そんな中で、私のようなゴロツキは、
自分に類似的な意味においても、
粗野で幼稚で気まぐれなイメージの低劣IQおやじのトランプの方に、
なぜか親和性を感じてしまいます。
とおっしゃっているが、書かれた内容はいつも高い知性を感じる(特に文章は粗野どころか繊細である。)もので、上記の言葉は謙遜というより韜晦だろう。
まあ、私もいつも自分を中学生頭脳と言っているが、中学生の中でも「知能は低いが政治意識はやや高い」部類かな、と思っている。ただ、その政治意識も四十過ぎてから芽生えたものにすぎない。
本当に頭のいい人は、それこそ中学生くらいから世界の真実をだいたい見抜いているだろう。つまり、この世界の大半は嘘と演技である、という事実だ。それは上に行けば行くほどそうで、「真実を追求する」学者の世界さえ、産業界や政治に支配されている。普通人の世界でも、公の場での発言のほとんどはポジショントーク(つまり嘘が大半)である。まあ、結婚式の祝辞など、その典型であるwww
結婚式の祝辞が嘘だと言って怒る人がいないのはいいが、政治家や官僚の嘘や犯罪も簡単に免罪されるどころか告発さえされない、というのは子供には不思議に思われることだろう。
(以下引用)赤字部分は、私が「成る程」と思って強調した部分である。
トランプというのは、様々な考え方や立場を反映する、
ある種のリトマス試験紙のような存在だと、私は考えています。
一般的には(というか表層的には)、インテリでリベラルな人ほど
トランプが嫌いで批判的な人が多いように感じます。
まぁ、何ごとに対しても疑う心をもたない素直で優等生的な常識人ということで、
良識を持ったIQの高い「知性主義者」といったところでしょうか?
それに反して、トランプびいきの人たちというのは、捻くれ者、変わり者の差別主義者で、
さらに、低学歴の乱暴者か陰謀論者といったイメージが色濃くあると思われます。
こちらは、典型的な「反知性主義者」といった印象ですかね。
このネットゲリラ・ブログこは、ブログ主様をはじめ、
知的なコメンテータの方々が多数揃っていますので、
大方は、アンチ・トランプの路線で様々な見解を発信しているようにお見受けします。
そんな中で、私のようなゴロツキは、
自分に類似的な意味においても、
粗野で幼稚で気まぐれなイメージの低劣IQおやじのトランプの方に、
なぜか親和性を感じてしまいます。
トランプの提唱する「アメリカン・ファースト」というのは、
文字通り「自国中心主義」ということなのですが、
これは裏を返すと、従来のアメリカ(帝国主義)型「覇権主義路線からの脱却」と、
その覇権を全世界で維持するための「正義という名の戦争」の継続から、
今後、アメリカは手を引くという意思を示すためのものではないか…
と私は解釈しています。
こうなると、トランプの闘っている主敵というのが、
国境を超えて蠢く、「戦争利権勢力」(軍産型ネオコングループ)とか、
「経済・金融利権勢力」(グローバル型の資本グループ)という構図が見えてきます。
そのため、見せかけの東西対立(資本主義と社会・共産主義との対立)というのも、
全世界に向けた、まやかしの偽装的演出で、
「資本」(金銭)でも「イデオロギー」(思想・主義)においても、
ともに国境を超えて人々を「統(す)べる」(統一管理する)ための、
「便宜的なイデオロギー装置」(手段)であるとも考えられます。
一見、アメリカ民主党に象徴される「民主的」で「平等的」な思想をベースにした、
「人種」とか「ジェンダー」の差異解消・解放を目指す「リベラル思想」も、
別の観点から見ると、「差異」を絶えず争いのネタとして発見しながら、
その抉り出した個々の「差異」に「解消」「解放」という名の名目を付与し、
それを内部を分断するためのエネルギーに変えるための仕掛けではないか… と、
反知性派の私は見ています。
無限に生み出される(発見される)微小な「差異」を原動力にすれば、
いつまでも闘争を煽りながら、双方の陣営から永遠に搾取し続けることができますからね。
あたかも、心身の微かな不調に対して、次々と「差異」(異変)を発見しながら、
それを独立した固有の「病気」として意味づけ名前づけしていく、
現代医療の構図にも似てなくはありません。
そいうえば、今回のコロナ騒動も、
あまたある無数のウィルスの中から、わざわざ特定の種類を「発見」し、
それを「新型コロナウィルス」と命名することによって、
深刻な流行性疾患(パンデミック)に仕立て上げることに成功しました。
ということで、
CNNとかニュヨークタイムスとかのメジャーなマスメディア、
日本でいえばNHKなどのTVや各種主要な新聞メディア、
およびハリウッドとかミュージックスター、有名スポーツ選手などの「正義」の言動を、
そのまま信じられるような素直な人間に、私も生まれ変わってなってみたいものです。
もう、大幅に手遅れですが…