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誰も止まらないから俺もいいんじゃね? という心理

別記事で、未読だが、タイトルによると、横断歩道を通過中に轢き殺された人は自動車事故死の20%以上ある、ということである。横断歩道が赤でも渡ろうとする歩行者は無数にいるから、必ずしも自動車側だけの責任ではないだろうが、常に歩行者を保護しなければならないのは道交法の大前提だろう。そういう「法の精神」がおろそかにされた結果が現在の「無法国家」日本ではないか、と思う。道交法だけの問題ではない。

しかし、横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいても止まろうとしない自動車が9割もいる、というのは恐るべきことではないだろうか。人心の荒廃、ここに極まれり、である。


(以下引用)

<JAF調査>横断歩道に歩行者 「止まらない」車9割

毎日新聞 9月26日(月)22時28分配信

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 信号のない場所で横断歩道を渡ろうとする歩行者がいても、9割以上の車が一時停止していないことが26日、日本自動車連盟(JAF)が公表した自動車運転に関する全国調査の結果でわかった。大部分のドライバーが歩行者優先のルールを守らず、道路交通法に違反する行為が横行している実態が明らかになった。

 調査は8月15日~9月1日、全国47都道府県の計94カ所で実施。平日午前10時~午後4時の間に、片側1車線の道路上に信号機が設置されていない横断歩道でJAF職員が横断を試みた。この結果、通過した乗用車と自家用トラックの計1万26台のうち、歩行者が渡ろうとしている場面で一時停止したのは757台と全体の7.6%のみ。調査した94カ所のうち48カ所では、止まった車が5%未満だった。

 道交法は、横断歩道を渡ろうとする歩行者がいる際、横断歩道の直前で車を一時停止させ、通行を妨げないよう義務付けている。違反者には3カ月以下の懲役か5万円以下の罰金が科される。現実には取り締まりはほとんどなく、歩行者が車に道を譲ることで事故を防いでいる状態だ。全日本交通安全協会の幹部は「横断するのが子どもやお年寄りでも車はほとんど止まらないだろう。警察官が張りついて取り締まるのは難しく、運転者の良識に任せざるを得ない面がある」と、お手上げ気味。JAFの担当者は「運転免許取得時に必ず習うはずなのに忘れてしまうのか、道交法違反の認識がない可能性がある。今後のキャンペーンで啓発活動に取り組みたい」と話した。

 JAFは今回の調査に先立ち、6月にインターネットで全国アンケートを実施。「信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとしているのに、一時停止しない車が多いと思う」との回答が86%に上っていたことから、初の実態調査に乗り出した。【鳴海崇】




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