歌手・ASKA容疑者(58)が覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕される直前に乗車していたタクシー内のドライブレコーダーの映像がテレビ各局に放送されていることに対してSNSユーザーが30日、猛反発している。
29日、情報番組「ワイド!スクランブル」(テレビ朝日系)は、「ASKA容疑者の逮捕前の行動がわかってきた」として車内のドライブレコーダーの映像を公開。
28日の午後6時ごろに撮影されたというタクシーは都内を走行。後部座席に座る、マスク姿のASKA容疑者が「わけあって家の前に人がいっぱいいるんですけど、ギリギリに止めてください」などと指示を出した。
ASKA容疑者は警察に出頭する直前の28日午後6時30分ごろ、報道陣でごった返していた自宅前にそのままタクシーで到着。午後8時30分ごろ警察が用意した車で自宅を後にし、警視庁に出頭した。
ドライブレコーダーの映像は各局で流れた。
「ひるおび!」(TBS系)、「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系)、「ミヤネ屋」(日本テレビ系)などなど。さらに夜のニュースでも放送された。
映像を見たお笑い芸人の阿曽山大噴火(42)は29日に自身のツイッターを更新して「え?え?え?ASKAが乗ってたタクシーのドライブレコーダーの映像が公開されるってどういう事?まさしく、盗聴盗撮が巷で横行してるというASKAの指摘通りなんですが」とツイート。
一般ユーザーも「ASKAの件では、タクシーの車内映像とかタクシー会社のコンプライアンスいったいどうなってるんだ&それ使うテレビは放送倫理として問題は無いのかの方が社会的な大事件だと思うわ」。
「タクシー内の映像は酷かったよね。そりゃASKAも全方位から盗聴されてるとか言うよねー。提供したタクシーの会社名知りたい」と批判している。