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子供の学力向上を妨げるもの

まあ、少し昔に言われていた「ゲーム脳」と同じことで、何か特定のものをやり玉に挙げて子供の学力低下の原因とする、あまり根拠の無い論だとは思うが、要するに、現代ではスマホが一番の「時間食い虫」だというだけの話だろう。
べつにスマホには限らない。勉強より面白いものの存在を子供が知った時点で「上からの教育可能性」は終わりである。セックスとかね。(これは確かルソーが言っていた。)
だから、子供を全員東大理3に入れたとかいう親は、子供に「男女交際厳禁」としていたのであり、漫画もテレビも禁じていた可能性があると私は睨んでいる。東大に入ること自体が一生の目的であるならそれでもいいだろうが、それが子供にとって幸福な人生かどうかは分からない。



(以下引用)






2018年03月19日


【これはショック】スマホが子供の『偏差値』にどう影響してるかを調査した結果wwwwwwww

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コメント
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1: 2018/03/18(日) 14:39:22.15 ID:CAP_
◆スマホを捨てれば子どもの偏差値は10上がる 「ながら勉強」が子どもに与える深刻な影響

いまや多くの人の生活に欠かせない存在となったスマホ。
自分はついつい長時間使っていても、子どもにはスマホの見過ぎを注意する人もいるでしょう。
スマホが子どもの脳に与える影響に関し、「脳トレ」ゲームを開発した東北大学の川島隆太教授が、中学生2万人以上を対象に調査を行いました。
その調査からわかったのは、「スマホを使用すると偏差値が10下がる」という衝撃の事実でした。
本稿では、なぜスマホが学力に悪影響を及ぼすのかについて、近著『スマホが学力を破壊する』の内容を基にお届けします。

■始まりは驚きの調査結果

「なんだ、このデータは!?」
2013年10月、私の研究室の助教からメールで送られてきた資料を目にして、私は思わず声をあげてしまった。
科学者は通常、予想外の結果、すなわち新発見につながる知見に出あうと心が沸き立ち、アドレナリンが分泌されるはずなのに、目の前に表示されたグラフは、私をただただ暗い気持ちにさせただけであった。
そのグラフは、宮城県仙台市の公立中学校に通う2万2390人が受けた数学の試験結果と、平日の家庭での学習時間の長さ、平日の携帯電話やスマートフォンの使用時間の関係を示したものだった。



家庭での勉強時間が同じでも、携帯・スマホを使用する時間の長いほど成績が下がることがわかる。
図をよく見ると、家庭で毎日2時間以上も勉強をしていても、携帯・スマホを3時間以上使用すると、携帯・スマホは使用しない、かつほぼ勉強もしない生徒よりも成績が低くなっている。
2時間を超える勉強の努力が消えてしまったことになる。

さらに深刻なのは、ほぼ家庭で勉強をしない生徒達のデータである。
この生徒達は学校の授業でのみ勉強をしていることになる。
それが、携帯・スマホを1時間以上使用すると、使用時間の長さに比例して点数が低くなっている。
携帯・スマホを使用したことによって、学校で学んで得た記憶さえもが消えている可能性がある。

この調査は、東北大学が仙台市教育委員会と共同で行っている「学習意欲の科学的研究に関するプロジェクト」の一環で行われたものだ。
同プロジェクトは、子ども達の学習意欲をどのようにして向上させることができるかを、脳科学、認知科学、心理学の側面から明らかにしようとするものである。
2010年より継続して活動を行っており、毎年7万人以上の市立小・中・高校に通う児童・生徒全員のデータの解析をしている。

将来を担う子ども達の健全育成に直接つながる社会的意義の高さに加えて、膨大な数のデータを扱うので、科学的には強い信ぴょう性のある結果を得ることができる。
そのため、研究者の私としては魅力的なプロジェクトである。
プロジェクト開始当初(2010年頃)は、テレビ視聴やゲームプレイが子ども達の学力に負の影響があることを詳細に解析するための議論をしていた。
しかし、青少年のテレビ離れやゲーム機離れが進んでいることを、産学連携研究を通して知っていたため、代わりに台頭してきたタブレットやスマホ利用の影響を調査することになった、という経緯がある。

■学力低下は睡眠時間が短いからではない

スマホが学力を破壊する――。
この原因として最初に考えたのは、睡眠時間の減少だった。
携帯・スマホを長時間操作していれば、当然、夜遅くまで起きていることになる。

毎年行われている文部科学省の全国学力調査結果から、睡眠時間の短い児童・生徒の学力が低いことがわかっている。
また、睡眠不足が細胞内でエネルギー産生を行っているミトコンドリアの機能を低下させることも科学技術振興機構「脳科学と教育」の班会議で報告され、学力低下の一因と考えられている。

そこで、2014年度以降の調査では、平日の睡眠時間との関連も調査することにした。
結論から言えば、睡眠の影響である可能性はほぼ否定された。
十分に睡眠をとっていようが、睡眠不足であろうが、スマホ等の使用時間が長ければ長いほど成績が下がることが証明されてしまったのである。


東洋経済オンライン 2018年03月18日
http://toyokeizai.net/articles/-/212824
http://toyokeizai.net/articles/-/212824?page=2
http://toyokeizai.net/articles/-/212824?page=3
http://toyokeizai.net/articles/-/212824?page=4

※続きます .
(夢人追記)参考までに「NIKKEI STILE」記事から抜粋。


「基本、スマートフォン(スマホ)はまだダメ。ラ・サール生はフェース・ツー・フェースでコミュニケーション力を高め、人間関係を学ぶことが大切です」。ドミンゴ校長はこう強調する。今どき珍しいが、寮生はスマホは禁止だ。一人でゲームアプリで遊んだり、LINEに興じることは許されない。




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