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英国瞥観行その4

面白くもおかしくもない写真だが、二日目はテムズ川遊覧船に乗ってグリニッジまで行った、その記録の写真である。正面の橋が、いわゆるタワーブリッジか。
船内には中国人観光客らしき人々が多数乗っており、やたらと船内で立ち上がって写真を撮ったり撮られたりしてはなはだ目障りだった。私が中国びいきなのはこれまでのブログ内容からもお分かりと思うが、異国で見るその気ままな行動の様子は、日本人のような内気な民族から見ると不快に感じる(というのは、実は、自分もそうしたいができない、という面もあるかと思う。)ことは多いようだ。

なお、英国滞在の最初の1週間では「ロンドンパス」というのを使い、これによって、多くの観光施設への入場が安価で済んだようだ。ようだ、というのは、飛行機代や旅館代などカネのほとんどは女房が出したからである。まあ、子供の大学の学費はほとんど私が出したからお互い様だ。(私と女房は私の引退以来、いつもは別会計、別々の財布で生活しているのである。)
25日間の英国旅行をしたというと、凄い金持ちみたいだが、渡航費(往復)で14,5万、25日間の宿泊費で14,5万、滞在中に使った金のうち、食費は5万もいかないのではないか。まともなレストランで食事をしたことは一度も無し、である。近所のスーパーで買ったパンと野菜とハムなどでサンドイッチを作り、それを朝飯、晩飯、昼飯にしていたわけだ。
なお、ロンドンは物価が高い、という話があるが、そうは思わない。それは物価が高いところでしか買い物をしない人、あるいは高い物しか買わない人の話だろう。女房の話では、生鮮食品には税金がかからないらしく、果物や野菜の安さは、日本とは比較にもならない。パンなども安い。つまり、生存に最低限度必要なモノを買う分には日本よりはるかに恵まれていて、日本は税金地獄なのである。
博物館や美術館のほとんどが入場無料、数多い公園は広大で緑に恵まれており、贅沢さえ望まなければ、日本の都会よりロンドンのほうが優雅で恵まれた老後生活を送れるかと思う。
なお、安くて美味いワインもあるが、それは酒好き以外には興味の無い話だろう。











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HN:
酔生夢人
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男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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