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革命より労働運動のほうが人々を幸福にした

「ネットゲリラ」読者コメントのひとつだが、野村秋介がこんなことを言っていたとは知らなかった。私は右翼と親和性があるのかもしれないwww 
私は自分以外に「権力」と「権威」を機能として分離させている人をあまり知らないのだが、日本史を通観したら、天皇家が存続してきた理由はそれ以外には考えられない。織田も豊臣も徳川も権力は得たが、権威のほうは常に朝廷から位階を授かる形であったのは、日本独特の「権力安定システム」としての朝廷の権威の価値を高く評価していたからだろう。
そして、天皇が権力まで手にしたというのが明治から太平洋戦争敗戦までの異常事態であったわけだが、それは背後に薩長政府がいての傀儡的権力であっただけの話であり、天皇が真の権力者ではない。(ただし、君主制の常として最終責任は天皇にあったのは勿論だ。)
私としては、「権威と権力の分立」というこの日本政治の伝統をより良く活かすことができないか、とずっと前からぼんやりと考えているわけだ。
毎度言うが、法隆寺よりコンクリート建築のほうが便利そうに見えるが、1000年以上も残ってきた歴史的遺産を潰し、法隆寺を打ち壊してコンクリートの寺院を立てるのがいい、と思う人はいないだろう。
伝統の悪しき面を改革するのはいいが、何かの伝統を根絶させたその後にできるものがより良いとは限らない、というのは我々が何度も何度も見てきたことである。改革者というのも、基本的には自分たち一部集団の利益のために動いているにすぎないのがほとんどだ。
まあ、近代史において社会を根幹的に良くしてきたのは実は革命的な変革ではなくて、労働運動のような穏やかで漸進的な改革であったわけである。



(以下引用)





野村秋介いわく、
「権威と権力が分離している姿こそが、古来から日本社会の特質だった」
、と。


征夷大将軍、ってモンの存在理由を考えると、そりゃ確かに頷ける話ですが。
だとすると、「権威文化圏」と「権力文化圏」ってのも有ったかも知れず、
これは面白いテーマですねぇ。




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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
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