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私の「黎明への挨拶」

朝のというか、夜明け前の散歩をしていると、時々「黎明への挨拶」という言葉とその詩句を(半端な形でだが)思い出す。私が覚えているのは後半の一部だけだが、そこだけ赤字にしておく。
引用した詩句は、某ブログから借用したものだが、前半にある「君の存在の心理」は、不自然な気がする。まあ、「心理」ではなく「想念」と訳すれば、それはそれでいい詩句である。想念こそが人間の本当の人生だ、というのが私の哲学だ。
(この詩は前にも紹介した気がするが、今ではそれが日本で知られるきっかけとなったD・カーネギーの本の「生活哲学」「通俗道徳」は、あまり流行らないだろうから、紹介する意義はあるだろう。ただし、私は、彼が自著で引用したカーリダーサの詩句の一部にも見られる彼の「成功哲学」自体は、人によって向き不向きがあると思うし、社会的に成功することが人生の目的だともまったく思わない。一生を平凡で無名の農民や漁民として生きても、素晴らしい人生はある。大統領になっても、スターになっても、愚劣そのものどころか、社会の害悪になる生き方しかしていない者もいる。)

 「黎明へのあいさつ」

今日という日に目を向けよう!
これこそ生命、生命のなかの生命なのだ。
その短い行路の中には
君の存在の心理と現実とがすべて含まれる。
   生まれ育つ喜び
   行動の栄光
   成功の光彩


昨日は夢にすぎず

明日は幻でしかない
精一杯に生きた今日は
すべての昨日を幸せな夢に変え
すべての明日を希望の幻と化す
だから目を開こう、今日に向かって!
黎明へのあいさつはこれだ。

<カーリダーサ/インドの劇作家>

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酔生夢人
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男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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