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裁判員裁判という欠陥制度

そういうリスクを引き受ける意味も含めて給料を貰っているのが裁判官だろう。なぜそのリスクを一般人に引き受けさせる。それが裁判員裁判である。少なくとも、暴力団関係の裁判に素人を巻き込んではいけない。
それ以外にも、「他人の秘密を知ってしまう」ことの不都合が裁判員裁判にはある。たとえば、レイプ事件で被害者の情報を知り、その被害者が後に知人となったら(あるいは既に知人であったら)どうなるか。裁判員が恐喝犯になる可能性もある。そうでなくても、一般人が守秘義務を負わされることのうっとうしさも想像できる。これは欠陥制度である。


(以下引用)


組幹部知人の声かけ問題、補充裁判員1人も辞任

読売新聞 6月15日(水)15時41分配信

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 福岡地裁小倉支部で行われた殺人未遂事件の裁判員裁判を巡り、被告の特定危険指定暴力団工藤会系組幹部(40)の知人の男2人が裁判員に声をかけ、裁判員法違反容疑で告発された問題で、補充裁判員2人のうち1人が13日付で辞任していたことがわかった。

 同支部によると、この補充裁判員から辞任の申し立てがあり、「申し立てに理由がある」として認められた。

 この裁判では、裁判員6人のうち4人も7日付で辞任しており、これで補充裁判員も含め、計5人が辞任したことになる。



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