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謝罪に見せかけた居直り

さすがに小田嶋師である。私が常々この「謝罪文言(もんごん)」に抱いていた違和感の理由が完全に明らかになって爽快である。
で、今回の日大広報による日大側の謝罪が実は「実行犯」宮川君に全責任を押し付ける意図しかなく、謝罪でも何でもないことも明らかになったわけである。

ヤクザのボスが「あんじょうよろしく頼むで。後の面倒は見たるからな」と言っただけで鉄砲玉は「相手を殺せ」の意味だと理解する、ということもある。これは「聞き手の誤解」ではない。
賢い人間は、自分自身を危うくするこうした指示を受ける時には必ずその命令を文書化することを求めるものだが、恐怖支配の組織ではそれが不可能になる。

(以下引用)


「言葉足らずだった」「誤解を招いた」という形式で発信される謝罪は、一見、反省しているように見せかけていながら、その実、「言葉を読解しきれなかった人間」「誤解した聴き手」の側に主たる責任を転嫁してしまっている意味で、著しく誠実さを欠いた態度だと何度言えばわかるのだろうか。






  1. (夢人追記)夜桜能町氏の説明も、相手に忖度させる指示(暗示による恐喝)の例として分かりやすい。なお、「秋の試合に出られなくなる」とは、今が5月だから、相手QBに少なくとも全治3か月から4か月の重傷を負わせろ、ということである。これも小田嶋師が書いている。単純に言えば、間違って殺してもかまわんよ、という指示である。「相手QBを潰せ」の意味が「頑張れ」の意味などでないのは明白だ。



    町山智浩認証済みアカウント @TomoMachi 3時間前
  1. ヤクザ「お宅、お嬢ちゃんがいたよな。お嬢ちゃん元気か?そうか、子供は元気が一番だよな」 よりも、ふた回りくらい直接的な指示













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