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死者まで政治利用するな

まあ、些細な言葉尻を捉えて論難するのも馬鹿げているが、「死んだのが功績」みたいな言い方である。そもそも、当人が、コロナ問題に貢献する気持ちなどまったくあったはずがない。そんな意識を持って入院したなら誇大妄想狂か馬鹿である。馬鹿がコメディアンになれるはずがない。彼らは非常に(おそらく政治家の数倍)頭のいい人達なのだ。(人工心肺装置を使用した以上)おそらく意識不明の状態で死んだのだと思う。意識があったとしても、「メッセージ」を残すなら国民へではなく、身近な人たちへのものだろう。

小池の発想は、特攻隊員をお国のために死んだ英雄扱いするのと同じである。あんなのは卑怯卑劣な上官や馬鹿な戦争指導者の犠牲になっただけの犬死にであり、ちゃんと犬死にだと言わないと彼らはかえって無念だろう。私が彼らの立場なら、英雄扱いなどされたほうが、上官たちや国家(政府)への怒りが有耶無耶にされ、無念だろうと思う。死んだ後に飾られても嬉しくも何ともない。犬死にさせられて気の毒だ、と思われた方がマシである。犬死にして馬鹿だ、と笑われても、靖国に祭られて、政治利用される(つまり、自分を殺した奴らの同類やその子孫に利用される)よりはマシだろう。

(以下引用)

小池都知事、志村けんさんの死去を「最後の功績」と表現。ネット上で批判の声


3/30(月) 17:15配信


ハフポスト日本版


新型コロナウイルスに感染し、3月29日に肺炎のため亡くなったタレントの志村けんさんに対し、東京都の小池百合子知事がお悔やみの言葉を寄せた。

しかし、そのコメントの一部がネット上などで批判を浴びている。



東京都の小池百合子知事は30日、東京都庁で報道陣のインタビューに応じた。

亡くなった志村けんさんについてのコメントを求められると、以下のように回答した。

----

まず、謹んでお悔やみを申し上げたいと存じます。



志村さんといえば、本当にエンターテイナーとして、みんなに楽しみであったり、それから笑いを届けてくださったと感謝したい。



最後にですね、悲しみとコロナウイルスの危険性についてですね、しっかりメッセージを皆さんに届けてくださったという、その最後の功績も大変大きいものがあると思っています。

----

冒頭、小池知事はお悔やみと賛辞の言葉を伝えた。

続いて、「コロナウイルスの危険性についてですね、しっかりメッセージを皆さんに届けてくださったという、その最後の功績も大変大きいものがある」と述べた。この“功績”という表現に批判が集まっている。

この表現について、ネット上では「功績という表現は、それは違うと思う。すごく違和感がある」「結果的に多くの人に改めて(ウイルスの)怖さを伝えることになったかもしれないが、決して本人が望んだ死ではなかったはずだから、それを“功績”という表現でまとめるのは安易すぎるのでは」「人の死をなんだと思っているのか、注意喚起に利用していると受け取ってしまう」などという批判が上がった。


小笠原 遥/Haruka Ogasawara




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酔生夢人
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男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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