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誰かの犠牲の上で食う飯は美味いか

毎日新聞ネット記事からの転載だが、私のパソコンのコピー機能がおかしいので、コピーできた部分だけ載せる。
大人や教員以外の人にとっては「自分には無関係な話」だろうが、今現在、子供が学校に通っている場合はどうなのだろうか。案外、子供が部活をしたり塾に通ったりして、家にいないほうが楽だ、と考えている主婦は多いのではないかwww  昔から、夏休みで子供が一日中家にいると気が休まらない、二学期が来たらホッとする、という母親は多かったように思う。
しかし、その癖、部活などが原因で子供の学業成績が下がると教師や子供に文句は言うわけだwww
まあ、家庭の問題よりも、私は教師の過重労働の方が大問題だと思う。
なぜ、教師が自分のプライベートな時間まで犠牲にして生徒の部活の面倒まで見なくてはならないのか。まあ、甲子園に出るような野球強豪校の監督なら、それが本業のようなものだからいくらでも働けばいいが、たいていの部活はそうではない。すべて持ち出しの、教師の自己犠牲で何とか回しているわけだ。当然、それをやれば生徒や親からの評判は良くなるが、はたしてこれが正当な労働だろうか。過労から来る精神的ダメージはどんどん蓄積され、やがては再起不能となることもあるだろうが、それで誰かが責任を取ったという話は聞いたこともない。
そして、この場合は、部活をする生徒たち自体も加害者の一部となるのである。
もちろん、これは日本の学校教育のシステムの問題だ。で、おそらく、誰も変える気は無いだろう。教師たち自体が、もっと勇気を出して訴えるべきである。(で、それをやると、「あいつは教師としての使命感が無い」「部活への熱意が無い」「自分がダメ教師の癖に要求だけする」という現体制擁護派工作員の批判が殺到するに決まっているが、だからこそ勇気が必要だと言っているのである。)


(以下引用)




 公立中学校の運動部活動で、顧問を担当する教員の96%、生徒の59%が部活動に関して何らかの悩みを抱えていることがスポーツ庁の実態調査で分かった。教員の半数が心身の疲労を訴え、生徒の2割が部活の日数や時間が長いと感じており、双方に負担となっている現状が浮かんだ。同庁は調査結果を基に、今年度中に適切な活動時間や休養日の日数などを含めたガイドラインを策定する方針。


 調査は16年ぶりで、教員の長時間労働が問題化したことを受けて実施した。7月に全国の公私立中高を無作為抽出し、運動部の活動実態のほか教員や生徒の意識を尋ね、824校(回収率98%)から回答を得た。









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