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「ホモ」と「オカマ」の違い

ほんっとうにどうでもいい話なのだが、あなたは「ホモ」と「オカマ」の区別ができるだろうか。あるいは定義を知っているだろうか。私は「だいたいこんなものだろう」くらいの認識しかないが、先ほど「阿修羅」で「地下爺」と名乗る常連投稿者のオカマくさい文章を読んで気色悪かったのだが、なぜ「ホモ臭い」と考えないで「オカマ臭い」という言葉を脳内で使ったのか、自分で気になったので、この馬鹿文章を書いているわけだ。つまり、「ホモ」と「オカマ」はよく似ているが、違うからこそ別の言葉で呼ばれるのだろう。
で、「ホモ」とは「男性同性愛者」で、「オカマ」とは「女性的な衣装や言動を好む男性」だと定義して間違いは無いと思うのだが、どうだろうか。つまり、「オカマ」の中にもホモは多いだろうが、「オカマ=ホモ」ではないわけだ。で、清水何とか(作品は好きでよく読んだが、名前を失念。清水義範だったか)の小説で、「生存戦略としてオカマ風の言動をする」人物が出て来るのだが、女性を相手の職業、たとえばファッション関係とかだと、オカマ風の喋り方が「威圧感が無くて、よくコミュニケートできる」ようだ。まあ、テレビはまったく見ないのだが、テレビ番組の中でもオカマは大量に出て来るようで、その中には頭脳明晰な人物もいるようだが、視聴者の中には「オカマを見るのも不愉快」という昔気質の人間も多いのではないか。
なお、私の知人にもホモもオカマもいるので、この文章が彼らの気を悪くしたら済まない。私は単に「ホモとオカマの定義」を知らないので、自分の考察を楽しんだだけである。私が「地下爺」の文章を「オカマ臭い」と書いたのはオカマには失礼だが、彼だけでなく、ネットの文章に個性を出そうとしてか、奇妙な文章装飾をする連中が嫌いなだけである。
ちなみに、オカマが女性的であるのに対し、ホモは堂々たる筋肉男の中にもたくさんいるらしい。
これもちなみにだが、「ホモソシアル」とは「ホモ(男性同性愛者)集団」ではなく、「均質的社会集団」であるらしい。つまり女性の「ホモソシアル」もあるわけで、「ホモ」はもともと「同質」の意味であるわけだ。「ホモ牛乳(まだ存在するか?)」はホモ専用牛乳ではない。性的な意味で使う場合は「女性のホモ」とは言わないで「レズ」と言うようだが、ホモもレズも有史以前から存在したはずである。それが社会的タブーとなったのは、キリスト教(ユダヤ教)文明のためだろう。

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