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政治テーマのテレビドラマと視聴率

私自身はリアルタイムでテレビドラマなど観る習慣は無いので、テレビドラマの視聴率がどうこうという話題には興味は無いが、フジテレビとしては珍しい「左翼的政治観」に基づくテレビドラマを作った、その意気は買う。しかし、平均的視聴者からは敬遠されることは作る前から覚悟しておくべきだろう。
作るなら、「保育園落ちた、日本死ね」という気持ちを共有する、幼児を持つ世代の母親を主役とするべきであり、その中から現在の政治の奇怪さ、醜さをじわじわと描いていくべきで、短兵急に豊田真由子や安倍総理を茶化すような粗雑な作りをするべきではなかったと思う。むしろこういう政治風刺やパロディを好まないのが、一般人なのである。
つまり、政権党を風刺するのは、その政権党を支持している自分自身への攻撃だ、と感じるからだ。少なくとも、今時、テレビをリアルタイムで見ている層は老人層や保守層(つまり、テレビによって既に洗脳された層)が主であり、そういう人々に向かって、「お前らはアホだ」と言葉を投げつけるようなことをして、視聴率が獲れると思うほうが馬鹿だ、ということである。
しかし、視聴率の低さは最初から覚悟して作ったのなら、その意気や壮である、と言いたいが、フジテレビだし、そんなことはありえないだろう。



(以下引用)





「民衆の敵」脚本家が「安倍総理は嘘つき」ツイートにドン引き反響



 10月30日に放送された篠原涼子主演のテレビドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」(フジテレビ系)の第2話が視聴率7.1%を記録。初回の9.0%から2割以上も数字を下げてしまった。


「第2話では初回のシャワーシーンに引き続き、今回も人気俳優の高橋一生がベッドで肉体美を見せつけるサービスショットを披露したものの、視聴率には結びつかなかったようです」(テレビ誌記者)


 同ドラマの第1話では、安倍総理の病気をヤユするような演出に批判が殺到。制作陣の反安倍傾向が噂される中、脚本を担当する黒沢久子氏のツイッターにも注目が集まっているという。


「黒沢氏のツイッターでは、安倍総理が都議選で行った応援演説を批判するツイートを引用したり、『安倍首相は「嘘をついてもかまわない」という教育を受けてきた』という憶測の書き込みをリツイート(拡散)するなど、いわゆる“左寄り”の思想が垣間見えます。もちろん個人の思想は自由ですが、政治を扱うドラマの脚本家が思想を発信しているということに対し、視聴者からは『こういう考えを知るとドラマを楽しめなくなる』などとドン引きする声が殺到しています」(前出・テレビ誌記者)


 しかも公式サイトでは昨年話題となった「保育園落ちた、日本死ね!」という言葉が本ドラマ企画のきっかけだと説明されており、「この切実な悲鳴には多くの人が賛同し流行語に発展しました」とプロデューサーが熱弁している。


 この調子で制作陣の強い思想が作品に反映され続ければ、中には純粋にドラマを楽しめなくなってしまう視聴者が出てくる可能性もありそうだ。


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