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「自由経済(資本主義)」という永遠の差別構造

「バカ国民帝国日本の滅亡」記事の一節だが、最初の2行が思考素材として面白いので載せておく。これは、社会科の教師などがまったく考えたこともなく、知っても絶対に言わないことだろう。

(以下引用)赤字は夢人による強調。


アフリカで飢餓なのは「食料がないから」ではない…


 


「自由経済だから」…です…


 


 


生産者は収奪されてカネがないので、作ったものを買うことができない。


 


 


アメリカは、企業独裁の国…


 


「規模を拡大せよ」「効率を高めよ」といって農業共同体を潰してしまう…


 


それが環境破壊につながっていく…


 


 


「地球を救う」には?


 


(--)9m アメリカ企業など、グローバル企業を営業停止にすることだ!!


 


米国株を買えば買うほど、地球を破壊することになる…


 


日本を破壊することになる…



(以下考察)

赤字部分についてだけ考察する。
最初から直観的結論を書いておけば、この指摘は正しいと思う。そして、その根拠をこれも直観で言えば、アフリカの民衆が近世以降、つまり欧米による侵略と支配(傀儡政権による支配を含む)の間、永続的な貧困状態と飢餓状態にあることだ。このまま行けば、永遠の貧困と飢餓であるだろう。その欧米の支配の根本は何かと言えば、「自由経済」つまり、「資本主義」である。
一方、近代になって農民がそれまでの永続的貧困と飢餓から脱した国とは、「ソ連」「中国」「キューバ」の社会主義国家だけだったのである。(太平洋戦争前の日本の農民の恐るべき貧困が、226事件を生み、軍部による政治支配を生み、太平洋戦争への動機となったのである。)もちろん、それ以外の自由経済諸国でも、農民以外を比較したら、「都市人民の所得向上と文化向上」はあった。つまり、都市住民には資本主義という「カネ儲け主義」の恩恵のおこぼれがあったのである。これは、富裕層や大企業勤務者が都市に住む副次的効果だろう。


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酔生夢人
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男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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