小泉進次郎を「汚い」と評したのも、本質を突いている。
汚い、とは要するに「ズルい奴だ」ということである。自分自身権力(安倍政権)の一角にいながら(そして重用されながら)、現在の政治腐敗と自分は無関係だ、というような正義派ぶった発言で自分だけは泥沼から逃げようとしているのだろう。石破のほうが(まあ、私は石破の顔が嫌いだが)まだまともな安部批判をしている。
(以下引用)
田中真紀子氏、小泉進次郎議員の発言を痛烈批判「本気で取り組むなら自分が質問しないと」
元外務大臣の田中真紀子氏(74)が28日放送のTBS系「ビビット」(月~金曜・前8時)に出演し、学校法人「森友学園」への国有地売却に関する財務省の決裁文書の改ざん問題で、衆参両院の予算委員会で開かれた当時の財務省理財局長だった佐川宣寿氏(60)の証人喚問について独自の視点を示した。
田中氏は、一連の改ざん問題で自民党の小泉進次郎議員(36)が25日の自民党大会で「これは与党野党、まったく関係ない。今日総理が言った『徹底的に真相究明をやる』と。その言葉通りの徹底究明。これをやらなければいけない」などと発言していることに触れ、「小泉、ナニ次郎さんだったかな?息子さん?」とした上で「自民党のバッヂ付けているんだったら、これおかしいって言えばいいものを、ぎりぎり評論家みたいなことを言っていて」と断じた。
その上で小泉氏の発言に「あれは若い子なのに、汚いと思う。お父さんのやり方を真似しているのかも分からないけど。もっと本気で取り組むんだったら、自分が質問しなければいけない。あの人は30年前の安倍さん、30年経ったら今の安倍さんになる子ね」と指摘していた。