。
最近だと、お祭りで見かける若い娘の「ミニスカート風浴衣」なども、非常に可愛いと思う。
案外、日本人よりも外国人のほうが着物が似合ったりするものだし、髪型や飾りを奇抜にしても案外着物と似合ったりする。つまり、「これこれこうでなければならない」という「専門家」の意見を無視しさえすれば、「着物のデザインの許容量」は大きなものだし、それだけに大きな可能性を持っていると思う。

なお、着物の長所として見過ごされやすいのが、「体型の不細工さ」を隠してくれることで、若者よりむしろ中年や老年の方、細身の人より太った人にそのメリットは大きい。

なお明治時代から大正時代に見られた、和装に革靴、あるいは和装に洋式帽子というのもなかなかお洒落なものである。

ちなみに、私は「鑑賞する側」なので、自分自身は着物は一着も持っていない。



(追記)上で言っていることと矛盾するようだが、下のツィートには賛同する。つまり、着物を着崩すのは「着物文化の幅を広げる」可能性が大きいので大賛成だが、着物の伝統についての誤った情報を拡散する行為はダメだ、ということ。アニメを見る子供たちが、着物は衿が裾まである、と思ったまま成長することになる。すべて伝統の上にその改良はあるのであり、伝統を蔑ろにしていいと私は言っているわけではない。(行儀作法の伝統は、いい加減すぎるし、害悪が大きすぎるから批判しているのである。)


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   スタッフに切実なお願い!






さんがリツイート

学生時代に描いた絵なんですけど、冬に着物が衣装の舞台稽古をしていた時、役者さんが簡易稽古着として自然に現代コーデと混ざった姿になっていくのが可愛くてメモったもの。女子は下はトレンカとかブーツで男子はジャージ。何でも似合っていくので、着物のデザインの許容量はすごいなって思います


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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
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