酔生夢人のブログ安部とアベの穢れ度の差

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佐々木氏の発言はマスコミに時々見られる、「今、これが流行っている」みたいな言説である。何の根拠も無しに、「日本一のハンサム高校生」とか「百万年にひとりの美少女」とかラベルをつけて売り出すのも、それに似ている。「言ったもの勝ち」商法と言っておこう。もちろん、ネット言説ではこれを利用した発言は腐るほどある。
下のツィートの「自分が穢れと認定したものをカタカナ表記する」がそれに当たる、と私は思うわけだが、カタカナ表記が穢れなら、お役所文書は穢れだらけであり、そこではカタカナ言葉はむしろ文章の飾りであり、自分たちのエリート性を示す表象だ。「安倍総理」と書こうが「アベ総理」と書こうが、穢れに差が出てくることはない。「アホ総理」も「阿呆総理」も同様だ。

小田嶋隆‏ @tako_ashi 52分前

オレ自身時々、「オダジマ」という一人称を使うけど、特段に「穢れ」を意識しているわけではないよ。個人的には、自分の名前をカタカナで呼ぶ文章の書き方は、自分自身を客体化して扱うことで読者の側から見た文脈の見え方を変化させてみせる遊びの一種だと考えています。

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小田嶋隆さんがリツイート
mipoko‏ @mipoko611 12月27日

私も生まれは広島だけど、行政上や歴史的な地方名としての「広島」と、被爆地・反核・平和祈念の意味を含めた世界語としての「ヒロシマ」という使い分け以外、見たことも聞いたこともないな。ないところに「穢れ」を作ってそれを批判するのって、シロアリを撒いて駆除を提案する悪徳セールスみたいだ。

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