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米共和党、「グラス・スティーガル法復活」支持?

「混沌堂主人雑記」に載っていた記事である。
現在の世界(もちろん、それを主導したのがアメリカだ。)のバブル経済化の原因の一つとなったのが「グラス・スティーガル法の廃止」だと私は10年以上も前(20年近く前か)に「メモ日記」という短文随筆シリーズで書いたことがあるが、アメリカ共和党がグラス・スティーガル法復活を支持する、というのは驚きである。むしろ、そこに何か裏の意図があるのではないかと心配になる。単純に「金融資本主義の暴走」を反省したアメリカ支配層が根本的な改革に向かっている、ととらえていいのかどうか。
まあ、今はただ「成り行きに注目」、である。

(以下引用)


共和党、グラス・スティーガル法復活支持

共和党、グラス・スティーガル法復活支持
2016年7月19日 15:09 JST
米共和党全国大会で代議員らは、商業銀行と投資銀行の分離を求めるグラス・スティーガル法の復活と、ドッド・フランク法(金融規制改革法)の内容後退を求める政策綱領を承認した。
  1933年に導入されたグラス・スティーガル法は民主党候補に指名される予定のヒラリー・クリントン氏の夫のクリントン元大統領が1999年に廃止案に署名した。クリントン氏は復活を支持していないが、民主党候補の対抗馬だったバーニー・サンダース氏は主張していた。
Bloomberg

グラス・スティーガル法
1933年6月に上院を全会一致で通過しF=ローズヴェルト大統領が署名し成立した。その内容は、・証券と銀行の分離、・連邦準備制度の強化、・預金者保護のための連邦預金保険公社(FDIC)の設立、要求払い預金への利子の禁止などである。証券と銀行の分離は、商業銀行から投機的精神を撲滅して企業の安定経営を図るものであった。

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